徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2005年2月6日(日)
ANGEL BULLET開始
 ガンダムSEEDDESTINY17話。えーと、ごく当たり前のように「32対2で戦って」という艦長が怖いです。そして1機に牽制されて僚機に31機を任せておきながら文句たれる指揮官も。フェイスってのは自分勝手な人間に贈られる称号なんでしょうか。

 メジャー12話。予想通り1回でアメリカ遠征終了。うーん。さすがに省略されたシーンやセリフが多くて悲しい感じ。例えば大リーグ観戦シーンで「やるね、連中」という吾郎のセリフがカットされています。こうした細かいセリフがキャラを作っているだけにひたすら削る方向にある作品造りはちとどうかと思います。

 仮面ライダー響鬼2話。今週はちゃんと視聴しました。寝起きでない頭で見るとなかなか悪くないかも、という気になってきました。人物描写のノリはやはりクウガを意識しているのかな、という感じ。あのどんなことも全肯定ですぅ、って様子はよく似ています。
 CGとの合成もかなり良くなってきましたね。ラストのクモにまたがってバチを打つシーンはほとんど違和感もなく良かったです。個人的には引きずり込まれるシーンが最高でしたが。

 「ANGEL BULLET」。積みゲーを消化しようとよくやく手を出すことができました。インストール後に驚いたのは修整ファイルが出ていないという事実。こりゃ、去年最大のニュースとしてもよろしいんじゃないでしょうか。だってライアーですよ。あり得ないは言い過ぎにしてもホント、驚き。
 現在のところまだ1周目途中。っていうかこういう表現でいいんですかねぇ、このゲーム。好感度を示唆するような要素は一切ないような気がするんですけど。
 最初は味のある男性キャラにボイスがないのはどうか……、と思っていたらないのは変態牧師のクラウスだけ。しばらく意味がわからなかったんですけど、これはもしかしてクラウスが主人公ということなんでしょうか。なんとももったいないことです。あの哀れっぽいセリフにボイスがないのは痛恨ですわ。個人的にはセーラをなしにしてでもクラウスに欲しかったです。
 シナリオはどうもシリアスとギャグがうまく分離できていない感じがします。もうちょっとメリハリをきかせた方が良かったのではないでしょうか。どうも中途半端な印象が。
 戦闘シーンは割と面白いですけど、でもあれって敵が手加減してくれないと主人公は勝てないような気がするんですけど。後半になって通常の弾丸が効かなくなった時にひたすらインタラプトされたら絶対勝ち目がないような。私は2回目の戦闘シーンで勘違いして最初から魔法攻撃しまくって見事に負けるしかない状況を作り出しましたよ(泣)。また負けるのに長いんだアレが。
 Hシーンに至る期待の土下座システムはイマイチ。ダイスを振るだけなのでゲーム的な面白さが皆無というのもありますけど、ここにテキストが一切絡まないんですよ。どんな泣き落としをするかが重要だというのに。ダイスではどんなお願いを聞いてくれても嬉しさなどありませんよ。Hシーンへの繋ぎは固定テキストの方が良かったなぁ。しみじみとそう思います。
 そしてHシーンは言うまでもなくあってないようなもの。まぁ、この絵でエロに期待しろというのはあまりに無体な話だと思いますし、個人的にも期待していなかったんで問題はないですけど。まぁ、だからこそエロに持ち込むテキストに力を入れて欲しかったんです。せめてものエロゲーとしての意義のために。
 ボイスは相変わらずパートボイスなんですなぁ。DVDメディアなんだからなんとかして欲しかったものです。私はどうもパートボイスだとまともにボイスを聞く気になれないんですよねぇ。
 場所移動画面はなんか中途半端にもったりしていて妙に時間がかかるのがマイナス。というか、このシステムにする理由はなんなんでしょうか。今さら総当たり方式というのもねぇ。最初はメインストリートの存在ががわからなくて先に進めなかったデスヨ。

