徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2008年10月5日(日)
AliveZ開始
 昨日になって「とっぱら~ざしきわらしのはなし~」のゲーム感想をアップしました。近頃こうしたゲームが多いなぁ、と感じます。最初は悪くない感触なのに進めていくと……、というパターンのものが。その理由は様々な訳ですが、そういうのっていつかは解消されるのかしら。されるといいなぁ、というのが待つ身の正直な思いです。

 鉄のラインバレル1話。他の新聞は知りませんが朝日新聞の朝刊にはテレビ欄に柱広告が出てました。深夜の番組でこれはアニメに限らず珍しいのではないでしょうか。しかし、それもある意味では無理のないことで、仮に広告がなかったとするととてもアニメとは気付いてもらえなかったでしょうから。テレビ欄の表記は「鉄LB」の3文字のみ。もちろん、「新」の文字はありましたがこれではチェックしていない人間が気付けというのはむずかしいと思います。夕刊にフルネームが載っていたのがせめてもの救いです。
 閑話休題。
 原作は未読。今のところは読まないでおこうかな、と考えてます。話によると違うところも結構あるみたいですね。原作付きの作品に対して平井氏の絵を持ってくるのはどうなのかなー、と思わないでもないです。最近は減ってましたけど一時は大量生産されていた絵だからなぁ。
 主人公の痛々しい造型がいい感じです。何の根拠もなく自分は特別だと思い、いつか自分のための何かが用意されていると信じ込んでいる。これだけならまだしも、なんら努力しないというあたりがまた、ね。主人公が成長していってくれなければ、マキナを拾った状態はまさになんとかに刃物である。つい黒い期待をしてしまいそうになりますがさて。
 CGのマキナたちは意外といい感じ。ただ、デザインのせいかもう一歩、重さを感じないのが少しだけ気になります。もしかして戦闘機なみに軽いという設定だったりするのでしょうか。それだったらちょうど良い感じだと思いますけど。
 物語はまだ行き先不明ですが、期待したくなるだけの第1話にはなっていたように思います。

 「AliveZ」。「とっぱら」が終わったので始めました。まだほんの数時間程度。
 う~ん。どうも芳しくない。発売前にそれほど期待値は高まらなかったのですが、それにしても、という感じ。まぁ、とり氏の作品は良くも悪くもこんなものだと言われれば確かにそうなのかもしれませんけど。なんか耽美という言葉が作品全体から浮きでてくるような、そんなイメージがありますですよ。
 ゲームの方は昔懐かしいジャンプの回想シーン漫画「空のキャンバス」に匹敵する回想シーンの連打っぷりが苦笑を誘います。現在のイベントをちょこっと進めたらすぐさま回想シーンへGO! またちょっと現在を進めたら更なる回想シーンへDIVE! 時には回想シーンから回想シーンへのコンボもあるYO! ってなぐらいの挟みっぷりです。さすがにやり過ぎな感が否めませんわ。物語としてはもう終盤でひたすら過去を振り返る状態なのかな、と。
 男が多いために声優陣が非常に豪華なのも特徴。主人公がドモン・カッシュで、元兄貴分の今は宿敵っぽいのがフラガ少佐というあたりからそれがわかると思います。あとアリスソフトの趣味も。
 正直、声に引きずられるようにどうにかついていっているのが今の状態です。果たして最後まで付き合えるのか、微妙なところのように思います。

 「闘神都市Ⅲ」の発売日が決定! ってことでいいのかな? 続報が出ていなかったのでちょっと心配になっていましたがこれでひと安心。まぁ、アリスソフトなら大抵は発売日を守るので大丈夫でしょう。
 ところで、リーフの「君が呼ぶ、メギドの丘で」との合同キャンペーンとやらがなんだか微妙です。合同なのに発売日が違うのももちろんですが、キャンペーンを開催している店舗を自分で確認してください、ってあたりがまたねぇ。まぁ、発売日が近づけばアップしてくれるのではないかと思いますが。

2008年10月6日(月)
AliveZ苦戦中
 機動戦士ガンダムOOセカンドシーズン1話。これロゴ的にはどこにもセカンドシーズンと書いていないような気がするのですが。
 わずか半年前のことながら話をかなり忘れかけておりました。加えていつものこととはいえ、まるで予習とかしないので見ていてほとんどわからない始末。うーん、我ながらこのテンションの低さはマズいなぁ。現状ではちっともわくわくしていませんもの。まぁ、「コードギアス」の余韻にいまだ浸っているということもありますが。
 登場人物的には直近の続きなのにエピソードや設定的には全然、違う話に見えるという変わった作品ですね。死んだと思われた方も大量復活。誰がザオリクをかけたのでせうか、ってなくらいです。ま、この状況は沙慈くんが理不尽に震えるのもわかります。みんな生き残ったのにどうして自分の姉はねぇ。
 絵的には安定しているのでそのへんは安心して見られそうです。というか、ソーマさんの可愛らしさはえらいことになっているような。これじゃセルゲイさんは身も心も完璧にお父さん化していることでしょう。

