恋する夏のラストリゾート Sweetest Summer(PULL TOP LATTE)
「恋する夏のラストリゾート」のアペンドディスク。まさかの本体と同日発売でユーザーを驚かせました。税抜きで3800円とそれなりにします。
購入動機はなにぶん同時発売だけに主たる理由はなし。そんなものがあるから、というのが正直なところ。
アペンドだからでしょうか。初回特典の類はありません。
コンテンツはアペンドデータにサウンドトラック、シチュエーションボイスとオリジナル壁紙の4つ。
サウンドトラックはwavデータで収録されています。よってCD媒体はありませんので要注意。オープニング、エンディングのロングバージョンも収録されています。
シチュエーションボイスはアクセサリー集でおなじみのヒロインボイスが収録されています。誕生日に時候の挨拶など色っぽい系です。ただし、全ヒロインではなく幸崎羽海、津久見さんご、杵築莉帆の3人のみ。
オリジナル壁紙は読んで字のごとくですが、コンテンツのひとつとカウントするほど大層なものはありません。どちらかというとテックジャイアンあたりに収録されていそうな立ちCGと背景を加工したものが多いです。特別なのはパッケージのイラストを使用したものくらいでしょうか。
アペンドデータはシチュエーションボイスと同じく限定の3人のみ。基本的にHシーンくらいしかありません。典型的なファンディスクのシナリオです。総CG数4枚、シーン数3つと実にシンプルな構成。しかも、羽海とさんごはまだ特別感があると言えなくもないですが、莉帆にはそれもなくかなり苦しい感じです。ちなみに本編にこれを加えた総イベントCGは差分を除いて87枚。他にコンテンツがあるとはいえ、値段を考えるととても微妙です。何もなしでこれくらいイベントCGを搭載している作品は別段、珍しくないあたり……。
まとめ。何を目的とするかで評価の変わるアペンドディスク。サントラのおまけにアペンドデータが付いてきたと思えばいいでしょうが、アペンドデータが目当てだと3800円は高すぎます。ハッキリ言ってひとつの作品を小分けにしただけでは? という印象を持つ可能性が高いと思います。実際、初回特典や予約キャンペーン特典でサントラが付いてくる作品は多いですし。熟慮の上で購入した方がいいでしょう。
評点:40