2005年2月11日(金)
ANGEL BULLET頓挫
 Pure×Cure」の発売までに終わらせようと頑張ったのですが、このゲーム想像以上に長かったです。そして、予期せぬ出来事が起きました。
 本作にはMPというものがあって、これは一般のRPGと同じで魔法攻撃に必要になります。回復は宿に泊まるだけでは駄目でHシーンがその手段。で、調教シーンと呼ばれるがとてもそうは見えないこれには失敗があるんですね。失敗するとほんのわずかしかMPは回復しません。成否はダイスによって決まります。つまりは運な訳でセーブ&ロードで対応すれば何の問題もなかったんですよ。ところが、本作のHシーンは他にちょっと見たことがないくらいエロくなくて私は気にすることなくそのまま進めてました。戦闘シーンごとにHシーンは用意されていましたし、必ずしも魔法攻撃が必要な敵ばかりではなかったので。なにより戦闘の難易度は随分と低かったんですよ。
 終盤までに3回Hシーンに入れず失敗して、戦闘中でも割と無駄に使ってました。それでも戦闘の度にMPは増えていきましたから私はすっかり油断していたのです。カーリー・ビル戦からそれは始まりました。それまでとは打って変わっていきなり強いカーリー・ビル。ハッキリ言って格上のはずのビリー・ザ・キットよりもずっと強かったです。MPもかなり費やしました。そして、なぜかこのあとHシーンが現れない。いくら進めても。減る一方のMP。一度目のスタッフロールを越えてもMPは一切、補給されず。MP対象者は変わっているはずなのに。結局、MPはゼロになり魔法攻撃しか効かない敵に為す術なく敗北。
 私はあまりセーブする人間ではありません。セーブしても数個を使い回すのがいつものパターン。今回も同じでした。つまり、取り返しのつくセーブデータがなかったんですね。10時間以上かけたのに最初からやり直し。いかに選択肢単位のスキップがあるとはいえ、すっかりやる気をなくしました。あまりにも理不尽に感じたので。

 で、本日は吉野屋に並ぶ奇特な人(私の中では)を横目に「Pure×Cure」を買ってきました。上に書いた事情で「ANGEL BULLET」は中断。何の問題もなくそのまま始めました。まだ1話が終わったくらいですが、なかなかの好感触。早く体験版で触れた3話で進みたいです。ただ、ちょっとヒロインたちが主人公に優しすぎるのが気になりますけど。軍曹や果林は元からの知り合いだからいいとしても、会って2日の委員長まで妙に優しいのはちょっとねぇ。それも只事ではないレベルなんですよ。
 いかに自分の家とはいえ飲み屋でつぶれた主人公をちゃんと意識はあるのに泊めたり(主人公の家は徒歩圏内)、朝食をご馳走したり。しかもそれをごく当たり前のようにするあたりが凄いです。わずかでも注意するような素振りさえなし。しかも、主人公に良いイメージさえ持っている様子。うーん。かなりの大人物だ。

2005年2月13日(日)
Pure×Cure開始
 ガンダムSEEDDESTINY18話。やー、てっきり全く気にしていないのかと思ったら笑顔で怒っているラクス様が素敵です。いつか報復コンサートを開ける日が来るんでしょうか。

 メジャー13話。上河内の声優のところに「はなわ」って書いてあるんですけど、それはやっぱりあの芸人のはなわなんでしょうか。そういやスペシャルの時にインタビュアーとかやってましたけど、それが伏線ってことなんですかねぇ。
 出てくるのは当然ながら小学生ばかりなので男といえども声優は女性ばかり。それでも倖月美和さんの名前はないんですねぇ。

 仮面ライダー響鬼3話。あーやっぱり面白いみたいです。しばらく前までと違って真面目に視聴している自分がいます。ブレイドの時はほとんど横目で見てましたから。
 それにしてもクウガを想起させる作品ですなぁ。効果音の使い方とかギャグ調の曲の使い方とか全く同じなんですけど。さらに来週出るであろう敵の演出なんてまさに0号そのもの。でも、それらが妙にマッチしているんですよねぇ。
 これまでのライダーと違って面白い点は1話の前からすでにライダーであった(この言い方違和感あるなぁ)というところ。序盤なのにすでに経験値もある状態というのはなかなか新鮮。戦闘シーンにもそれが現れていて良い感じです。

