【本当の建物!!】
浄焔と文明建築ヨリ
風とうし..!!
大和朝廷の昔、貴族住宅で高床式のペランダで偉い人が涼んでいるような姿が家屋文鏡に残っています。*1古来より、日本の気候は、夏に高温多湿。まずはこの季節を、快適に過ごせること!!特に夏の換気、通風が肝要なのです。冬は、暖をとればなんとかなるものですが、暑さにはかないません。。
では、日本で何故、コンクリートの建物が重宝がられるのでしょう。鉄筋コンクリート住宅をありがたがっている人までいる始末。湿気対策から言うと、理にかなってない訳のわからない話なのです。西洋の真似をして得たものが!!
クーラー 、車、冷蔵庫、カラーテレビ。特にクーラーを使う為に窓はしめっきりです。風とうしが悪くなり、
建物が窒息状態になりました。当然、そこで生活をしている人が健康的なはずはありません。
洗濯物を外に干すのは、陽にあてて乾かすと同時に風が当たるから乾くことを知っていても、部屋が乾かないことに気がつかない。都会のマンションなら、しかたがありませんがクーラーを使う、密閉された現代木造住宅は風とうしが悪い!!風呂場で生活しているようなものではないでしょうか。知識は生かして使ってこそ、初めて身についたと言えるはず。
ベランダで扇子を片手に夕すずみ。昔の知恵!! 大切に。
*1 参考文献 新訂 図説日本住宅史 太田 博太郎
工学博士著
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