徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2006年7月1日(土)
Sweet Pleasure NS即終了
 昨日のことになりますが「グリンスヴァールの森の中~成長する学園~」のゲーム感想をアップしました。なかなか進まなくて何度となくもう書くのを止めよう、とか思いました。何といいますかどうも書く気が起こらなくて。こういうタイトルって時間が経てば経つほど書くのが難しくなっていくんですよねぇ。出来の方はもうちょっと奥深さが欲しかったかなぁ、と。

 今週の買い物は表題作と「School ぷろじぇくと」の2本。前者はヨドバシには入荷しなかったようで久しぶりにソフマップへ行きました。加えて勝手にDVDトールケースだろうとか思い込んでいたので探すのにちと手間取ったり。

 「Sweet Pleasure NS」。で、「あまなつ」を放置してすぐさま始めました。つーてもゲーム内容は基本的に同じ。ところどころ確認するだけにしてオールスキップで終了。やはりゲーム的な内容はほぼ変わっていません。ボイスもそのままで新規収録は一切なし。これは恐らく声優陣がすでにこの世界にいないからではないかと思います。仮にいたとしても同じ声が出せるかどうかは実に怪しいところです。はい、いま重要なことを書きました。ボイスの新規収録がないということは追加シナリオは無音であるということです。結構、思い切った決断ではないですかね。
 最大の変更点であるCG。これが良いところも悪いところもあり、私のように旧作も買った人からは賛否が出そうです。ってそんな人が果たしてどれくらいいるんですかね。
 全体的に濃い配色の塗りになりました。大まかに言うと室内ならば効果的に、室外であればあまり良くはないという感じです。なんと言っても淡い塗りが葵羽鳥氏の持ち味ですから。また、一部の原画にも手が加えられていて浮輪や水着の柄の他、背景にも変更があったりします。数は多くないですが旧作で原画的にややおかしかったところに修正がかかっていたりも。その結果として良くなったところもあれば悪くなったところもあります。口許だけ修正したことによって葵羽鳥氏の絵ではなくなっていたりとか。
 塗りそのものは担当者によってレベルに開きがあります。中でも白鳥美幸のCGモードの最初から4枚は酷いです。本当に同じ原画なのかと疑問に思うほど。服のしわの処理が違えば自然、違う絵に見えるんですねぇ。新鮮な発見ですよ。さらに違う絵に見せているのが、伏目がちな時のヒロインの瞳の輝き。これも葵羽鳥氏の特徴ですが同じ原画でここまで違うのかと驚いたくらい。そうかと思えば5枚目以降(2度目のHシーン)の塗りは良かったりして。
 モザイクの処理も変わってます。簡単に言うとモザイクが薄くなり少しばかりエロ度が上がりました。しかし、旧作ではなかったところにかかっていたり、あったところがなくなっていたりしてよく分からない面も。モニターが二つある人は比べてみるとなかなか面白いです。
 追加シナリオですが、やはりライターは違う人が書いているように見えます。ちゅんく氏の文体を真似しようとして弾けすぎ、ややテンポの悪い文体になっているかと。そして、違う原画家による追加CG。その数差分抜きで10枚。とても多い枚数とは言えませんが、それより気になるのはげっちゅ屋のホームページにそのCGが全て載っていること。なんだかなぁ。
 うーん。今日の文章はウチのページ始まって以来、役に立てられる人が少ないかも知れません。
 ゲーム感想は気が向けば書くかも。まだ全部の違いを書いた訳でもないし。

2006年7月3日(月)
あまなつ終了
 仮面ライダーカブト22話。特にひねりもなく加賀美くんがカダックに。少年がワームというのはやっぱり弟の時とダブらせているんですかね。だからこの期に及んでグダグダ迷いもしないと。しかし、最後にワームが加賀美くんの盾になったのは設定的な意味があるんですかね? 本気で元の人格に引きずられてしまうようでは生体として本末転倒だしねぇ。
 ひよりのメイドさん(?)姿が素敵です。サービス満点ですなぁ、この作品。オーナーがここしばらく出番がないのが残念です。リアクション要員としては加賀美くんよりよほど重要ですよ。