 「Pure×Cure」。8話まで終了。
 相変わらず好感触が続いております。少々、ご都合主義っぽい感はありますけど、まぁ不快に感じるレベルのだいぶ手前ですし特に問題ではないかな、と。ただ、悩みの解決にシナリオの主眼を置いてプレイする人はちと辛いかも知れません。後で明かされるんでしょうけど、ヒロインの抱える悩みがチラッと出てくるか、あるいは出てくることなく主人公と打ち解けてしまうので微妙といえば微妙です。その反面、多人数のヒロイン同士(主人公含む)の会話は実に豊富。全編それが当たり前のように日常会話が用意されているので個人的にはかなり嬉しいです。「Canvas」シリーズなどF&Cには見習って欲しいくらいですわ。
 それにしても7話には笑いました。男性としての養護教諭の存在意義に係わるお話なんですが、その中で教え子に劣情を感じたことがあるか、という質問に主人公がイエスと答えるシーンがあります。あまりにも身も蓋もない答えに大爆笑。物事には本音と建前があるというのに。就職の面接で本音で語ってしまうようなものですよ。まして、これエロゲーですから感じた劣情をそのまんま実行に繋げてしまうことがプレイヤーには丸わかりなだけにねぇ。しかも、保健室プレイもあるくらいですからもはや言い訳の余地があるはずもなく。

2005年2月15日(火)
Pure×Cure1~2回目終了
 1人目はウメさんこと朱雪梅。
 本格的な個別シナリオは11話からで、12話はほぼエンディングとなっているのでどうしても性急なイメージがあります。個別ルートの5倍の時間をかけて丁寧に共通ルートの描写を重ねてきたのですから当たり前といえば当たり前なんですけど。さらに個別ルートの流れも他のヒロインとある程度被っているのでどうしても不足感を感じてしまいます。
 橘ゆずりや神楽坂月乃の話などが中途半端に共通ルートに盛り込まれているのが微妙なところ。基本的な解決はそれぞれのシナリオに任されていて、雪梅シナリオとしては放置の形でエンディングへ向かってしまうのでどうも釈然としません。
 ヘアピンの件もなんだかねぇ。それはそれ、これはこれって気がしますけど。どうもこのゲームでは対処療法のような考え(解決方法)が蔓延している感じです。比べるべきでないことをあえて比べて納得しているような。ウメさんを大事にすることとヘアピンを大事にすることはやっぱり別の話だと思うけどなぁ。そもそも呪縛がどうとかいう話をするなら沙希の存在はどうなるんでしょうか。恋人関係になれた時点でそんなものはないと思うんですけど。
 もったいないなぁ、と思うのはエンディング。姫奈学園というか、みんなでいる保健室という部分に大事なことを感じていたはずなのにそれらに一切触れることなく終わってしまうのもなんだか悲しい感じ。何のために共通ルートで大事なものを築いてきたのか、と考えてしまいます。
 2人目はのんたんこと神楽坂月乃。
 2周目以降ということで最初から始めるを選択すると8話から始められる機能が追加されます。それだけでなく1周目でなかったイベントが入っていたり2番目のオープニングデモが用意されていてそこには「Second Season」の文字が。もしかして果林シナリオとかは1周目で解けなかったりするんでしょうか。ちなみに1周目の時のセーブデータを使用してもイベントやオープニングは追加されません。
 何にしても本作はお世辞にもスキップが早いとは言えないので8話から始められるのは助かります。しかし、それでも月乃シナリオの8話は全く代わり映えなく9割以上スキップのまま終了。さすがにちょっと悲しくなったり。意外と共通ルート内におけるヒロイン毎の差がないんですよね、このゲーム。
 予想通り修学旅行が終わるまでは雪梅シナリオとほとんど一緒。それでも和解する部分は雪梅シナリオよりずっとましに描かれていましたけれど。しかし、その反動って訳でもないんでしょうが、ヘアピンに関するくだりはちょっと酷かったです。明らかに設定を消化しきれていない感じが。「いつの間にかなくしたのが答え」とは乱暴というか、いい加減な話です。きっと橘さんもあの世で幻滅していることでしょう。
 月乃シナリオとしてはおままごとで説得するシーンはなかなか良かったです。ただやっぱり他のメンツを排除した流れが残念。エンディングもちょい工夫するだけでもっと盛り上がると思うんだけどなぁ。

