徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2014年9月7日(日)
9月戦線
 長らく放置ですみません。ま、予想がついた方もいたかもしれませんが結局、8月は何も買いませんでした。なので新作は何もプレイしていないので単純にネタがないのですね。更新しなかった、できなかったのはそれが理由です。「PRIMAL HEARTS」はちょっと悩んだんですけども、見送りました。体験版の感触はそこそこ悪くはなくて、「まぁ、買ってもいいか」くらいの気持ちだったのですが、その後に忘れかけてプレイしたHシーン体験版が決定打となりました。中途が描かれていないからある程度は無理もない面もあるのですが、それにしてもヒロインの人格変わりすぎ。特にちびっこの天神平は何があったのかという驚愕の変容っぷり。薬でも打たれて壊れちゃいましたか? とわりと真面目に心配するくらいでした。本来、苦手なロリ担当がどうにかいけそうかな、と思ったところでこれだったので断念しました。
 ということで今月の更新は少なめになりそうです。

 先日、spriteの「蒼の彼方のフォーリズム」が11月に延期になりました。ということで迷っていた9月タイトルは自動的に残った2本を買うことになりそう。他にあまり欲しいものもありませんしね。
 今は11月に発売される「ChuShingura46+1-忠臣蔵46+1武士の鼓動(A samurai's beat)」に合わせて本編を再プレイ中。細かいところは忘れているのでなかなか楽しめてます。しかし、初回プレイ時も感じただけになまじ2回目ともなると直刃さんの自分勝手な姿勢に時折イライラしてしまいます。こちらの視点がより俯瞰的になっているせいもあるのでしょうけどね。それにしたってコロコロと態度が変わりすぎです。まだ2章でこの状態なんですからね。4章では困ったことになりそう。
 それと演出もね。安兵衛のHシーンはかなりどうかと思います。その裏で起きていることを考えるとねぇ。もちろん、製作サイドはわざとやっているんでしょうけど、これじゃ悲劇というより主人公がアホみたいになってますよ。涙を誘うシーンというより主人公の間の悪さにゲンナリでした。

2014年9月21日(日)
相も変わらずネタがなく
 また激しく放置でした。まぁ、そうは言っても管理人的には過去日記のサルベージをしているのであまりサボっていた感覚はないんですけどね。ようやくあと少しくらいになりました。しかし、問題も合わせて浮上。
 うちのビルダー君はどうやら1ページにある程度以上のリンクが増えるとストを起こすようでして。これまでも複数回ありました。突然、保存までしたはずのリンクが数ヶ月分も消滅するのです。一切の警告もなしに。それどころかページを終わらせようとするとその状態で保存を要求してくるのです。なんとかキャンセルして管理ツリー画面に戻してもう一度、入ろうとするとすでにエラー扱いというむごい仕打ちが待ち受けていました。それどころか触っていないはずの場所が謎のリンクエラーまで起きている始末。これまではなんとかしていましたが、実際には二度目ではなく三度目の作業になるのでいい加減に馬鹿らしくなり、ページ構成にちょいと変更を加えることにしました。
 これまでは「日記目次」から過去日記タイトルが全て並ぶようにしていましたが、ビルダー君がむずがるので数年単位で分けることに。個人的にはクリック数がひとつ増えるのであまり嬉しくないのですが(見た目も良くないですし)止むを得ません。ま、正直あまり需要はないでしょうから問題は少ないと思いますけど。取りあえずよろしくお願いします。

