徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2017年10月1日(日)
星降る夜のファルネーゼ開始・月がきれいブルーレイBOX
 3話途中まで。
 結局、9月のお買い物はこの一点のみ。予算的にこれは去年の12月のものなので、個人的には実質、今月は何も買っていないようなものです。あんま欲しいものがない病が再発してきたような気がします。年末までも楽しみになるタイトルは少ないなぁ。困ったものです。これはまたコンシューマーに傾く時期が増えそうな予感。
 閑話休題。
 今のところは意外と楽しめてます。なにせ、買うつもりでいたのは1年近くも前ですから期待値はとても低くなっていました。当時でさえ、すごく高かったという訳でもないですからね。
 ミステリーものということで本作の延期で助かったというか、タイミングが良くなったのはIRODORIの「桜花裁き」でしょう。わりと似ています。ノリのようなものが。まぁ、向こうは時代劇でこっちはファンタジーと世界観はなかなか違いますが。それでも、ユーザーからすれば2ヶ月程度の範囲で両方をやればかなり似た印象を受けるでしょう。
 ただ、システムとしては「桜花裁き」の方が良くできています。きちんとミステリーしていますので。一応は誰が犯人かわかりにくい、くらいのレベルには達しています。翻って本作はせいぜい容疑者が多くて3人程度しかいません。まだ序盤だからかもしれませんが……。おまけにその話の最初になぜかSDカットによる犯行の様子が描かれているのですね。これではバレバレ以前の問題。まぁ、好意的に考えれば「刑事コロンボ」パターンと言えるでしょうけど。
 しかし、魔法が存在する世界ですのでねぇ。言わずもがなミステリーとは相性が悪いです。一応は決まった効果しかないという説明がありますが、登場人物も銃で撃ち殺したあとに銃創を魔法で消したんだ! なんて主張するくらいですからねぇ。あんま真剣に推理する気にはならないです。2話も「え、それで大丈夫? 本当にそれでいけるの?」って感じでしたし。
 主人公は弁護士なので事件現場で証拠を集めて、法廷で依頼者の無実を勝ち取るために検察に当たる法廷騎士と争います。この時、上手に選択肢を選ばないといけません。常に2択なので思ったより楽ですが、主人公がどう考えているかを当てることが重要なので難しい時も。外れると依頼者が身の潔白を証明するために1枚ずつ脱いでいきます。なんともエロゲーらしいルールです。ちなみに正しい選択を選べば相手側、すなわち犯人が1枚脱ぎます。まだ試していないのでわかりませんが、全て選択肢を間違えるとゲームオーバーになるのでしょうか。わざとやらないとちょっと到達しなさそうですが。
 面倒くさい人のためにエトワール無双スイッチというものがあってゲーム性をなしにすることもできるようです。2周目以降とかにいいかもしれません。
 掛け合いが楽しいのは本作のいいところですが、タイトルヒロインであるファルネーゼがホント困るくらいうっとうしいです。基本的な役目がゲームのスムーズな進行を邪魔する、ですからねぇ。おかげで他に好ましいキャラがいても力の限り妨害してくるので、さらに好感度が下降するという悪循環。時には手がかりをつかむ邪魔さえしてきますからねぇ。本人が言う母親(なぜか犬)にまで嫉妬しないで欲しいものです。
 この先、ルート分岐がどういった形になるのか気になります。なんとなくあまりなさそうに見えますが。

