ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。
2004年10月1日(金) |
ランスⅥ継続中その3 |
冒険王ビィト1話。うーん。原作ファンとしてはやはり唸らずにはいられない出来です。絵が似ているかどうか、という点は不問に付すとして気になるのはシナリオというか、演出ですね。まず「惨劇の王者ベルトーゼ」といった書き文字は非常に美しくない、というか汚くさえ見えるというのはどうかと思います。それにもしあれが予備知識のない視聴者に向けたものであるならあんなテロップを出した相手が瞬殺されるのは逆効果かと。1話で2人もやられてますからね。 また、しばらく(来週まで?)回想シーンという理由があるとはいえ、最初にビィトがヴァンデルをぶった切るシーンを持ってきたのはいかがなものでしょうか。それもエクセリオンブレードまで使って。これではビィトが成長したあとの驚きが一切、奪われてしまいます。そもそもヴァンデルバスターの凄さを最初に伝えるのはゼノンたち5人の役目だと思うんですけどねぇ。ヴァンデル・ムガインの存在価値が限りなく薄れてしまったような気がするのは私だけでしょうか。 他にも星の数を強調し過ぎのように思います。原作の中で現状の星の数に満足しているヴァンデルは一人もいません。常に上を目指しています。なのにアニメ版はたかだか3つを自慢する体たらく。というか、人間の側に星の数に対するリアクションをさせた方が効果的ではないですかねぇ? 原作ではそうですし。 取りあえずはチェックしていきますけど、いつまで続くかは微妙。 本日は映画で有楽町にも行ったのでついでに秋葉原にも行ってきました。新品を発売日に秋葉原で買うなんて随分と久しぶりのような。そしてこれも久しぶりに数百円のために端から端までお店巡り。つーても、代表的な店だけなんでそんなに多くはないんですけど。ただ、今回はあんまり開きがなくてガッカリ。それでも400円安ければスタバ代くらいにはなりますから小さな満足には充分。ということで「ANGEL BULLET」と先週買いそびれた「神樹の館」を購入。しかし、後者のタイトルはこんなに小さな箱だったんですねぇ。もしかしたら気がつかなかっただけでヨドバシにも売っていたのかも、とか思ったり。ちなみにこちらはあんまり見当たらなくてほとんど価格を比べることはできず残念。ちなみに「デュエルセイバー」は取りあえず保留。「ランスⅥ」も終わっていないので。 「ランスⅥ」。少しばかりプレイスピードが落ちてました。というのもせっかく帰ってきたカクさんのレベルがどうやら打ち止めらしい、という事実に打ちのめされていたので。ああ、これでは何のために序盤にプレゼント攻勢で好感度を稼いでいたんだか。なんか似たようなことは「鬼畜王ランス」の時にも感じたような。気がつくとガンジー王に嫉妬する私がいます。きぃぃぃ。だってねぇ、「なんで俺にはもこもこピンク(暴言)でお前には矢絣袴と制服の可愛くて忠実な間者なんだよ!」とか思いません?(同意の押しつけ) すいません。取り乱しました。エース級が問答無用でズバズバ加入したおかげでお気に入りのセスナたんが強制的にファーム行きになってしまって精神が不安定になんですよ(泣)。しかも、今度は前と違って交代不可だし。また、代わりのメンバーが使えるのがむかつくというか悲しい要因で。そりゃもう今まで苦労しながらローテーションを考えて、どうやったら少しでも継戦能力が上がるかと試行錯誤しながらやってきたというのに新メンバーときたら。鬼より強いよ、コイツラ。どんな組み合わせや順番で出そうが問題なし。「鎧袖一触とはこのことか」とかガトー様も仰ってしまいそうな強さです。つーか、ガンジーはちょっと存在がおかしいから置いとくとしてもマジックやアレックスの強さはなぁ。志津香が霞んでしまいますよ。他にもかなみのレベルが打ち止めなのでますます新メンバーとの差が開いていくという悲しさ。もしかしたらカクさんもかなみもいずれ再び上がるようになるかもしれないけど、今のシナリオの様子だとかなり後のようで。サーナキアのレベルが上がってもサッパリ嬉しくないよ! 今の心の支えはカロリアの成長くらい。や、出会った頃が嘘のようにお強くなられました。マリアと違って滅多に外さないしね。 |
2004年10月3日(日) |
ランスⅥ継続中その4 |
