ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。
2003年7月1日(火) |
こころナビ3~4回目終了 |
3人目はアイノ・ペコネン。 フィンランド少女という珍しいヒロイン。ネットにもそれが反映されているのは方法論として良かったと思います。正しい発音なのかわかりませんが、フィンランド語も幾つかボイス付きでしたし。しかし、これまでの2名に比べると弱さは否めません。日本人でないという以外にセールスポイントがないのも厳しいところ。シナリオ的にもやや弱め。着物のイベントは良かったですけど、どっちかというと凛子の反応の方が面白かったって感じですからね。 昨日も書きましたがボイスはやっぱりツライです。正直言ってこのゲームのキャスティングはあんまり誉められませんし、昨日書いた理由もあります。声優のレベルもあんまり高いとは言えません。凛子はまだ良かったんですが、アイノはねぇ。ちょっと厳しいです。 4人目はルファナ。 いわゆる真打ちということになるんでしょうか。こころナビの誕生背景が語られます。それはいいんですけど、実際の描写がかなりあっさり風味。「ええ、そんだけですか?」というリアクションをしてしまったほどですから。しかも、では説明不足なのかというとそれほどでもない、というあたりが微妙。実際に解明されなくてもあまり困らない設定だからですかね。 まぁ、結局のところ解明されなくても不満を感じるほどではないんですけど、それでも気になるのはルファナが実体化した理由。こころナビが生まれた理由はわかりましたが、それだけではデータでしかない彼女が実体化した理由にはならないような。これでいいならコナさんも実体化しそうなものですが。 ボイスはアイネ以上に厳しいです。メインヒロインが一番演技が怪しいってのはどうなんでしょうか。や、全文聞いていられなかったというのはこのゲームで初めてですわ。 ここまでボイス以外は総じて誉めてきたこのゲームですが、やはり難点はあるもので。それはシナリオサイズ。発売まで2年かかったという点を差し引いても明らかにボリューム不足。それを踏まえた上で、共通シナリオが長いのに個別シナリオが短いというのはやはり厳しいです。テキストが良いのがこの場合はマイナスに働いてます。サイズが大きくなっても面白さはほぼ保証されているわけですから。 で、具体的にシナリオサイズの小ささによってどんな影響が出ているかというとヒロインごとのイベントですかね。CGモードを見るまでもなく、イベントCGの少なさは驚異的。初登場時、Hシーン、エンディング時を除くとほとんど残りません、ゼロに等しいような。さらにイベントCGのないイベントもけして多いとは言えません。今、思ったんですけど、こういうのって数ヶ月以内に記憶から消えそうです。なんとなく面白かったかも、くらいのイメージだけ残ってて。 |
2003年7月2日(水) |
こころナビ5回目終了 |
5人目は幼なじみの倉持小春。 このゲームの場合、5人目ともなるとだんだん書くことがなくなってきます。そんだけ密度が薄いってことなんですが。 ラウンダーを推理しながらプレイするのが小さな楽しみである、というのは以前も書いたと思いますが、ここまで来るともうわかってしまってますしねぇ。実質、楽しめたのは2人目の凛子まで。あとは考えるまでもないですからね。しかし、鈍い私は結局2人とも当たらなかったのでした。 ヒロイン本体とラウンダーの関係というのは微妙です。シナリオにメリハリをつけたり、個性付けをしたりするには効果的ですが、限られた容量の中で演出するという意味においてはマイナス面が目立ちます。ぶっちゃけ一番わかりやすいポイントとしてHシーンでは本体とラウンダーで二分しなくてはなりませんし。さらにラウンダーというのが基本的に制限のない、自ら好きに作り出せる存在である以上、本体よりもラウンダーの方が魅力的という事態も考えられる訳です。人の好みにもよるでしょうが、小春と舞耶の場合はまさにそうと感じました。どう見ても舞耶の方が良いキャラに映ります。しかし、Hシーンはどのキャラでも本体の方が回数が多いんですよねぇ。 シナリオの進め方のせいか、最初は気にならなかったんですが、4人目くらいから気になってきて仕方ないのが個別ルートに別れてから何度となく出現する共通シナリオ。恋人が誰であっても年末から年始の会話が変わらないってのはどうかと(みまりは巫女さんなので、凛子は初詣のメンバーなのでそれぞれのシナリオでは展開が違った)。おまけにここでスキップが作動しないというのも痛恨。読んでいて面白いところでもないですしねぇ。クリックが面倒ですよ。 小春シナリオで気になるのはエンディング。寸前に選択肢があって片方はバッドエンド。もう一方がエンディングに通じているんですが、展開そのものは全く一緒。ただエピローグが入るかどうかの違いしかありません。 具体的には問題を残したままエンディングテーマに突入。そしてエピローグになると時間が進んでいてとっくに問題が解決しているという終着。なにか手抜きのように見えるのは私だけですか。 |
2003年7月4日(金) |
来栖川綾香 探検隊 |
