1998年1月 6日
同僚が昔のコンパックのケースとFDを流用してPCを自作したいと言うので、久々にパーツショップに行った。
まずはマザーボード。
T−ZONEに行ってみたが、マザーボードは山のようにあるのに、デスクトップPCでよく使われる「ライザーカード」に対応した物が無い。
デスクトップPCではマザーボード交換は無理なのだろうか。
確かにライザーカードでは、多くスロットが取り付けられないので拡張性は犠牲になるが、その分薄型のPCが作れる。
同僚は2台目のPCなのでコンパクトに作りたいのに、これでは無理。
唯一、薄型ケース付きのマザーボードが手ごろな値段であったが、すでに売り切れていた。
他のショップで半完成品の薄型があったが、これは166MhzのCPUが直付けされていた。
このCPU、プライスタグには「166Mhz」しか書かれていないし、CPU本体もヒートシンクで隠れていてメーカー不明なのだ。
やっぱり自作はCPUも選びたい。
結局この日は何も買わずに秋葉原価格調査となってしまった。
それにしても最近のパーツはすごい。
HARIがAT互換機の拡張を始めた頃のHDDといえば1.6GBが購入できる価格帯で最大容量だったのだが、今では2GB未満のHDDは数えるほどしかない。
2GB、3GBは当たり前の時代になってしまった様だ。
(二十数GBってのもあった。)
今の大容量時代、1GBのSCSI−HDDなら1万円程度で買えるかと期待していたが、何処にも無かったのはショックだった。
価格は変わらず、容量が大きくなっているのだ。
CD−ROMドライブも24倍速が主流で、8倍速程度のドライブも僅かにあったものの、価格差が数千円程度では、割安感は少ない。
そうそう、大手量販店でバルク品として売られていたCD−ROMと、メーカー品として化粧箱に入れられた同じ品物が同じ価格で売られていたのには驚いた。
まさかと思うのだが、割安感を出すためにわざとバルク扱いして売っているのではないかと疑ってしまう。
バルクだから安い、との考えは捨てたほうが以下かもしれない。
CPUはインテル全盛かと思いきやAMDやサイリックスも人気があるようだ。
価格も手ごろで、性能もインテルと比べて遜色ない。
(当然、同じ価格ならインテル以上性能になる。)
HARIも自作するなら、インテル以外のCPUを使う事間違いない。
しかし・・・、久々に「自作で1台作ろうかなぁ」と考えてしまった1日であった。
予算と、置く場所さえあれば・・・。(^^;