[[[ M2 Code Number 1026, The truth of "M2KK Complete" Lantis
M2 1026・・メーカーコンプリート ランティスの真実
ランティス クーペのモディファイド コンプリートカー、それはまさに
ランボルギーニのイオタ仕様のように「特別な」ランティスとして市販される
予定であったと、噂だけは流れていた。
憶えているだろうか、ユーノスロードスターをメインに速さと趣味性を兼ね備えた
コンプリートカーを開発/市販していたM2(エムツー)を。
そのファクトリーでは、コード1026を冠したランティス クーペが、
まさに市販直前の状態まで開発されていたのである。
1026について、M2のキーマンであったT氏に伺った話をまとめていこうと思う。
(Special Thanks to Mr.RS like too)
それはプレッソから始まった
最初は、プレッソってあるでしょ。あのV6の。
あれベースで究極のFFを作ろう、という話が持ち上がったんですよ。
究極、ということですが、目標としたのはFDの前のRX−7。
FCのアンフィニ仕様。
あれを超えるラップタイムを目標でやりました。
淡々とだが熱っぽく語るT氏。
プレッソのままでどうにかなる訳はないんで、まずは足周りに目をつけるのですが、
プレッソで大きくいじったのがリア周り。
リアのパラレルリンク、プレッソはまだ短かったんですよ。
そこでリアのパラレルリンクに、当時ランティスの実験が進んでいて、
あれってもうギリギリまでリンク長確保してるんだけど、これ以上
伸ばすとクロスしちゃうっていう、それを使いました。
で、全般的に手を入れて、テストコースで煮詰めたんだけど、
FCが1分47秒台のところ、すごい走りをして、やっぱり
1分47秒台には載せました。
ホントすごいもんです。
プレッソの限界
プレッソを色々いじっていくんですが、問題があるのがリア周りとボディ剛性。
で、リアはいじったとして、ボディ剛性がどうしようもないんですよ。
FFの特徴を生かした走りでタイムを上げようとするんだけど、
ある程度以上を狙うと剛性が足りなくてアンダーが出ちゃう。
剛性が確保されていれば、FFでもアンダーを消すような走りで
タイム上げることはできるんだけど、もうどうしようもない。
205/55か50ぐらいのタイヤで、路面のμが高いともうだめ。
とにかくボディ剛性に関しては限界だった。
で、もうムリだ、ということになって。
そこで目をつけたのがランティスですよ。
to be continued...
実はこのページは1998年に執筆したシリーズのトップページなのですが、
実は2ページ目以降を紛失してしまっており今までお蔵入りしていました。
RSも好き!さん、この後の話、憶えておいででしたらメール頂けると嬉しいです。。大体はメモっているのですが
きちんとした続きを書きたいもので。。大昔の話ですみませんが、この関連の記録はそろそろ整理しておかないとまずいかなと。。
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