モンキーターンV13話、14話。録画していながらまたしてもすっかりと忘れていたので2話連続鑑賞。 出来そのものは悪くないんですが、正直なところ詰め込み過ぎ。この優勝戦とそれに絡む全てを1話で済ませるには無理があったように思います。洞口が櫛田さんに対して行ったダンプ。これがどれだけ危険な行為であるかがもう一歩描けていません。具体的には原作にあった洞口の走行に対する実況。この事故をきっかけとして青島がプロポーズを断るのだからもうちょっとキチンと描いて欲しかったです。 続いて14話。これもやはり1話に詰め込み過ぎ。1話で話を進めすぎるとどんなエピソードも印象が薄くなってしまうのでこういうのを続けるのはどうかと思うデスヨ。 仮面ライダーブレイド35話。ひたすらに苦しいですな。主役を戦わせまいとするストーリーが面白くなると本気で考えているのでしょうか。基本ストーリーは龍騎のようで、無理矢理に方向を決めようとする流れはファイズのようです。これで盛り上がれば奇跡といっても過言ではありません。つーか、ギャレンやレンゲルの扱いに困ってますよねぇ。明らかに。そろそろ複数ライダー制は見直した方がいいような。 「ランスⅥ」。クライマックス目前ながらテンションは相変わらずやや低め。どうやら補欠組は最後まで帰って来そうにないというのがその最たる原因。せっかくパワーアップアイテムを貯蓄していても帰って来ないのではまるで無意味。こういうのって悲しいなぁ。 そういや、昨日「ランスⅥ」が発表されて以降、初めて「鬼畜王ランス」の設定資料数を見返しました。それでプレイ中に感じていた違和感の正体にもようやく気がつくことに。そう、マジック・ザ・ガンジーのデザインが完全に別物になっているんですね。今さら何を言っているのやらと自分でも思いますが、気がつかなかったものはしょうがない。まぁ、「鬼畜王ランス」のマジックは存在感が薄かったですからねぇ。それでも個人的にはあまりこういう大きな変更ってのは好きになれません(未だに「Only You-リ・クルス-」のことを根に持ってます)。では新マジックは嫌いなのかというとそんなこともなく。メガネさんではあるのですが、デコ娘さんでもあるせいか不思議と気になりません。立ちCGの混乱した顔や赤面している顔なんかは素直に可愛いと思います。強引な思考でランスを受け入れようとする開き直りぶりとか。しかし、それでもバランスというものを考えると山田千鶴子とキャラが被っているのは気になります。同じ四天王同士ですからねぇ。 先月、カラフルピュアガールが休刊したことを受けて悩んだ末に昔も講読していたPCエンジェルを買いました。正直、残っている3誌は決め手にかけるので来月以降はどうなるかわかりませんが。 昔と同じところもあり、違うところもありとひたすらに懐かしい感じで読んでおりました。攻略はネットがあるとはいえ、フルスクリーン派の私にはやはりありがたい存在です。 今月は「下級生2」なんかが載っていたのですが、そこを見ていて気になる記述が目に留まりました。白井夕璃たんのページにおいて河原での撮影イベントを見ないと攻略が進まないと書いてあります。実はこれはネットの情報にも同じことが書いてあったのですが、実のところ私はこのイベントを初回プレイでは見ていないんですけど普通にクリアできたんですよねぇ。うーん。でも、クリアできない事実に直面していなければそんなことを書くはずもない訳で。もしかしてどちらかがバグなのかしら。 「最終試験くじら」のライターに鷹取兵馬氏の名前があることに今さらながら気付きました。鷹取兵馬氏といえば心のゲーム「果てしなく青い、この空の下で…」を手がけたライター。こうなると俄然、気になるというものですが、メーカーがサーカスですからねぇ。個人的な信頼度は地の底にまで落ちているので難しいところ。しかも、Mercuriusの「AQUAS」のようにライターではあるが原案は別人という例もあります。本作もなんだかそんな感じです。クレジットも3番目ですし。もし買うならお金をドブに捨てるつもりでないととても買えないだろうなぁ。 |
2004年10月8日(金) |
バンダイミュージアム |