 「ChuShingura46+1-忠臣蔵46+1-」の再プレイはあっさりと止まっていて、代わりに「スーパーロボット大戦MX」に移行中。もうこれ10年前のなんですねぇ。スパロボ単位で考えると時間がとんでもなく早く感じますな。とてもそんな時間が経ったようには思えません。まぁ、全タイトルを買っている訳ではない、ということも関係しているとは思いますけど。
 なぜ、「MX」を再プレイしているかと言えばここ数年「Z」シリーズをプレイしていて感じていたもやもやを確かめるため、でしょうか。なんというか、楽しくない訳ではないんですけど、ふとした拍子になんか違うと思えてしまうんですよね。作品が変わったのか、私自身が変わったのか。
 「MX」をプレイすることで少しそれがわかったような気がします。
 誰でもそうかと思いますけど、自分の好きな作品が参戦していれば嬉しいものでしょう。それは間違いない。けれども、好きな作品群というものはただ好きの程度が異なるだけでしょうか。いつ、どんな時に見たか、好きであったか、がとても大きいような気がします。早く言えば子供の頃に見た作品と大人になってから見た作品では同じ好きでも色々と差があるのではないでしょうか。もちろん、個人差があるとは思いますが昔に見た作品ほど付き合う時間も長く愛着も深まっている可能性が高いです。不当なほど美化されていることもあるかもしれません。
 詰まるところ、簡単に言えば懐古主義に浸れる作品が少ないとさみしいなぁ、ということですね。「マジンガーZ」が新しく作られたが為に旧「マジンガーZ」が出番を失うことになったのもしんどいです。構図は異なりますが「ゲッターロボ」も同じようなことが言えますね。ああ、「Zガンダム」も似たようなことが。
 あとは「燃え」成分の不足。タイトル通りのスーパーロボットが少ないので近年は常時、不足しがちであるように感じています。近年の作品はスペックだけのスーパーロボットという感じでどうもね。作品自体もあまり視聴者に「燃え」を感じてほしい訳でもなさそうなのが多いですからね。
 それと「Z」シリーズも長く続いて(本数以上に年数がそう感じさせます)マンネリということもありますか。それが未だに「時獄篇」に手を出していない理由でもあります。ちょっとはダウンロードコンテンツのこともありますが。
 個人的にはPS2から演出もかなり向上しただけに、これ以降に出番がなくなったような作品をまた登板させてほしいですね。と思って調べてみたら、わりと私が買っていない作品で顔出ししているケースが多いみたいです。「ダンバイン」とか久しく見ていない印象でしたが……。

 今月は悩んだ意味もなく3本のうちの1本である「蒼の彼方のフォーリズム」が11月28日に延期になって脱落。「ヤキモチストリーム」と「なないろリンカネーション」の2本になりそうです。

2014年9月27日(土)
なないろリンカネーション1回目終了
 1人目は滝川琴莉。
 なんと、もう1周目が終わっています。うちのサイト的に考えるとかなり早いですね。こんなことはいつ以来でしょうか。
 実際のところ、かなり短いと思います。確かに体験版1と2を事前に終わらせていたのでそのあたりはおさらい程度に流しましたがそれにしても、です。本作は長編ではなく中編と銘打っておく方が適切だと思います。シナリオとしても通常の作品なら中盤の重要なイベントが終わったくらいで、あっさりとスタッフロールが始まってしまいましたから。多少は予想していましたけど、それでもやはり、いざ終わりとなると驚きました。
 シナリオは長短が激しくせめぎ合っています。日常描写なんかは安定していて、それなりに盛り上がりもあって共同生活は楽しかったりするのですが、ここで中編サイズというのが響いてきます。簡単に言うとすぐに終わってしまうんですよ。せっかく就職した(?)霊能探偵ライフもすぐにエンディングでは効果も半減です。解決した事件もわずか3つほど(正確には2つと言っていいくらい)とまさに始まったばかり。ゲーム内時間でもわずか1ヶ月と実にスピード展開。まさに夏休みだけの職業体験状態。
 まだ1人だけとはいえ、恋愛描写はかなりおざなりな感じです。また、本作というか、琴莉限定の設定のためか、そういった微妙な機微が簡単に流されてしまうあたりとてももの悲しくなっています。
 そして、問題なのがヒロイン琴莉に関わる核心部分。パッケージ中央のヒロインが実は幽霊ってそれはあらゆる意味でどうなのよ? そもそも実は幽霊なんです、はすでに愛犬のコタロウの方でやっていますし、ネタとしてもあまり新味がありません。この作品がホラーに属する訳でもないというあたりも決定力不足というか、どっちつかずに見えやすいです。そもそも、「もしも明日が晴れならば」のような作品でもないのにヒロインが、それも中央を陣取るヒロインが幽霊というのは誰が得をするのでしょうか。おかげで主人公のあまりに切ない素人童貞っぷりが奇妙に輝いています。相手は鬼に幽霊だけデスヨ。どなたもくどいた感ゼロ……。
 さらに困るのが
弱すぎる伏線。もう素直に無理があるといっていいと思います。琴莉がいないところで全員がそこに触れない理由がどこにあるのでしょうか。そして、大概の問題が「幽霊は自分の思いたいように思い込む」という設定のために矛盾解消に便利に作用してしまうところ。おかげで「芙蓉のご飯がおいしい」という発言もチャラ。そこで生じるはずの不自然も登場人物が全員、見事なほどに口裏を合わせてしまうので問題が問題たり得ない。葵なんて由美の件で主人公を脅しているのにこちらに関しては何もしない。空気を読めるようなキャラではないのに。
 琴莉が大木屋に何も感じていないあたりもねぇ。なにより「幽霊は毎日を正確に把握できない」という設定を琴莉が完全に破っているところが苦しすぎます。それが出たの最後だけじゃないですか。自分を幽霊と知らないとはいえ、無自覚に出てしまうものなのに。
 主人公のヒント(?)もあまり機能していないように感じます。いつも制服を着ている→校則だから、これは理由としてほとんど十分だと思います。だってコタロウの散歩だって制服だったじゃないですか。それにヘンテコな退魔衣装を上に羽織ったり、主人公のパジャマを何度も着ていましたよ? つまり、自分で好きに衣装を変えられるということなのでは?
 もうひとつ、時候に関するコメントもプレイヤーにはサッパリですよ。単純に背景など現在の時間に関する正確な記述がある訳でもないのにそんなことを言われてもねぇ。
 これ最初から決めていたにしてはやけに手落ちがあるような。主人公を介して霊が見えるとか、きららに対抗するために発現した力とか。なんか浮いてませんか。ひょっとして他のルートに進むと事実が変わったりするのでしょうか。