2005年2月17日(木)
Pure×Cure3~4回目終了
 3人目はずっきーこと吉野みずき。
 上級生は修学旅行に参加しないので思い切ったシナリオ変化があるかと思っていましたが、蓋を開けてみればそれほどでもありませんでした。違いは主人公が修学旅行に同行しないことと天体観測の合宿が企画されることのみ。当然のように今度は2年生ヒロインが蚊帳の外状態。このへんうまく活かしているとも言えないだけになぜ中途半端に起きる出来事を重ねたのか疑問。というか、同学年のヒロインのシナリオ内容が被ってしまうのは素直にもったいないです。
 みずきシナリオは月乃シナリオと違って8話でいきなり恋人同士になるのでたいそう驚きました。ホント、随分な違いです。ただ、ねぇ……。1話でも同じようなことを感じたんですけど、しっかり者の彼女に尊敬される覚えが全くないのがどうにもねぇ。いっそのこと実は一目惚れでした、と言ってくれた方がどれほど納得できるか。しかも、気配り屋の彼女は見るからに果林に遠慮しそうなのに実際は最速撃墜ですからねぇ。流されているような感覚だけが妙に主人公とシンクロしていましたよ。
 シナリオとしてはみずきや沙希の恋愛観を押しつけられるのがかなり辛いです。元彼女の持ち物と故人(しかも恋人でない)の遺品は全然別のものだと思うんだけどなぁ。まるで罪を犯しているかのような言われ方はさすがにちょっと。だいたい沙希やみずきの言い分だと離婚して子供がいる人は二度と誰とも再婚はおろか付き合うこともできないと思うんですけど。子供こそがまさに前の恋人の影な訳だし。このシーンに限りませんけど主人公はどうも自分の意志というものが希薄な感じです。すぐに自分の考えを捨てて他人の考えに迎合するし。
 あとどうしても気になったのが沙希の都合の良い登場の仕方。いくらなんでもタイミングが良すぎます。まるで主人公を見張っているかのようなベストタイミングぶり。
 4人目はメインヒロイン橘果林。
 すでにわかっていたことですが、みずきシナリオと内容を共有しています。しかし、実際にはちょっと共有しきれていません。2つのシナリオでヒロインがとる行動に無理があるんですよ。起こす行動は同じでも根っこの感情や状況が違うのでどうしても片方が自然で片方が不自然になってしまいます。
 具体的にはみずきシナリオの場合、果林を探す主人公の前で爆発するみすきは理解できます。ところが果林シナリオでは、みずきが恋人でもなければロクにアプローチもしていない状態なので事情を知らなければ何を言っているのかさえわかりません。
 果林シナリオの場合、天体観測ができなかった果林と主人公が語るイベントがあるので11話で果林の様子がおかしくなるのは自然ですが、そんなものがないみずきシナリオでは果林の態度の硬化は豹変としか見えません。やはり、シナリオのネタを共有していても状況に対してしっかりカスタマイズするべきではないかと思います。
 他に気になった点としては、なぜか果林シナリオには2年生ヒロインが仲直りするシーンがありません。かなりテキトーではありますけど、みずきシナリオにはちゃんとあったのに。
 個人的には果林を通してゆずりを見てしまう、といったような展開を期待していたのでちょっとガッカリでした。
 なんかすごい酷評している感じですが、共通シナリオでそれだけ期待が高まっていた、ということです。ホント、あれぐらいの丁寧、じっくりさが個別ルートにもあればねぇ。