 月がきれいブルーレイボックス到着。
 ボックスと言っても普通の1巻ぐらいの厚みですが。なにせ2枚で済んでますからね。同梱されているものも少なめです。ドラマCD以外には薄いブックレットくらい。このブックレットが本編を見ているだけでは、けしてわからない情報が詰まっています。最終12話のラストのイラストの解説が1枚1枚されています。なぜかラストのだけありませんが。この中身が見た目以外の当時の状況にも触れているのでファンは必見の内容になっています。なんとこのブックレット、他には一切の情報がありません。すごい割り切り具合です。これは1年後に出るという1万円高いボックスが今から(心配で)気になってしまいそう。
 コメンタリーは放送とは異なる順で収録する(それでいて1日で済んでいる)という掟破りっぷり。2話1組で全6回。なのでメンバーも6通り。主要メンバーのみで主題歌を歌っている涼子先生の中の人はいません。このキャスティングに関してはなぜこうなったのかはぜひ知りたいところでしたが。あまり製作秘話みたいなのは多くなく、最も驚いたのもろまんと大地の掛け合いがほぼアドリブというものでした。不確定のものなのにそれは雰囲気に大きく関わっているなぁ。ボクサーパンツや小笠原ダイナミックは重要デスヨ?
 未放送ショートエピソードは予想より遙かに多く収録されていました。しかし、放送されたものに対してボツのようなあまり練られていない内容が多い印象です。日高先生とか誰得なのかしら。やたら同じネタが多いのも気になりました。
 ドラマCDはちょっと上映会でのコメントで期待値を上げ過ぎてしまったようで、ちと物足りない感じでありました。なんだかネタにも困り気味で、キャストが決まってからシナリオを書いたのでは、なんて思わせる箇所もありました。比良くんやさくら、それに大輔お兄さんとか本当に必要か、というレベル。正月という時期もちょっとねぇ。結局は本編に響かない内容にするしかないですから。涼子先生好きにはまぁ、いいのかなぁ……。
 そういえば上映会で気になった5話のアレはそのままでしたね。オープニングは手を付けずに旧カットの茜が元気よく走ってました。
 好きな作品ゆえにおまけ部分にハードルを上げすぎたせいもありますが、リーズナブルで買って良かったです。ディスク枚数が少ないのは何度も見直す機会が増えそうで個人的に○。場所も取りませんしね。ちなみに隣にある「SHIROBAKO」だと特典のせいもあって10倍以上の幅をとっております。

2017年10月5日(木)
星降る夜のファルネーゼ1~3回目終了
 1人目はジャクリーン・シュプレンガー。
 先日の日記から好感度が上がったり下がったり、とても忙しいです。3話からはいよいよ推理も本格的になってきます。冒頭のSDカットによる漫画っぽい導入でも犯人がわからないようになってきますし、展開にも工夫が見られるようになってきます。いささか無茶な部分があるのは変わりませんけど。それでも面白いと感じるレベルには十分に仕上がっています。
 4話までは共通シナリオで5話から個別シナリオへ分岐します。ファルネーゼシナリオのみ制限がかかっていて最後まで選ぶことはできません。ちなみに担当ライターも個別シナリオで変わるというわかりやすい分担です。公式のツイッターに書かれていたので知りましたが、そうでなくてもプレイすればだいたいわかるかと思います。一番最初の「Dies irae」なみには急に変わるので。
 3つの中ではジャクリーンシナリオはましな方ですかね。体裁はそれなりに整っていましたから。まぁ、妙にラストの展開があっけないというか、種明かしの段階がどうも雑でしたが。「え、そんな簡単なの?」というくらい。
 恋愛描写に関してはもう諦めましょう、というレベル。選択肢を選んだのだから文句はないでしょ、というくらいに特別なことは何もなく恋仲になります。ジャクリーンなんて5話の事件を解決したのが理由って感じですからねぇ。
 2人目はオリヒメ・ナカジマ・アスティル。
 これが最も違和感あるかもしれません。複数ライター制の弊害というものがよく出ています。他の2つにも言えますがキャラが違います。特にファルネーゼがわかりやすく違うのでわりと怯みます。本来のファルネーゼは主人公の言うことなんてほとんど聞きませんし、会話のキャッチボールがまともにできる人間ではありません。打てば響く会話なんて生まれ変わっても無理な残念魔法少女なのです。それが相手の言わんとするところを察知して的確に返されたらねぇ。熱でもあるのかと疑うのが共通シナリオのノリというものですよ。
 あと恐らくはファルネーゼシナリオでしっかりと描かれるであろう正規の(?)設定、出来事をもちろんご存じですよね、という態でサラッと書いてくるので困ります。当然、知りませんから! ジャクリーンシナリオのオチで彼女が出世することも当たり前のように描かれていますからねぇ。困ったものです。そういや主人公の発作も全く出ませんね。
 3人目はイブ・クライン。
 今まで散々、敵対してきただけに恋仲になるのはかなり苦しいのですが、全てに共通する本人ないし肉親を主人公が救うというテンプレートな展開によって問題はなくなります。少なくとも本作においては。まぁ、イブさんの場合はまわりがいじることで本来、無理筋なはずが本人が化学反応を起こしているのでわりと見られるようになってきます。ただ、プレイヤー側が慣れただけかもしれませんが。
 相変わらずキャラが違います。空気を読むファルネーゼなんて別人感が半端ないですし、双子は序盤が信じられないほど頭が良くなっています。策を弄して他人を陥れるなんて、そんな知恵はなかったですよ。おまけにいつの間にか剣の達人になっているしねぇ。そんな話はどこにもなかったですて。あの性格でまともに剣の修行をするなんて信じられません。
 それにしても、本作はあとへ行けば行くほど寂しくなってきますね。かつて証言してくれたり、助けてくれた人が後半に入るとみんな酷い目に遭っていきますからねぇ。犯人になってしまったり、被害者になってしまったり。なんともやるせないです。

