1999年2月 1日

みんなが待ち望んだレンズは、みんなが待ち望んだだけの事はあるレンズである事は間違いない。

ニコンのAF-S80-200mmF2.8D、やっぱり良いレンズだった。
流石、98年12月12日に発売するやいなや、即日完売しただけの事はある。
(初回出荷分は、かなりの数がプロ向けに販売された為、一般市場に出たのは僅かだったとの話も聞いた。)

去年の年末AF-S80-200mmF2.8Dを1時間ほどお借りできる機会があり使ってみたのだけど、すごく良い。
また、つい先日も別の方からワンカット撮影する時にお借りしたのだが、使えば使うほど欲しくなる。
さすが、みんなが待ち望んでいただけの事はある。

SWMは噂通り「静かに」「スッ」とピントが合うし、手持ちで使うときも予想以上に持ちやすい。
(手持ちでも、三脚座を付けると安定する!)
重量は確かに、重い。(約1.6Kg、AiAF80mmF1.4D(IF)の約3倍弱!)
でも、F5に付けて撮影した限りでは「予想以上に軽く」感じられる。
これはきっと、F5装着を考えて重量バランスの配分が取られているのではないかな。

ともかく、F5のグリップのよさも手伝ってか、「撮影中は」苦にならない重さだ。
かつて使っていた「FE + モードラ + トキナーATX 100-300mmF4ズーム」セットよりはるかに軽く感じられる。
(あれは、撮影中でも「重さ」を感じたもの。)
長さは…、長いなぁ、やっぱり。(^^;
カメラバックへの収納には、ちょっと頭をひねるかもしれない。

先の「独り言」では「80-200F2.8ズームは三脚又は一脚が推奨されるべきだ」だなんて書いたけど、F5との重量バランスの良さを考えれば、「撮影条件によっては」手持ちでも撮影できるね。
(「三脚又は一脚が推奨」の考えは変わらないけど。)

このレンズ、様々なシーンで活躍してくれるに違いない。

欠点は、予想通りAiAF80-200mmF2.8D(NEW)に比べて大幅な価格アップ…。

高いよなぁ…。 でも、正直に言って…、 すごく欲しい!!!

宝くじ、当たらないかなぁ…。


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