 「あまなつ」。4人目は御薗木桜子。
 なんだか話がおかしいです。2話で桜子は主人公に兄の面影を見ている、ということで彼氏彼女になることなく仲良くなったのですが、その前提がいきなり覆ってます。何もないまま恋に発展しているのですが……。
 何かといえば誰かに相談する、という流れにも正直ウンザリ。各シナリオ3回以上ってどういうことなんだか。困難にぶつかると必ずといっていいほど周囲に悩みをぶつけます。そうでなければ今度は向こうから相談の押し売りにやってくる。マンネリという以前に自分一人では何一つ考えることさえできない姿に嫌気がさしてきます。しかも、あれは駄目、これも駄目、いいから言う通りにしろ、という悩み相談にも疲れ果てます。なぜそうまで押しつけがましいのか、と。
 そして、意味不明のオチ。兄様は兄様じゃないけど兄様なんです。という理解不能の言い分にどう反応しろというのか。日常会話で普通に使い分けているんですよ、このヒロイン。せめてもう少し変化をつけろと言いたい。
 そういやラストでは恐水症はなかったことになってました。まぁ、他のシナリオでも似たようなもんですけど。
 5人目は風見涼夏。
 取りあえず大前提として完璧なお姉さまに見えない。シナリオの骨子であるだけに随分と苦しくなっています。私には度量の小さい神経質な人間にしか見えないので個別シナリオに入って以降とか色々と滑稽な感じでした。
 そもそもあの乱心はライターが手を抜いているのか、純粋に未熟なのかよくわからないあたりどうしようもない気がします。もしかして画期的なツンデレのつもりなんでしょうか。何より一番はヒロインの魅力というものをどう考えているのか、ということ。結構エグいキャラに仕上がっていて好きになるのはなかなかハードルが高そうです。精神のバランスが崩れそうになるとサイコさんなことをして安定をはかるってのはかなりヤな感じ。100年の恋も余裕で冷めそう。だってどう考えても今後も似たようなことしそうですよ、この人。
 終盤はプレイ意欲を維持するのが大変だった「あまなつ」もこれにて終了。ゲーム感想は近日中に。

2006年7月8日(土)
School ぷろじぇくと☆1~3回目終了
 昨日になってようやく「あまなつ」のゲーム感想をアップしました。今回は意外と苦戦はしなかったんですけど、取りかかるまで時間がかかりこんなにも経ってしまいました。
 内容はかなーり苦しいですね。私が勝手に期待していただけかもしれませんが、それでもよもやデビュー作を下回るとは予想していなかったのでショックも大きかったです。よくわからないけど、以前書いてあったゴタゴタと何か関係あるんでしょうか。もったいない。

 「School ぷろじぇくと☆」。
 予想とはわりかし違うゲームかな、というのがここまでの印象です。アトリエかぐやなのにそれほどエロくない、というのはかなり予想外でした(それでも普通のゲームに比べれば充分エロイですけど)。1周目なんてなかなかHシーンが出てこなくてちと焦れてしまったくらいでしたから。
 端的に言えば馬鹿ゲーな訳ですが、ゲームを占める様々なポイントは突っ込むべきかスルーすべきかそこそこ悩みます。基本的には突っ込んだ方が負け、ってなノリなんですが真面目な部分がない訳でもないので。
 例えば基本ストーリー。主人公たちは寮に入っていてそこは風紀委員専用の寮である→主人公が風紀委員になったのは空いている寮が風紀委員の寮しかなかったから→学園生たちは非常に真面目であり、風紀委員が活躍する場面は皆無に近い→このままでは風紀委員は必要ないものとして次の予算はおりない→ボロい寮を修繕できないどころか路頭に迷うピンチ→ならば風紀委員の必要性を認めさせよう→てっとり早いのは校則違反者を捕まえること→そんな生徒はいない→ならばいかなる手を使っても校則違反者にしてしまえばいい→これで風紀委員も安泰
 とこんな感じでどこから突っ込めばいいやら、という按配で。心の赴くままに突っ込もうものなら終わる前に疲れ果ててしまいそうです。
 風紀委員の立てる作戦もほとんどが鳴かぬなら殺してしまえホトトギスと言わんばかりの乱暴かつ強引なものばかり。舞台設定が2025年なのも都合の良い怪しいメカをいくら出しても(それほど)違和感が出ないように、ではないかと思うくらいですし。
 でも、一番どうかと思うのは全学園生の中でわずか5人しかいない風紀委員のうち4人までが同じクラスにいる、ということでしょうね。
 意外なほど良い出来だなぁ、と思ったのがヒロインが好意を自覚してからの心情描写。きっかけはあってないようなもので結構いい加減なんですが、それ以降は個別シナリオでしか見られないヒロインの魅力を出しつつ、徐々に距離が縮まっていく様子がうまく描かれていて好印象です。1人終われば自然にまた次に進みたくなる、そんな感じさえあります。