2017年10月12日(木)
星降る夜のファルネーゼ、英雄伝説 閃の軌跡・終了
 Dies irae0話。思ったより原画は原作に近いですね。可能な限り声優も同じ方を起用しているようです。そこは安心しましたが、初見殺しっぷりが半端ないですね。原作を知らずに見た人の果たして何%が生き残れるのでしょうか。知っている私でもこのスタートはあまり良いとは言えないなぁ。
 あと動きが出ることで魔人たちのバトルがどう見えるのか、というのはなんとなく心配になりました。ジャンル名がジャンル名だけに「動き」はあまり相性が良いものではないのでは、という気が少ししています。

 「星降る夜のファルネーゼ」。ラストはファルネーゼ・アトラス。
 どう見てもヒロインには見えません。単純に不在の期間も長いですし、いなくてもほとんど困りません。お母さんさえいればいいという。構成としては真打ちに当たるということで5話では終わらず、タイトルからやり直し。なぜ、こんな体裁にするのかなぁ。それはいいとしても、この処置のためになおのことファルネーゼがヒロインに見えないというきつい追い打ちが。というか、素直に本作のヒロインはデイジーではないでしょうか。もはや誰がどう見ても、というレベルではないかと。
 エトワール無双スイッチも試してみました。確かに早いので2周目にはぴったりです。面倒な現場検証とか、法廷とかやらなくていいので楽ちんです。ただし、このシステムにも欠点があります。星狩りにおける主人公の選択に失敗がないんですね。つまり、依頼人の脱衣CGが発生しないためにCG鑑賞にも登録されません。一度でも間違えればあとは全て登録されるのですが、無双スイッチ使用中はそもそも選択肢が出現しないのでわざと間違えることもできません。いいことばかりでもないようです。まぁ、無双スイッチはいつでもオンオフが可能なのでそれを利用すれば問題ないと思いますが。
 「星降る夜のファルネーゼ」もこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。

