1998年1月 6日
NHK−BSで放送された三谷幸喜氏の舞台作品3作品(「笑の大学」、「巌流島」、「バイ・マイセルフ」)をやっと観ることができた。
うーん、三谷幸喜はすごい。
思えば、三谷幸喜氏本人を初めて見たのは、その昔深夜に放送されていた「子供ほしいね」だった。
劇中で若奥様役の工藤夕貴の兄として登場し、非常に「とぼけた」役者だと感じた事を今でも覚えている。
正直に言って、好きな「味」のキャラクターだった。
その時は作家だとは知らず、俳優だと思っていたがその後、「子供ほしいね」や名作「やっぱり猫がすき」の脚本を書いた人だと知り、驚いたものだった。
さて、この3作品は非常に気に入ってしまった。
個人的な感想からすれば「バイ・マイセルフ」・「笑の大学」・「巌流島」の順になるかな。
この3作品を見る限り、HARIは2人芝居の方が私の好みかもしれない。
特に、「バイ・マイセルフ」は導入時から引込まれ、絶妙な伏線もあいまって一気に観ることができた。
(「巌流島」は途中でダレてしまった。)
それにしても、三谷幸喜氏はすごい。
舞台チケットは発売・即完売だそうだが、機会があったら是非劇場で観てみたいものだ。
よく、「TVの方がよいアングルで観れる」と思っている人がいるが(かつて、私もその一人だった)、TVでは「あの迫力」は肌で感じる事はできない。
やはり、舞台劇は舞台で観るに限るからねぇ。
なんて書くと、HARIはさぞ舞台を観ているかの様に思うかもしれないが、実は年に1回程度しか観ていないのだよ。