終わったんで「こころナビ」のゲーム感想をアップしました。まぁ、最後はメガネでしたからね。感想はキャラ別感想にでも書けば充分というか。それにしても記憶に残りそうにないゲームです。プレイ中はそれほどでもないけども、終わったあとは急速に記憶が薄れていくタイプのゲームだと思います。唯一、凛子の存在を除いて。 秋葉原遠征。くろがねぎん氏の同人誌を買い忘れたために行くという目的の少ない遠出でした。今までが今までだから、まさかとらのあな限定とは思いも寄らず。ま、無事に買えたからもういいんですけど。 同人誌は本命の他にもう1冊買ったんですけど、これが大当たり。酔月工房さんの「来栖川綾香 探検隊」という本。タイトルからも想像つくかもですが、水曜スペシャルを元ネタにしたTo Heart本になってます。 キャラをしっかりつかんでいて、その上で好き勝手動かしている(誉めてます)のでただ読んでいるだけで楽しいです。イメージとしては「赤」の頃の「スパイシー大作戦」(by氷川へきる氏)という感じでしょうか。全てのキャラがほぼ満遍なく活躍しているのも好印象(志保だけはちょっと……ですけど)。ネタの散りばめ方も適当で個人的にはかなり気に入りました。特に魔界植物ネタに大笑い。同人誌を読んで大笑いしたのなんて随分と久しぶりです。お値段も(同人誌にしては)600円とリーズナブルなんでオススメです。 回収された「3LDK」を見てきました。興味があったんで。もちろん興味があるのは値段ですが。見たのはトレーダーだけなんですけど、その素敵すぎる値段設定にクラクラ。買い取り価格7000円で店頭販売価格が19900円というのはずいぶんいい商売ですなぁ。まさにそれ目的で捕獲に走ったユーザーには不満たらたらですな。せめて定価は越えてくれないと。逆に店側は回収サマサマ。 カラフルピュアガール8月号。 今月は団長の張り切り新ブランドのデビュー作「すくみず」が表紙及び巻頭特集。当然、描き下ろしカットやゲームCGもそればかりになる訳ですが、真打ちはそれらではなく後ろに控えているのでした。 もはやこれのためにカラフルピュアガールを講読している人がいるに違いない特集ページFLAT STYLE。そう今月のお題はスクール水着なんですな。おーじ氏入魂のカットの前に巻頭特集の記憶は跡形もなく消え去りました。おまけに白いスク水まで。さすがとしか言いようがありません。 つーか、属性のない私でもこのゲームはフェチ度が足りないように思うのですが。日焼け跡のこだわりとかないみたいだし(FLAT STYLEにはある)。ただでさえ、カット毎に顔が違うのもゲンナリ風味。なにがスク水番長ですか。どう見てもフェチゲームというより色物ゲームですよ。ああ、おーじ氏のフェチゲームをどこか作ってくれないものでしょうか。それはそれはコアなゲームが出来あがると思うのですが。 小さなネタですが、fengの新作「White Princess」の紹介がチラリと。素材が少ないのか4人のヒロインの立ちCGが並んでいるんですが、これがどうにも妙。体のバランスがおかしいんですな。五体のパーツに違和感があってそれが綺麗に並んでいるものだから眩暈がしてきそうになります。イベントCGは特に問題ないんですけどねぇ。 オーガストの「月は東に日は西に~Operation Sanctuary」のキャストが公開。2作目までとは対照的なメンツが並んでますな。依頼する事務所が変わったんじゃないか、それぐらいの様変わり。メインヒロインが3代連続で鳥居花音さんとはなりませんでした。 北都南さんは橘ちひろ担当ですか。ロリキャラには違いないんでしょうけど、彼女が担当するなら64AAの結先生が良かったです。だってそっちの方があの声は、ねぇ? 幼なじみの藤枝保奈美担当の観村咲子さんは初めて聞く声優さんですな。というか、この名前はなんて読むんでしょうか。「みむら」、それとも「かんむら」? それにしても、幼なじみで保奈美で世話好きで保健委員というと某NEW WAVE JUDO COMICを思い出しますなぁ。柔道部員ならずとも体育会系部員の夢ですな。 |
2003年7月5日(土) |
天巫女姫体験版 |
ガンダムSEED39話。今週はまたいつもののんびりスピードに。新カットも動きも少ない戦闘シーンをだらだらと続けられても退屈なだけですな。強化人間たちもキャラが被っているしなぁ。どこのムラサメ研究所の出身ですか。果たしてこの先盛り上がっていくのでしょうか。 「天巫女姫」体験版。昨日、横浜のソフマップでもらってきました。実のところ、行ってみたら勝手にくれた(ひでぇ言い種)のとソフトを買ったら知らない内に袋に入っていたのを除けば体験版をもらいに行ったのって初めてだったり。 当然という気もしますが、巫女さんはいませんでした。やっぱり秋葉とか行かなければ駄目ですね。でも一日中、秋葉にいるのはツライしなぁ。 昨日は「こころナビ」のゲーム感想で手一杯だったので一日遅れでプレイ。インストールしないでいきなり起動するので驚きました。まぁ、ドライブがうるさいんですぐにコピーしましたけど。 ジャンル的にはビジュアルノベル。リーフのような文字がCGに重なるタイプですね。メッセージスキップはデフォルトで強制スキップだったり、巻き戻しは3ページまで、しかも自動でボイス再生(開いているページの上から順番に)だったりとなかなか変わった仕様です。 CGは雑誌なんかで見るよりもよく見えるような気がします。特に落ち着いた色使いの背景はかなり美しく、これだけで高ポイント。田舎ゲーの背景は重要です。 全部の選択肢を試した訳ではないのでわかりませんけど、イベントCGはなさそうな感じ。取りあえず見ていません。 立ちCGは約1名を除いて良い仕上がり。照れた顔なんかが可愛いです。ただ、メインヒロインの咲耶の正面カット、これがやけに頭頂部が平らな感じで萎え。