1998年12月 6日

ウルティマ・オンラインやりたし、されど語学力はなし

「ウルティマ・オンライン」と言うゲームをご存知だろうか。
ネットワーク上に作られた架空世界でプレイヤーが生活していくRPGである。
その世界観が緻密に出来ており、モンスターやダンジョンがあるので冒険者にもなれるし、冒険とは無縁(完全にはなれないけど)の商人や職人として自分の店を持って生きていく事もできる。

このゲームの最大特徴は、その世界観やゲームの自由度の高さもさる事ながら、数千人規模の「マルチプレイヤーRPG」によるところが大きい。
もちろん、コンピューター操作のキャラクター(NPC)も存在するが、数千人規模の参加者によって同時にプレイされているゲームなのだ。

その為に、世界各国(もちろん日本にも)に複数のサーバが設置されている。
(サーバ1つが一つの世界を作っている。もちろん最初は同じ世界だったのが、プレイヤーたちの様々な行動によりサーバ毎に特色がある世界になっている・・・らしい。)
この為、実世界では地球の反対側に住んでいる人が、ゲーム上では隣にいる事も存在するのだ。

このゲームはプレイヤーに対する自由度も高い。
プレイヤーの性格の基となる「スキル」も、様々なものが用意されている。
戦闘系や魔法系はもちろん「調理」や「裁縫」、「盗み」なんてスキルもある。
「盗み」のスキルがあるのだから、泥棒やスリも多数存在する。(^^;
もちろん、詐欺師も存在するし(相手は、キャラクター)、PKと呼ばれる「他のプレイヤー殺し」も存在する。
なんでそんな事が発生するかと言えば、現実世界と同じで「物の売買」もできれば、「物を盗む(スリも泥棒も可)」もできるし、「死んだ(殺した)プレイヤーの持ち物を自分の物にする事が出来る」から。(^^;
罠を仕掛けて経験の浅いプレイヤーを狙ったり、集団で襲ったりと、物騒な世界らしい。(^^;

余談だけど、日本でこのゲームが本格的なブームになったら、絶対週刊誌に「仮想世界は無法地帯」とかタイトル付けられて書かれるね。自分(相手)の素性が分からないだけに、人の本性が出るのかもしれないなぁ。

もちろん、悪が存在するなら正義(PKを退治するPKK(PKキラー))も存在するし、困った人を助けてくれる「良い人」も多くいる。
自由度が高いから「悪人」にも「善人」にも、「勇者」にも鍛冶屋」にもなれるのだから、あらかじめ作られた冒険をツアー的にこなしていくRPG(ドラクエとかFF)とはプレイの奥深さが違う。
そう、実に人間くさい(?)ゲームなのだ。
(そりゃ、多くの登場人物が実在の人間の分身なんだからねぇ。)

そんなゲームだから、HARIは一度プレイしてみたくてしょうがないのだ。ただ、難関がある。
マシンスペックもそのうちの一つ。
HARIのマシンはHDDの空き容量がほとんどない。それにCPUもPentiume233Mhzだし。
(いまだにソケット5のマザー使っているのだ。)

しかし、最大にして最高の問題は・・・、

アメリカ生まれのゲームだから、メッセージもプレイヤー間の会話も、英語が基本なのだぁ。
最新バージョンで、一部機能がユニコードに対応したとはいえ、やはり主流は英語。(日本にもサーバが設置してあるけど、インターネットの世界だからプレイヤーが日本人だけとは限らない。)英語のメッセージを辞書片手に訳しながら進めるのもなんだし・・・。
くそー、ウルティマ・オンラインを全て日本語でプレイしたいよぉぉぉ。(t_t)
メモにメッセージを書き移して、辞書を使って翻訳しながらゲームするのはもう嫌だよぉ・・・。

(そう、HARIは英語のスキルがめちゃくちゃ低いのであった・・・。)

でも、やりたい・・・。(^^;


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