冒険王ビィト2話。これから何度も折に触れ回想するんでしょうけど、それにしてもあっさり終わったというのが素直な感想。この2話一杯くらいは3年前の話を引きずるものかとばかり。区切りとしてもビィトが泣き崩れたところで終わった方がまとまりがいいような気がしますし。 それはそうと私はコミックス単位の読者なので確証が持てなかったのですが、オープニングに登場する金髪君はやはりオリジナルキャラクターだったのですな。才牙も含めて妙にしっくり来ないデザインだとは思っていましたが。変にいい男っぽいし。 今日は雨の中をはるばる松戸まで行ってきました。目的地は上にあるようにバンダイミュージアム。ここで上映されているというMSイグルーを見に来たのでした。前日まで下調べをほとんどしないで行ったので驚くことが色々と多かったですわ。 例えばバンダイミュージアムというのはあくまで建物の一部で全く関係のない施設もビルには入っているとか。松戸なんて都心とは言いにくい立地条件からちょっとした博物館クラスを想像していたんでかなり。他にもバンダイミュージアムとMSイグルーの劇場は7、8階と地下1階と離れているとか。てっきりバンダイミュージアムの中にあるんだとばかり。 で、肝心のMSイグルー。取りあえずこれから見に行くかどうか悩んでいる人はどういうタイプの物語か知ってから決めた方がいいと思います。早い話がジオン軍のトンデモ兵器を1話に1機テーマにしたオムニバスストーリーなんですな。共通するのはヨツンヘイムという特務艦に搭乗しているクルーくらいで連続した物語ではないという。 全編CGということでやはり突っ込みどころは要所に存在します。人間はFFなどを見てもわかるようにまだまだ。アップになると顔を背けたくなるくらい怖いです。外に出るとヒロインさんのフィギュアとか売っているんですがギャグでも買うのが躊躇われる感じです。性格的に損しているということもありますけど、やっぱりなんか恐怖映画みたいだし。 メカは基本的に問題はないんですけど、動きの方はところどころ気になるところも。サラミスの動きがあまりに俊敏でまるで戦闘機みたいに見えたりとか(バックまでする)、どうも全体的に艦艇の動きが軽いように感じました。もっと重厚さが欲しいなぁ、というのが素直な感想。 物語は可もなく不可もなく。ただ、話のパターンが非常に似通っているのは気になるところ。オムニバスだけに特にね。 鑑賞後はバンダイミュージアム外の飲食店で食事。エースパイロットなる名前のランチを頂きました。意外といっては失礼かもしれませんけど、量もそれなりにあってそこそこ以上においしかったです。この店の他、売店の類などはバンダイミュージアムの外にあって、これは正解かとも思うんですが、その代償に(?)二度入る気にならないのは微妙なところです。 「ランスⅥ」。ようやくエンディングに到達。しかし、まだまだ任務が残っています。まー、それはそれとしてこの第1次エンディングはガッカリでした。「鬼畜王ランス」じゃあるまいし、ランスが結婚するとは思っていませんでしたけど、だからってどうしてゼスから夜逃げ同然に逃げなくてはならないのでしょうか。意味がわかりません。中でもリズナを置いていくのは許せないものがあります。あんなイベントを設定しておいて放置かよ、と。最後まで今回のランスは好きになれませんでしたな。こうした点を除いてもあっさりしすぎ。ラスボスもあっけないし。RPGなんですからもうちょっとクリアした余韻に浸る間が欲しいです。 |
2004年10月10日(日) |
ランスⅥ継続中その5 |
ガンダムSEEDDESTINY1話。なにゆえここまで符号を合わせる必要があるんでしょうねぇ。強奪されるガンダム、それを止めるガンダムにそのデザインとポーズまで、シェルターに逃げるカガリ、もう挙げていけばキリがないとは言い過ぎにしてもちょっと多すぎ。 まぁ、そうしたわざとらしさがあった割には意外なほど印象は悪くありません。少なくともSEEDを見たことがない人を引きつける要素はしっかりと持っているんじゃないでしょうか。それなり以上に先が楽しみになる作りになっていると思います。不安も多いですけど。 池田秀一氏の起用には正直ビックリしました。タブーに触れたというか、パンドラの箱を開けてしまったような気がしてなりません。こうなった以上は面白い作品に仕上がってくれと祈るのみです。他に氏のキャラクターが語ったセリフ。恐らくDESTINYの重要なテーマを示唆しているんでしょうけど、SEEDの時のメッセージ性はかなり偏りが感じられたので不安です。 モンキーターンV15話。