他はいいだけにねぇ。 音楽は予想以上。前作「うたかな」の主題歌を聞いた時も良いな、と思ったんですが、今回もかなり良い感じ。音色も背景とよくマッチしています。 ボイスは女性のみ。基本的にキャラに合っている上に演技も問題ありません。ただし、ここでもメインヒロイン咲耶がネックに。いわゆる跳ねっ返り系の元気娘なんですが、感情が高ぶったときの声がまるで強気な口調に聞こえません。おまけにキャラがバレバレの裏表の使い分けキャラなのでモテモテという設定がどうにも納得がいきません。 それと「くん」や「ちゃん」といった敬称だけを呼ぶのでやはり違和感があります。どう聞いたって変ですからねぇ。 シナリオ。ほんの3日くらいなんでテキストが少々、披露されている程度。日常会話は特に問題なく。それなりには楽しいです。綾波系無口少女でありながらボケもツッコミもこなす才媛、椿がなかなか面白いです。エセ巫女の学級委員長はメガネなのでどうでもよし。 結果。少なくとも最低限の面白さは保証されたと思います。ただ、このゲームで重要なのは伝奇方向のシナリオとHシーンだと思うので予断は許さないとは思いますが。気になるのはメインヒロインが色々とイマイチっぽいということですか。ま、買うことには違いないです。 Terra Lunarの「家飛-カットビ!-」の発売日が8月29日に。まぁ、充分に予想できた事態ですな。発売月なのに雑誌に新しい情報とか出ていなかったですし。個人的に1週に3本はきつかったのでちょうどいいです。と思ったら8月もこの日はこれで3本ですよ。とほー。 オーガストの「月は東に日は西に~Operation Sanctuary」の発売日が9月26日に。日付が出たのは初めてですな。考えてみればこの日に出たとしても前作から1年経っているんですねぇ。果たしてそれだけの大きさを持ったゲームなのか微妙なところのように思います。 |
2003年7月7日(月) |
シェル・クレイル開始 |
仮面ライダーファイズ23話。今週は草加くんの口から爆弾発言が飛び出しました。 「俺の母親になってくれるかもしれない女なんだ!」 とのこと。つーことはあれですか。今後の展開ではこんなセリフが飛び出したりするんでしょうか。 「地球に住む者は自分のことしか考えていない。だから抹殺すると宣言した! 私、草加雅人が粛清しようと言うのだ、巧!」 「エゴだろ、それは!!」 や、ありえないとわかっていてもこういうことを書いてしまうんですよ。 戯れ言はともかく、今週の展開は微妙でした。ふたつの同盟関係があまりにも短く終わりすぎたのではないでしょうか。というより、あれではそもそも組む意味がないような。 それにしても、ここ最近の啓太郎の影の薄さはいっそ感動的。 「シェル・クレイル」。ようやく始めました。始めたのですがあんまり進んでいません。なんでしょうかね、この状態は。自分でも未だうまく分析できていないのですが、妙にプレイが進まないんですよね。ありがちな眠くなるというパターンでも(今のところは)ないんですけど。 不安だったテキストは可もなく不可もなく。たまーに、一人称だとか主人公の反応が気になったりしますが、問題があるというレベルではありません。ヒロインの表現もそれに同じく。やはり特別な問題は感じません。 CGはイベント、立ちCG、背景と今年屈指と言ってもいいほどの出来。 音楽はShade氏ではないということで不安でしたが、それなり以上に聴かせる曲に仕上がっていると思います。 パッと見た感じ、モチベーションが上がらない理由はないように思うのですがねぇ。うーん。 なんとか理由を探してみるなら緊張感のなさですかねぇ。駆け落ちした二人はあてがわれた別荘で常にまったりモード。隣人には恵まれ、町に出てもさしたる嫌な思いもしない。それで夜はH三昧。 一応は「この生活はいつ終わるかわからない」、とは言っているものの、それが精神状態を圧迫するでもなければ、何か具体的な方策を講じる訳でもありません。なんとも平和なバカンスです。 あとはこの先のシナリオ展開にあまり興味が湧かないってところでしょうか。なんかここまで書いてきて、単に自分の好みがわかっていなかった、そんな気がしてきました。まぁ、相性なのかもしれませんが。 |
2003年7月9日(水) |
シェル・クレイル座礁・ブラウン通り三番目開始 |
ちぃと駄目です。先日の日記から数時間、頑張って続けました。結果として少しは展開に変化も出たんですが、モチベーションは一向に上昇せず。実際にどうなのかというと、クリックがサッパリ進まないんですよ。どうにもプレイに集中できないといいますか。 思えば私的に芳しくない出来であった「朱-Aka-」。面白いと思ってはいませんでしたが、いつか面白くなるかもしれないと思ってプレイには集中していました。しかし、「シェル・クレイル」の場合はその集中力がまるで維持できない。これが致命的。まぁ、ぶっちゃけて言えばちっとも面白くないんですよ。先日の日記だって良いとこ探しをしていたのにあんな文章になったんですから。 もしかしたら、あとあとすごく面白くなるのかも知れません。でも無理です。私にはそれまで我慢して進めることは出来ません。少なくとも今は。そういや世間でもこのソフトの売れ行きはよろしくないようで。前回、秋葉に行った時も中古価格はなかなかに低かったです。アリスソフトも久しぶりの高価格帯ソフト(7500円ですが)がこれじゃねぇ。 で、代わりに何を始めたかといえば、長らく積んでいた「ブラウン通り三番目」。 