 「AliveZ」。
 相変わらず芳しくありません。見た目は十代後半。でも、実年齢は30以上と思われる主人公がもう子供で子供で疲れます。自分だけ悲劇の主人公ぶってわがまま言いたい放題。けれど、他人がわがままを言うのはけして許さない子供の中の子供。精神年齢が見た目以下というのが頂けない。
 そもそも苦しみの大半は主人公自身の思いつきから始まっているあたりどうしようもない。コールドスリープ(のようなもの)中の幼なじみに潔癖さを求めてたびたび逆ギレしてみたり。自分は男の幼なじみと共に兄貴分の婚約者と3P三昧に耽っていた時期があったというのにそんなことは忘れましたと言わんばかり。ちょっと素敵すぎます。
 他にもお気に入りのブーツで戦場に出かけてあっさり敗北。助けてもらった人間に担がれて、でも足を引きずられて運ばれたのでブーツは傷だらけ。この状況で助けてもらった人間を恨んで嘆くお茶目っぷりを披露。もう誰かなんとかしてくださいと。
 現在は「アンビバレンツ」に関連したキャラが出てきて辛うじて続けられている状態。かなりタイトロープっぽいです。最後まで行けるかなぁ。

 PCエンジェル11月号。
 「さくらさくら」ハイクオソフト:巻頭特集。半年待たされましたが運がいいことに(?)今月は目ぼしいタイトルがないのでこのままだと買うことになりそうです。期待値はもう底値もいいところなんですけど。そして、やっぱりインタビューがあった訳ですが、そうなるとまたしてもジンクスが更新されてしまうのでしょうか。

 「満淫電車2」BISHOP:ええ、もう新作が!? 水島☆多也氏は原画作業が随分と早くなったなぁ、とか思ったら金目鯛ぴんく氏が担当でした。しかし、塗りのせいかメインヒロインはかなり雰囲気が似ているなぁ。12月発売予定。

 「ぱいタッチ!」May-Be SOFT:えーと、これがMay-Beの新作ですか……、と勢いがしぼんでしまう感じ。なんか「へんし~ん!」シリーズの頃に戻ったような企画だなぁ。近作はエンターテイメント性が高くなってきたと思っていただけにどうしても退化のように見えてしまうなぁ。冬発売予定。

 「DAISOUNAN」ソフトハウスキャラ:これも最初はソフトハウスキャラの新作とは気づきませんでしたよ。途中から気付いてもあまり喜びに繋がらないあたりが切ないです。久々に違う原画家にメインを任せる企画のようですね。春発売予定。

2008年10月12日(日)
スーパーロボット対戦Zその1
 鉄のラインバレル2話。憐れこの2話は(朝日新聞の)夕刊でも表記は「鉄LB」でした。ホント、なんのことだかわかりません。
 主人公の痛さが綱渡り的にコントロールされていてそれが良い効果を生んでいます。手に入れたオモチャを自慢する小学生そのものなところが嫌悪感までいかずに笑いに繋がっています。それに平井氏の絵が加わって恐らくは原作と異なる味を出しているのではないかなぁ。
 キャラクターが大人を含めて童顔に見えるせいか、どうも(最近の作品と比べても)無限のリヴァイアスに見えてしょうがない。悩める少年少女たちってところは同じなだけに余計にそう見えるのでしょうけど。
 これから主人公がどうなっていくのかがポイントでしょうね。ダークシュナイダーのようになってもそれはそれで面白いだろうけど、本作の求めるものとは違うでしょうからねぇ。でも、お色気面も意識的に用意されているから合わないこともないという。

