徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2010年4月1日(木)
恋色空模様継続中2
 君に届け最終話。この1話だけ見ると特におかしくもない良エピソードなんですけど、まがりなりにも最終回ということを考えるとちょっと物足りない落着であると感じます。実際、原作未読の人からすればちと驚きのラストなのではないでしょうか。キミトドでも言っていましたが2期シリーズは現時点では未定ですからねぇ。このまま終わってしまっても不思議はない訳で。
 ただ、そういうことを考えなければ原作を非常に丁寧にアニメ化した良作であったと思います。基本的な再現度が高い上に、作画が崩れることもなくラストまで続いたことは賞賛に値するのではないでしょうか。キャスティングもイメージを崩すことのない的確さがあったように思います。1年か1年半後にでも続編が作られることを期待します。
 スタッフの皆様お疲れさまでした。

 「恋色空模様」。現在35時間越え。
 まだ終わりません。11話になって第2部となりタイトルが変わって、オープニングが一新されたのも随分と昔のことのように感じます。この11話になってようやく本作で最初の選択肢が出現。ここまでに要した時間はなんと20時間オーバー。これはちょっとエロゲーでも記録ものなんじゃないかなぁ。少なくとも匹敵する作品は数えるほどしかないと思います。ましてや、ゲーム性が全然ない作品で。
 恐らくは終わりも近づいていると思うのですが、それでもあと数時間は固いと思います。しかも、もしかしたら第3部があるかもしれません。だって未だに誰とも恋仲になっていないし。まぁ、フラグは立っていますし、個別パートも挟んでいるとは思いますけど。ということで1周に要する時間もちょっと記録的になりそうな予感です。さすがに「輝光翼戦記 天空のユミナ」の75時間には届かないと思いますけど、向こうはRPGですからね。
 ↑ここまで書いてから昔の日記を読み返したんですけど(テックジャイアン初出の時の記事を読んでの感想:2009年3月22日)、なんか4部構成とか書いてありますよ? これは怖くてオフィシャルホームページとか読めませんな。もし、構成が変わっていないなら「輝光翼戦記 天空のユミナ」をマジで抜けるかもしれません(汗)。

2010年4月3日(土)
恋色空模様1回目終了
 1人目は加納佳代子。
 ようやく1周目が終わりました。かかった時間はなんと45時間超。純粋なアドベンチャーでこれはちょっと驚異的ではないかと。いくら私のプレイが遅いとはいえ、それほど目減りはしないでしょうし。あ、ボイスは9割くらい聞いての数字です。
 第1部が10話まで、第2部が20話までだったので第3部は30話まであるのでは、と警戒していましたが実際はそんなこともなく。というか、まさか半分に満たないとは思いませんでしたのでちょっと驚きました。あ、どうやら仕様変更があったのか第4部はないみたいです。まぁ、他のヒロインでないとは言い切れないのですけど。
 1部と2部が地に足のついた、非常にしっかりした作りであっただけに第3部は色々と拍子抜けな感じでした。とてもあっさりした個別シナリオだったので。当該ヒロイン以外は碌に登場しなくなり、賑やかな雰囲気はどこかに置き忘れたかのようになってしまいます。
 また、シナリオの主題があまりに困難すぎるがゆえにオチが読めてしまうという奇妙な弊害がありました。佳代子が抱えるものが重すぎるだけでなくて、解決しようがないんですよ。付帯する条件付けがあまりに厳しくてシナリオの答え以外ではどうにもならないという。実際、ちょっと逃げっぽいですからね。
 ラストもなんだかあっさり風味。あれ? って感じで気がつけば終わってました。そこまでがとても長かったということも影響しているんでしょうけれども、それにしてもさくっと終わってしまいました。いちゃいちゃする描写はなかなか良かったんですけど、もうちょいみんなで能天気に過ごすパートがあれば良かったように思います。せっかく文化祭が、なんて伏線があったのに何も活用しないんだものなぁ。全体を通しても普通のイベントらしいイベントがあんまりないんですよね。
 正直に言えば息切れしてしまったようにも見えます。芹沢のこととかあんまり触れていないこともありますし。これは聖良シナリオとかでやるのかな?
 ああ、2周目以降はかなり素早く進行しそうな予感です。

