●マンションにおける収納設計指針(案)
物を買って、物が増えれば当然、生活空間が圧迫されます。
収納スペースの確保と快適な生活空間の演出とは、密接不可分の関係にあります。
■住戸外の収納
■大きな物
どんなに良い条件が整っていても、(14)が確保できないのではマンションの魅力は半減です。
義務設置台数にかかわらず、全戸数確保を前提に計画して頂きたい。
■ややかさ張る物
炬燵やゴルフ道具などを収納しておくのに便利な(26)や、玄関やバルコニーに(53)などを設置することは、
親切な設計だと言えましょう。住戸外に収納の確保されてるマンションと、確保されて無いマンションとでは、
資産価値としても、大きな格差が生じると思います。
■住戸内の収納
玄関の(44)や、和室の(65)、洋室の(78)や(84)は当然、最大限の面積を確保することが前提です。
したがって、主寝室や洋室に (35)-[WIC]を確保できる場合は迷わず設置してください。
間取りによっては(91)をオプションとして採用することも考慮して頂きたい。
加えて、廊下に(78)や(84)を確保し、又台所にパントリーなどの(78)を設置する方向で検討してください。
当然、(65)の天袋は設置するものとし、又、高所作業に必要な(96)などを準備することも親切設計の一つです。
初めての皆さんはこちらです。