始めてわずか10分。あまりの面白さに身悶えしてました。ただでさえ、私はソフトハウスキャラ信者。そいでもってアドベンチャー以外のジャンルに常に飢えているような状態。加えて、前のゲームの影響を受けての心象値。実際のゲームの出来。全ての風が「面白い」という結果を出す方向に吹いています。 ゲームシステムもさることながらヒロインが実に可愛らしいです。 このゲームでは親の言いつけで結婚することが普通。主人公とヒロイン、リズィも同じでした。そうはいっても二人は会ったばかり、結婚は決めてもいきなりHシーンにはなりません。寂れた店の復興も急務であり、瞬く間に1ヶ月が過ぎます。 そんな状況にあって、まずまず料理が上手なリズィの用意するメニューは肉料理ばかり。それも味付けはガーリック。サラダまでガーリック風味。彼女が何を考えているかは明らか。これを筆頭に幼妻の主張の数々はなんとも微笑ましいものばかり。「シェル・クレイル」のヒロインとは大違いデスヨ。 若干、もったいなかったのはそのまますぐにHシーンに入ってしまったことですか。せっかくがっつかないで済んでいたのだから、友人のマーチェリッカに怒られるぐらいのんびりと関係を進めていって欲しかったです。あれでは説得力が少し弱いかと。言いつけ通り結婚することに疑問を持っている人もいる世界観なんですから。 シミュレーションの出来はまだまだこれから、という感じではありますが、今の感触だと「まじかるアンティーク」よりも楽しめそうです。出来ることが多い分だけ、楽しみも多そう。 今週のサンデーの「ふぁいとの暁」にはビビリました。最終回かと思ったんで。しばらく前からかなり面白くて、個人的なサンデー上位五指に入ると思っていたのでそれはもう動揺しました。もしかして人気なかったのか、とか思ったりして。 昔、北崎拓氏の「ますらお」が打ち切られた時もこんな感じを受けました。まぁ、アレの場合は、最終ページまで気付きませんでしたけど。それが今ではあんなマンガを描いちゃってまぁ……。変われば変わるものです。 ま、それはともかく。実のところ、不安は消えていない訳で。もしかしてフェイントの来週ないし再来週の最終回もあるんではないかと今からビクビクしています。 |
2003年7月11日(金) |
ブラウン通り三番目継続中 |
「シェル・クレイル」のことはすっかりなかったことにして楽しんでます。しかし、まだ1周目ということでシミュレーション部分はなかなか難しいです。 秋に街全体での売り上げを競うイベントがあって、これの結果が全てを表しているように思います。1年目は特に何も対策をせずランキング外。2年目は1ヶ月全て「販売」コマンドでギリギリの91位。3年目は同様にして挑むも再びランキング外。プレイ中の感覚ではそれなり以上に経営しているつもりなんですが、このイベントを見るとだいぶ底辺の経営なのかなぁ、という気がしてきます。 でも、ここまでプレイして思うのはこのゲームってば運の要素が強いってことなんですよね。稼ぐ方法は主に物を売る、宿屋(娼館)の経営、冒険者への依頼の3つなんですが、結局のところ大きな稼ぎを得られるのは最初の方法なんですな。ただ、販売はどんな商品が入荷できるかがほぼランダム。稼ぐことの出来る商品がいつ品切れになるかもランダム。だから上のイベント前に売れる商品が品切れになる、なんてケースも。実際の商売と違って入荷ルートが無くなってしまうのがなんとも厳しいです(再び出たりもするがあくまでランダムなので)。元からすぐに売り切れになりやすい商品ならともかく、長く堅実に売れてくれる商品だともう痛くて。実際、1ターンで6種の商品が消えた時は目の前が真っ白になりましたよ。残ったのは売れない商品ばっかりだったんで。 イベントに関しては季節感のあるものが全くと言っていいほどないのが残念です。衣替え、海、年末年始、互いの誕生日などなど。そういや商品にもそういったものはないですね。実際、わざわざ日付に目をやらないと季節を感じられません。 店が年中無休なのかどうかはよくわからないんですけど、定休日に起こるイベント、みたいなものが全くないのも寂しいところ。ソフトハウスキャラ名物(?)の葵屋温泉も出てきませんし。せっかくキャラがいいのに、反応の少なさがもったいないです。 XUSEの「痴漢者トーマス」のデモが公開。や、いいですわ、コレ。デモ自体は特別に目を引くことはしていないんですけど、ソフトの説明自体がなかなかに笑えます。そうか、痴漢は格闘技だったんだ。という間違った認識を持つこと間違いなし。必殺技とかあるみたいですし。ランキングなんて素敵そうな言葉も出てましたよ。重度の馬鹿ゲーとして激しく期待しております、XUSEサマ。キャラの顔の見分けがつかないことなんて気にするな。 |
2003年7月13日(日) |
ブラウン通り三番目1回目終了 |