 「スーパーロボット対戦Z」。12話まで。
 「AliveZ」の主人公のヘタレ&責任転嫁っぷりに愛想が尽きて購入。本当は買わないつもりでいました、本作は。なんというか個人的には参戦作品がとても微妙なラインなのですよ。
 「オーバーマンキングゲイナー」見ていません。
 「THEビッグオー」セカンドシーズンは見ていません。
 「ザンボット3」見てはいましたが記憶はかなり薄いです。
 「ダイターン3」上に同じく。主人公まわりのこと以外はまるで記憶になく。
 「ザブングル」デザインは記憶にあるがストーリーは朧げ。あまり好みではなかった。
 「Zガンダム」劇場版になったのは声優の問題で引っ掛かりを覚えてしまった。
 「ガンダムX」あまり面白いと感じなかった上に放映時間が早朝になってからは未見。
 「ターンエーガンダム」ガンダムで洗濯するシーンを見たことがあるだけ。
 「ガンダムSEEDデスティニー」最後まで見たけれど部分的にしか肌に合わなかった。
 「ゴッドシグマ」見た、のだろうか? 見覚えはあるような。
 「アクエリオン」品のないパチンコCMしか知らない
 「エウレカセブン」センスが合わなかったのと人間ドラマが今一歩に感じた。
 「オーガス」見たはずですがほとんど記憶になく。
 「バルディオン」見たのだろうか?
 「グラヴィオン」存在もよく知らず。
 とまぁ、惨憺たる有り様です。「AliveZ」のことがなければ買わなかったと思います。触れていないタイトルはあまりにもおなじみのメンツなのでいいも悪いもないという感じ。ところでこのシリーズが続くとしてZZはどうするのでしょうね。採用しないということなのか、出すのであればテレビ版しかないのだから気にすることはない、ってことでしょうか。
 人間勝手なもので発表時にはああ、PS2で良かったと思ったのに、いざ発売されて買うとなると、その間に本体を購入しているのでPS3ならなぁ、と考えてしまう訳で。
 上であんなネガティブなことを書いたわりには楽しんでます。主人公は女を選択。名前はそのままにしました。愛称は名前がセツコなだけに家政婦にしようかと思いましたが、ベタなところで小学生っぽくせっちゃんに。ところが、これが思わぬ災いを生むことになろうとは(大げさ)。チームの相方にはせっちゃんちゃんと呼ばれ、ロジャーにはせっちゃん君と呼ばれ、レントンのじいちゃんにはせっちゃんさんと呼ばれる羽目に。でも、直さないのだからきっと私は楽しんでいるのだと思います。そういや「秋桜の空に」でも似たようなことがあったなぁ。
 新たな戦闘システム、トライバトルにはまだまだ不慣れな感じです。マニュアルと画面を行ったり来たり。まぁ、まだ自由に小隊を組めるところまで来ていませんから醍醐味を味わうのはまだまだこれからでしょうけど。取りあえずこのシステムのおかげで今までにないセリフの掛け合いが起こっていて、これが知った顔が少なくとも楽しめている理由のひとつではないかと。ただ、個人的にはリックディアスに載ったクワトロをもっと堪能したかった。アポリーとロベルトとのチームがとても好きなので。後から乗せ変えるってのはちょっと違うんだよねぇ。その時期だからこそ、っていう。
 しかし、3機構成ということを考えるとドラグナーやマクロスのほか出て欲しい作品は他にもたくさんありましたな。

2008年10月16日(木)
スーパーロボット対戦Zその2
 機動戦士ガンダムOOセカンドシーズン2話。事情説明の2話としてはかなり弱い感じです。まだまだ唐突感が強く、酒びたりの戦術指揮官を登場と同時に連れてきてしまうなど全く溜めの描写をする気がない様子。まぁ、構成的にはここまで1話と考えた方が良さそう。
 沙慈くんは可哀相な役回りのはずなんですが今週は完全にビリーさんの一本勝ちです。もっと壮絶に暴れていたっておかしくないくらいだよ。ようやく意中の女性を手に入れたと思えば(同居してるだけ?)アル中で、4年間も飲んだくれているだけでも大概なのに正体はソレスタルビーイングでした、ってどんな報いなのか。しかも、辛いのはそれを自分にはひた隠しにしていたってことだよねぇ。まさに態のいい雨宿り場所ってやつですよ。
 OOガンダム起動。なにか逆三角形なマッチョ体型に見えてしまうのですが。パッと見がエクシアに似ているのはいいのか悪いのか。Z、ZZ等の流れを見ているとどうももう出るのか、という気がしてしまうなぁ。