2005年2月18日(金)
Pure×Cure5~6回目終了
 5人目はグンソーこと軍司都。
 先生ということ以外にもなんだかこのゲームでは場違い風の漂う彼女はシナリオもアレな感じでありました。正直、幼稚園時代の約束(しかも、自分主導で結んだもの)を25歳くらいになるまで真剣に信じているっていうのはキモイんですけど。冗談半分期待半分くらいならまだしも完全に本気ですからねぇ。しかも、あの姐御肌な性格ですから。もうホラー級かと。
 しかし、子供の頃の気持ちを思い出したと真顔で言う主人公には負けますかね。身震いするほどの怖さでしたよ。まぁ、お似合いのカップルということなんでしょうな。
 あくまで個人的な好き嫌いではあるんですけど、グンソーにゆずりを貶されると本気で腹が立ちました。というか故人を悼む気持ちまで否定されるのは我慢ならんですよ。
 6人目はルナちゃんこと冠城遥南。
 外れて欲しいと思いながらも本当に3年生ヒロインは共通シナリオでした。まさかみずきの代わりに遥南が現れるとはなぁ。ここまでご都合主義を持ち込むとはびっくりでした。それらしい前振りもなかったし。そこを流すとしても主人公をああまで強行に引き止めるのはやはり無理があります。出会ったばかりの頃ならともかく、ずっきーとのケンカ後ではちと考えられません。みずきシナリオの場合はすでに恋人同士になっているし、約束もありましたからわかりますけど、遥南の場合は何もないですからねぇ。
 果林を助けた後に彼女の態度が変わらないのもなんだかシナリオ的に楽をしている、という印象を受けました。このシナリオだけ果林の恋心が無反応ってのもなぁ。それならみずきシナリオも無反応にして欲しかったですよ。
 シナリオ的には主人公が何もしないのが気になるところ。本当にただ座って待っていただけってのがどうもね。ゆずりのことも果林に諭されて解決だし。相変わらず人の言葉に簡単に流される男ですな。

 モンキーターンの最終巻、買ってきました。そこに載っていた最後の4コマを見て疑問は氷解、なるほどなぁ、と思いました。あの作者自らドロドロ恋愛編と呼ぶ終盤は非難の手紙やメールが殺到したようでやはりという感じ。作者も迷っていたという言葉がそのままあの展開なのでしょうね。
 さらに澄よりも青島の方が描いていて楽しかったというコメント。ならばあのような展開になるのも仕方のないことか。というか、澄よりも青島の方がよく出るのは練られたプロットゆえではなかったんですねぇ。最後に気に入っていたキャラランキングが書いてあるんですが、これにも頷けるものがあります。物語途中から洞口オヤジがいなくなっているも同然ということも考えると青島にスポットが当たる機会が増えていったのも当然という気がします。人気もあったでしょうし反応も大きかったでしょうから。

2005年2月20日(日)
Pure×Cure終了
 ガンダムSEEDDESTINY19話。なんかMSでも抜け道を通れそう、というのはともかくとしてアスラン一人であっさりとモビルアーマーを倒せるならあんな作戦いらなかったような気がします。あと砲台をしまってもあまり意味はないような。近距離で格納しなくてはならない時点で負けでは?