2010年4月5日(月)
恋色空模様2~3回目終了
 仮面ライダーW29話。時代劇編とするために飛ばした設定を出してきました。どっちかと言わなくても映画向きのネタですな。
 若菜の異変はどう見ても目に余る。変態医師びいきの冴子さんでさえ放置してはおけないと思っている様子。なんか家族という形に大きなひび割れが起こりそうな気がします。
 疾風と切札のメモリが素敵すぎる。ちゃんと画面効果までしっかり作ってあるあたり芸が細かいなぁ。なんか仮面の下の顔まで、歌舞伎役者のようになっているし。ママチャリで疾走するあたりなど絵面がとても楽しい。
 絵面と言えば競技場でライダーが昼寝しているのもすごいが、そこに本気で襲いかかる強敵という構図もすごい。来週も楽しみです。

 2人目は内海静奈。
 予想通りに2周目はあっさりと終了。想像以上に共通シナリオ内の差分シナリオは少なかったですね。そして、個別に入るとやっぱり短い、と。どうやら23話で終わる構成のようです。これだとヒロイン5人はちょっと多いような。
 Hシーンを除くとシナリオ量はそれほどでもないだけに個別シナリオはちょっと無理矢理な感があります。強引に窮地を用意して強引に解決する、といったような。正直、個別シナリオだけを見るとそこらの萌えゲーと大差ないんですよね。明らかに盛り下がってますよ。佳代子シナリオはまだしもましだったといえるあたりちょっと。
 3人目は服部彩。
 まずいです。すっかり作業プレイと化してきました。なまじ第2部までが良い出来だっただけに落差が激しすぎます。テンションだだ下がりですよ。もうちょっと読めるシナリオならいいんですけどねぇ。特にこの彩シナリオは苦しさが漂ってます。別にこんなわざとらしい危機を用意せんでもいいと思うんだけどなぁ。2人の仲がかかっている訳でもないのだし、そもそもそういうのは第2部で十分にやったでしょうに。
 あと第2部ラストの妹島流しがちょっと激しすぎるんじゃないでしょうか。ツンデレというか嫌味担当だから、いると主人公とヒロインが(自宅で)Hできないから、という身も蓋もない理由で強制退場だものなぁ。ご都合主義というか思い切りよすぎ。

2010年4月9日(金)
恋色空模様終了
 閃光のナイトレイド1話。アニメノチカラ第2弾。事前の予告CMから伝わってくる気合通りの作りという印象。題材といい意欲は十分という感じです。1話目はキャラクターの顔見せに注力した内容なので2話目以降は世界観にも期待したいところ。

 「恋色空模様」。ようやく終わりました。総プレイ時間は66時間。もう少しで70時間に達するところでした。さすがに最後の方はテンション下がり気味。
 4人目は篠原聖良。
 基本的に同じ切り口からなんで難しい面はあると思うんですけど、どうにも聖良シナリオは苦しい感じです。なんか消去法的に好きなことになっているように見えます。主人公も告白されたから好きになったようにしか見えず、共通シナリオ内の事前の差分シナリオがあまり役に立っていません。加えて本作はどちらかというと好きになるのに理由はいらない、というスタンスを採っているのでより曖昧になっている格好です。特に聖良はわがままキャラで特別に拒絶する理由がなければそれでいいじゃない、というタイプなので思い切りよく恋愛が成立してしまう、と。
 シナリオは芹沢に焦点が当たるのは良かったんですけど、活用の仕方が無茶苦茶で。思わずおいおい、と呟いてしまうレベル。しかも、解決の方法は輪をかけて無茶無茶なものだから恐れ入るというかなんというか。大山鳴動して、って感じです。結局、この軍隊のような風紀委員は最後までリアリティが欠如しっぱなしだったなぁ。漫画でもここまでのはなかなかないですよ。
 ラストは伊東美琴。
 こちらも聖良シナリオと同様に苦しさが漂ってます。本作において個別シナリオ開始時に恋愛感情が育っていないというのはものすごいハンデに見えます。特に主人公は苦しく、肉欲に惹かれたように映ってしまうあたりが切ないところ。
 本シナリオの接待プレイを見て誰しも思うのが、なぜ中西藍子を攻略できないのか、ということ。正直、ここまでの4シナリオ限定ならば良いキャラだけどまぁ、仕方ないよね、と思えたのですがこの美琴シナリオは逆の意味で酷すぎます。水着エプロンで誘惑されて選択肢が出ないなんてありえないデスヨ。
 長すぎる「恋色空模様」もこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。

