ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。
2022年11月14日(月) |
メガドライブミニ2な日々その1 |
ようやく開封して始めておりましたが、まずは前回ノーチェックだったメガドライブミニ2パーフェクトブックから。こちらは完全に3年前のものを踏襲しています。よく言えば安心、悪く言えば進歩がないと言ったところでしょうか。攻略にそれほど役に立つ情報が多くないあたりも共通しています。以前のが気に入っていたのなら購入しても良いかもしれません。読み応えがあるとは言い難いですけど。 しかし、今回久しぶりに以前のものを読み直したところ気になるポイントがありました。それは奥成氏とプラチナゲームズの神谷氏の対談記事です。なにか今回のメガドライブミニ2のソフト発表の過程において奥成氏が語っていたことが、この対談で神谷氏が言っていることとかなり被るんですよね。アーケードからの移植がもっと欲しかったとか、そのままの移植でないのがいいとか。極めつけは「グラディウス」発言ですね。 メガドライブミニの「ダライアス」に代わるサプライズは何か? みたいなところで奥成氏は例えば「グラディウス」を移植してもそれはもう(「ダライアス」で)やったものなので予想通りで驚きがない、というようなことを言っていて何か不思議な感じがしていたのですが、この記事を読むとすんなりと腑に落ちてしまうように思えました(神谷氏はメガドライブに「グラディウス」の移植がなかったことに苦言を述べています)。 選定基準に係わっていたなんてさすがに思いませんけど、最も大きなユーザーの声として神谷氏は奥成氏に影響を与えていたのではないでしょうか。それこそ、本人たちが細かいことを忘れているような無意識に近いレベルの感じで。最後の発表の場に神谷氏がいたのもそう考えればごく当たり前の成り行きだったのではないかと。 閑話休題。 最初に起動したタイトルは下手すれば3年前から決まっていた「シャイニング・フォースCD」です。なにせ、そのために前作では我慢できずにアジア版まで購入した人ですから収録されるとなれば必然の流れでしたね。 やはり、良い出来ではあるのですけど、相変わらず難しいです。3年前も書いたように思いますが、システム的にはリターンの魔法によって何度でもやり直せるので簡単なんです。けれども、ユーザー側の方で勝手に「ファイヤーエムブレム」的に一度やられたらおしまい、死なせたくないよね、なんて制限をかけると途端に難しくなります。数値を含めてランダム要素が強すぎるんでしょうねぇ。「ひっさつのいちげき」が節操がないくらいに出ますし、攻撃を完全に防いでしまう「ぼうぎょ」もそれなりの確率で出てしまいます。2回攻撃も結構な頻度で出ます。それこそ、戦術を組むのが難しくなるくらいには。結局、計算外を減らすためにはあらかじめ十分にレベルアップしておくしかないっていう。 それと具体的な影響はいまひとつ? なんですけど、ステートセーブに頼り過ぎる危険が本作にはあります。外伝2作をカップリングしたゆえに原作のゲームギア版ではなかった「Ⅰ」のデータを「Ⅱ」に引き継げるという要素があるのです。当然ですが、これはいくらステートセーブをしても意味がありません。あくまでも、作品内におけるセーブをしないといけません。連続してプレイして上書き保存しているとちょっと危ないかもしれません。最終決戦で一つでも残っていればリターンで帰れば問題ないのでそこまででもないと思いますけど。 ただ、引き継いでもそんなに影響あるのかねぇ、という気もします。そもそも、ユニット数がとても少ないですし、レベルも低いように思います。少なくとも最初に出たキャラはそうでした。 「シャイニング・フォースCD」に疲れた時は「アウトラン」を起動しています。当時は自分で買いませんでしたし、周囲に持っている友人もいませんでした。なので初プレイになる訳ですけど、これはそれほど良移植でもないですねぇ。当時に買っていたら不満を持ちそうな仕上がりです。エンジン音がないのももちろんですけど、全体的に地味で爽快感がないのもしんどい感じですし、音楽の再現性もいまひとつです。当時の新曲もやっぱりというか、なんかピンときませんしねぇ。まぁ、気楽に遊ぶのならってところでしょうか。やっぱり、素直にアーケード版を遊ぶべきですよねぇ、と思ってしまいます。 まだまだ始まったばかりで喜びしかない状態です。ジェネシス版に手をつけるのはいつになるかしら(ACアダプタのことがあるので開封はしている)。 |