 「スーパーロボット対戦Z」。20話まで。
 15話くらいまでひたすら主人公の放浪の旅って感じだったのでどうも落ち着かなかったです。次のシナリオで誰が出るのかよく分からないのでうっかり強化もできないというジレンマ。あと単純にシナリオごとに扱うユニットがガラッと入れ替わるってことにもなんだか慣れませんでした。どうも借りてきた猫のようで。っていうか私が。
 ようやくメンツが揃ってきて小隊を組める状態になりました。それはいいんですが、イベント出撃が存外多いせいであんまりまともにどんな小隊を組むか、ってのを考える気になりません。せっかく組んでみても次のシナリオではすぐに別口出撃、なんてことがざらなので。本当はユニットの特性なんかも考えたいところなんですが、今のところはかなりテキトーです。
 肝心のトライバトルも概要はわかってきましたが細かい疑問点はまだまだ多いです。特に全体攻撃に関する疑問点がうまく解消できないので有効な戦術をとりづらくなってます。一応マニュアルに書いてある内容は把握したと思うんですが、それだけでは説明のつかない現象がダメージに対して起きているような気が。
 悩ましいのは援護防御ですね。小隊長ユニットを強化していればいるほどワイド・フォーメーションをとりやすいと思うのですが、そうすると援護防御が発動しないという。ま、うまく考えられているってことなんでしょうけど。小隊同士では発生しないからスキルの重要性は下がったような気がします。
 今回はシリーズで初めて熟練度(SR)ポイントを取得しないで進めています。どれくらい簡単になるのかな、と。そういや過去作の2周目以降でも(貯金のおかげで楽になるせいか)試したことってなかったんですよねぇ。しかし、条件をチェックしていないとうっかり取得してしまうことが多いので要注意です。最初の1ターンを捨てても取れてしまうケースは多いんですよねぇ。安心して進めていると達成してしまうという。
 前回も少し触れましたが、好みの参戦作品が少なくとも楽しめている理由はこれの前が「OG」であったことも無関係ではないと思います。やっぱり色々な作品が一堂に会してこそスパロボだと思うし、それを自分の望み通りに動かせるからこそ、この企画に価値を感じているのでしょうしね。「OG」はあれはあれで悪くないんですけど本来は作品ではないし、作品とカウントするとひとつしかない、ってことになってしまうんですよねぇ。そのあたりが個人的にはどうもきつかった。だから、久しぶりの私にとってのスパロボが楽しいのだと思います。ま、さすがに思い入れのある作品がゼロでは難しいと思いますけど。

 ハイクオソフトの「さくらさくら」が12月19日に延期。なんか、こう……太陽を背にして自分の影を必死になって踏もうとしているような気になってきましたよ。これはもうアレか? 買わないでくださいっていうメーカー側のメッセージではあるまいかね。予約カードの発売日が4月25日になっているんですけど。これすら最初の発売日じゃなかったよね、たしか。

2008年10月18日(土)
スーパーロボット対戦Zその3
 鉄のラインバレル3話。なんだか痛い主人公の浩一くんの姿を楽しむ、というのも厳しくなってきました。痛さの問題というよりもラインバレルを挟む両サイドの組織の行動がなんか都合がいいんですよねぇ。うまく両者が協力して浩一くんを被害ばかりを拡大させる自称、正義の味方に仕立てているように見えてしまうんですよ。
 ヒロインの城崎絵美にしても状況を説明する気がないままラインバレルを好きにさせているあたり同罪だと思います。そも言いなりになる理由があるのかどうか。JUDAにしてもラインバレルの回収に失敗し、説得にも失敗し、強攻策に失敗し、挙げ句に森次が戻るまで放置、ってこちらも同罪ではないでしょうか。街の被害に対して無関係な素振りで浩一くんを責めるのはお門違いに近いものがあるのでは。
 ただ、力が降ってくるまで努力ひとつしない、与えられた力を自分のものにしようとさえしない主人公の方もフォローはできません。いじめっこと立場が入れ替わって自分が全く同じことをしている自覚がないあたり実に香ばしいです。あまり非難する気になれないのは幼なじみの方も保護者のような顔をして押しつけがましいからでしょうか。
 妹’sにいいように操られる幼なじみはちょっと面白かったです。あんまり殺伐としすぎないためにもこういうのは大事ですね。ただ、いつまでもできるのか、という危惧はありますけど。

 「スーパーロボット対戦Z」。23話まで。
 ようやく全体攻撃の理屈がわかってきました。というか、ちょっと説明がわかりにくいですよね、コレ。二段階に威力が低下することを別々の項目に書いてあるのでわかりにくいです。それとこれまでの作品では基本としてまず3体ともに威力が低下であったので、思い込みのせいもあってなかなか理解できませんでした。小隊の構成数でまず第一段、次にフォーメーションの種類で第二段の威力低下が起こるという。ようやく得心がいったのでもう少しまともに戦術を考えられそうです。
 しかし、どうあがいてもALL兵器の威力の低下は避けられず、ワイドフォーメーションの場合はそこからたった50%の威力。もちろん、援護攻撃には活用できないとALL兵器の重要性は下がりましたね。実際、HPが3000程度の雑魚ユニットに対してMAX近くまで強化したALL兵器でも倒せないとかざらですからね。それにTRI攻撃なんてのもありますし。まぁ、それ以上に問題なのはユニットの最強兵器にALLが多いってことなんですけどね。まぁ、私が贔屓にしているユニットにそれが多いってだけかも知れませんが。
 女主人公のストーリーが良い感じ。翻弄されるセツコさんが段々と愛しくなってきましたよ。最初の頃は声優が違うはずなのにニーナ・アインシュタイン@「コードギアス」の声に聞こえてしまって好きになれずにいたのですが。まぁ、好き嫌いが分かれる展開ではあると思いますけど。正直、いつの間にかトビーにデレていた時には軽く引いていましたし。