2010年4月15日(木)
WHITE ALBUM2~introductory chapter~開始
 遅くなりましたが先日どうにか「恋色空模様」の感想をアップ。なんとももったいない作品でした。簡単に言っていいことではないかもしれませんけど、個別シナリオでの失速がなければねぇ。名作と呼ばれる作品になったかもしれないのに。ま、次回作に期待ということで。

 仮面ライダーW30話。もはや基本といっていい長谷川氏のどんでん返し。そんな状態だからもう驚く人もあまりいなくなっているかもしれません。まぁ、掃除のおばちゃんでなくて良かったと思うべきかなぁ。
 鳥型のメモリはエクストリームメモリ? シュラウドはどうやらお父さまと関わりがあるようで。竜くんに手助けするのはやはり、他に思惑があってのことなんでしょうか。
 所長の夢のために大阪で撮影するのがすごすぎる。なにわの美少女仮面のイメージ通りの動きをするW。スーツアクターさんご苦労さまです。

 閃光のナイトレイド2話。前回がキャラ紹介なら今回は世界観かと思えばキャラクターの背景の紹介でした。今回で示された行方不明の兄の件が基本ストーリーとなっていくのでしょうか。

 「WHITE ALBUM2~introductory chapter~」。「恋色空模様」のゲーム感想が終わったのでようやく開始。
 わくわくしながら始めたのですが……、取りあえずフルスクリーンではお話になりません。控えめに言っても5分に1回は動作が怪しくなり、やがては動かなくなります。推奨条件は満たしているし、修正ファイルもあてています。そんな大層な処理をしているようには見えないんですけど、どうしてこれほど誤動作が起こるのかなぁ。なにせただ会話しているだけでCGに異常が発生しますからねぇ。新たな指示がボイスを発声するだけ、なんて時でも平然とおかしくなります。ここしばらくリーフは安定していたのになぁ。
 現在ウインドウモードでプレイしていますがそれでもバグが色々と出ます。楊枝サイズくらいの横棒がほぼ常に画面のどこかに出ている状態。これが基本で2本くらいはいつでも。他にも画面上の場所を問わず(例えばメッセージウインドウ内とか)CGの異常が出ています。もう怖いんでほとんどシーン切り替えの度にセーブしている有様。
 このバグの嵐にイライラしているせいか演出がどうにも辛いです。いわゆるメッセージウインドウに表示されない外野の声というやつですが、他作品と違うところは全部聞かないことには先に進めないという点。実は全然、外野の声ではないという。一発目ならいいのですが、ご覧のようにバグの嵐ですからやり直しを強要されてもう一度、遭遇なんてことになる訳です。これがもう見事にいらつきを加速してくれます。
 他にも不意に始まるオートモード演出。他作品ではエンディング付近であったりしますが、本作は最序盤からあるんですよ。こちらもそれ自体は構わないはずなのにバグのせいで動作が不安定なために無性に不安に駆られるんですわ。何が起こっているのかしばらくわからないからバグを疑い、それが晴れても今度は解除される時に異常が発生するのではないかと怯える。せっかくシナリオはいいのに無用にストレスが溜まっていますよ。しかも、演出が正しく行われているか知る術がないというのも苦しいところ。なにせ画面上の異常はいつでも出ている訳ですから。
 ちゃんとエンディングまでたどり着けるのかしら。