ガンダムSEED40話。気がつけば既に40話です。収拾をつけるにはそろそろ限界ラインのような気がします(50話前後でしょうし)。でも、話は進んでいるようで進んでいないんですよねぇ。まるでガンダムWの終盤のよう。 いつもツッコミどころには事欠かない当番組ですが、今週はなかなかすごかったです。空を飛べるくせにわざわざ水中を進むモビルスーツはまだ可愛いくらいで、マスドライバーから射出されたシャトルに後ろから追いかけてとりつくフリーダム。さらに加速を続けるシャトルに対してなぜか追いつくジャスティス。しかも、フリーダムがそれを引き上げるという無茶苦茶さ。まさに開いた口が塞がらず。伊達に特殊な装備なく単独大気圏突入はしませんな。つーか、単独で宇宙に出られるんじゃないの? 仮面ライダーファイズ24話。今週は勇治くんが蚊帳の外で寂しかったです。 すっかり忘れ去られた廃墟の流星塾がようやく物語の中に入ってくるようで。工事のおっさんはどうやって生き延びていたんでしょうね、実際。1週間や2週間では済まない期間だと思うんですけど。 「ブラウン通り三番目」。1周目終わりました。エンドナンバー3。 うーん。前作「アルフレッド学園魔物大隊」もそうでしたが、進めていくうちに展開が冗長になってくるのがもったいないところです。前作では1周でイベントを見せすぎな印象だったんですが、今度は反対に見せなすぎに感じられてしまいました。さじ加減とは本当に難しいものです。 まぁ、実際のところはプレイ時間当たりのイベント量の問題なんだと思います。1周にあまり時間がかからなければ、そんなに気になることもないんでしょうし。 具体的には1周に要する時間は「アルフレッド」よりもかなり短くなった。しかし、1周のイベント量はそれに比例するように少なくなった。そんな感じです。冗長に感じられるのは展開に起伏が少ないから。私のプレイスタイルでいうなら冒険者への依頼が面倒だから。もし、この要素を無視して進めてしまえば1周は相当に短くなりそうです。ただし、単調になることは必至でしょう。 取りあえず、2周目も3年目に入ってますが、あまり展開に変化はなさそうです。困るのはメッセージスキップがないことでしょうか。選択式のイベントスキップはあるんですけど、全てに用意されている訳でもないですしね。 マロンの「お姉ちゃんの3乗」のデモが公開。気がつけば発売も迫っていたんですな。ま、それはそれとしてDiv.Xがないと再生できません。で、英語をくぐり抜けて落としても映像的には大したものではないのですが(暴言)。 でも、実際のところ、このデザインと原画はきっついものがあると思います。同じ原画でも先日発売された「さよならまゆみちゃん」の方がまだしも見れるのですが。主人公とか黄色い髪の姉とか、腰の表現が明らかにおかしいような。一体何が入っているんでしょうね。 そういや、デモの背景に流れる主題歌は鳥居花音、海原エレナ、日向裕羅のトリプルボーカル。ある意味最強のラインですが、気になるのはこのゲームにボイスはあんの? ってこと。幾つか見て回ったんですけど、不明なんですよね。ボイスなしなら、このボーカルもかなり虚しいと思うのだがどうか。それともオタらしく脳内音源で補完しろと? ちなみに歌詞はかなり馬鹿っぽくていい感じです。でも、正直言って増えるのは結構ですが、それがすずねえでもはるぴーでもなくメガネというパターンは勘弁ですよ。や、ホントに。 |
2003年7月16日(水) |
ブラウン通り三番目終了 |
2周目も終了。そこでひとつの疑念が沸いたので検証するべく、とある行動を実行。果たして、疑念は正しかったものの少しも嬉しくなく。ってこれじゃ何を書いているのかさっぱりわかりませんな。具体的にはラネットのエンディングはありゃしねぇ、と。あ、ついでにセラ姉にもありません。ヒロインが4人しかいない訳ですから、さすがにこれは驚きました。どういう理由からこうなったんでしょうねぇ。はふぅ。 3周目をやる気にはならないので「ブラウン通り三番目」はこれで終了とします。やっぱりラネットのエンディングがないんじゃねぇ。で、ゲーム感想も同時に書き上げました。「真昼に踊る犯罪者」から評価は下がってるんですけど、「レベル・ジャスティス」にかなり期待してしまっている私がここにいます。 ぱれっとの新作「愛cute! キミに恋してる」の情報が公開されました。今回は純愛方向のようで。この先、凌辱方向と交互に作っていくんですかねぇ。ま、それはいいとして未来の話のせいか、なんだか微妙な雰囲気が漂っているような気がしないでもないです。密かに姉ゲーの匂いも? タイトルからして確信犯的な作品には違いないでしょうけども。 もうしばらく前の話ですが、ALcotのホームページが開設されましたね。SoundTail名義で製作されると言われていた「月陽炎」チームの新作は「Clover Hearts」と名を変えてここから出るようで。楽しみではあるんですが、ちと気になることも。公開された情報を見る限りヒロインは2人しかいないような。サブヒロインを入れても4名。しかも、このサブってのはルートがあるのかないのか。どちらにしても1周が長いゲームになりそうですな。しかし、双子同士が恋をするってのはなぁ……。見た目にあまり面白くないような。 掲示板の荒らし同様、なんだか反応しない方がいいような気もするんですけど、ジェリーフィッシュの「LOVERS~恋に落ちたら…~」が8月8日に延期されました。今回は前回から1週間ということでやや微妙ですか。出そうで出ない、そんな感じですか。 |
2003年7月18日(金) |
天巫女姫開始 |