エンディングで澄を猛プッシュしているせいか青島のグラビアを変更。個人的には原作の浴衣の方が良かったですけど。それと両方に言えることですが、アニメ版は顔を赤くしすぎのような気がしますよ。あんな誰の目にも明らかな赤面にしなくとも。まして青島の場合は光瀬しか気付いていないんだし。しかし、ラストはさりげなく沖田から純に変更されているんですね。っていうか純は碧南に行っていないんだから実感しろと言っても無理では? 憲二だってたまにしか会わないんだし。 仮面ライダーブレイド36話。相変わらず脚本が強引です。もうとにかく何がなんでも剣崎が変身すると駄目という流れ。スタッフは一体、何を見せたいんでしょうねぇ。さっぱりわかりません。つーか、もう36話なのにまだレンゲル問題を引きずっているというのがどうしようもなく。 「ランスⅥ」。あまり良くない状況です。第1次エンディングを過ぎてようやくというか、ついにというかⅥのシステムに飽きてきました。玉を集めるのがメンドーで仕方ありません。おかげでモチベーションが下がり気味です。よって溜まっているゲーム感想をどうするべきか思案中。どうするにしてもスッキリしないのが悩みどころ。 そういや第2部に入ってせっかくガンジー王がレジスタンス(?)のリーダーになったのに「らしさ」が全く現れないのがもったいないところです。あれだけ濃いキャラなのにねぇ。所詮、第2部はオマケということなんでしょうか。 ネルの「宵待姫」のデモが公開。「碧ヶ淵」のスタッフの作品ということで注目していたのですがやはり買うことになりそうです。前作よりもキャラクターデザインが好みですし。ただ前作のように純愛と凌辱の二兎を追うつもりらしいのが気になるところ。 |
2004年10月13日(水) |
ランスⅥが進まないのでつらつらと |
タイトルに書いたようになかなか進みません。残す任務はアベルトを倒すのみなんですが、そこで大敗北。いえ正確にはその手前の固定敵に勝てないんですけども。しゃあないのでレベルアップに励むか、と思ったのですがこれがドラクエ並にしんどく退屈な作業で。正直、もう止めてしまおうかなぁ、とも考えたのですが今のところはまだ続ける気がかすかに残っていると。ただそれだけでは辛く厳しいので久方ぶりにゼータガンダム(DVDではなくLD)でも見ながら進めようかという考えで。すぐに手段と目的が入れ代わってしまいそうな気がぎゅんぎゅんしてますが。どちらにせよゲーム感想は遠そうです。 アリスの会報が届いて「アリスの館7」の詳細がぼちぼちとわかってきました。最初はスルーのつもりでしたが、どうやら買うことになりそうです。むつみまさと氏が原画を担当している「しまいま」はなかなかエロそう。やはり氏はロリではない方が個人的には好みです。他にも規模は小さそうですが新しい「ぷろG」が入るとあっては買わない訳には行きません。あーあと「ウルトラ魔法少女まなな」の3巻も同梱ですしね。 一部の人には大ニュース。「ぱすチャ」の続編「ぱすてるチャイムContinue」が発売されるとか。製作スタッフはほとんど前作のまま。Shade氏も曲を担当しています。どんなゲームになるか楽しみです。願わくば「ぱすチャ」と「夜が来る!」のいいとこ取りをしたような、あるいはそれ以上のゲームになりますように。ちなみに発売は2005年予定としか発表されていません。ま、春ぐらいでしょうかね。勝手な予想ですけど。 今頃、デモを見てようやく買う気が高まってきたたまソフトの「LOST CHILD」が今回もあえなく延期に。新しい予定は12月だそうですがどうなることやら。完成しても今度は競合ソフト次第で延期ということもありそうだしなぁ。 |
2004年10月15日(金) |
ランスⅥ終了 |