2010年4月17日(土)
WHITE ALBUM2~introductory chapter~継続中
 学園祭終了直後まで。
 グラフィックボードのファイルを最新バージョンにするも状況はあまり変わらず。むしろ、CGの乱れはより酷くなったような気がします。2~3クリックに1回は文字化けのようになってテキストが読みづらくなり、背景の一部が欠けたり、ヒロインの立ちCGが超拡大されて画面を塞いでしまう、かずさのお腹にピアノの椅子がはめ込まれるなど例を挙げると切りがありません。しかし、一方で致命的である動作停止がほとんど起きなくなったのでまぁ、なんとか気を落ち着けてプレイできるようになりました。まぁ、まだビクビクしているのは変わらないんですけど。
 システムのことばかり書いてきたのでシナリオのことも。
 基本的な出来は良いです。過去作からの期待通りといっていいと思います。ただ、そうは言っても良いからこそある意味で困ることもある訳で。例えばかずさを説得するために小木曽家で食事をとった時の小木曽弟とママンの会話。例えば小木曽家の家族会議に主人公が参加して雪菜の合宿参加をとりつけるくだり。前者は本来なら笑うべきところなのに、後者は真面目に誠実さを見せているところなのに、どちらも未来が透けて見えるからこそちっとも笑えないし、清廉な姿勢がなんだか詐欺師じみているように見えてしまう。まだ何もしていないというのにあまりにも痛すぎます。こんなのはほんの一例であちこちに未来を考えると切なくなってしまうような描写が満載されています。ほとんどは狙って書いているんでしょうけれどもねぇ。丸戸史明氏は罪な作家ですよ。
 ヒロインは2人とも魅力的に書けているとは思います。思うんですけどね……。いわゆるダブルヒロインとしてはあまりにも勝敗が明らかな気が。普通のライターであればいざ知らず、丸戸史明氏の書くヒロインですからねぇ。現時点でもどちらに力が入っているかは明白です。ポジション的にもかずさの方に力を入れざるを得ないですからねぇ。じゃないと逆転が起きないですから。しかも、それだけではなくてどうやら原画のなかむらたけし氏もかずさの方に肩入れしている様子。これはどうかなぁ……、と思いましたけど別に構いませんかね。前作でも由綺よりも他のヒロインの方が総じて魅力的でしたから。というか、そうでないと修羅場にならないですし。いや、むしろ完結編はかずさを軸に修羅場になるのか?
 主人公はちょっと描写が気になるかなぁ。性格については主題が主題ですから気にしませんけど、心理描写の方はちょっと。さながらだだ漏れのように主人公のモノローグが作品全体に横行しているんですけど、それでいながら平然と嘘をつくあたりがどうかと思わないでもないです。まー、フォローすれば黙っているだけ、と言えなくもないんですけど偽装(この場合、モノローグのですよ)が完璧なのでいざ出てきた時に唐突すぎて戸惑うんですよね。この場合はセリフとモノローグって大きな違いがあると思うので。
 まぁ、こんなようなことをつらつら考えながらプレイするくらいですからかなり楽しんでいるのは間違いないです。終わった後に続編を待つのが大変そう、と今から心配しています。

2010年4月19日(月)
WHITE ALBUM2~introductory chapter~1周目終了
 刀語4話。先月までと曜日が変わっていたので危うく逃すところでした。つーか、私のブルーレイレコーダー「番組名」で予約しておいたのに華麗にスルーですよ。来月以降も気をつけよう。
 ナレーションでも言っていましたがタイトルにものすごい語弊があります。というか、前回の予告はわざわざフェイクのために作ったのでしょうか。正直、こんな荒技を使うほど世界が落ち着いた感はないので戸惑いの方が大きかったです。相変わらずなぜ刀を持たない流派が強いのかさっぱりデスヨ。姉さんの活躍自体はすごく嬉しかったのですけども。というか、このノリだと姉さんがラスボスになったりしないか心配ですな。

 仮面ライダーW31話。フィリップのパワーアップについていけない翔太郎。けれど、これじゃあ翔太郎よりもフィリップの方が不吉な存在というように見えるのですが。
 ハードボイルドとハーフボイルドの間の埋めきれぬ溝問題再び。これは最大の弱点とでもいうべきところなので克服は難しいというか、無理そうだが果たして。