まだ始めて1時間くらい。体験版の範囲があとちょっとで終わるくらい。その間だけでも違いが出ています。イベントCGと背景が数枚追加されているだけでなく、展開にも微妙な違いが。歓迎会のあと、散歩に出ると森で椿に出会ったのですが、製品版では新しい背景の場所で会う人物は咲耶に変わっています。ここまでは選択肢も少なく、何度かやり直してみましたがフラグによって登場人物が変わる訳ではないようです。一体どういう意図で変わったんですかね。 足回りはかなり親切に設計されているようです。右クリックやホイール部をコンフィグで好きに設定できるのは好印象。他にもかなり細かく設定できます。しかし、スキップがもう一歩。選択肢を跨ぐと止まってしまう上に既読スキップが自動しかないのが残念。手動で動かすと強制のみなんですよね。それ以外が本当にかゆい所に手が届くって感じなのでもったいないです。 Flyingshineの「CROSS CHANNEL」の発売日が8月8日から秋予定に変更。はぁ~、発売日が迫っていた期待作だっただけに残念です。なんでも原因は原画作業の遅れだそうで。具体的な理由を挙げるってのは珍しいですな。よほど延期を繰り返しているってならともかく。 |
2003年7月20日(日) |
天巫女姫継続中 |
ガンダムSEED41話。今週はラストに向けて盛り上げる要素をお披露目する回、という感じでした。やはりメインはバジルールが艦長を務めるドミニオンですかね。しかし、キャラクター相関図を見るまでもなく思うんですが、この作品って戦争を扱っているとは思えないほど世界が狭いですよね。ゼータ、ダブルゼータも大概でしたけど、SEEDは明らかにそれ以上のせせこましさ。陣営の数は多いのに……。 仮面ライダーファイズ25話。なんだかひたすらに謎を振りまいたエピソードでした。今回だけではちょっとわからないことが多すぎます。私としてはあまり本筋に絡まないところで、どうしてスマートブレインの地下にニアミスするところで工事が行われたのか、なんてのが気になりますけど。 長々と引っ張ってきた工事のおじさんもあっさり死亡。その不憫さは涙を誘います。あんな死に方をするために今日まで生き延びていたとは。 なぜか今週から態度が豹変した新人オルフェノクの彼。その頭上には明らかに死兆星が輝いていましたが、よもや1週もたないとは。にしても敵対する者には微塵も容赦ない勇治くんが素敵でした。 「天巫女姫」。映画に行っていたせいもあってあんまり進んでいません。ようやく夏休みに入ったくらい。印象は良くも悪くもあまり変わっていません。中身は細かく上がったり下がったりしてますけど。 良いところでは咲耶の声に慣れてきたことでしょうか。ま、もともとそんなに悪い訳ではなくて、もっと良いキャストを求めたいというあたりだったんで当然なんですけど。人間の適応力も侮れませんしね。 悪いところではシナリオの繋ぎ。夏休み前にオカルト色が出てきたんですけど、それがかなり唐突。まぁ、それはプレイヤーを驚かせるためと解釈すればいいとしても、問題はそのあと。事態がさくっと解決するとオカルト色も綺麗に消滅。それはもうってくらいに跡形も残りません。そりゃ確かに人間が日常を継続しようとする力は強いですけど、本気で何もなかったようにってのはねぇ。どうかと思います。 先日の話ですが、修整ファイルが公開されました。普通の不具合解消だけでなく、以前も指摘した「くん」、「ちゃん」などの敬称をボイスなしにするパッチ。どうやら原画家のしかとみよ氏の命令だそうで。しかし、つーことはアレですか。他のスタッフは敬称だけを読むのが最善だと思っているってことですよねぇ。うーん。 |
2003年7月21日(月) |
天巫女姫継続中2 |
未だ1周目は終わっておりません。かなりのんびりと進めております。ようやく初Hを越えてしばし、といったあたりなのですが、なかなかに閉口しております。何がと言えば、それは主人公の態度。 そもそも事の起こりは初Hを迎える日のこと。早朝、いつもは寝坊気味の主人公はなぜか早起きします。それも朝は4時起き当たり前という他の巫女連中まで起きていないような時間。主人公は目覚めただけではなく、ここのところ体調が優れず臥せっていることの多かったヒロイン、咲耶がいないことに気付きます。 心配だからと探しに出た主人公は神社からほど近い滝で水垢離をしている咲耶を発見します。まるで自分に気付く気配のない彼女に対し、主人公は「邪魔するのも悪いし」などとのたまって帰ろうとします。一体、どういう目的で来たのか主人公はすっかり忘れてしまったようです。 帰ろうとする主人公に咲耶がようやく気付きます。主人公はそのまま帰ろうとしますが、彼女は体調が戻るまで話をして欲しいとせがみます。断れない主人公は寄り添うようにして会話。透けている襦袢に心拍数上昇。 しばらく経ったところで主人公は再び帰ろうとしますが、咲耶はもう少しと言って引き止めます。それどころかいきなり「温めて欲しい」とか言い出します。主人公の動揺などお構いなしに彼女は語りモードに突入。なぜ、主人公を避けていたのか。何を考えていたのかを一気に吐き出します。最後には爆弾発言。好きとまで告げてしまいます。しかし、そこには全ての理由が抜けていました。避けていた理由はわかりましたが、どうしてそう思うようになったのか、その原因を教えてはくれません。好きになった理由もまた同じでした。 ここまでノーリアクションである主人公に対し、咲耶は答えを待つことなく、もう一度言います。温めて欲しいと。主人公は咲耶が自分を好きになってくれた理由がわからないことに気付きます。同時に自分が咲耶を好きかどうかわからないことにも気付きます。しかし、微塵も迷いません。下半身の声に従ってそのままHシーンへと雪崩込みます。巫女の処女性についても少しも気にしないようです。 せめてもの配慮と言うべきなのかどうか。中出しするかどうかの選択があります。というか自動的に外に出さないだけでも驚きですが、この主人公はそれだけに留まりません。