冒険王ビィト3話。予想しないところに初の大きな変更点が。ストーリー的には些細なことではあるんですが、気になるのはこれが今後の展開に関係あるのか、ということで。まぁ、オリジナルキャラクターが用意されていることでオリジナルの展開は当然なんですけど。 それにしてもタイトルとヴァンデルの名前に使われる書き文字はどうにかならないものでしょうか。以前も書きましたけど非常に見苦しいんですけど。さらにそれに合わせるような脚本。「私が死人沼のムガインです」ってなぁ。別に大物ではないけど、さらに小物に見せる必要もないような。 「ランスⅥ」。遂に終わりました。気がつけばすでに10月も半ばに達していました。先月の16日から始めておよそ1ヶ月もこのゲームに費やしていた訳で。こんなことはいつ以来だか。いえまぁ、コンシューマーというか「スパロボ」シリーズは除外ということで。あれはシステム的に問題があると思うのよ。時間吸い取りシステムとか呼んでもいいくらいデスヨ。あと大概のRPGもね。エロゲーだともしかしたら「YU-NO」以来かもしれません。解けないから、という身も蓋もない理由なら「univ~恋編~」がそうでしたけど。 ともかく時間がかかったことは確か。測っていないので推測ですけど総プレイ時間は60~70時間くらいはかかったのではないかと。なにせレベル等をいじった改造プレイでも20時間以上かかるそうですから、このゲーム。間違いなく今年一番時間のかかるゲームでしょうね。 そういやアベルトとの最終戦において倒した後にウルザとパパイヤが現れるのはどういうことか。パパイヤはともかく、ウルザは本作のヒロインだし、何よりプレイヤーキャラだったのだから参戦しても良かったのでは。使うかどうかは自由ということで。 第2次エンディング。どれだけ任務をこなしてもエンディングのテキストは一緒なんですねぇ。たかが一文なんですからもうちょっと考えて欲しかったです。それと次回作を作るのか、もし作るとしてもいつになるか、わからないというのに「続く」な感じの伏線が多すぎるような気がしますよ。 本サイトもこれでようやくメインコンテンツであるゲーム感想を更新していけそうです。どれから書くかはまだ決めていないのですけど。 珍しく漫画の話でも。耐えきれずちょっと言いたくなったのは「モンキーターン」。今週の46号ではまだ最終結論は出ていないとはいえ、今回の展開と憲二のラストのセリフを見れば結論は明らかな気が。だってあれで青島にやっぱりおまえがいいよ、っていうのはセリフ的に不自然だし、反対に言えばセリフ的には澄の立場がなさ過ぎる。以下はこの予想を元に書きます。 憲二がここまでお膳立てをしておいて澄を選ぶなら、これまで積み重ねてきた全てはなんだったのかと作者には言いたい。初めから大した理由(イベント)も存在意義もなくいる恋人。研修所につく前から出会うヒロイン。作品期間に置いて6年以上もの間、寄せては返すように青島とのエピソードを描いてきた。憲二がどういう人間で青島がなぜ惹かれるかという部分に洞口まで使ってしっかりと描写してきた。一方、恋人であるはずの澄とのことはほとんど描かれることがない。両者ともになぜ互いが好きであるか、青島の例から考えると不自然なほど説明されない。三者の状態は三角関係の遥か手前。そんな状態を長く続けてもマンガ的な面白味には繋がらない。 私は以前はそれでも構わないと思っていました。それは青島が憲二に告白する、ましてや憲二がオーケーするなどという状況を描くことなどないと予想していたからです。まぁ、前作「帯ギュ」を見ても作者は幼なじみスキーなのかな、という感じでしたし。ところが、青島は告白し憲二は受け入れました。それどころかかなり不自然っぽく澄が洞口に注目し始め、洞口は洞口で澄に好感触を抱く始末。少年誌にもかかわらず三角(四角?)関係に突入はたいそう驚きましたが、同時に納得もしました。それならば連載開始時からいる恋人のイベントが少なく、恋人でないヒロインのイベントが多いのは当たり前です。悪い言い方をすれば主人公は恋人を捨てる訳ですから、そこに至る道を綿密に描くのは当然です。しかし、どうやら憲二は青島を捨ててしまいそうです。蒲生さんから聞いた話ひとつで(少なくとも私にはそう見えました)。 今週号を読み終えた私は真っ先に「H2」のことを思い出しました。どうやらあの二の舞を踏んでしまいそうな気配。連載が続く限り--その面白味を失わないためにも--関係の逆転ができないのが「H2」という作品で、あまりにもその状態を続けすぎたために結局は逆転現象を起こせなくなった。あれとは状況が違うと思うんですけどねぇ。長い時間をかけて楽しんできた作品の結論が拍子抜けにならないことを祈ります。つーか、こんな文を書いた私が間抜けというか早とちりさんになりますように。 |
2004年10月17日(日) |
およそ2ヶ月ぶりの |