2006年7月10日(月)
School ぷろじぇくと☆終了
 いわゆる数年ぶりに再会する幼なじみさんというパターンですが、びっくりするほど出来が良いです。ここまでの3人もなかなか良かったですが遥は頭ひとつ抜けている格好です。
 他のヒロインに足りない主人公との関連性が適度に説明されていて好印象。必要性も充分かと。近づいていく様子が実に自然に表現されています。主人公の方もきちんと段階を追ってヒロインに対する感情を語ってくれる丁寧さ。違和感なく感情移入ができるようになっているのがポイント高いです。
 いじらしい遥は普通に可愛らしく、そこらの萌えゲーはこれを見習えと言いたいくらい。いちゃつく様子も冷やかされる様子も存分に堪能できます。や、ちょっと侮っていただけに驚きました。もうちょっと力を入れれば他の萌えゲーメーカーが裸足で逃げ出すゲームが出来あがりそうです。アトリエかぐやの新しい挑戦の第一歩であると思いたいところ。
 ラストの公認羞恥プレイはすごかったです。これ以上ないほど2人の仲の強固さを見せつけられましたよ。
 ラストは芦沢すみれ。
 本人のシナリオがなければすみれ先生って存在意義がないですよね、ってくらいに他のシナリオでは出番がない。いかに教師の本分と風紀委員の目的が相容れないとはいえ、プロローグ以外はいないも同然だものなぁ。
 シナリオは色々な意味で特殊。まぁ、CGの少なさがシナリオに反映されているといった感じ。短いぶんだけトンデモ展開も勢いとインパクトがありました。馬鹿度でもこのシナリオが一番ですかね。
 「School ぷろじぇくと☆」もこれで終了。ゲーム感想は近日中に。

2006年7月13日(木)
姫さま凛々しく!開始
 どうにか昨日のうちに「School ぷろじぇくと☆」のゲーム感想をアップしました。これぐらいの期間で書き上げられたのはいつ以来だろうとちと反省。忙しいならともかくさぼっているのは良くないですね、はい。
 作品の方は思わぬ魅力を感じられた、というところでしょうか。作品毎の戦略もあるでしょうから毎作品そうはいかないでしょうが今後のチームBerkshireYorkshireには期待したいです。

 「姫さま凛々しく!」。現在16日目。
 正確な時間は計っていないんでわからないんですけど、結構やっているわりになかなか進みません。もしかしたら体感時間が長いだけなのかもしれません。「School ぷろじぇくと☆」のゲーム感想が意外に早く上がったのって本作にイマイチ面白味が感じられないからですからねぇ。
 端的に言って異世界ライフがあまり楽しくないんですよねぇ。Q-Xご自慢らしい各ヒロインの表情の豊かさももう一歩モチベーション向上には繋がらず、世界そのものにもあまり興味が持てない。エロいことが信条の王子がいつまでたっても欲求不満に耐える日々というのは見ていてあまり面白いものではないんですよね。っていうか、こういう設定はやはりザ・エロゲーとでも形容できそうなゲームで採用しようよ、と。