「外に出す」を選択すると何を考えていたかを教えてくれます。つまり、建前は子供ができたら困るから。では本音はというと、自分の精液で巫女である咲耶を汚したところを見たいから。恐れ入りました。これで無味乾燥型の主人公だというのだから驚きます。 初Hを終えて以降、2人は回りから冷やかされるように。というのも咲耶の態度があまりにもバレバレだったから。主人公はそれをよしとしているのですが、繰り返し冷やかされて幾度となく切れそうに。エロゲーの主人公とは思えません。プレイヤーとの間に明らかな温度差が発生。 相変わらず咲耶が自分を好きな理由がわからないし、自分も咲耶を好きかどうかわからない。恋人同士とは思っていないが、処女を奪ったことに関しては気にする素振りもない。取りあえず、感情に折り合いをつける気はないが2回目のHはしたい。ある意味、男らしすぎ。つーか、自分で何もしていないのにこの展開。ジゴロになれますよ、この男。 慣れてきたと思った咲耶のボイス。甘かったです。砂糖をトッピングしたをパフェのように。Hシーンになると「演技してます」感が急上昇。ちょっと聞いているのがツライです、はい。 |
2003年7月23日(水) |
天巫女姫継続中3 |
2周目まで終了。なんとなくそうかなー、とは思っていたんですが、2周目以降に選択肢が増えるタイプのゲームでした。恐らくは1周目からハッピーエンド(CG付き)には行けないと思います。というか、咲耶シナリオにしか進めないのではないかと。 シナリオは良いところもあり、悪いところもある、という感じでしょうか。2人のライターで生活や主人公の描写に差があるのが気になるところ。 2周目は分岐が出現した瞬間に迷うことなく橘椿ルートへ。私の彼女への入れ込みようは相当なもので、彼女の小さな声をしっかり聞くため、椿用にコンフィグをカスタマイズするほど。しかも、そのカスタマイズで声の大きな咲耶やあやめの音量を下げるという念の入れよう。彼女以外は飾りですよ? で、そのシナリオはなかなかいいんですけど、間のとり方があまり良くないことが。大事なシーンや内容をさくっと流してしまうケースが多々見られるのが残念。また、咲耶シナリオと違って天姫の舞の練習をするシーンが全くないのはさすがに違和感を感じます。それと椿が不老不死というのは咲耶シナリオでの彼女自身のセリフと思い切り矛盾するのですが。まさかスタッフが気付いていないはずはないですし、この違いはちょっと大胆すぎやしませんかね。行動理念までまるで変わってしまうような気がするのですが。 驚いたのは1つのエンディングに行くのに何通りもルートがあること。ヒロインの重要な秘密が明かされる日にイベントをすっぽかしても、驚いたことに他の日にさくっとフォローされるんですよ。正直、無駄なルートにさえ見えるくらいなんですが。どうしてこういうルート構成なのかなぁ。バッドエンドだってしっかりあるゲームなのに。 システム的にはスキップが早いんで2周目以降も苦になりません。しかし、エンディングがそこそこの数がある=新しいエンディングを探して何度もスタッフロールを見ることになるのに、そのスタッフロールが飛ばせないのはちと不親切ではないかと。 |
2003年7月24日(木) |
天巫女姫継続中4 |
3周目まで終了。先日から〇周目と書いてますが、実際には〇人目と書いた方が正確。本作にはいわゆるハッピーエンド系だけでも一人3つはあるんで(今のところ)。つーてもCG、回想が100%埋まるという意味なら今日の菊里が最初の1人だったりしますが。 3人目の巫女さんは赤の他人をお兄ちゃんと呼ぶキャラ。髪はツインテールで膝下までの長さ。料理がたいへん得意。家族の中のマスコット的存在。自らの持つ異能の力に悩む。ロリ、そして甘え上手。これらの属性から考えるに、もしやあなたの名前は仁村千佳@「とらハ2」では? ってな感じ。懐かしさを覚えるくらい似ています。 そんな菊里のシナリオはこれまで以上に色々と問題が。このシナリオにはお風呂場で襲ってしまうという展開があるのですが、結末は夢かバッドエンドということで、何度となく出現する選択肢によって方向修整を迫られます。パッケージによると「巫女服や着衣HにこだわったHシーン。」とありますから全裸は駄目ってことでしょうか。それはともかく、これがある意味の第一段階。 シナリオを進めていくと第二段階としてえらい展開に。儀式終了後まではこれまでと同じ流れでも、その後が随分と違います。先生が乱入するも菊里の兄の亡霊に乗り移られ、次代のトキジクの実の受け皿として主人公と菊里は強制的にH。さらに追い打ちとして休むことなく、先生も加わっての二穴責め。 この展開のために先のお風呂場Hが夢になったのかと思うとプレイヤーの心境はかなり微妙。そりゃそうですよね、バッドエンドよりも正解ルートの方が酷い初体験を迎える訳ですから。ここまでの2人のシナリオからはちょっと考えられないほど容赦なし。凌辱ゲーならともかく、純愛ゲーでこれはちょっとどうなのよ、と聞きたくもなります。 この先はもっとすごくて。プレイヤーとしては、この展開が不可避であるほどの、あるいは仕方のない理由が待ち構えているのだろうと思うのが自然。しかし、兄の亡霊は黒幕の「気が変わったから」、ただそれだけの理由であっさりと消滅させられます。さらに黒幕は互いにかばいあう菊里と主人公を見て一言、「やる気がなくなっちゃった」。まるで語尾に「てへっ」とか追加されそうなほどの脱力ぶり。不老不死モドキを諦めるにはあまりにも説得力に欠けるような。 