実に久しぶり、8月29日以来のゲーム感想をアップしました。取りあえず「ランスⅥ」から書き上げました。残りふたつも順次、書いていく所存であります。それまでは「神樹の館」にも「ANGEL BULLET」にも手を着けないようにしよう。決意がゆらぎそうだから。順調に積みゲーが溜まっているような気がするのは気にしない方向で。 ガンダムSEEDDESTINY2話。なんか主人公がやけに特別っぽく見えるのは気のせいでしょうか。他とは妙に扱いが違うような。インパルスは強奪された3機と比べてもなお性能的に特別に見えるし、一段階上の機密でもあるようです。そんな機体の専属パイロットですからねぇ。 そういや前作に比べてコロニーはやけに頑丈になりましたな。それとも地球側とザフト側ではコロニーの強度が違ったりするんでしょうか。 モンキーターンV16話。爆睡につき見逃す。 仮面ライダーブレイド37話。ようやっと展開に一区切り。この流れに至るまでなぜこれほど時間をかけたのか私にはさっぱりデス。それと嫉妬魔王なレンゲルさんはどうにかならないものでしょうか。見苦しいことこの上ありませんよ。だからお前は何がしたいんだ。 |
2004年10月21日(木) |
エロゲーをしない日々 |
なんとかそれほど日を置かずに「オーガストファンBOX」の感想をアップしました。実はこれを書く前までクイズには全く手を着けていなかったので今さらながらにプレイしました。ライターさんは新人なのか知りませんけど、これまでオーガストが世に送りだしてきた主人公の中で最もノリの良い人物でした。ちゃんとボケとツッコミができるという、それだけで貴重な気がしましたよ。 評価の方はオーガストの顧客ではあっても特別なファンではない私にしてみれば厳しいものになるのは止むを得ないところ。ファンディスクでリーフとぽんじゃんが被っているというのも痛いです。ADVを除けばほとんど唯一のコンテンツですからねぇ。 冒険王ビィト4話。日本シリーズに注視していたため、見所は全て見逃す。 モンキーターン先週の続き。やはり結果は予想通りの悲しいものでした。これ以後クライマックスとあってはやはり何のためにこれまで物語を紡いできたのかわかりません。つーか、澄との間に何があったというのでしょうか。せめて青島の半分もまともなエピソードが用意されていれば納得できないこともないんですけどねぇ。澄のエピソードってほとんど青島の反動で起きているものばかりじゃないですか。ここまでコミックスを買ってきたのもなんだかさみしくなってしまいましたよ。正直、残りは買う気がするかどうか。恋愛に納得のつかない決着のついた今、洞口との戦いに盛り上がりを感じられるとはとても思えず。 ところで、憲二と澄の仲は修復済みということなんでしょうか。だとしたら相当な「逃げ」だなぁ。洞口と接点を作った意味もわからないし。まさか青島をフった後で澄を洞口と取りあうんでしょうか。ぶるぶる。 |
2004年10月24日(日) |
続エロゲーをしない日々 |
本日「下級生2」のゲーム感想も無事、書き上げました。予想通り、これが一番大変でしたけど。書いては消し、書いては消しの繰り返し。それであの程度かよ、と言われるとまさに返す言葉はないのですが。どうにかこのゲームに対する思いは文章化できたかなと。これでようやく綺麗な体になりました。エロゲーを再びプレイできるようになりましたわ。 ガンダムSEEDDESTINY3話。仕事から帰って睡眠。起きてから見てテロップの多い番組だなぁ、と苦笑。そのあとに中断されてようやく結構、大事だと知りました。仕切直しはやはり来週になるんでしょうか。ページには決まり次第、載せるとありましたが。 モンキーターンV17話。なんか思いもしないところで元栖時代の回想シーンが入りましたな。よもや三船にねぇ。ところでアニメしか知らない人はちゃんと三船や河野さんを識別できているんでしょうか。普通に疑問です。 何度見ても新エンディングは凄いなぁ。毎週毎週こうやってイチャついていれば、原作のように澄を選んでも視聴者は納得するかも知れないなぁ。憲二の手術痕の残る左手と澄の左手が繋がっているのもナイス。まぁ、普通握手は右手でするものですが。左手と右手で手をつないでいる訳でもないしね。 仮面ライダーブレイド38話。なんか橘さんの将来が心配です。霊感商法とかにすぐ引っ掛かりそうですよ。考えてみればカッコつけていながら映画でも騙されていた訳ですからねぇ。それにしても今週いきなり登場する黒幕(?)には驚きました。