 メジャー14話。もともとメジャーは悩みが長く続かない作品ではあるんですけど、それにしてもねぇ。1話で結着するのは良いとしても吾郎の悩みのモノローグのセリフまで削られるとさすがに軽い印象は否めません。この加速っぷりが続くのは困るなぁ。
 来週はいよいよ川瀬涼子が登場で楽しみです。

 仮面ライダー響鬼4話。巨大な敵との戦いはこの作品を通してあるんですかねぇ。さすがに巨大クモに比べると違和感がありますな。個人的にはアクションを重視するのならたまに出る、くらいにして欲しいです。デカいのは戦隊シリーズで毎週出てるんで。

 「Pure×Cure」。ラストはロボこと西原翔子。
 あー、どうにも駄目です。こういうキャラは。グンソーもかなり苦手ではあるんですが彼女はそれを遥かに越えています。キャラ自体はまだしも、それにあのルックスとボイスが加わるとかなりツライです。私の中では半ば男キャラでしたよ。
 シナリオはもうすでにわかりきった2年生共通シナリオ。まぁ、3年生よりはしっかりとカスタマイズされているとは思いますけど。
 良かったポイントとしては珍しく主人公がちゃんと働いていたこと。他人の意見にあっさり流されて宗旨がえすることもなく、自分の言葉で翔子を説得していたのはこの主人公にしては上出来と言えるでしょう。
 悪かったポイントはゆずりとヘアピンのことが完全にスルーであることと、他シナリオ以上にヒロインを好きになる過程が存在しないことでしょうか。取りあえず前者はどうかと思いますよ。
 全キャラ終了で出現の「先生の卒業式」も終えてオールクリア。結局、ゆずりの死因はわからないままなんだなぁ。一部で思わせぶりなテキストもあったのに。ゲーム感想は近日中に。

 戯画の「パルフェ~ショコラsecond brew~」の自己紹介ボイスが公開されてキャラクター紹介のページを初めて見ました。で、かなり驚いたというか衝撃を受けたのですが、立ちCGがえらい魅力的です。見ほれるぐらい。立ちCGだけでここまで惹かれたのは「水月」以来かも。正直、最初に公開された全身像のカットが無表情っぽいのが多くて不安も少しあっただけに嬉しい誤算です。

2005年2月26日(土)
南国ドミニオンとかPS2版家族計画とか
 風邪を引いてサイトの更新がすっかり滞ってました。申し訳ありません。「Pure×Cure」のゲーム感想にも未だ手を着けておらず。せっかく久しぶりの連休をとったというのに台無しデスヨ。まー、あまり調子よくない中でもエロゲーは細々と進めておりました。

 「南国ドミニオン」。取りあえず主観で2周くらい、エンディングはバッド含め6つくらい見ました。かけた時間は10時間程度。その上での雑感はどうも芳しくありません。というか、もう続けるかどうかも怪しいところです。困ったことに。
 理由は色々とあるんですが、ひとことで言うならプレイしていてあまり楽しくない、これが全てですかね。体験版からプラスアルファの要素がほとんどなくてシステムに慣れる頃にはもう飽き始めているという悲しさ。「何でもできる」というシステムを面白さに繋げるのはやはり難しかったようで。漠然とプレイしている間はまだしも目的を持つと途端にプレイが単調になるのがツライところです。
 キャラクターに関しても明らかに掘り下げ不足が目立ちます。そもそもヒロインの本名をエンディングまで呼ぶことがない、というあたりに全てが表れているような気がします。
 ゲーム部分が楽しめなくとも佐々木珠流氏の原画であればファンとしては半分以上満足できるんですけど、今回は違いますからねー。前回の「巣作りドラゴン」が良かっただけに売り上げとか少し心配です。「Dancing Crazeis(仮)」に影響がないといいんですけど。

 PS2版「家族計画~心の絆~」。まだ1周も終わっていません。ようやく終盤近く、というところ。あまりコンシューマー版を買うことのない私ですが景シナリオがあるとなっては買わない訳にはいきません。
 シナリオは予想通り、色々と修整がかけられてます。18禁要素がソフトになっているのももちろんですが、テキストも多数修整が。例えば春花の持っていたバッグの中身を筆頭にゲーム中にはドラッグの「ド」の字もありません。代わりにDATテープが入っていたり。準の扱っているのもヤバそうという雰囲気を匂わせているだけで具体的にはなんなのかサッパリわからないようになっています。
 他にも淫行少年→不良少年とか既知外→埒外とか単語変換が至るところで見られます。恐らく気付いていないところにもかなりあると思われますので総量はかなりありそうです。不良少年なんかはイマイチ意味がわからなくなってますね。淫行少年と違って意味を年少組に知られてもちっとも困らないような。