 「神のみぞ知るセカイ」2巻購入。相変わらずおまけが充実していて嬉しい限りです。聞いた話ではこれって原稿料もらえないらしいのに。気になっていた1巻発売の頃に掲載された広告漫画Flag.@「変わるセカイ」もカバー下に収録されていて大満足。私にしては珍しく秋葉原のとらのあなで買ったのですが、ほんの数分うろついている間にみるみる山が低くなっていく様子は壮観でした。売れ線タイトルでは当然の光景なのかもしれませんがあまり見たことなかったので。

2008年10月23日(木)
スーパーロボット対戦Zその4
 クライマックスシリーズ観戦に夢中になるあまり「スーパーロボット対戦Z」はすっかり遅滞モードに移行しております。よって未だに28話までしか進んでおりません。
 先日の日記の段階まではネタバレなしで進めていたのですが、どうやらのんびり周回プレイをする余裕は捻出できそうにないので一部のネタバレは解禁することに。具体的には隠しユニット&キャラクターに武装のみ。ところが判断が若干、遅かったらしく興味のあるあたりはその時点からでは不可能だったり、かなり苦しそうだったりとネタバレした意味は薄かったようです。後悔先に立たずですな。
 ここまでプレイして気になるのは戦闘シーンでHPがラストしか出ないことですかね。今までの習慣というものもあるとは思うんですけど、どうもないと落ち着きません。コンフィグでオン/オフにできると良かったのですけど。それと小隊員が攻撃したいけど、射程やフォーメーションの問題から攻撃できない、という時の無理です、という感じのビジュアルはいらないのではないかと。テンポを考えればなくすべきですよねぇ。開始前の画面で攻撃が発生しないことはわかるし、意味ない訳だから。
 以前も書いたように知らない作品が多い今回の「スーパーロボット対戦Z」。そんな中で「グラヴィオン」の描写はなかなか好感度高いです。狙った感バリバリのメイド揃いなところはアレですが、斗牙とエイジの関係性が面白いです。どう見ても主人公なエイジが実は違っていて、天然の斗牙の方が主人公というあたりが特に。これを活かした成長ドラマも悪くないです。ただ、現在までの流れではヒロインの存在意義が不明すぎてちょっと気になります。隠しているのでしょうが、もうちょっと伏線が欲しいところ。それと合身時は格好良いですが、分離している時の各機体はあんまり……な気がします。精神コマンドもこの時は使えないのでシステム的な個性もやや薄いです。

 テックジャイアン12月号。
 「星空のメモリア-Wish upon a shooting star-」FAVORITE:星をテーマというと最近では個人的に「宙のまにまに」を思い出しますが、間違ってもあんな風にはならないでしょう。や、姫は攻略したいけどな! ま、前作を考えてもシナリオにはさして期待せず、完全なる原画買いという見通しです。相変わらず司田カズヒロ氏の描く娘さんは可愛いですな。冬発売予定。

 「みここ!」しとろんソフト:テーマは巫女さんとイチャイチャ。なんと素晴らしい。だけどねぇ、ヒロイン全員が巫女さんというタイプのゲームはどうも個人的にイマイチであることが多いんだよねぇ。無理して差別化をはかって変なキャラになってしまい、すっかり属性をはき違えてしまうとか。原画は「どこでもすきしていつでもすきして」の雛祭桃子氏。ちょっとは上達しましたかね。冬発売予定。

 「~パンツを見せること、それが……~大宇宙の誇り」WHEEL:どう見ても馬鹿ゲーです。とても香ばしい匂いがしてきますが果たして。パンモロというと個人的にはやはり、ズボンをはけなんてオンナスキーはわしを殺す気じゃよー、なファー様を思い出してなりませんが。ところで、本作はサブタイが先に来るワケ? 2009年発売予定。