2022年11月22日(火) |
メガドライブミニ2な日々その2 |
「シャイニングフォースCD」。 とても楽しくウキウキしながらプレイしていた本作でしたが、ちょっと困ったことになってしまいました。私のプレイに何か問題があったのか、2本目のシナリオをクリアしたのに3本目のシナリオが現れません。マニュアルを見ても3本目は2本目をクリアするだけで出てきそうなんですけどねぇ。攻略サイトを見てもそれらしいことは一切、書いていません。あるのは更なるおまけのことくらいですね。ということでどうしたらいいのか困惑中です。本当に困ったなー。 「ファンタシースターⅡ 還らざる時の終わりに」。 ということで仕方なく、とばかりにこちらに手をつけました。もちろん、イージーモードに決まっています。本作はメガドライブを購入する決め手となったタイトルでしたが思い出としてはロクなものが残っていません。ひたすら苦行のようでした。 技術的にはすごくてもひたすら見にくいだけのダンジョンの二重スクロールや高すぎる難易度、楽しくはない戦闘、目当てにするにはしんどいシナリオ内容。音楽が少し気に入ったくらいでしたかねぇ。本当に良い思い出がないなぁ。 今回イージーモードにしてもそれほどプレイしやすくなる訳でもありません。少しばかり緩和される程度、です。レベルアップに苦労しないのは良いものの、本作はレベルアップ自体の強化は他作品と違ってそれほどでもありません。塵を積もらせないと実感できないレベルです。武器や防具の入手によってようやくそれを実感するというところ。その際のお買い物も非常に不親切ですからねぇ。誰が使えるのかわからないのに間違った買い物をしようとした時に店員に言われるセリフも軽くイラっとさせられますからね。じゃあ最初から教えてくれよ、と言いたくなるくらい。 ダンジョンでは容赦なくその牙を剥いてきます。ここではイージーモードの恩恵はそれほど受けられません。最初のダンジョンからして難易度は高いです。たまに見えるコンテナ(宝箱)にはなかなかたどり着けません。1階にあるものなのに。マップは行き止まりの連続で、先程も触れた二重スクロールでそれが確認しづらくなっています。エンカウント率は下がっていると言ってもそれでやっと普通のRPGくらいですし、これのおかげで2Dダンジョンなのにマップが把握しにくいという現象が起きるのです。 結局、最初の宝箱にたどり着くのはなんと一旦、2階に登ってから降りてこないといけない厳しさ。しかも、3つのうち2つは鍵がかかっているという鬼仕様。これが最初のダンジョンとか信じられますか。作り手の底意地の悪さが感じられますよ。初めてプレイするRPGがこれならもうトラウマものでしょう。昔のはイージーモードなんてない訳ですし。当時の私はパソコンや「ドラクエⅡ」で鍛えられていたのでなんとかなりましたが……。 まだまだ序盤ですけど、正直いつまでプレイしていられるかわかりません。ツラさに対して喜びが少な過ぎなんですよね。 「メガパネル」。 当時は自分自身も周囲も誰も手を出していなかったので初プレイ。ルールはシンプルでわかりやすいものの、難易度は高いように感じます。というか、個人的な適性が大きく関係していそう。厳密には本作は落ちゲーではないですが、それらのほぼ一切がまるで得意ではない私にはどうにもしんどいです。プレイしていてそれなりには楽しいのですが、腕前は全く上達せず、一番簡単なはずのエクササイズモードさえ何度、挑戦してもクリアできません。目玉のピンナップモードなんて地平線の向こうですわ。遠すぎます。 色々あってあんまりプレイ状況は順調とは言い難い感じです。思った以上に時間が取れないし、予想外のトラブルもありますしねぇ。まぁ、のんびり進めていこうと思います。 |
2022年11月27日(日) |
メガドライブミニ2な日々その3 |
