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左、前です
引き戸と開き戸
左前というと倒産しそうな会社のことを連想しちゃうかもしれませんが、引き違い戸の正しい締め方は、向かって左の戸が奥、右の戸が手前になります。この納め方を左、前と言います。
■省スペース
洋間など部屋側にドアが開くのが普通ですが、ドアの開く分は部屋が使えません。地震の時もタンスなどが倒れてドアが開かなくなることもあり、家具の置き場所にも制約が出ます。
その点、引き戸は敷居の上を行ったり来たりするだけなので、開ける時のスペースは開き戸に比べて少なくてすみます。
マンションでは和室と水廻りの一部くらいにしか引き戸を使っていませんが、狭い洋室に更に狭くなる開き戸を使うのもいかがなものかと思います。
■洋間に障子
洋間の外部開口部にはアルミサッシが使われています。カーテンレールやカーテンボックスなどが開口部の上のところに用意されてるんですが、窓にはカーテンという考え方も一ひねりしたいものです。カーテンではなく、全窓に障子を付けた部屋も落ち着きがあって、奇麗で高級感が有ります。
■襖絵
忠臣蔵の松の廊下ってのは襖に松が描かれているから松の廊下って呼ばれているそうなんですが、日常使う襖絵を専門の絵書きさんに頼んで、絵を見て楽しむ文化も忘れたくないなと思います。
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