 「英雄伝説 閃の軌跡」。
 「星降る夜のファルネーゼ」が終わったので再開してしまいましたが、なかなか長かったです。終章に入ってもなかなか終わらないので最後の方はちょっと焦れてしまったくらい。終章と出てからがホント長く感じます。 実際には他の章と同じくらいだと思いますけど、言葉の重みの分だけね。
 ああ、遂に終わってしまった、というのが正直なところです。作中ではまるで実習と称して毎月、修学旅行に出かけているような感覚でありました。たまに深刻な事態も起きますけど、だいたいうまいこと色々と対応して片づけてきましたからね。それだけに最後はとても厳しい展開でありました(一応は私のように「英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ」が出るからそれに合わせるようにプレイしている方がいる可能性もあるので伏せ字で)。
 ちょっと違う意味で鉄血宰相が死んでしまったのはショックでした。なにせほとんど出番がなかったですからねぇ。確かにラスボス然とした雰囲気ではありましたけど、実際に何かしているところを見てきたわけでもないので当然、帝国開放戦線の言い分は全く理解できず。ああ、貴重な中田譲治ボイスが!! という意味でも痛恨でありました。それと弱っているところにテロを起こされるのって余計に賛同できない気持ちになりやすいような。うまいこと使われているだけじゃないの? というイメージの方が強いような。
 ラストもちょっとねー。戦車よりも強い相手と戦うだけでも無茶なのに、その相手が絶対防御みたいなのをしてくる時点でもうね。ここからの能力のインフラ合戦が正直うまくなかったかな、と。旧校舎のロボが出てきたのはいいとしても、クロウに勝ったあとで3年のアドバンテージがあるんだぜ、とか言ってくるだけでもだいぶアレなのに、まさかのボロボロの生身の仲間に庇われてロボに乗った主人公の方が逃げるって
カッコ悪いにもほどがあるような。ショックな展開ではありますけど、ショックの意味が絶対に違いますよ。しかも、私はすぐに続きができるからいいけど当時のプレイヤーはこれで1年とか待たされた訳ですよねぇ。さすがにそれはどうかと思います。このシナリオでは2周目とかプレイしてもまるで気が晴れないような。
 ロボに生身のヒロインがのぞき込んでくるシーンは前夜の後夜祭で選んだ相手が出るのでしょうけど、これは色々と重そうですねー。データが持ち越しされるらしいけど活かされるのかしら。されなければ悲しいし、されればされたで、ちと重すぎてこの先が大変な気がします。やり直したい人とかね。あとここに来て納得したのは道理で後夜祭の選択肢に会長がいないはずですよ、と。まぁ、遠くから祈るというパターンもありと言えばありでしょうが、主人公の屈辱感みたいなのは醸成されないですしね。
 最後になって急に犯人探しみたいなパートが入ってノリもそれに準じた形になるのはちょっと、いえかなり違和感がありましたね。それまで誰も正体探しなんてしてなかったじゃん。という突っ込みをしたくて大変でした。陰謀その他に慣れていない主人公たちはまだしも、他の人たちは怪しいと思っていたのなら、もうちょっと何かなかったんですかねぇ。サラ教官やミリアムなんて知ったかぶりのお馬鹿さんみたいにしか見えないですよ。どうして勝ち誇っているような態度なのか、意味がわからないです。2人とも十分すぎるほどクロウを疑っていたはずなのに何もしないってなぁ。他方向に忙しいクレアたちはともかくも。

 まー、こんなこと書きながらも一晩、待つだけで続きが遊べるのはとても幸せなことだと思います。

2017年10月14日(土)
英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ開始
 つうかあ1話。サイドカー付きのバイクレースというニッチなジャンルの作品。しかし、「ガルパン」やそれ系の作品を目指しているのか、基本的に女子しか出てきません。なぜか、もういないコーチのみ例外。どうも何を目指しているのかよくわからないです。エロを描こうとしているようにも見えますが、正直なところ中途半端。レースものとしてはがっかりするしかない密度です。モーターレースで最後尾、10秒以上のビハインドから何の理由もなくぶっちぎりで優勝できるという時点でお察しという感じです。しかも、直線で抜いていくものなぁ。唯一のワークスチームが手を抜いていたんですか? という有り様です。もう見ないかも。

 Just Because!1話。事前情報ゼロだったこともあって1話を最後まで見てようやくどういった話なのか理解しました。ちと不親切というか、ある程度、知ってくれていることを前提に描いているようなところがありますね。1話目から3年前と今を織りまぜるのはあまり親切とは言えません。何気ないセリフ回しを意識しているのか、そこからも察知しにくいですし。デザイン的にちょっと弱いというか、地味っぽいのが気になります。メインとサブの差があまりないタイプです。

