1997年10月 19日

まごころを、君に

HARIは、やっとスランプから脱しつつある状況になってきた。

スランプは「思った写真が撮れない」事から始まったのだが、考えてみれば来月(’97年10月)で本格的にポートレートを撮り始めてから丸1年。
まだ、たったの1年の初心者なのである。
’96年10月の撮影会でモデルさんにポーズも付けられず、レフも扱えず、ましてや背景・光線状態すら考えなかったHARIが、たった1年でベテランの作品を見て「何故、自分がこんな作品を撮れないのだろうか」と悩む方が悪い。(^^;

「撮れなくて当然」とは思わないが、経験年数が違うのである。
1年に満たないHARIがベテラン並みにバカスカ撮れたら、ベテランは泣くか怒るだろう。

「思った写真が撮れない」と悩むより、「どうすれば思った写真が撮れるのか」悩むべきだったのである。
気に入らない写真の「どこが悪いのか」を考えるべきだったのである。
どうすればモデルさんの魅力を十二分に引き出せるか考え工夫し、失敗を恐れず、失敗を次の成功の糧とする。

つまり・・・、

エラーを恐れず常にベストを尽くせば良いのだ。


撮影会に参加したからといって「良い作品」「特別な作品」を撮る事に固執せず、モデルさんと一緒に楽しんで撮れば・・・。

そこから、良い作品はきっと生まれてくるだろう。


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そして、彼女に花束を・・・