徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2022年6月12日(日)
メガドライブミニ2発表
 しばらく前に表題通りメガドライブミニ2が発表されました。てっきり今年はアストロシティミニVがあるので来年以降かと思っていただけに嬉しいサプライズです。以前に奥成氏がミニシリーズ的なものは企画している、というような主旨の発言はしていたのでメガドライブミニ2であることに驚きはなかったですけど、めでたいことに変わりはありません。個人的には発表からずっと浮かれ状態が続いています。
 収録ソフトは50本以上。定価は上昇しましたが収録数は増加しました。前回は見送られたメガCDソフトも採用。残念ながら32Xソフトは今回も不採用となってしまいました。数タイトルでいいのでなんとかして欲しかったですね。なんせ最もプレイ環境をなんとかしにくいタイトルたちですからねぇ。ちなみに内訳はメガドライブ30本、メガCD20本のようです。
 地味に大きなポイントとしてACアダプタ変換プラグの仕様電圧が変更になりました。前作メガドライブミニの時にメガCDタイトル不採用の理由として電圧の話が挙がっていましたが、どうやらそこは解決できなかったようですね。
 今回の発表で明らかになったのは「シルフィード」、「シャイニングフォースCD」、「ソニック・ザ・ヘッジホッグCD」、「夢見館の物語」、「ぽっぷるメイル」、「バーチャレーシング」、「ボナンザブラザーズ」、「シャイニング&ザ・ダクネス」、「サンダーフォースⅣ」、「まじかる☆タルるーとくん」、「ファンタジーゾーン」の10プラス1本。前回同様に残りは順を追って公開されるようです。また発売までの期間を色々と想像して楽しめますね。ちなみに発売日は10月27日予定。価格は税込み10978円。
 以下は軽い解説と個人的な思いなど。

 「シルフィード」:これぞメガCD運命共同体(当時)であるゲームアーツ渾身の一作。遡ること当時からさらに10年近く前、友人宅で見せてもらったPC8801版のシルフィードは衝撃的でした。喋るだなんてねぇ。ザカリテはこの時から存在してました。
 多くのユーザーのメガCDを購入する動機のひとつになっていたくらい。ドラマ性の高いシューティングゲーム。というか、さすがに記憶が曖昧ですけど、メガCDは予定されていたローンチタイトルが次々と延期になったような気がします。「ルナ」の一作目もそうだったような。「ダークウィザード」もそうだったかな?
 現役世代は懐かしさもあって楽しめるでしょうけど、新規ユーザーはこれ楽しいかしら? となんか心配してしまいます。

 「シャイニングフォースCD」:前作の時に「1」をプレイして、我慢できずに「2」が入っているアジアエディションを購入したくらいですから、これが入ってくれるのはとても嬉しいです。当時はゲームギアを所持していなかったのでこれが遊べて、さらに追加シナリオもある「CD」は最重要で押さえてました。ボリューム的にも遊びがいのあるシミュレーションRPGでしたねー。「1」とは異なる作画もこれはこれで好きでした。

 「ソニック・ザ・ヘッジホッグCD」:これは当時、購入しておりません。本作が発売された当時はソニックに少しばかり食傷気味になっていた時期でした。まぁ、これは私だけでなくセガ的にもメガドラ時代に出し過ぎた認識だったようで、その反動でサターンではソニックタイトルは出なかったくらいですからね。

 「夢見館の物語」:メガドライブのCG性能が弱かったことで却って神秘的な雰囲気を生み出した不思議なアドベンチャーゲーム。つまり、部分的には怪我の功名だった訳ですが、スタッフはどうやらそれをわかっていなかったらしく、サターン版の続編ではくっきりし過ぎて色々と台無しな感じになってました。
 本作や当時の洋ゲーが「バイオハザード」に与えた影響はきっと大きかったと思います。
 ゲームセンターCXの放送を見て気になっていた人も多いのではないでしょうか。

 「ぽっぷるメイル」:こちらも当時、購入しておりません。セガファルコムという言葉に色々と翻弄された時期でしたね。正直、今見てもパッケージイラストは好きではありませんが、中身のアクションゲームはパソコン版とも異なるということで気になってました(あくまで後日になってからですが)。ヒロインの声優が林原めぐみというのも時代を感じさせますね。セガは昔っからミーハーっぽいキャスティングが目立ちますよねー。
 ジャンル的にはアクションRPGに当たるようです。

 「バーチャレーシング」:同じく未購入でした。特殊カートリッジが目を引いてました。確かに頑張っているタイトルなんですけど、これはあまりにアーケード版が凄すぎました。比べられてしまうのが気の毒なレベル。前作メガドライブミニにレースものが「ロード・ラッシュⅡ」くらいしかなかったので良いチョイスだと思います。

 「ボナンザブラザーズ」:奥成氏によると前作を出した時になぜ入っていないのか、の声がかなり多かったタイトルだそうで。氏は有野課長の影響力を語っていましたが、本当にそうなんでしょうか。挑戦はかなり初期ですしねぇ。もちろん、影響がないとは言いませんが……。
 唯一無二と言っていいくらいの珍しいタイプのアクションゲーム。2ライン制になっていて手前と奥を行き来して敵をかわして財宝を手に入れて各ステージのゴールを目指す作品。元はアーケードからの移植で上下分割による2人同時プレイも可能です。

 「シャイニング&ザ・ダクネス」:「シャイニングフォース」のチームのデビュー作である3DダンジョンタイプのRPG。これぞメガドライブミニ2が実現したからこそ、というタイトルと言っても過言ではないと思います。それは某読者レースなどを見ても明らかですね。何度企画しても最初のやつにこれが入る世界線はなかなかないと思います。当時、私は知らなかったのですが「ドラクエⅢ」を作ったスタッフが製作したRPG、なんて煽り文句があったらしいです。プレイした身としては「そりゃすっげぇ」としか言いようがないですね。聞いていなくて良かったと心の底から思いますわ。
 「シャイニングフォース」につながる操作性の良さは窺えますけど、一本道すぎるストーリー展開はちょっとねぇ。ただでさえ、3DダンジョンRPGは色々と単調になりやすいのに。エロゲーの「ワーズワース」の方が何倍も面白いと思います。どっちが先かは忘れましたけど。

 「サンダーフォースⅣ」:言わずと知れた王道横スクロールシューティングの第4弾。メガドライブ最高傑作のひとつと言って異論のある人はそんなに多くないと思います。前作メガドライブミニに「Ⅲ」が入っていたのでプレイしたくなった人も多いのではないでしょうか。セガ作品とは違ってこちらは国民投票企画でもなかったですからね。音楽も必聴ものの素晴らしさ。当時はマニュアルを傷つけてまでサントラCDを購入しました。今でも持っています。テクノソフトギャルズもまだ健在でした。

 「まじかる☆タルるートくん」:「パルスマン」を作ったゲームフリーク制作の原作付きアクションゲーム。メガドライブとは思えないパステル調のグラフィックが目を引きます。「幽遊白書」に続く版権ものからの実現が嬉しいですね。メガドライブにしては難易度も低めです。

 「ファンタジーゾーン」:前作の「ダライアス」枠に当たる追加の一本はセガの代名詞的なシューティング。今回は「スーパー」の方ではありません。
 PCエンジンには出ているのにセガハードであるメガドライブには出ていないんですよね。スタッフ的にも「ダライアス」と同じパターンであるので出来の心配もなさそうです。個人的にはマスターシステム版のブラッシュアップなんかも見てみたかったですね。

 今回も例の合体攻略雑誌が出てくれたらなぁ、と期待しています。



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