 Just Because!2話。本当の意味でようやく形が見えてきます。四角形かと思ったら引退した吹奏楽部の娘さんは不器用なタイプで、とても色々な方向を見られそうにないので主人公との絡みはほとんどなさそう。代わりに写真部の娘さんが主人公と絡む形になるのでしょうか。
 相変わらず地味なのでドラマの中身がとても重要になりそう。
 今の時期だとどうしても「月がきれい」と比較しがちですね。本作を見て改めて良さを再認識してしまっています。各話のテーマや意識付けがとてもうまいです。絵柄を考慮して印象的なイベントを多く入れて飽きさせない工夫をしていましたね。さて、本作はどういった手で来るでしょうか。

 「英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ」。ようやく序章が終わったくらい。
 先日の日記のテンションからすれば思わず気落ちするような引き継ぎ内容でありました。ほとんどデータの存在があるかないかでちょっとアイテムをもらえるだけ。APの等級でもらったアイテムも割りとすぐに店で売ってました……。ハッキリ言ってしまえば何も引き継がなくともあまり大差はありません。まぁ、確かに難しいのはわかりますけど、もうちょっと引き継ぎ自体を嬉しくなるような処置はできなかったものですかねぇ。例えば地味なポイントですがお料理手帳をなくしたからレシピも全て紛失した、というのも意外に悲しいものですよ。せめて何かひとつかふたつくらいは覚えていて復活させた、くらいの配慮があっても良かったのでは。本来の引き継ぎとは意味合いの違う項目ではありますが。
 そんな中でただひとつの光明と言って良かったのがヴァリマールのコックピットをのぞき込んだ相手をきちんとフラグとして残していたこと。これはやっぱり嬉しかったですけど、きっと意味があるのは回想ぐらいのもので、あとはあくまでこの「Ⅱ」での選択ということになるのでしょうね。だって、あれだけのことがあって全く発展しない「東亰ザナドゥeX+」が未来の作品なんですからねぇ。過去であるこちらの方が気が利いているとはとても思えませんて。
 プレストーリー機能(?)があったのは良かったです。2017年にプレイしている人が初回限定版のドラマCDの内容なんて知る訳ありません。しかも、ユミルに里帰りは「Ⅱ」でも序盤の展開としてあるせいか、何度となくその事実を出してこられるので最初はとても混乱しました。継続してプレイしていた作品の、それも終盤の展開を忘れたのかと。思ったよりは大事な内容もあるみたいでしたし。
 どうもフィールドアタックがしにくくなったな、と前進しながら連撃するのに困っていたら、今更ながら敵ユニットの特性に気付きました。奴ら縄張りの外には絶対に出てこないのですね。それどころか、縄張りのギリギリ外に立っていると、まるでこちらが見えないかのように引き返していきます。奇襲攻撃し放題です。まさか、目の前で待機していても突っ込んでこないとは思いませんでした。攻撃して硬直させながら後ろを狙うというあの苦労は一体……。こんなに楽してもいいのだろうか、という旅路になってます。ひょっとしてこれも難易度によって対応が違ったりするのかしら。
 ここまでちょっとドラマの都合が良すぎて気になりますね。昔の「FF」の強引さを思い出すような場面がしばしばです。なまじ主人公がお上品なので時に物足りなく感じることも。鳥の使い魔とかよく毎回そのまま見過ごしますよねー。事前も事後も。もう見かけたら問答無用でぶった切ってもいいくらいのことはされていると思うんですけどねぇ。呆然と見送るがお約束になっちゃっているのかしら。
 それと予想できたことですが、やっぱりヴァリマール(ロボ)の扱いに困っている節が見受けられますね。どうにか燃費が恐ろしく悪い、ということにして起動の度にガス欠して退場、を繰り返してますが本来ならこの使い勝手ではちょっと困るんじゃないですかねー、兵器として。それでいて、精霊の道みたいなのは超便利ですからねぇ。まさに分断された国内状況に最適。田舎っぽいところにしかつながらないから敵には使いにくい、というおまけ付き。
 それにしても、仲間と再会できるのは嬉しいですが、フィーさんはちょっとお腹を出しすぎでは。見る度に風を引きやしないか心配になるほど。本拠地のユミルは山奥の雪国状態なのに。関西のおばちゃんに捕まったらえらい着膨れさせられそう。へその位置まで股のラインがあるのもちょっとねぇ。