 「月染の枷鎖」ひよこソフト:新ブランドのデビュー作なのにスクープ扱いでない不憫な作品。少なくともテックジャイアンでは初紹介だと思うんですけど。ミステリーノベルということで期待したいですが、原画の片割れであるみずきほたる氏がシナリオの片割れでもあるということで新ブランドであること以外にも不安は感じます。2009年発売予定。

 「ましろ色のシンフォニー」ぱれっと:新作は驚きの新ライン? 第3の原画家という扱いなのか、今回だけなのか。そのへんは不明ですが今までで最高の売り上げを目指すとか。しかし、その目論見で連れてきたシナリオライターが保住圭氏、おるごぅる氏、北側晴氏というあたりちょっと信じられません。リーダー格っぽい保住圭氏の近作は「こいびとどうしですることぜんぶ」と「ツナガル☆バングル」デスヨ? この両タイトルはそんなに売れたんですかねぇ。原画の和泉つばす氏は悪くないのでほどほどに期待。ただ、可愛いだけで終わってしまうようではこの原画もちょっと。2009年発売予定。

2008年10月24日(金)
鬼父終了
 機動戦士ガンダムOOセカンドシーズン3話。すっかり見るのを忘れていました。
 アレルヤ救出作戦、って全体を通して困難さがあまり感じられないところが気になります。ファーストシーズンの頃ならいざ知らず今では戦力的にそこまで劣るものでもないだろうし。なによりこの作戦行動が予想もしなかった事態って訳じゃないからなぁ。ピーリスさんたちの行動もちょっと。
 マイスターズのモビルスーツがティエリアを除いてマイナーチェンジというか、ファーストシーズンの機体に対する量産型のように見えてしまってどうも燃えません。その割に旧人革連の機体が見た目そのまんまなのは反対になんか嬉しくなってしまった。我ながらこのあたりは複雑だ。
 マリナを助けられたのはちょっと意外でした。あれだけティエリアが言っていたので逆に助けられないものかとばかり。今後、同じ場所にいることで2人がどう変わっていくか楽しみです。

 「鬼父」。衝動買いに近い買い物でした。
 そして、表題に書いたようにもう終わってしまっています。エロ重視系作品とはいえ、ここまで短い作品は久しぶりです。忙しい社会人にはピッタリ……、と言うにも短すぎるくらいです。およそ6時間くらい。スキップを「次の選択肢まで飛ばす」にもっと早く変更していたらさらに短くなったと思います。
 内容は「娘姉妹」によく似ています。まぁ、同コンセプトのゲームですし、似ていて当然だと思いますが。個人的な感触では「娘姉妹」に比べて主人公の変態度はやや低いように思います。あくまで「やや」ではありますが、この違いは実の肉親であるか、継父であるかの差ではないかと思います。策略としてヒロインと同じ名字になったというあたりが色々と乗り越えるものの違いが出ているのかな、と。まぁ、所詮は大同小異でありますけど。
 ポイントは主人公自身が研究中の未完成の薬を使用しているという点。サブタイトルにあるようにこれで本人の意志とは関係なく欲情させてしまうのですが、どうもこれがうまくありません。徐々にエロに慣れさせられてしまうのはいいとして、ヒロインの人格が途中から急激に変わってしまうんですよ。おとなしい娘が悪女になってしまうくらいの変貌ぶりはちょっとねぇ。主人公も急に薬を使ったことを後悔し始めるんですが、以降も平然と使い続けるしシナリオ的には投げっぱなしで終了してしまいます。エンディング自体もそれでいいのかという終わり方で正直、未完成なようにも見えるような……。BLUE GALEのゲームは普段プレイしないのですがボリュームはこんなものなんでしょうか。
 テキストにはヒロインのモノローグがセリフと同様に流れます。もちろん、ボイス付き。
 エロ的にはなかなか悪くなかったです。もちろん、終始ある都合のよさが気にならないということが絶対条件ではありますけど。それと差分が全体的に少ないのは魅力的なカットがあるだけにちょっともったいないような気もします。

2008年10月27日(月)
ENGAGE LINKS開始
 先日、「鬼父~愛娘強制発情~」のゲーム感想をアップしました。金曜購入、土曜感想アップ、って一体いつ以来のことなのか。喜ぶべきこと、ではないんだよねぇ、残念ながら。せめて日曜までは楽しませて欲しいというのが切なる願いですよ。