2006年7月14日(金)
姫さま凛々しく!継続中
 まだまだ1周目が終わっておりません。現在19日。
 昨日は映画を見に行くまでのわずかな時間に書いたので書けなかったんですが、本作はシステムが酷すぎます。2006年製としては異常なレベルに仕上がっていてかなり驚きです。これがまともと言えるのはせいぜい2000年くらいかなぁ。
 バックログは別画面にて。ホイールマウスは完全に非対応、ボイスのリピート再生も不可。メッセージウインドウにアイコンの類は何もなく右クリックで呼び出してから実行しなくてはならない始末。もちろん、ロード直後には使用できません。
 選択肢の時もどうかと思う仕様。バックログが使えないだけでなく、セーブすらできない。まぁ、そもそも選択肢では右クリック自体が全く効かないんですけども。
 メッセージスキップはオートの最速くらいのスピードで完全に目で追うことができてしまいます。ハッキリ言って遅いです。しかも、既読未読を判別しているのかしていないのか、たまに勝手に止まったりもします。
 個人的に痛いのが一度発声されたボイスが次に新しいボイスが発声されるまでキャンセルされないこと。これは本当に勘弁して欲しかった。
 なんかいま調べたら前作「こころナビ」よりも悪くなっているんですけど。たいして変わらないとはいえ、ホイールマウスには対応していたような。
 正直、システムの悪さもモチベーションの低さに影響してますですよ。

2006年7月16日(日)
姫さま凛々しく!1回目終了
 仮面ライダーカブト24話。今さらですけど、カダックの肩の銃はブラブラと揺れて軽そうだなぁ。
 エリアXの設定はなんかチープが強くてどうもなぁ。結果的には関係あるのかも知れないけど、ひよりが機密扱いの場所に行くのは変だよねぇ。特にどこって訳でもないだろうに。
 料理勝負は無事に終わりましたが何か間違っていると思うのは私だけでしょうか。ってか勝負になっていないんですけど。

 「姫さま凛々しく!」。1人目は最美千名希。
 えーと、もしかしてこのゲームって恋愛部分以外は一本道なんでしょうか。なんかそんな感じの疑惑がひしひしと。
 シナリオは予定調和という言葉がピッタリです。ご都合主義と呼ぶことさえアホらしい展開のオンパレード。真面目なのか不真面目なのかさえよくわかりません。例えるならさんざん事件を起こしておいて実は誰も死んでいなかったミステリーのような感じでしょうか。
 ポイントであるはずのセクハラ王子をどうやって好きになるか、も実に安直。告白したらその場で心変わりってどうなんですか? なんか愛される良さがわかった、とか言ってますけどそれでいいならどんなシナリオも理由なんていらなくなってしまうような。
 設定もなんだか矛盾しているようなんですが、それを指摘するほどのものではないと言うか。うーん、どういうゲームなのかなぁ。

2006年7月17日(月)
姫さま凛々しく!2~3回目終了
 2人目はみさら。どうでもいいですが、いかに異世界とはいえ平仮名の名前に名字がないというのは落ち着きません。ただでさえこんな名前なんだし。
 まぁ、何と言いますかね。書く内容に困るゲームであります。良くも悪くも色々と適当であるからわざわざコメントするほど真面目に感じ入ることが少ないんですよね。話の概要も面白いかつまらないかって聞かれれば特に迷うことなく後者を選んでしまうし。
 取りあえず、ここまでで思うのは本作を楽しむためにはヒロインの第一印象が非常に重要である、ということ。それが悪いと作中で隠されていた魅力が、なんてことはあまりないので逆転することが難しいです。千名希にしてもみさらにしても基本的に見たまんまなので最初から気に入っていないと色々と苦しいんですよね。意表をついてくれるのはシナリオとか悪い意味でばかりだし。特に千名希は終盤の展開がアレなのでお気に入りでないと厳しそうです。
 このみさらシナリオの場合、兄のざんじの扱いとかね。(軽い前振りはあったけど)唐突に出てきて見た目通りのいい加減な扱い。一応カップル解消の危機のはずなんですがちっともハラハラさせられない悲しさ。あまりシリアスになりすぎないことがこのゲームの美点ですか? という感じが切ないです。
 一本道疑惑についてはある程度当たっていました。ほとんど一本道と言ってよく厳密には違う、といった程度の差でしかありません。シュライハルの話とかメチャクチャ投げまくってますけど。
 3人目はゆちや。
 まさかエンディングがあるとは思わず驚きました。すごい投げやりっぽい終わり方ですけど。こいつにあって他のサブヒロインにないのはやっぱり姫だからなんでしょうか。納得いかないなぁ。こいつにあるくらいならアティリーンにあるべきだよねぇ、どう考えても。
 先日の足回りについて微妙に補足。バックログにホイール非対応と書きましたが、なぜかウインドウ表示だと開始時も含めて使うことができます。一体どうしてこんなことになるのか謎ですわ。