2017年10月19日(木)
英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ継続中
 Dies irae1話。舞台が現代となってスマホが標準装備になった以外は大きな変更はなし。ただ、アニメになると氷室先輩の持ちネタはちょっと色々な意味で寒いような気がします。そういやあまり得意でないのか、先輩だけあまり似ていないような気がします。そういうキャラデザなんでしょうか。
 しかし、先週で覚悟完了した生き残りの原作未体験組からすると今回は拍子抜けそのものの内容でしたね。実に普通です。

 「英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ」。カレイジャスと合流したくらい。
 第Ⅰ部で仲間のみんなと合流しましたが……、ちょっと納得いかないところもありました。会えるのはおよそ3人ずつで順番に、なのですがどうも最初の3人はいいとして、以降の人たちは既定路線なのかあまり感動がないようで、どうにも嬉しさが半減です。特に最後であるラウラさんや委員長はねぇ。「あ、来たのか?」くらいの素っ気なさでいささか戸惑いました。特にラウラさんは個人的なセーブデータでは後夜祭で一緒に踊って、士官学院の窮地にあってはヴァリマールのコックピットをのぞき込んできた相手なだけに、その何もなさはちょっとびびるくらいでした。なまじデータが引き継いでいると知らされただけにねぇ。まさか、あれはたまたまスタッフがラウラさんを選択した、なんてオチじゃないですよねぇ?
 仲間を探して「Ⅰ」で旅した実習先を訪れるのは、まるで里帰りでもしているような気分でなかなか楽しいです。まぁ、もともと終わっていないのですから当たり前ですが続きモノの活用としてはとても効果的なのではないかと。知っている場所だけに大きな影響があったりするとショックを受けやすく感情移入しやすいのではないでしょうか。その上で新しいところへと旅するのもまた楽しいと相乗効果が期待できる気も。まぁ、フィールドを旅するのが嫌いな人は難しいでしょうけど。
 カレイジャスの登場はさすがにタイミングが良すぎてちょっと引いてしまうレベルでした。狙っていたとしてもなお絶妙の時を正確にとらえ過ぎで、まるでエスパーでもいて主人公の呼吸まで計ってその時しかないタイミングをみんなで狙っているのかのよう。あと敵方の幹部がひとり残らず全員、主人公を追いかけるというのもなんだかやり過ぎというか、大げさすぎるような。例の力を使いこなせることはまだ誰も知らなかった状態でねぇ。みんな暇なのか?
 カレイジャスに士官学院生を集めるというアイデアは非常に良いですね。再会のしがいもあるというものです。ただ、条件をつけてくる面倒くさい奴らはちょっとねぇ。なんだか急にそこまでして誘う必要があるのですか? という気分になってしまいます。別に頭を下げてまで乗艦してもらう程でもないような。学院生活を取り戻したいと思っていないのならねぇ。想いが一緒だからこそ共に頑張ろうとなる訳で。この状況下で会いに来た相手に条件をつける奴はいらないような気がします。素直にもっと頼れる助っ人でも募った方がよほど建設的でしょう。まぁ、そうは言っても文句を言いながら探しには行くんですけどね。話が進まないから。

2017年10月24日(火)
英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ継続中2
 Just Because!3話。早くもオープニングカット。しかし、それほど中身が詰まっているようにも見えないのがこの作品らしさでしょうか。
 やはり、色々な意味で「月がきれい」と比べてはいけない作品ですね。もう3話。あっちなら告白まで進んでいるくらいですからねぇ。それ以前にメインキャラの魅力がちょっと弱いのが気になります。サブキャラや葉月の方はどんどん露出だけでなく、キャラの良さが出ているだけになにやらバランスが悪いような。
 Bパートは現実の舞台を扱っているらしさが出ているのでしょうが、知らないとまるで感情移入できないのが切ないところ(これ全く同じことをする人がたくさんいそう)。陽斗の表情がいいだけにとてももったいない構成になっています。このキメ顔(?)が本作の持ち味なんでしょうか。