異世界おじさん8話。苦節3ヶ月。ようやくこの時が来ました。もう何周したことかわかりませんが、遂に新エピソードである8話が放送されました。しかし、いきなりのオープニングカット。嫌な予感の通り、ますます原作消化率が上がってしまいました。原作3話分を1話に詰め込んでいるので、もはや凝縮といった有り様ですね。エピソードもカットしまくりです。もったいないにも程がありますて。 勇者誕生のくだり、マウンテンスレイヤーやマッドネスバーサーカーの呼び名はありません。後の悪口も当然カットでした。切ない。まぁ、その後の異世界英語のあたりはそれほど意味もないので良いかと思いますけど。旬を過ぎている感もあるネタですし。ただ、さらに後の「ゲーム感覚でやりました」ネタがないのもねぇ。これものちのちのカットにつながりそうです。 こうなると一旦3人だけでダンジョンを攻略するシーンももちろんなし。さすがにその後はありました。というか、生き残ったネタでホッとする段階まで来てしまってますよ。 記憶を消される時のアリシア役の豊崎さんの演技が良かったですね。指示があったのかどうかわかりませんが、とても印象的な発音になってました。でも、「リセットボタンのあるゲーム機世代の人みんなこうなの…?」がなかったのは残念。さらにもう一度記憶消去未遂もあるようで地味にちょっとカット。セガネタもどんどん削っているなぁ。もうツッコミ疲れするレベルですわ。 結局カットしまくりのせいでアリシアたちのエピソードはあまりインパクトがない感じになってしまったのでは。原作未見の人にはキャラが弱く見えるのではないでしょうか。ただでさえ、毒要素のないキャラですし。もちろん、サターン故障ネタもオールカットで次の話数へ。 マークフェルド司令の居場所を訊ねるくだりも細かい部分はごっそり削り倒し。長距離移動の話も当然のようになし。 司祭や司令に加えて田淵先生のキャスティングが異常に豪華で笑いました。一体何人の主役級を出せば気が済むのか、このアニメは。本来のメインである子安さんたちがキャスト表を見て笑うのもわかりますね。まるでネタのような布陣です。飛田展男、前野智昭、玄田哲章ってなぁ。明らかにやり過ぎでは。やっぱり、声優が一番のお金の使いどころのような。しかも、幼少時のエドガーやライガにもしっかりとキャスティングされてるし。 田淵先生のところはアニメだけ見ている若い人たちには通じるのか気になるところですねぇ。どんな反応なのかしら。そして、驚きなのはメイベルの登場までがAパートであったというハイスピードぶり。昔のジャンプアニメが見たら腰を抜かす消化率です。なんという贅沢さ。 メイベルママの本出版のエピソードはもちろんなし。これ、名もない兵士さんの気持ち悪さも含めて好きなのになぁ。無念。ここからのつながりとしておじさんが真剣にメイベル攻略法を開陳するくだりも全てなし。これすごくおじさんらしい部分だと思うんだけどなぁ。メイベルを可愛いと言いつつもこれなあたりが。 原作通りでありながらやたらと強調されている「お賃金」のセリフが良い感じ。果たして声優のアドリブか、それとも演出指示か。多分、原作はそんなに意識していないと思います。 あとは副官さんのメモするあたりもなし。これももったいない感じ。グレイラーさんはアニメではもう出番ないだろうだけにねぇ。恐竜ネタはあっても「ジュラシックパーク」はなし。色々と切ない。 エンディングにこっそりとアリシアが追加されてました。や、指輪もらわないんですけど、これ勘違いする人いそうだなぁ。 無事に8話が放送されたことは良かったですけど、この先もカット祭りになりそうで複雑な心境です。 メガドライブミニ2を当然、継続プレイ中。 「ファンタシースターⅡ 還らざる時の終わりに」。 もう匙を投げました。最初のダンジョンをクリアしたあたりでやる気ゲージがすっかりゼロに。なぜプレイしないといけないんだ? くらいの認識になっちゃってました。改めて言うほどではないけど「Ⅲ」の方が良かったなぁ。あちらならイージーモードがなくても問題なくプレイできるので。 「ゲイングランド」。 ステートセーブ大活躍! 残機がそのままの数だけユニットの種類がいるゲームなのでお試しが大事なのですが、普通ならよくわからない間に死んでしまいます。ましてやゲーセンとかでは尚のこと緊張感とかあって難しいと思います。ただでさえ、攻略法がわかっていてもその通りにプレイできるかが重要なのにねぇ。実際、真面目にプレイしていた間はサッパリ進まない上にユニットの特性も理解が進まないままでした。 ステートセーブを使い始めるとすごく面白くなってきました。戦術を考えるのも楽しく、その通りにプレイできた時はなかなかの喜びがありました。しかし……、そうやって進んでいると段々と疑問符が沸いてくるように。果たしてこれでいいのか? と。当然かもしれませんけど、ズルい気がしてしまうんですよ。まだ半分もプレイしていないのに偉そうなことこの上ないですが。 |