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予算配分
新築の建物を建てようとすると、やはり大金が必要になります。いくら掛かるのかは設計してる時に把握してないと困るんですが、意外とコストのおさえが甘いケースも多いんですよね。坪60万円で計画してくださいと言ってみても総額が幾らですと合計金額を目安で言ってるだけで、本当にそれで工事ができるとはかぎりません。注意しなければいけない点は...
■複雑度
建物が複雑になればなるほど真四角の建物よりも工事費は割高になります。凹型や凸型、雁行型など工事がめんどくさくなるほど人手もかかり大変になるからです。
■住戸タイプ
ワンルーム主力のマンションは3LDK主力のマンションより工事費は高くなります。住戸数が多いってことは、隣の住戸とを間仕切る界壁も多くなりますし、電気、ガス、水道だって住戸数に比例して費用が多く掛かります。
■地下室
地下工事ってのは穴を掘ればすむっていう問題じゃないんです。2m、3mと深い穴を掘ると土が自立できなくなり崩れてくるんです。がけ崩れみたいなもんで、そうならないように山留めやそれを支える支保工に沢山お金がかかります。常水面っていうんですがそれより深く掘ると水が湧き出してきたりで水処理も大変になります。地下工事は地上に比べて危険が大きい工事となるので工事費も相当に高くつきます。
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