 「WHITE ALBUM2~introductory chapter~」。
 ひとまず1周目は終了。やはりというか、選択肢はありませんでした。けれども、CG鑑賞には空きがありルートは同じでも2周目が必要な模様。というか、スタッフロールでモロに見た覚えのないCGが表示されてましたからねぇ。しかも、カットだけでネタバレ十分なのでした。まぁ、その前に初回特典の小説が先かもしれません。あの文章はそういう意味で合っているのですかね。
 物語としてはどうなんでしょう。確かにうまいと感じさせるものがありますけど、気になるところも結構あるんですよねぇ。特にラストのあたりは。卒業式からの一連の流れはいいと思うんですけど、空港の描写はやり過ぎではないかなぁ。なんか主人公とかずさの間には一連のやりとりが成立してしまっていてただ、雪菜敗北でまとまっているように見えてしまうのですが。罪も明るみになっていて、加えて人(主に雪菜の)前であそこまでやっておいてそのあとに2人の間に断絶があるというのがよーわからんです。どう見ても一方的な敗北という感じ。
 また、これに関してもバランスがちょいと気になります。3人とも大なり小なり罪があって、いずれもそれが明かされた形になっています。まぁ、2周目や解決編がある訳ですし、全部という訳でもないでしょうけど。その中にあって雪菜だけが報いを受けすぎのような気がします。しかも、卒業式に空港と他者に見える形ですからね。社会的な影響さえ無視できない。なぜ、これが気になるかというと主人公とかずさに比べて雪菜は落ち度があまりないからなんですよ。ババを引く羽目になったような点があまりないのに被害が最も酷いという構図です。つまりは三角関係のパワーバランスが奇妙なんですよ。
 主人公とかずさは気持ちこそ通じ合っていなかったものの、互いを想っていて放っておけばカップル化は必定だった。そこに割り込んできたのが雪菜。優雅に三角形を描くためにはそれなりのものが必要です。ところがどうもそれが弱い。割り込みに成功して三角を形成したはずなのに今にも弾き飛ばされそう。で、実際に消し飛んでしまう。特別な理由もないままに。
 恋愛ものにおいて情勢が変わるのに理由は必須かと思うんですけど、それがどうも苦しかったように思います。結局、雪菜は蚊帳の外にしか見えないといいますか。ライバルとしては物足りない感じ。恐らくは付き合うことになったくだりがポイントなのでしょう。主人公は自身で考えて雪菜を選んだと言っておきながら、直後のシーンで昔からかずさが大好きだったとのたまう。ここに強烈な違和感を感じます。ランキング1位は揺るがぬままなのになぜか2位を選ぶ。流されたとかそんな孝之くんっぽい言動があれば納得もいくのですがね。2周目とかにフォローがあるんでしょうか。

 さて、早くても次の冬という完結編ですが、色々と難しそうですね。極めて個人的な感想で恐縮ですけど、先日の予想ほどには待ちきれない感はないです。それというのも2人のヒロインがあまり好きになれなかったから。初期イメージは悪くなかったのですが、それほど加点がなかったという印象です。リーフにしてはCGも誉められないものが多かったように思います。特にかずさの泣き顔の立ちCGはシーンがシーンだけにどうかと思いました。醒めるに十分な残念カットでしたよ。
 まぁ、期待が高いとハードルも高くなるということで。

2010年4月21日(水)
WHITE ALBUM2~introductory chapter~終了
 閃光のナイトレイド3話。やはり、雪菜の兄を軸にして物語は動いていく様子。それにしても地味だなぁ、というここまでの印象。とても異能力要素を盛り込んだ作品とは思えません。今回の敵キャラもまさか次回以降に持ち越しとは思わなかったので、再登場時にわかる自信がないという。わかりやすいメッセージや回想を希望。