 2周目以降はさらにスピード進行しそうな予感がします。

2014年9月29日(月)
なないろリンカネーション終了
 もう終わってしまいました。日曜日の段階で終わるって個人的にかなり短いですよ。そりゃもう、驚くくらいのちっさいボリュームです。
 予想よりも遙かに共通ルートが長く(あくまで相対的な話で全体的なボリュームはとても少ないです)、分岐しようにも話が突っ込んだところまで進んでいて、結局は一本道状態。もっとハッキリ言えば個別シナリオは差分程度で物語的にはないようなものです。恋人が変わるだけ。後はキーパーソンである先日も書いたヒロイン琴莉の扱いをどうするかくらい。それさえも、本人のシナリオを除けば大差ありません。
 エンディングがあるかどうかで判断すると鬼たちはヒロインではないのですね。Hシーンこそありますが、ただそれだけ。作中の主人公の扱い方同様に使用人と代わり映えしない感じです。パッケージにいる5人中3人がヒロインではないのですからなかなか大胆な構図です。
 2周目以降はスキップを連発することになります。通常のスキップはそれほど早くないので次の選択肢まで飛ぶ方を使うのですが、これもあまり使い勝手がいいとは言えません。というのも選択肢の他に「次の日」が設定されているのでなかなか先に進まず、とても手間がかかるからです。ボリュームからすると本当に面倒になるくらいに。選択肢に限ってジャンプしてくれればほんの数回で済むんですけどねぇ。
 一本道であることからも窺えますが惹かれ合う過程はありません。ま、そうでないと同じ箇所で分岐して異なる恋人になるのはとても難しいと思います。すげぇ八方美人という訳でもないですからね。
 推測ですけど、この作品は途中で仕様が変わったんじゃないでしょうか。部分部分を見るとどうにも腑に落ちない箇所が散見されます。例えば伊予が主人公に対して、琴莉の気持ちにどう答えるのか、と問うシーンはオチを考えればいかにも奇妙なやりとりです。相手が幽霊であることはわかっているはずなのに伊予の問いはとてもそれを踏まえたものとは思えません。他にも梓が琴莉を主人公の鬼だと思っていた、というセリフにもすごい違和感を感じます。一見すると理屈が通るようですが、それでは西田宅に侵入する時の様子がおかし過ぎます。葵とアイリスが侵入するのになぜ、琴莉は蚊帳の外なのでしょう。気遣われている理由がまるで説明できません。
 これらは一例で他にも不自然に感じる箇所は見受けられます。まぁ、推測が当たっていたとしても、出来上がったものを見るとわりと早い段階での変更ではないかと思いますけど。
 あまりにもあっさりと「なないろリンカネーション」は終了。ゲーム感想は近日中に。


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