ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。
2024年8月2日(金) |
セレクトオブリージュ1回目終了 |
1人目は蓼科イヴ。 実に更新が3ヶ月半ぶりという恐ろしさ。初めてのことですかね。この更新間隔。ネタがないとこんなのにも間が開いてしまうという……。申し訳ありません。コンシューマーも新作は特に買ってないですからねぇ。本作がなければもっと開いていただろうという。 閑話休題。 エロゲー自体も同じだけインターバルがあるということで、ちょっと評価が甘めになっているかもしれませんが、ここまではなかなか悪くはない感覚です。 キャラクターが魅力的なのがいいですね。思えばまどそふとはいつもそこを大事にしていますね。ただ、少ない男性陣はキャラデザも別ということもあって、見た目の温度差が半端ないことになっています。特に慣れるまではイヴとテイオーの立ちCGはとても同じ地面に立っているように見えません。作中ではステータスも出ませんしねぇ。テイオーが予想以上に低いのか、それともイヴが予想以上に高すぎるのか。個人的にはイヴがなんか台の上に立っているのかな、くらいに思っています。謎は尽きないなー。 個人的に気になるのは世界観がちょっと狭いところですかね。ご都合主義的なところは仕方ないと思いますけど、どうにもそれが世界観の狭さに起因していそうなところがねぇ。バアさんどんだけ有能なのよ。いや、そんなレベルを軽く超越してますよ。世界を変えられそうな勢いですわ。 シナリオでいきなり鬼怒川温泉に行くのも世界観の狭さゆえなのでしょうか。本当に唐突で意味がわからないくらいでしたよ。タイアップでもしてるの? ってくらいの存在感デスヨ。 原画家さんは慣れの問題なのか、それとも与えられた時間の問題なのか、どうも安定性に欠ける印象があります。立ちCGやパッケージイラストはとても素敵な仕上がりなんですけど、イベントCGになると途端にバラツキが出てくるような気がします。特に共通シナリオ内のイベントCGにその傾向が強いような……。イヴにしてもくくるにしてもあんまりイベントCGに見えないような感じです。 何なら共通シナリオからデレてくるイヴさんはとても可愛らしく他ヒロインのシナリオにもそれなりに影響がありそうなくらい。イチャイチャは濃密でなかなか堪能できました。ま、それだけに終盤の展開に濃い影を落とすことになるんですけどねぇ。汐莉さんはさぁ。そういうところだぞ? 普段あまり触れないところだとHシーンは少し気になりましたね。なんというか、2人とも基本をないがしろにして応用に走り過ぎではないか、って感じで。初めてがいきなりパイズリから始まることもそうですけど(主人公がこだわった訳でもないのに)、せっかくのエロ可愛い制服をほとんど有効活用していないあたりなどなんだかもやもやするシーンが多かったような気がします。なんか初々しさが足りない感じというか。 それにしてもイヴは全編通して可愛らしくはあったんですけど、それが最も輝いていたのは共通シナリオ終盤の「もう! さ・い・しゅ・う・テ・ス・ト!!」だったように思います。あの無茶ぶりはなかなかに最高でした。普通に難易度が高すぎるし、好感を得ているくらいの段階であの言い回しはいっそ反則でしょう。その試練のオチも相まって強く印象に残りましたね。出会った時からキラーパス出しすぎです。 |
2024年8月11日(日) |
セレクトオブリージュ2~3回目終了 |
2人目は夜刀くくる。 まるでイヴシナリオを反省したかのようなくくるシナリオでした。ヒロインであるくくる以外にも一ノ瀬七、モンステラ、それにファイブにも多くの出番があるので会話がいつも賑やかで楽しめます。序盤は極端な態度であるくくるの態度が少しずつ変わっていく様子も上手く書けていますし、そこには彼女たちの存在が大いに役立っていると感じます。特に七の存在は大きいですね。ちなみにイヴシナリオに比べれば他のヒロインたちもある程度は出番があります。 段々と軟化してくるくくるさんは予想以上に可愛いです。七が愛情を注いでいるのも強く頷けます。本作のちょっと面白いところは主人公の方から共通シナリオでプロポーズしたくせにいざヒロインが距離を詰めてくると、途端に主人公の方が距離を取り始めるんですよね。いや、お前が言ってきたんじゃん、とヒロインからすればなりますわ。まぁ、恋愛を大事にするのはいいことではあるんですが、なんか納得いきにくいものも感じるでしょうねぇ。 良い物語ではあるものの、贅沢を言えばくくるシナリオは盛り上がりに欠けるところがあります。困難な局面というものがあまりないんですよね。有能なメンツがそろっているということもありますが。 本作はエンディングを迎えるとシーン鑑賞におまけが追加されます。これはHシーンはもちろんですけど、事実上のエピローグにもなっています。未来の話になっているので。ただまぁ、そういう側面もある、というだけなのでエピローグとして期待してしまうとちょっと尺や内容的に物足りなく感じることもあるかもしれません。 3人目は一色奏命。 なんというか、共通シナリオからラスボス感が半端ない奏命。ところが、いざ気に入られる(個別シナリオに入る)と恐ろしい勢いで近づいてきます。このシナリオでもやはり、主人公が似たようなスタンスなので、焦れた奏命がお目付け役の空と花の目を盗んで超接近戦を挑んでみます。SDカットで主人公が攻められる姿はなかなか珍しいのではないかと思います。誘惑にどうにか耐えて2人から褒められるというのもなんだか立場が逆転している感さえあります。予想しない楽しさがありました。 このシナリオもくくるシナリオと同じくお目付け役の空と花がいるので掛け合いはそれなりに楽しめます。しっかりと温度差が感じられるあたりは良いですね。 不器用な奏命さんの反応は普段の有能さとのギャップもあってなかなかの愛らしさ。イブやくくるに負けていません。ここでも空と花が良い存在となってくれています。うまいこと解説役になってくれているんですよね。 物語はまるで有終の美という感じで作品全体のエンディングっぽさがあります。でも、個人的なルート選択のせいでまだひとり残っているんですよねぇ。これは選択を間違えたかもしれません。 |