2000年 2月 1日

いつでも夢を・・・


 HARIは、かなり昔になるが「夢日記」をつけていた事がある。
 これは、枕元にノートを置いておき、観た夢を起きてすぐメモしておくのだ。
 夢っていうやつは、起きてすぐだと結構鮮明に覚えているのだが、時間の経過と共にどんどん記憶がら薄れていってしまう。
 だから、よほど印象的な夢でない限り、数日で完全に忘れてしまう。
 (何かの拍子に、ふっと思い出す事はあるかもしれないが。)

 それじゃ、もったいないので「夢日記」を付け始めたのだが、あっけなく挫折した。
 理由は簡単で、「寝起きで書いた文字が後で読めない、文章の意味が分からない、以外と記録に時間がかかる。」
 そりゃ、ただでさえ字が汚くて遅筆なHARIが、5分10分が貴重な朝の時間に、時間をかけられる訳がない。
 「夢日記」つけるより、惰眠を貪る誘惑に負けてしまった・・・。

 そんなHARIが、覚えている夢の二つの話


覚えている最古の夢


 HARIが今迄観てきた夢の中で、HARIが(断片的だが)覚えている一番古い夢は小学生2〜4年の頃に観た物で、結構恐い夢だった。
 たしか、小学校が舞台でクラスメートが吸血鬼になってしまい、掃除用具を入れるロッカーに隠れているって内容で、最後は近所の土手の上を夕日をバックに走って逃げるという内容だった。
 最後の「夕日をバックに土手を走るシーン」が実は映画のシーンで、小学生だったHARIがそれを観ていた、というオチがついていたからだ。
 あと、この夢は、同じ内容でもう一回観た記憶と、続編も観た記憶がある。

 なぜ、この夢を今でも覚えているかといえば、小学校の作文の時間に、この夢の内容を小説仕立てにして書いたからなんだけど。
 その当時の原稿が手元にあれんばなぁ。
 (ちなみに、「夢日記」も行方不明になっている。)


HARIが「夢の中で良くいく古本屋」。


 毎回、場所や店構えは違うのだけど、なぜか「同じ店」なのだ。(夢の中だからねぇ。)
 (なんか、そんなショートショートがあったなぁ・・・。誰の作品だっけ。)
 そこには、HARIが欲しいと思っていた本がつねにあって・・・、って話なら良くあるけど、そうは問屋がおろさない。
 たしかに、まれではあるが「欲しい本」がおいてある時もあるが、大体は店の奥のガラス戸付き本箱の中に鎮座していたり、価格が高かったりする。
 じゃ、何があるかといえば・・・、「そこで始めてみるのだけど、いかにも面白そうな本」が見つかるのだ。
 悲しい事に、なぜか毎回その本(毎回、違う本なんだけど)を買えない。
 だから、悔しい事に読んだ事はないし、タイトルも目覚めると思い出せない。

 不思議な事に、「夢の中で良くいく玩具屋」や「中古カメラ店」、「PCショップ」ってのは出てきていない。
 やっぱり、HARIは本の虫だったのかなぁ。

 さて、今宵はどんな夢を観ることやら・・・。



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