 「英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ」。Sと結着をつけたところまで。
 んー。ちょっと気になることがしばらく前から出ていましたが、やはりというべきか懸念が当たってしまった感じです。主人公たちは今まで内戦にわりと積極的に関わっていたというのに、メンバー全員が誰ひとりとして人を殺したことがなかったですか。すんげぇ、剣の奥義とかごっつい銃とかばんばんぶっ放していたのに? ちょっと無理があるというか、それはハッキリと明言しておかないとわからないでしょ。だって、それはつまり、戦車と生身で戦って誰も死んでもいないし、殺してもいないということですよ。それはちょっとねぇ。都合が良すぎるのではないでしょうか。町が焼き討ちに遭ったのに被害者がひとりだけ。それも直接、殺されたわけではなく倒壊する家屋か何かが原因という。信じがたい温さにさすがに戸惑いが止まらない感じです。鉄道憲兵隊ががんがん銃を撃っているシーンがありましたが、ひょっとしてひとりも死んでいないのでしょうか。この衝撃は「ガンダムW」のOVA以来です。あれだけ好き勝手やっておいて誰も殺していないという主旨の発言をしていた時のよう。
 閑話休題。
 士官学院生探しも少しずつ進んできました。条件を出されるのは相変わらずですが、頷ける内容が多いのは助かります。勝手になくしたシールを探してくれ、みたいなのだと状況にそぐわずイライラとしそうになりますね。別にいたところで特段、役に立つ訳でもないしねぇ。
 それにしても、士官学院生たちはある程度、まとまったフラグ管理なのか、合流したはずのメンバーがしばらく行方不明扱いなのが困ります。ニコラスやドロテがなかなか出てこなくてどうしたものかと心配になりました。
 ルーレに潜入した時もすかさず釣り場を見つけて即、始める主人公の空気の読まなさっぷりがすご過ぎます。や、プレイヤーの意志だろ? って声もあるかもですけど、そういうルールの作品ですからねぇ。そのうち、ボスキャラの前でも優雅に釣りを始めるのではないでしょうか。それはそれでシュールでいいかもしれません。実に貴族らしくて(違)。
 最近のボス戦がどうにも盛り上がらず困っています。巨大なボスたちはここのところ、なにかというと回復ばっかりしてきます。おかげで無駄に戦闘が長くなってしまいます。しかも、同時にSTRとDEFを上げてくるのでとても厄介です。どうやら繰り返し使っても効果があるらしく、その度にこちらが与えるダメージがどんどん下がっていってしまいます。そして、さらに泥沼の長期化していくという悪循環。しかも、ボスは回復ばかりなのでちっともこちらには攻撃して来ないので命の危険がある訳でもないという。なおさらどうして戦っているのかわからないくらいの不思議な状態です。スタッフももうちょっと考えて欲しかったなぁ。

 今月の展望。
 迷うタイトルはあるものの、購入にまで至るタイトルがないなぁ、というのが正直なところ。以下、気になったものを幾つか。「ヤミと祝祭のサンクチュアリ」はそれほど悪くないな、と思いましたが全般的に退屈で先が気にならないのが痛かったです。「ノラと皇女と野良猫ハート2」はまぁ……、前作からの期待度からするとそんなには……、というのが実際です。はと氏原作の漫画が合わなかった、なんてのも地味に効いています。「純情化憐フリークス」は一番、良いかもしれない、とは思いましたが如何せん地味なところがネックでしょうか。あと個人的に姉属性がない、というのも小さくはない理由だと思います。常に絡んできそうな人だものねぇ。
 その他に細かいところでは買おうかな、と思ったタイトルがヨドバシのネットの方で販売終了となっているケースが少なくない、というのもありますね。迷うようなタイトルはマスターアップを待つことが多いので余計にこういった事態になりやすいようです。もちろん、店舗の方でもこの時期となるとだいたい終わっていますからねぇ。在庫を抱えるリスクの軽減かもしれませんが、それにしても発売前に販売終了になるタイトルが多すぎるような。
 「気になるタイトル」ページがだいぶ寂しいことになってきていますね。なにやら他人事のようですが本音なので仕方ありません。