2006年7月21日(金)
メイドさんと大きな剣開始
 今週の買い物は予定通りに表題作のこれ1本。今のところ始めてほんの少し。最初のHシーンを終えたくらい。CPU的に最低環境だったのでちと心配していましたが、特に遅いと感じることもなく快適に動いてます。まぁ、まだHシーンくらいしか重くなりそうな箇所はないんですけど。
 設定面は突っ込むのもねー、とはもちろん思うんですがそれでも感じるところはある訳で。メイドと関係ないところなんかでは特にそういう思いが強くなります。例えば通う学園の制服。なんだか地球でも防衛していそうなデザインなんですけど。地味なのか派手なのかよくわからん感じです。
 他には教室の机と椅子なんかも。緑ってさすがにそれはどうなのかと。意識下に働きかける効果でも狙っているんでしょうか。あまり良い効果はなさそうですけど。
 メイド的には真面目さと不真面目さがせめぎ合っているような。デカい剣を背負ったメイドさんを精一杯、理屈に合う存在にしようと頑張っています。まぁ、簡単に言うと優秀なメイドはSPの代わりもできますよ、とそういう感じ。
 しかし、まぁ奇妙な面はやっぱりあって本作の特色として屋敷ではメイド、学園ではクラスメイトといった二面性があります。そのために朝の給仕はメイド姿で、そのあと着替えてから登校するので必要以上に主人を早く起こすとか、主人より先に屋敷に戻っていないといけないから掃除当番の日は寄り道するように主人に言うとか。この真面目にやっているのか不真面目にやっているのかようわからんやりとりが意外と面白いです。
 Hシーンはテックアーツ系お得意のアニメーション。今回からはフル画面になり違和感も少なくなりました。動きも大きく自然になったように思います。にしてもこれってどのくらいの労力がかかっているんですかねぇ。そんなに労力が必要ないならかなり強力な武器になりそうですね、これは。

 「姫さま凛々しく!」。あえなくリタイア。あまり好きでないヒロインになるともうあのノリに耐えられず。まぁ、みぅみぅ言ってるケモノやロリ実姉ではねぇ。如何ともし難く。

2006年7月23日(日)
メイドさんと大きな剣1回目終了
 仮面ライダーカブト25話。風雲急を告げる展開、まさにそんな言葉が相応しい25話でした。最近インパクトの弱い、ハッキリしないような展開が続いていただけに今回はかなり好印象です。
 オーパーツなアイテムはよろしいんですが扉の向こうの少女鉄仮面伝説な方はどうかと。もしくはジャギ様ですか。まぁ、それはそれとしてよもやひよりにとって何の進展もないとは思いませんでした。なぜ、エリアXに連れて行ったんでしょうねぇ。
 謎の美女ワームたち。なんか幹部っぽい雰囲気がそこかしこから感じられます。影山は完全に雑魚扱いですよ。ゼクトがその存在をつかんでいるあたりそのポジションは重要そうです。
 久々登場の大介は良いタイミングで現れたと思えばヤムチャ並の引き立て役でガッカリ。やはりゴンを失ったことは作品内における地位争いにおいて痛手であったんでしょうか。今回を見る限り格落ちに見えてしまいますよ。
 ワームが妹を狙う展開はとても意外でした。加賀美くんの弟以降、そういう狡猾さはなかったですからねぇ。このへんからも美女ワームたちの特別さが垣間見えます。天道とひよりの前に現れたワームもその一人なのかも知れません。颯爽と現れた剣くんは偽岬さんの正体に気付いたのかと思いきやそのあとまんまとスルー。全く使えない男です。何が飛び込みの頂点ですか。来週はちっとは取り返して欲しいもんです。
 公開も近づいてきた劇場版。主題歌が吉川晃司というのもアレですが、その内容もねぇ。「アルマゲドン」ですか?