 鉄のラインバレル4話。つい耐えかねて3話を見終わった後で原作漫画を買いに走ってしまいました。と言っても本日の時点ではまだ4巻までですけど。しかし、そのおかげで疑問の方が増えるという切ない事態に。ピンクの人は影も形もないのですが、そのうち原作でも出てくるのだろうか。あと金髪ちびっこツインテールも。なにせ、城崎絵美とか大胆に設定が違うので判別できません。やっぱ中途半端は駄目ですね。
 矢島の運命はやはり衝撃的でしたよ。ただ、そこまでの流れは原作の方がうまかったので衝撃度はそちらの方が高かったです。アニメの方は色々と唐突すぎたように思います。全体的にこのエピソードはもうちょっと尺が欲しかったですね。特に「なんで攻撃できるんだよオ!!?」が好きだっただけに、このセリフを使えないシーン回しは残念でした。というか、原作より説明不足なのに機体が増えているというのはどうなのか。

 機動戦士ガンダムOOセカンドシーズン4話。やはりきつい。情熱を持って見ることができません。なんというかドラマ優先のために戦闘などが犠牲になっているように見えてしまった仕方がないです。
 マリーネタについてはどうもアレルヤが痛く見えてしまいます。取り戻すというのをピーリスさんが望んでいるようには到底、見えないというのとセルゲイお父さまと一緒にいる方が幸せそうに見えるというのがね。
 ビリーが気の毒に見えないのは視聴者的にあまりにも今さらだからでしょうか。それと4年間も同居しておきながら訳を話さない時点で自分はいい人止まりである、と気付かないといけないですね。例え酷であっても4年は長いよ。あと軍事機密を漏らす人に言えた義理ではないとかね。
 
 「ENGAGE LINKS」。まだ始めて数時間程度。
 う~ん。どうも合わないものを感じています。1年ぶりに会って大人っぽくなったと主人公が感じているヒロイン、フィアナのことをこちらはどう見ても子供そのものとしか感じられないんですね。他にもお転婆姫マリナなんかは「ツナガルバングル」キャラに匹敵する子供っぷりでどうもヒロインとして見えません。見た目だけではなくて精神年齢も低いんですよねぇ。ほとんど中学生です。救いはヘレンやティア(こちらも幼いですが2人よりはまし)なんですが、この2人も大人に見えて実は子供っぽいところもあるというギャップ系キャラなのでやっぱり最終的には困ってしまいます。サブキャラの方が大人というのも辛いものがありますよ。
 それと色々な設定があるのはいいのですが、その世界観においてどうも物語が予定調和気味です。ご都合主義というよりは全て予定通りに物事が進んでいる、そんな風に見える時があります。驚きの展開があっても、プレイヤーがどうなるんだろうと思う間もなく解決に向かって動きだしてしまうという感じ。
 困ったことに気に入ったキャラから進めてしまっているので後が心配です。無事にコンプリートできるでしょうか。

2008年10月29日(水)
ENGAGE LINKS1回目終了
 1人目はヘレン。
 う~ん。表現するのが難しいゲームですね。先日も書いたように物語が予定調和の感が強いのは最後まで変わらないのですが、それでも進めているとそんなに悪い作品をプレイしているような気にはなりません。恐らく感じ方ひとつだとは思うのですが、本作の物語性をお伽話のようなもの、と考えることができればプラス要素だけを自然に受け入れられるのではないかと。実際、冷静になって物語を振り返ると、えーっとそれはちょっとどうよ、と感じる箇所が多々ありますから。
 テンポが良くさくさく読めるところは本作の長所と言っていいと思います。ファンタジー設定で造語もそれなりにあるのですが、最低限に留めていること、詳細がそれほど重要ではないので引っ掛かりも少なく読み進められます。まぁ、逆に言えば設定好きにはかなり物足りないと思われますけど。魅力的かどうかは個人差があるとして、活用度はそれほど高くないですからね。テキスト上の説明も必要な時しかホントしませんし。
 ヘレンさんはなかなか魅力あるキャラに仕上がってます。普段は頼れるみんなのお姉さん、けれど恋愛方向にはからきし弱いという定番ラインをきちんと抑えながら、テキストがそれを補足し、立ちCGのポーズや表情もそれを裏切らない作りです。中でもヘレン役の遠野そよぎさんの演技が二重丸。「悲痛な叫び」の演技は素晴らしい出来でかなり驚きました。気合の入った「叫び」ができる声優は珍しいのですからね。武芸者であるマリナ役の成瀬未亜さんなんてねぇ(ため息)。
 いちゃいちゃする様子もそれなりにあってそういうのが好きな人にもいい感じ。ただ、その代わりって訳でもないんでしょうが、日常描写はとても少ないです。学園に通っているのですが(主人公は通勤)とてもそうは思えないほど描写がありません。テンポの良さはこのあたりにも理由があります。よって恋仲になると辛うじてあった日常描写もいちゃいちゃする様子に費やされてしまうのでどんな生活しているのかはよりわからなくなってしまいます。普段と2人きりの時と落差を楽しみたい人にはちょっと不満があるかもしれません。
 先日は書きませんでしたが相変わらずこのチームのテキスト表示はセンスが独特です。主人公がしゃべる時は他作品でもおなじみの画面下のごく普通の場所、ところがヒロインがしゃべる時は立ちCGに合わせて中央やや下に、2人になった時にはウインドウの幅が半分になって左右に分かれる格好に。「月陽炎」の時からとはいえ、なぜこうもこのスタイルが好きなのか理解に苦しみます。おまけに会話するキャラに合わせてウインドウがぴこぴこ動くんですよ、効果音付きで。上上下下左右左右……、ってどこのコナミコマンドですか。せめてコンフィグで通常と選択できればいいですけど変わるのはウインドウ枠のあるなしだけですからねぇ。