2017年10月31日(火)
英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ継続中3
 Just Because!4話。犬にまでキメ顔のあるアニメ。取りあえず、看過できないレベルで可愛くないのは自覚した方がいいでしょう。飼っている人なら間違いなく噴飯ものデスヨ。
 ようやく美緒の動機とでも言うべききっかけが語られますが……、「それだけ?」というのが正直なところです。いやまぁ、きっかけなんてなんでもいいんですけど、こんだけ長いことこじらせている割りにはねぇ? 勝手に期待してしまったのかもしれませんが。
 一方で葉月にも若干の違和感が。こんだけいいお姉ちゃんしていながら進んで家を出ていく様子にどうにも納得しづらいものを感じます。サブキャラの1人に嫌われている理由がこのあたりに隠されているのでしょうか。今のところは比類なき唯一のヒロインといった感じですが……。それと美緒と葉月の外見の違いがよくわかりませんね。サブキャラひとりの価値観かもしれませんが、どこにそこまで差があるのかなぁ、と。
 誰もが予期した通りに陽斗撃沈。まぁ、ここを越えないとドラマが動きようがないので彼には泣いてもらうしかないのです。それはそれとして、恵那の役割がいまひとつわからないような。今後もひっかきまわす感じなのでしょうか。瑛太が多少なりとも意識するか、その逆が起きないとただのうっとうしい娘さんになってしまうような。

 「英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ」。終章に入ったあたり。
 いつの間にやらレベルも115を越えました。40スタートとはいえ差し引いても75もあります。前作を10以上も越えてしまいました。それでも、遙かに上がいる現状。派手な奥義とか使って化け物を倒しているのですが、まだまだ学生という括りは越えてない様子。どうにも立ち位置がよくわかりません。すごいのか、すごくないのか。
 あれだけ色々とやっておきながら「内戦には不干渉です」というスタイルを貫けるのが恐ろしいです。いや、普通に恨まれるに十分なことをしていると思いますけど。貴族連合が標的にしないのがおかしいくらい。やはり、昔の戦いをなぞる、といった感じの思惑が働いているのでしょうか。厳しいようでどうにも要所要所で甘やかされている気がしてなりません。
 このⅡはやたらと魔法に弱いような気がします。雑魚が使う弱めの魔法でも主人公たちはHPの半分以上を軽く奪われて半死半生になってしまいます。ちゃんとその時々の装備もしているんですけどねぇ。おかげで稀にバックアタックとか食らうと実にあっさりと犠牲者が出ます。これがイベント強制だったりすると敵もそこそこ強いので場合によってはゲームオーバーになってしまうことも。運でしかないと思えてしまう戦闘もなんだかなー。ひょっとして旧「ザナドゥ」のようにMGR(本作ではADF)のパラメータはわざと魔法に当たるとかして鍛えないといけないのでしょうか。そんなたわけたことを考えてしまうくらい魔法に弱すぎます。
 いよいよ最終決戦っぽいですが、またしてもやたらと長い前振りがあるようです。午後から決戦なのに手配魔獣をきっちりと狩りに行く余裕があります。それも4件も。忙しいのか、暇なのかよくわからない連中です。その後も帝国東部を旅して回ります。ま、そういうゲームではあるんですけど。きっちり他にもクエストがありましたからね。

 テックジャイアン12月号。
 もはや組長と「ランス10-決戦-」の記事くらいしかまともに読むところはありません。そんな中で少しだけ気になったのはASa Projectの新作記事。
 「かりぐらし恋愛」ASa Project:昔なじみの家を渡り歩くという設定がなかなか面白そうです。このへんの上手さは相変わらずでさすがと思わせます。ただ、初期設定はいいとして、ここ2作ばかりは内容の方が伴っていないので心配です。せっかくのアイデアもきちんと活かさないことには面白くならないですからねぇ。2018年春発売予定。


先月日記目次翌月