 「メイドさんと大きな剣」。1人目は行葉棗。いつものメイビーソフトのゲームより長くて1周目が今日までかかりました。
 戦闘描写は意外に面白く楽しんで読むことができました。練習試合と言うことを考えると充分に手に汗握ったという感じです。ちょっとびっくりするくらいまともに作られてます。感心です。これを越えている戦闘シーンって「Fate/stay night」以外にはなかなかお目にかかれないんじゃないですかね。ただ、剣筋の素材はそこそこ揃っているのですが肝心のヒロインの素材が少なく、いささか単調なのが残念。戦闘アニメーションは必殺技くらいでそこに期待するとガッカリしてしまいます。唯一の能が戦闘解説と言わんばかり。あ、エロスもか。
 なかなか良い戦闘演出ながら所詮は組み手に過ぎないので緊張感がもう一歩なだけでなく、終盤には飽きがきてしまうのがもったいないところ。最も緊迫感のあったのが最初の戦闘というのはねぇ。しかも、流れ的に仕方ないとはいえ、唯一の実戦であるここでメイドたちが出し惜しみしてしまっているのがなんとも。後でアナザーワンは出し惜しみしないとか言っているのが何とも切ないです。それと主人公が富樫@「魁!男塾」と化しているのがなんとも。
 エロに関しては予想以上にお馬鹿なイベントがあっていい感じ。まともな意味でもかなりエロく仕上がっているかと。ただ、それほどCG枚数が多くないのにメイド長が他のメイドにイタズラ、それを基本主人公は見ているだけ、というシチュエーションが多めなのは気になるところです。今のところ2つだけどまだあるのかなぁ。
 ほとんどの画面でフルアニメか部分アニメの別枠ウインドウがあったように思います。棗個人に関しては制服を使ったものがなかったのが心残り。
 戦闘を除いたシナリオはとても薄いです。共通シナリオがほとんどを占めているといっても過言ではありません。もうちょっと棗シナリオらしいイベントが欲しかったです。色々と中途半端。まぁ、このあたりは他のレベルが上がった分だけ要求されるものも高くなる、といった感じですか。今までのこのチームの作品ならこれで十分かと。

2006年7月25日(金)
メイドさんと大きな剣2~3回目終
 2人目は環零那。
 ひとことで言えば惜しいです。ライバル財閥から送り込まれたアサシンメイドという設定はヒロイン随一のおいしさだと思います。それだけに終盤の展開はあっさりしすぎていてもったいないです。せめて最終戦で主人公が傷ついてしまうとか環家に乗り込むとか、もう一転二転あれば随分と良くなったのではないでしょうか。
 このチームの手がける作品はもともとお手軽なゲームが多い訳で、その意味で言えば本作の個別ルートは妥当な内容だと思います。しかし、戦闘描写がこれまでにない真っ当なものに仕上がっているだけにヒロイン単体の部分においても同様のレベルを必然的に求めたくなると。
 3人目は御剣咲耶。
 自分のシナリオよりもむしろ他のシナリオで活躍している印象がある人。フラグが立っていないはずなのにいつの間にかエロに巻き込まれていることがしばしば。どうにも妙な属性がついているようです。なにせ共通ルートにも女体盛りとか一人であるくらいですから。もしかするとそれがメインヒロインの証なのかもしれません。そういやアナザーワン見習いの棗はパッケージとか目立つところは不遇ですけど、ヨゴレみたいなHシーンはないなぁ。
 個別ルートは相変わらずとても薄いです。心情描写的にも重要なのは共通ルートで済ませている感じですしねぇ。素直でないキャラはかわしまりのさんの演技と相まってなかなか良いものがあるんですけど。やはり本作は1人のメイドとどうこう、というゲームではなく4人のメイドさんに囲まれてドタバタ、というゲームなんでしょうね。個別ルートはもうエピローグと言っていいのかも。終盤になると修練で戦わない人とかいるしねぇ。