登場する週に伏線を張るって一体どういうことデスカ。 May-Be SOFTの新作は「へんし~ん!2」。原画は引き続きあかざ氏ということでそれだけで購入確定。今度はあかざ氏の繊細なラインを活かすような塗りだったりすると嬉しいのだけれど、まぁそれは無理かな。でも、いつかは作って欲しいです。ストーリー的にはどうやら完全新作のようでこれは大正解かと。発売は来年。 未だ1度も買ったことのないPULL TOPの新作は「ゆのはな」。世間的には藤原々々氏が原画であることに注目がいくのでしょうが、個人的な要注目ポイントはシナリオ。「奥さまは巫女?」のライターである丸谷秀人氏がシナリオを担当してますよ。これを逃すなどあり得ません。他の何を差し置いても買うでしょう。ただ、J・さいろー氏と連名なんですけどね。 公開されているあらすじを読む…………。間違いなく丸山秀人氏のシナリオです、ええ。メインヒロインがアコギな守銭奴って氏以外では思いつきはしても、なかなか採用はしないんじゃないでしょうか。発売はやはり来年。 不意に目に飛び込んできたのがハートブリングのデビュー作「杜氏の郷」。スタッフ名がないのでよく分からないところもありますが新潟に引っ越しとか、母の再婚相手の職業が酒造会社とかありそうでなかった設定が心をくすぐります。公開されているテキストも悪くなく、柔らかいラインで描かれたヒロインたちも魅力的です。なんと発売は11月5日。もうすぐだったり。 |
2004年10月25日(月) |
神樹の館その1 |
およそ10日もエロゲーをプレイしなかったのは久しぶりな感じ。仕事が忙しいとか仕方のない理由があるのならともかく、余裕があるのにこれほどプレイしないとなると本当にいつ以来か。ああ、もちろん、スパロボをプレイしていた時は例外として。つーてもゲーム感想を書いていての隙間なので離れていたという感じはしないのですけど。 まぁ、10日間の影響かはわかりませんが「神樹の館」をプレイしていても、どうも地に足がついていないような気がします。ふわふわしているというか、どうも落ち着かない気分になるんですよね。うーん。なぜかしら。 不思議な感覚はともかく本作の雑感。現在は麻子との1回目のHシーンの後、バッドエンドに直行したくらいまで。 今のところ感触としては悪くないです。小説を意識した文体とか、仰々しい音楽とか、キャラに合致したボイスであるとか、館ものに相応しい重量感のある背景とか。およそ必要なものは大方揃っているかとは思うんですけど、どうも入り込めない感じです。事前の期待度の低さってやつも無関係ではないんでしょうけど、やはり館ものというのは不得手であるようです。特に経験を重ねるに連れ苦手意識が育ってきたような感じがしています。展開や題材が似たりよったりというのが最大の理由ではないかと思うんですが。まぁ、まだ序盤ではありますし、これからの巻き返しを期待したいところ。それこそ苦手意識を払拭するような。 昨日書いたハートブリングの「杜氏の郷」ですが、シナリオは北側寒囲氏であるとか……。えーと、氏はD.O.の「雪桜」のライターであり、私としてはあまり良い記憶のない名前でして。正直どうしたものやら、という感じ。記憶を掘り起こしても、過去の日記とか読み返しても良い印象がほとんど出て来ないんですよねぇ。んー、来月はそれほど目当ての作品がないので買ってもいいんですが、その場合は限りなく期待をしないという方向で。きっとレベルアップしているさ、なんて考えていると泣きを見ることになりそうだし。 …………とここまでの文章はPUSH!!の情報を元にして書いていたんですが、今調べてみるとGame-styleやげっちゅ屋では長谷川藍氏がシナリオ担当とあるんですよねぇ。単純にPUSH!!誌が誤植と考えるべきかしら。メーカーホームページに明記してあれば話は早いんですけどねぇ。 |
2004年10月29日(金) |
神樹の館その2 |
