1998年4月 19日

25、33、60、66、そして100

4月15日、ついにインテルはバスが100Mhz、CPUが400Mhzで駆動するペンティアム2を発表した。
驚くべき事に、この新型CPUを組み込んだPCの価格が40万円台!
秋葉原で発表前に発売されていた時に、単体でも十数万円していたCPUを組み込み、最新チップセット搭載のマザーボードに大容量HDDを組み込んでこの価格。
その昔、ペンティアム プロが発売されたときは100万円近かった事を考えると、思わず、「買い」かも・・・、と考えてしまった。
思えば、インテルの486CPU搭載PCのクロックは33Mhz(50Mhzの486DX50ってのもあったが、普及しなかった)、これが初代ペンティアム発売時に60/66Mhzになり、そしてついに100Mhzだもんねぇ。

たった3年前のハイスペックPCは、CPUにペンティアム(もちろんMMXでは無い)120/133Mhz、HDDは1.6GB程度だから、すごすぎる進化と言えるね。

規格変化も早いよねぇ。
486CPUと486CPUに依存していたVLバスは完全に姿を消し、ペンティアムだってMMX無しは中古でもなければお目にかかれないくらい消えていった。
ペンティアムもそろそろ製造中止になるとの噂もあるし。
今のペンティアム搭載PCをアップグレードする時、ソケット7ならAMD他のメーカーって選択枝もあるけど、ソケット5はもう終わりかもしれないから、悲しくなってくる。(ゲタを履かしても、マザーボードがAMDに対応できないのもあるから。))
だって、CPUにマザーボード、HDDを買ってアップグレードしても、あとちょっとしたらソフトの推奨が「ペンティアム2」とかになりそうだし、それを考えるとねぇ。
(大体、いくらゲームとは言え「推奨:MMXペンティアム166Mhz以上」ってソフトが出てきているし。HDDもフルインストールしたらとんでもない容量を要求されるもんね。)
それならいっそ、今のPCをファイル・サーバにして買い換えを考えてしまう。

でも、今はまだPCを買い換えないで我慢の時期。
もう少しするとWindows4.1 じゃなくてWindows98が発売されるし、IEEE1394とかUSBの動きも見極めたいしね。

それに、AT互換機の規格も変わって、ISAも無くなる方向らしいし、PCなんとか(NECのPCじゃないよ、そう、AT互換機とは言えないマイクロソフト等が作っている新しい規格)になるかもしれないから。(^^;


その時、NECのPC98シリーズはどうなっているのかも楽しみ。


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