1997年 2月 8日
HARIは牛飼いである。
と言っても、本物の牛を飼っているわけではない。
HARIの所有するAT互換機は、牛柄の箱で有名なGATEWAY2000製なのである。
HARIのメイン・マシンは、日本法人が出来る前に日本代理店だった日商岩井さんが取り扱っていたGATEWAY2000の日本仕様マシン「Jモデル」最後にして最高速の「P5-120J」である。
決して、日本GATEWAY2000の「P5-120PRO」や「P5-120MM」と一緒にしないで欲しい。
HARIは「J」の部分に「強いこだわり」がある。
「今時、ペンティアムの120なんて。」と笑えるものなら、笑ってみよ。
メモリ80MB、HDD総容量7GB以上、Mach64のビデオカードは1024x768でフルカラー表示可能、DDS-2テープドライブを備え、システムコマンダーによって「MS-DOS6.22」「MS-DOS6.2/V」「PC-DOS6.3/V」「PC-DOS7.0/V」「OS/2Warp3.0(青ラベル)」「Windows95」「WindowsNT3.51」「LINUX」をリブートだけで起動できるのだ。
DOS/Vなら「Windows3.1J」、MS-DOS6.22なら「Windows for Workgrop 3.11」が動く。
もちろん、全ての製品の正規ライセンスを持っているのは言うまでもない。
なぜ、こんなにOSが導入されているのか、答えは一つ、「OSのインストールが趣味だった時期があった。」
OSのインストールは、下手なゲームより面白い。
自分のマシン構成に対する知識が要求される。インストールが終わって、起動画面が表示された時の快感は、ゲームクリア時のそれと同じだ。
え、インストールしたOSはその後使ってるのかって?
言ったはずだよ、「OSのインストールが趣味だった時期があった。」と。
私の環境で一番使っているのは、「Windows95」と「MS-DOS6.2/V」+「Windows3.1J」なのだ。
ああ、やっぱり笑われてる。(^^;