2006年7月28日(金)
はぴねす! りらっくす開始
 どうにかこうにか「メイドさんと大きな剣」のゲーム感想をアップしました。わりとあっさり書けるかなー、と思ったのですが意外と苦労してしまいました。本作のらしさを伝えるのが難しい感じです。欠点もあるが楽しめるし次に繋がる芽もある、そんなゲームでしょうか。

 今週のお買い物は表題作と「おしえてRe:メイド」に同人ソフト「変身淫魔少女かりん」の3本。メイド属性がないはずなのに「メイドさんと大きな剣」といいこれといい、原画買いしているだけなのにこの頻度。いかに世の主流が、ってことなんですかねぇ。
 そういや最近は同人ゲームにも有名原画家が出るようになって困ります。今回はたまたま知ったんですけど、今後は普通にチェックしないといけないですかねぇ。

 「はぴねす! りらっくす」。神坂春姫シナリオのみ終了。
 一番おお、とか思ったのは立ちCGと文字の大きさ。別に無印の時と変わっていないんですけど、久しぶりに見ると随分と巨大に見えます。最近プレイしていたゲームがあまり大きくないということなんですかね。まぁ、大きいことはいいことです。
 シナリオは後日談ですから期待通りの馬鹿っぽくイチャラブな内容でいい感じ。ちょっとやりすぎな気がするくらいが「はぴねす!」の味でしょうか。標準的に考えると春姫さんのIQがとても心配ですよ。さらに進化しておっぱいF91と来ましたか。そのうち質量のある残像(むろん乳)を残すようになるんですかね。
 Hシーンは期待したほどではなく。まぁ、本編がすごすぎましたからね。アレを上回るのは易しくはないでしょう、と。お風呂に入ると予想通り誰だかわからなくなりました。まぁ、アニメなんて外にいてもわからなさそうですけどネ。部屋からお風呂への移動なのだからなにか残っていても良かったんじゃないですかね。三つ編みとか。ところで雄真くんは太りましたか? や、なんかHシーンを見る限りね。

2006年7月29日(土)
はぴねす! りらっくす継続中
 小日向すももシナリオ。
 最初に一番お気に入りのキャラを終えてしまったのでここからは個人的に苦手というか、消化試合っぽいキャラを早めに終わらせてしまおうとかいう考えで。まぁ、偶然なのかシナリオのネタ的にも期待できないラインが揃っているのでちょうどいいかな、と。
 イヌミミからネコミミへと変わる訳ですが、Hシーンで選択できないのなら2つある意味はないと思います。似たようなことは春姫シナリオでもありましたけど。まぁ、個人的にはイヌ派でありますけど間違ってもすもも派ではないのでどーでもいいですが。ま、それはそれとしてケモノ耳が出ている時にリボンが消滅しているのはどういうことなんでしょうね。つーか、元からネコ耳がついているようなものじゃないですか、というツッコミは当たり前すぎですか?
 1日目が終わった時にHシーンがないことにたいそう驚いたのですが、シナリオのオチを聞いて唖然。ケモノ耳を嫌がっていると思ったから、ってそんな思考でよくエロゲーの主人公なんてやってますなぁ。
 柊杏璃シナリオ。
 とてもグダグダで面白味に欠ける導入部だったのでどうなることかと思いましたがメインの騒動は結構、面白かったです。というか本編よりも杏璃はよほど「歩く災害スプリンクラー」であったと思いますよ。ナイス迷惑っぷり。準と春姫の暴走、それにすももの立ちCGが素敵でした。
 と私はここまでですっかり満足してしまったのでこの後にHシーンが始まった時にはなんか違和感がありましたですよ。というかですね、アフターストーリーばかりのシナリオ7本ということで連続してプレイするのは意外とツライですな。デザートばかり食べているようで精神的な胃もたれが。何かの合間とか1日に1シナリオこなすぐらいがちょうどいいのかもしれませんね。
 ところで気のせいか春姫さんのボイスだけどうも録音ボリュームが低いような。もともとあまり大声を出すキャラではないんですけど、それにしても掛け合いの中でひとりだけ声が聞こえないなんてこともしばしばで。ボリュームを上げると今度は杏璃がうるさくて。