 「WHITE ALBUM2~introductory chapter~」。2周目も終了。
 予定通りにまず小説を読む。予想外に本編と被る内容でした。個人的にはなんか得心がいかなかったです。後半は理解が深まった感じではあるのですが、序盤のかずさが主人公に目を向けるようになるくだりは何度か読み返してもよくわかりませんでした。えーと、なんで? というのが素の反応でしたよ。母親のことに関して2年が過ぎてから急にキレたようになるのがよくわからないし、その反動が主人公に向くというのはなおさらわかりませんでした。
 そして、2周目。
 軽い事故が起きました。知っての通り私の環境では未だにバグが発生しており、確率は下がったものの動作停止も相変わらず起きています。で、それが起きると当然、セーブしたところからやり直しになるのですが、そのままでは未読扱いなので既読スキップは作動しません。これを回避するために未読文をスキップ可能にして進めたのですが、その設定を元に戻すのをすっかり忘れておりました。で、2周目はそのまま全文を未読スキップしてしまった、と。
 しばし考えた結果、ボリュームが小さいことから再インストールしました。そして、1周目を未読スキップして、今度こそと間違わぬよう2周目に既読スキップを実行。なんか1時間くらい無駄にしてしまいましたよ。ああ、スキップだとバグが起こらないのは平和でいいですね。本気で和んでしまいましたよ。
 閑話休題。
 追加分の内容はおおむね予想通り。というか、1周目の段階でも学園祭の3曲目などを伏せて後から出す、といったような演出をしているので別段これらを2周目に配置しなければならないようには感じませんでした。丸戸史明氏が狙った効果って1周目からでも十分すぎるほど伝わってくるので。むしろ、後出しと2周目でちょっとくどいくらいな感じでしたから。実際、過去作と比べると衝撃の事実みたいなものをはなくて普通に推察可能なものばかりでしたし。
 それにしても、かずさ分ばかりが増量されて読めば読むほど、プレイすればプレイするほど雪菜に肩入れしたくなりました。ちょっと気の毒なくらいの落差があったように思います。本当に夢のような時間でしたか? と尋ねたくなるくらいには。
 そういや話は変わりますが、バグが関係しているのかしていないのか、起動ディスクの度重なる要求に辟易しました。ほぼ毎日のように出てその度にディスクチェック作動。シリアルキーに加えてこの高い頻度はちょいとやり過ぎではないでしょうか。と、ここまで書いて気づきましたが再インストール時にシリアルキーは必要なかったですね。パソコンの構成が変わらなければ必要ない、ということでしょうか。せめてもの良かったところですかね。
 「WHITE ALBUM2~introductory chapter~」もこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。

 しばらく前の話題ですが、ユニゾンシフトブロッサムの「君の名残は静かに揺れて」もアクティベーション導入であるとか。未だに「Flyable Heart」をプレイできていないという理由もありますけど、またどんどんと購入意欲が減退してまいりました。うーん、これを受けて嫌な未来図が展開されたのですけど、発売されるゲームの過半数がアクティベーション導入とかなったら私がエロゲーを止める時なのかもなぁ、とかちょっと思いました。

2010年4月23日(金)
STARDUST SQUADRON~星空に一番近い場所~最終話
 どうにかこうにか「WHITE ALBUM2~introductory chapter~」のゲーム感想をアップしました。やはりもったいない作品だなぁ、と感じます。それにしても、丸戸史明氏のテキストにリーフミュージックが乗っているというのは慣れるまで奇妙な感じでありました。今まではありえないコラボレーションでしたからね。感覚器官がびっくりしていたのかもしれません。

 「STARDUST SQUADRON~星空に一番近い場所~」。
 最終話。5話の感想でいつ終わってもおかしくない、と書きましたが本当に終わってしまいました。ん~、結局あまりまとまらずに見所もほとんどなく終わってしまった、という印象です。こなれる暇もなかったような。毎月の連載スタイルに不慣れだったのかもしれませんが、色々と活かしきれずに終わってしまって残念です。端から18禁ではないだけに物語が大事だと感じていましたが、あまり期待に応えられなかったように思います。

 テックジャイアン6月号。
 「涼風のメルト-Where wishes are drawn to each other-」Whirlpool:原画はてんまそ氏にシナリオは大三元氏ということでどうやらラインを分割した模様。「77~And,two stars meet again~」の評判を考えれば妥当な判断かと思います。水鏡まみず氏も単独で勝負できると判断したようですし。ただ、こもわた遙氏がこちらのラインということを考えるとどうしても重点を置いているのはこちらかな、と思ってしまいます。
 Whirlpool作品は世界観を共有しているせいか、本作もどこか似た雰囲気です。果たしてそれがどう出るか。個人的にはサブ(?)ライターの高嶋栄二氏がちょっと気になります。良くない意味で。8月27日発売予定。

