徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2022年9月4日(日)
またしても悲報
 異世界おじさん7話。ようやくアリシアが登場もかなり構成を変えてきました。これまでよりも原作消化率を上げてしまって、これまでと比べると1.5話分くらいを1話に詰め込んでしまっています。今までですらかなり削られていたのですから基本、入る訳がありません。エピソードがだいぶなくなっています。冒頭にコミックス1巻のおまけが入っているものの、声優はなかなかに早口で喋っている印象。特にエルフ。あるいは普通に収録したものを早めているのかもしれません、ってなくらい。絵的にも鬼神のようなエルフのフィニッシュブロー(あと放った後の姿)を再現していなくてもったいない。なので意識がないくらいの重傷にあんまり説得力がなくなっています。
 2巻のアリシア一行と出会うエピソードもかなりの駆け足。メガドライブの購入も配信からとしていてエルフマネーには触れていません(この時の発音はすごく良かったです。子安さんはなんて演出指示されたんだろうなぁ)。ついでにオチであるたかふみに怒られる描写は一切ありません。記憶魔法を見せるためにメガドライブをプレイ途中で電源を切ってしまう描写もなんだか違和感があります。なんだかおじさんっぽくない。しかも、これをわざわざ付け足している訳ですし。
 封印魔法をおじさんが張り直すシーンをオリジナルで入れるのもなんだか奇妙な感じ。オリジナルを入れるなとは言いませんけど、少なくとも、時間のなさを感じながらやるほどの意義は感じられません。そもそも、おじさんはあの時、宙に浮かんでいたりしませんでした。今までであれば4話の時にアリシアたちが出ていた振り返りを入れたであろうに(メイベルの時のように)、どうも解せない感じです。
 「メンタル鋼かよおじさん」がなかったのは本当に残念。
 記憶消去の場面は一切の溜めがなくて流れるように進行してしまってアリシアが決め顔になっておらず印象が薄いですね。惚れたのかな? というところでおもむろにイキュラスキュオラするのがおじさんらしくて面白いのに。
 ワイルドトーカーの検証シーンもオールカット。おかげで「パンツァードラグーン」もなし。ライガの叫びでアリシアがキーンとするところもなし。可愛い場面なのになぁ。他にもいちいち上げていると切りがないくらい。削り過ぎでは。
 森やんがきちんとキャスティングというか、クレジットされているのに笑いました。あとこの時の藤森さんの演技の変化があまりにも極端すぎて怖いくらいでした。軽いホラーですよ、この変化は。
 そして、またしても異世界おじさんの放送が延期となってしまいました(泣)。しかも、今回は前回よりも長い1ヶ月で、おまけに8話がいつとは書かれていないという悲しさ。ツラすぎます。出来も少しばかり怪しくなってきているしねぇ。

 惑星のさみだれ9話。回想にてカジキマグロの騎士登場。ようやく面白くなってきたと言っていいと思いますけど、正直なところ遅すぎるよなぁ。待ったにしては……、と言われても仕方ないくらいかなぁ。

 Extreme Hearts9話。なんというか、スノーウルフ2人のキャラといい、今回であっさり決着がつく内容といい、実に実に都築さんらしい作品だなぁ、と。悪い人はこの世に存在しないのではないか、というくらいの世界観。バンシーの人が限界なくらい。なんとも平和です。まぁ、日常系以外でそうした作品は珍しいので良いのではないかと思います。わりと真面目な話し。

 リコリス・リコイル10話。んー、今さらDAの無能さは言っても仕方ないのかもしれませんけどねぇ。この期に及んでもたった一人に頼りきる姿勢になんとも思わないのかしら。それが危機管理の姿勢なの? そもそも、これまで存在を全く隠してきたということがどうにも嘘くさいよねぇ。あの雑な追跡の仕方を見ても目撃者を生まないとはとても思えない。警察は上でつながっているとしても暇な私立探偵あたりにも嗅ぎつかれそうな練度にしか見えないなぁ。まぁ、圧力でどうにでもするんでしょうけど。
 個人的にはどうも世界が狭くて盛り上がり切れていないように感じます。吉さんに何もしない真島もなぁ。


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