冒険王ビィト5話。存在をすっかり忘れる。今週は日本シリーズもなかったのになぁ。 久しぶりの秋葉原遠征。本日のお買い物はそれなりに迷った末に「ままらぶ」1点のみ。「インクルージョン」は買いませんでした。たかみち氏の描き下ろしテレカとか見ていると購入欲も湧いたのですが、やはり今の状態では積みゲーも増える傾向にあるということで。そして、いつものように数店を回り最安値で購入。返す刀で前回買い忘れた「Canvas2」のサントラも購入。曲自体はわざわざ買うくらいですから文句のない良いものなんですが、4曲も誤植がある(それも曲順が違うという致命的な)コミケ販売と同じものを3150円で売るというのはどういう根性がさせるんでしょうか。高いよ。 「神樹の館」。麻子エンド及び双子エンドまで終了。 なんか両シナリオで全然、話が違うような気がするんですけど。最初に麻子シナリオを終えた時にはまるであらすじだけ読んだように肝心なポイントは全くわからないという感じだったのですが、双子シナリオを終えると今度はもっとわからなくなったというか謎を補完する話とはとても思えなくて。設定だけ同じの違う話といった感じがするのですが。 まー、それはそれとして田中ロミオ名義であってもロリキャラに対する描写の執拗さはさすがとしか言いようがありません。や、まさにこれは動かぬ証拠状態デスヨ。業界でもロリーなヒロインにこんな文章を書くのはこの方しかいないでしょう。なにせ以前にインタビューで言っていたことが本当になら妹属性が受ける、流行るだろうと判断しただけでこんな文章を書いてしまえるんですから。恐ろしい方です。 本作において強く感じるのは主人公がとてもどこかで見たことあるデザインだなぁ、ということ。活字中毒者、女性に対する気遣いの足りない言動、鈍感、つい知識(それも難しいもの)を講義調で語ってしまう、教師もできそう、などなどかなり類似点が。ぶっちゃけ竜堂始@「創竜伝」にそっくりだなぁ、と。これで眼鏡をかけておらず、腕っぷしが強ければ完璧という感じですわ。 |
2004年10月31日(日) |
神樹の館その3 |
ガンダムSEEDDESTINY仕切直しの3話。すいません。解説されなければ偽名を使っているなんて全くわからなかったんですけど。それと誰一人としてアスランの顔を知らないってのも逆にすごいなぁ。本人もそれを確信しているのか素顔のまんまだし。 主人公の言うことはどうもよく分からない。ほかならぬ力のせいで両親と妹は死んだと思うのだけれど。もっと強力な力であれば死ななかったという解釈なんでしょうか。 仮面ライダーブレイド39話。どうにも苦しい脚本。何が「広瀬の思いを」ですか。呆れるくらい意味が通っていませんよ。本人が言えば嘘になるってものでもないでしょうに。どう見たって視聴者を説得できていませんよ。 「神樹の館」。紫織エンドまで終了。 なんというかまぁ、そういう設定なんだから仕方ないといえば仕方ないんですけど、シナリオヒロイン以外のキャラがあまりにもおざなりというか出番がないのがどうも気になります。館ものだと役回りというのがあるので特にそう感じるような。つーか、本作はあまり良くない意味で館ものらしくないような気がします。作り手にとって都合のよい設定だけ借りているような。 それにしてもあの「ヘブンズドアー」ネタには一体何の意味があったんでしょうか。 ハートブリングの「杜氏の郷」の発売日が11月19日に延期。まぁ、そんなこったろーとは思っていましたがやはりでした。未だにブランドデビューには欠かせないお約束です。それにどう考えても告知不足って感じですし。そういう意味では2週間延びてもあまり変わりはないような。ただ、今月末及び来月頭の雑誌に少しでも掲載されればね。 シリウスの「魔法はあめいろ?」が少し気になってます。純粋に絵に惹かれた訳でそれから軽く調べて驚きました。シリウスということでひょっとしたらと思ったら原画はやはりミヤスリサ氏でした。前作までの「まいにち好きして」あたりと比べると原画、配色、彩色のいずれも随分とイメージが変わりましたな。ちょっと同じ制作スタッフとは思えないくらいですよ。私見としてはこれまで敬遠していた人を引き寄せることができるのではないかと。同様の理由で反対に離れてしまう人がいるかもですが。あの微妙にマイナーっぽい(失礼)ところが良い人とか。 にしてもミヤスリサ氏の絵はエロいですな。明るい彩色になったことでそれが際立つようになったように思います。可愛い絵柄にいっそミスマッチなくらい体のラインがエロいですよ。なんかエロ方向に対して一切の遠慮がないような、そんな雰囲気を感じます。パッケージイラストとか端的に出ていますな。 あらすじを読んでもイマイチよくわからない(目指すものとか)のが困りものですが、シナリオの保住圭氏はこれまで評価されている方なんでまぁ、心配はいらないかなと。 |