2000年 1月 23日

88艦隊始末記


 88艦隊と行っても、IJNがかつて行おうとした88艦隊でもなければ、架空戦記小説でもない。
 今から3年前、HARIがカメラを再度趣味とした際に計画した、カメラ/レンズの装備計画である。
 その内容は、「ニコン製カメラボディ8台及びAFレンズ8本を新規購入し、主力とする」内容の、壮大とも無謀ともいえる計画であった。

 内訳は、

 ボディ
 F5、F4S、F3P、F2、F、FE、newFM2、F5の操作性を継承した物(注:当時、F100は未発表)

 レンズ
 AiAF135mmF2D DC、AiAF80mmF1.4、AiAF50mmF1.4D、AiAF35mmF2D、AiAF80-200mmF2.8D(当時、AiAF-S 80-200mmF2.8Dは未発表だった)、AiAF28-200mmF3.5-F5.6D ZOOM、AiAF100mmF2.8Dマクロ、将来発売されるであろう28-80mmF2.8クラス(注:当時はAiAF35-80mmF2.8Dしか販売されていなかった)

 うーん、今見てもレンズはともかくボディはすごい!
 「ニコン愛好者ならF一桁は押さえたいとの思いで、(多分)ほとんど使用しないであろうFやF2、F3Pが含まれている。
 (名機FE2が含まれていないのは、すでに所有していた為。)

 配備は当初、順調に行われた。
 計画1番艦であるF5には。情報記録の為にMF−28及びメモリ増設が行われて就航。
 同時就航した85mmF1.4Dと共に第一艦隊を編成した。
 第一艦隊には、その後AiAF50mmF1.4D、AiAF35mmF2Dも加わり今日にいたっている。
 第二艦隊も、F4Sが就航、レンズとしては最短撮影距離によってニコン製を押さえたタムロンが(例外的に)配備された。
 また、第二艦隊には特殊任務用機器も配備された。

 だが・・・、IJNの88艦隊計画同様、HARIの88艦隊も予算削減の嵐に巻き込まれる。
 もともと、HARIの88艦隊計画は他方面(PC関連や映像関連)が使用していた予算のほとんどを投入された。
 (この為、当時最高スペックを誇っていたHARIのPC環境は、大きく停滞した。)
 もともと、「所有する事が目的だった」FやF2、F3Pは真っ先に配備中止、購入直前だったNewFM2はキャンセル、F100にいたっては問題外の状況となる。

 かくて、計画は頓挫した。 一部の例外を除いては・・・。



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