2006年7月30日(日)
はぴねす! りらっくす継続中2
 仮面ライダーカブト26話。「激震する愛」て恥ずかしいサブタイトルですなぁ。正直、キャラ的にも演技的にも天道は激しないほうがいいだけにどうもねぇ。渋谷隕石の時のベルトの持ち主が天道であることは正式に明かされましたが、謎はまた増えた感じです。天道本人にもよくわからないことがあるようで。ただ、事実を見ているのに気付いていないという可能性はありそう。
 新キャラ間宮麗奈は縦横無尽の活躍。全てのライダーがほぼ敵ではないと証明する形に。変形バイクを使って2対1でようやくですか。とんでもない強さです。というか総てを司る人がちょっと弱すぎですよねぇ。サソードの方がまだましだったような。この弱さは安易なパワーアップで解決して欲しくないなぁ。だってあれだけいつも大口を叩いているのだから。
 美女ワーム軍団でその姿を見せたのは麗奈ただひとりであったようですね。アリジゴクワームもどうやら違ったようで。あれ、でも樹花をさらったワームは美女のひとりであったような……。もしかしてアレはただの演出で麗奈みたいな重要キャラは他にいないんですかね。

 「はぴねす! りらっくす」。
 高峰小雪シナリオ。
 沙耶シナリオよりも先にプレイしてしまうと軽く驚きます。なんでそんなネタっぽいところに新規立ちCGが? という感じで。まぁ、もろ流用ということで。そもそもシナリオ2つか3つ目くらいでみんな不審に思うんですよね。なぜどのシナリオも揃ったように半年後のお話なのか、と。まぁ答えは冬服しか素材がないから、というか夏服を用意する気がない、ということなんでしょうけど。表情やポーズは揃っているのだからそこまで大仕事でもないと思うんだけどなぁ。
 お話的にはまぁ何と言うかとてもどうでもいい内容。これなら普通にただの温泉旅行エピソードくらいにした方が良かったんじゃないですかねぇ。
 式守伊吹シナリオ。
 一応はきちんと本編シナリオの続き、ということになってます。まぁ、その恩恵は春姫さんの態度が全てという感じなのですが。一方で押しの弱い沙耶のことはなかったことになっているようです。
 シナリオのネタはまぁ、ありがちなんですが伊吹は本編でひたすら対峙するだけという印象が強かったのであまあまなシナリオであるだけで満足してしまいます。
 上条沙耶シナリオ。
 何と言うか素材の少なさはファンディスクでもまるで改善されていない訳で伊吹以上に気の毒です。優等生ということで処理されているけど、いつでもどこでも制服だものなぁ。シナリオも自然に制服でいられる学園をわざわざ選んだような趣があります。
 こちらはしっかりと三角関係の清算をしております。しておりますが、伊吹の時といい沙耶の時といい、2回目のHシーンが半年後というのは普通にどうなのよ。その間、何をしていたんですか、と。半年間ずっと悩んでいた、なんて描写もないしなぁ。
 ま、そうしたうるさいことを言わなければ沙耶シナリオは実にイチャイチャしがいがあります。伊吹以上に出番も接触も少なかった人で、そういう機会に全く恵まれなかったですから。というか、恋人になるのはこのシナリオでですからねぇ。長かった。
 小雪シナリオで先に見てしまった新規立ちCGをようやく本来の意図で目にする。えーと、結局これは和服の寝間着ってことでいいんですかねぇ。正直もっと気のきいた、ハッキリ言えば私服を増やして欲しかったですよ。それはそれとしてお風呂上がりに、それも和服に靴下はどうかと思いますよ、沙耶さん?


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