2010年4月25日(日)
満淫車両~制服生出しイキ放題~
 仮面ライダーW32話。予想を超えて盛り上げてくれました。翔太郎、フィリップともに迷い苦しんだ描写を入れたのは称賛に値すると思います。サイクロンのメモリ貸与からコンビへ誘いをかけたフィリップに対する竜くんの言葉までの流れも良かったです。何を馬鹿な、と言わんばかりの態度がまた。
 おやっさんの遺志を受け継ぐWは戦闘マシーンであってはならない、という言葉も良かったです。一番弟子であってもおやっさんと翔太郎は別の人間である、ということが言下に示されていたのも好印象。クライマックスへの燃えの布石がしっかり出来ていたと思います。
 再びコンビ結成となりボーカル曲挿入。これまでにないカッコ良さ。所長が見送るだけなのも地味に良かったと思います。珍しくすごくいいこと言ったしね。まぁ、後から来るけど。
 そして、新たなる変身。ここまでの展開は完璧と言っていいほどでした。そうここまでは。先週の予告でわかっていましたがエクストリームは完璧にほど遠いデザイン。いや平成ライダーの憤死ものデザインの数々にだいぶ慣れたと思っていましたがまだまだ格好悪いと思わせてくれるなぁ。剣と盾というのもあまりWらしくない感じ。というか安直なのでどのライダーでもあまり使って欲しくないところ。響鬼やカブトの時のような違和感を感じました。
 気になるのはお父さまと若菜の会話。冴子さんが蚊帳の外なのは自業自得というほかないですが、新たなWの誕生を歓迎しているように見えるあたり今後の展開に期待したくなります。果たしてシュラウドにとってこれは不測の事態なんでしょうかね。
 今回はガジェットが珍しく活躍。でも、シュラウドの送ってきたものはパワーアップに無関係。せっかく頑張ったのに切ないなぁ。

 「満淫車両~制服生出しイキ放題~」。
 しょうもないバグで修正ファイルを適用しないことにはクリア不可という情けなさ。特殊な条件でしか発生しないというならともかく、恐らくはどんな環境であっても発生するあたりフォローはできません。しかも、ダウンロードはミラーサイトひとつしかないのでなかなかアクセスできないというおまけ付き。スタッフには猛省を求めたいです。
 閑話休題。
 バグ以外の部分はほぼ終了。当サイトで金曜深夜にこの状態ですからボリュームは推して知るべしです。プレイしていないところも正直、面倒くさいから。
 システムは特別に変わったところはありません。電車画面でヒロインを選んだらお触りシーンへ。ここでどのヒロインも同じ三択形式。弱いところを効果的に触ると良い、らしいのですがこれがどうにも不明。というのも上から順に選ぶのをひたすら繰り返した場合でも成功コメントが出たり、あまりうまくいかない感じのコメントが出たりするんですよ。ちなみにこの単純なパターンでクリア可能。ただし、お触りシーンの差分コンプはこれでは無理かと思います。
 お触りシーンが終わると開発画面へ。イベント後にお触りシーンでの経験値みたいなものが溜まるとヒロインを呼び出し可能になります。要するにイベントシーンです。1回終わるとまたお触りシーンでの経験値稼ぎが必要になります。この流れを数回繰り返すと(途中、消息不明になったりしますが)エンディング分岐のイベントが発生。放置もできますが、しすぎるとゲームオーバーに。ちなみに1人を除くとヒロインのパターンは全て同じです。
 問題なのはここから。フラグ管理にあります。調教済みのヒロインが複数になると開発画面で複数人プレイが可能に(というか、エンディングのひとつなんですが)。しかし、調教済みの状態は先程も書いたように制限時間があり、さらにこのひとつ前の状態でヒロイン4人が揃ってしまうと自動的にハーレムエンドに入ってしまいます。つまり、同時に4人を開発済みにはシステム上できないんですよ。けれども、複数人プレイの組み合わせはヒロイン4人で6通りが存在する。
 よって開発済みのふたつ前くらいの状態でヒロインの開発度を揃えないといけないんですけど、電車画面や開発画面でセーブできない仕様も相まって管理がとても大変です。加えてお触りシーンのやり直しがすごく面倒くさい、と。可能性は低いですが、あんまりテキトーにやるとゲームオーバーもありますし。
 CGが目当てで買ったのでそのあたりに対する不満はあまりないです。なかなかのエロさ。パッケージヒロインの原画が最も安定していないというのは皮肉ですけど。
 シナリオの方は予想通り面白味のかけらもなし。お触りシーンのテキストが使い回しなのはさすがに予想できませんでしたけど。痴漢ゲームでこの部分の手を抜くってすごいなぁ。
 ということで珍しくゲーム感想もさくっとアップしました。まぁ、そんだけ書く内容がないということなんですが。


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