2005年2月28日(月)
パルフェ~ショコラsecond brew~体験版
 ガンダムSEEDDESTINY20話。詰まるところ議長が地球に来た最大の目的はアークエンジェル、フリーダムガンダム及びラクスの動向を探るためなんでしょうかね。現在のところ、アスランを子飼いにした最大のメリットってそれだものなぁ。
 新型モビルスーツの名前はグフですか。つーことはいずれドムやゲルググが出るってことでしょうか。個人的には連合軍でザクレロとか出て欲しいですが。

 メジャー。お休み。

 仮面ライダー響鬼5話。なんつーか、怪獣大作戦といった趣を呈してきましたなー。アクションがおざなりになりはしないかと心配ですわ。人間ドラマに重きを置くのもいいですけど、どうせなら一般人でなく仮面ライダーサイドのことをメインに書いて欲しいです。

 「パルフェ~ショコラsecond brew~」体験版。気合でダウンロードして試してみました。
 いきなりですがシステムかなり頑張ってます。「ショコラ」のシステムがかなりアレだったせいでクレームはかなりのものだったのではないか、思わずそんなことを考えるほどの進歩が窺えます。今度は修整フェイルを充てなくともバックログが標準装備、開始にホイールも対応、とお約束な部分はもちろん、場所移動選択もかなり便利になりました。店長システムは廃止になりヒロインのいる場所も一目でわかるように、さらにクリア後はイベントの解説も入るという親切設計。
 推測するに今回はイベントのある日だけ場所移動選択をするだけでよさそうです。普通のゲームではこれが当たり前(つーか「ショコラ」を知らないと前の文は何が書いてあるのかさえよくわからないかも)なんですけど、凄く嬉しく感じるのは私だけではないと思います。
 他にもヒロインのいない場所には移動できないシステムになっているようで少し驚き。まぁ、確かに必要ないと言えば必要ないんですけど思い切った処置ですな。攻略に関係ないお遊びはなし、ということですかね。
 ウインドウなど見た目もなかなか。「ショコラ」を踏襲しつつも若干のアレンジを加えているといった風情が感じられます。まぁ、ファミーユがキュリオを手本にした店だから、という面もあるのでしょうけど。
 シナリオは相変わらずテンポ良く、ぐいぐいと読ませてくれます。初っ端から「ショコラ」を彷彿とさせる展開で経験者は嬉しさも倍増。こういった遊びは本編でも期待できそう。
 体験版ではオープニングに加えてゲーム本編2日間。短いプレイ時間で感じたのは作品の持つ雰囲気の心地よさ。「ショコラ」よりも好みのキャラクターが揃っているというせいもあるかもですが、全体から発する空気がより自然になったようなそんな感じを受けました。
 立ちCGは従来の膝上くらいのものだけでなく、より近いバストアップ的なカット、さらにはフェイスウインドウも追加されました。後者は今のところ、遠いところにいるキャラの声だけが届く、という状況でフェイスウインドウだけ表示するといった以外に、主人公含めて4人以上で会話する場合に4人目以降の表情表示に役立てている模様(立ちCGは2人までなので)。ただ、切り替わることもあるだろうし、そのへんの使い分けは不明。
 音楽は今回もピアノメインの曲が耳によく馴染みます。
 ボイスは多少好き嫌いが出るかも。恐らくプレイしていく内に慣れていくかと思いますけど、由飛とかすりは少しばかり予想と異なる声質でした。演技そのものは特に問題ないと思います。掛け合いも澱みないですし。
 総合すると発売日が待ちきれないといったところ。もともと心配はしていませんでしたが、具体的な素材に触れることによってより期待が高まりました。


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