2008年10月31日(金)
ENGAGE LINKS終了
 2人目はマリナ。
 好きな方にはたいへん申し訳ないのですが、あまりにも子供すぎて付き合いきれず1周目の中盤で早々にボイスをオフに。そしたら、あら不思議。うっとうしさもかなり薄れましたデスヨ? 特に空気を読まずにいきなり怒鳴ったりしないのが助かりました。他のシナリオでも全てオフ。快適でした。
 シナリオの方はヒロインが変わった以外はなんとも変化に乏しいものでした。ヒロインが気に入らないと本当に見所がない。
 2周目ということで最初からを選ぶとフローチャートが出現。先日は書きませんでしたがエンディングは2つあります。ヘレンシナリオを終えた時にそれを気付かせてくれたのがこのフローチャートでした。2回目以降は1回目に出現しなかった選択肢が出現して分岐、というパターンですがその話数から始められるとはいえ、オールスキップ→選択肢出現→ちょっと読んでエンド、ではあまり意味がないような。それなら最初から選択肢が出現していた方がまだねぇ。
 それでも2周目以降にはなかなか役立ちます。無駄なスキップ時間を要しないのはいいことです。
 3人目はフィアナ。
 マリナには負けるもののこちらもかなりの子供っぷりに辟易します。しかし、それでも付き合い始める前はまだ遥かにましだったのだと痛感させられました。悩みもその吐き出し方も非常に子供、よって恋愛はままごと全開でとても疲れます。見ていて疲労が溜まるバカップルはツライですね。
 意外な笑えるポイントはルートが異なることで起きた珍現象。ヘレンとマリナはチャート的に同じ幹からの分岐で、フィアナとティアの2人は異なる幹からの分岐になっています。そして、恐らくはこれがライターの分担を示しています。文体やキャラの扱いに方にも違いが見受けられました。
 つまり、フィアナとティアの幹からヘレンやマリナのシナリオに行くことはできない訳です。それを端的に示すのが主人公の態度。中盤の分岐選択肢の手前になると主人公がフィアナとティアの両天秤を考えるんですよ。ところが、そこでは2人のことは考えるのにヘレンとマリナのことは完全に眼中にありません。まるで2人には魅力がないかのように。テキスト内容があまりに露骨でちょっと笑えました。
 エピローグ2の内容にヘレンとフィアナの格の違いを感じました。というか大人と子供の違いかも。
 ラストはティア。
 正直、3周目くらいから常に眠気が付きまとっていました。シナリオの基本パターンが4本とも同じなんですよ。間違い探しなみとは言いませんが、それに近いレベルであることは確かな訳で。仕事帰りの体では一発K.O.です。
 ここまでこなくとも感じるのは全体的にドラマが軽いな、と。あらゆる意味で重みがないので感情移入も難しいんですよねぇ。ただ、ひたすらに上滑りしていくような。戦闘シーンも盛り上がらないというか、そも燃える展開を用意できていませんからね。まぁ、仮に燃える展開であっても4本とも同じでは効果も半減ですけど。
 個人的にはプレイ順序も良くなかったかな、と。ヘレンシナリオが4本中では最も起伏があるだけに進めば進むほど退屈感が増していきました。先程の幹の話で言うならフィアナ、ティアルートではサブキャラが2人も出ないですからねぇ。
 あと誓い(ゲッシュ)が重要なキーワードっぽいことがパッケージや雑誌に書かれていたんですけど、あまりそんなこともなかったです。少なくとも誓いを破るような展開も破ったらどうなるか、なんて描写もないし、それをほのめかすような演出もなかったです。もし、ポイントなのだとしたらまるで機能していないですよ、と。


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