そして、伝説へ。ではなくエンディングへ。一体、ヒロインは何のためにあんな目にあったのでしょうか。あまりにも納得いかないような。それともなんですか、エロゲ界にはこんなニーズがあるというのですか。 しかし、ここいら辺よりも気になるのは設定。このゲームはいわゆる「痕」タイプの周回を繰り返すゲーム。にも係わらず核となる設定が共通していないというのはどうかと思います。咲耶シナリオでは椿が不老不死ではなく、椿と咲耶のシナリオでは次代のトキジクの苗床を用意しようとしない、菊里シナリオでは椿が仕方なく従っているようで主犯格ではない。うーん。こういうのは著しく緊張感に欠けますね。 ジェリーフィッシュの「LOVERS~恋に落ちたら…~」の発売日が8月29日に延期。それ以外はノーリアクションで。 みるくそふとの「緋の月」のプロモーションムービーが公開。や、これはなかなか期待したくなる良いデモですな。久しぶりに目新しさを感じましたよ。作った人はかなりセンスがあると思います。気になるのはロゴが「月陽炎」にやけに似ていることぐらいですか。 |
2003年7月25日(金) |
天巫女姫継続中5 |
4周目まで終了。メイン巫女3人が終わったからか2周目に続いて導入イベントが変更に。これによって突然、主人公が鬱モードに入るルートが出現。かなり甘ったれたその思考は素晴らしく、プレイヤーがムカムカすること必至。孝之くんといい勝負が出来そうです。で、このルートが何のために存在するかと言うと凌辱的展開を無理なく(?)迎えるため。つまり、菊里シナリオのあの展開はこの伏線だったのではないかと思われ。しかも、それは途中までメインルート。いきなり教室で追い込みをかけられれば、さしもの咲耶さんだってビビリます。 しかし、このルート。せっかく存在している割に所詮はバッドエンド。なんとも中途半端なのはこのゲームらしいと言いますか。ラスボスを残したところであえなく強制終了。ハーレムエンドかと思っただけにちと残念。 「お姉ちゃんの3乗」と「Aquas」買ってきました。まぁ、色々と驚くことが多かったです。「お姉ちゃんの3乗」にはホントにまな板が入っていたり(しかも、ちゃんと使えそう)、インストール容量が200MBなかったりとか、「Aquas」がCD1枚だったり、そのくせボイスありだったり、マニュアルが存在しなかったりとか(GAIAのゲームじゃないんだから)。 |
2003年7月26日(土) |
天巫女姫終了 |
長かったのか短かったのかよくわかりませんが取りあえず終了。 あやめシナリオを最後に残した訳ですが、これはなんとも言い難い内容でした。一言で表現するならあまりにも安易すぎやしないか、と。これまでとは立場が反対になるシナリオなのだからもう少し骨太なものを期待していたのですが、なんともぐんにゃりな展開でした。それで済むならこれまでの苦労は一体なんなのよ、ってな感じです。 おまけにちょっとルートを外れるとよくわからない展開に。気がつけば友情エンディングを迎えているという。しかも、そのルートにだけ親子丼が存在するという不可解さ。 で、全部終えると最後に咲耶エンドが出現。私は1周目が終わった後にわざと最後まで残しておこうとか考えていたので、そんなフラグ構成になっているとはちっとも気がつきませんでしたよ。 ゲーム感想は近日中に。 フライングシャインの「CROSS CHANNEL」の発売日が9月26日に。意外に早く新発売日が設定されました。わざわざ原画作業の遅れ、なんて書かれていたくらいですからもっとかかるかと思っていたんですが。しかし、この日はなんだか色々と集中しそうな気がするですよ。 アリスソフトの「ナイトデーモン」のデモが公開。低解像度版と高解像度版の両方が用意されてます。内容の方はなかなか悪くないです。最初と最後でかなりイメージが変わっているのが面白いところ。 |
2003年7月27日(日) |
お姉ちゃんの3乗開始 |
ガンダムSEED42話。SEEDとは思えぬハイスピード展開がなかなか心地よいです。説得力はともかく、毎週これくらい充実していたら充分、名作の域なんだけどなぁ。 そうはいっても、この魅力的な展開も細かい箇所を見ていくとかなり厳しいです。エピソード開始の時点でアスランがまだアークエンジェルにいたのにラストにはもう戻っているというあたり、ねぇ。余裕のなさを感じます。 虎のおっさんがあの状況から生きているのもなんだかなぁ。まぁ、今の戦局を考えると散々、メッセージ的なセリフを連発していた彼が生きているのは面白いかと思いますけど。関係ありませんが、ラクスの付き人っぽい役割を果たしていた赤い髪の青年がバルトフェルドの部下であることに今週になってようやく気がつきました。バルトフェルドが生存していることは先週の段階でわかっていましたけど、彼が誰であるかは一緒のフレームに入るまでサッパリ思い出しませんでしたよ。 戦艦エターナルも位置づけとしては微妙だなぁ。わずか2機の機体の為に運用するほどジャスティスとフリーダムは優秀な機体なんでしょうか。それともあのデンデロビウムのようなパーツはそれほど性能を高めてくれのでしょうかね。 あーそれと、ラストシーンを見るにアスランは既にカガリの方が好きなんでしょうか。4人の中でアスランの感情が最もネックと思っていただけに驚きました。 仮面ライダーファイズ26話。啓太郎の下克上(?)作戦もあっさり裏目に出たのか、やって来たのは可愛い猫舌少女。逆転の手札は巧に気に入られてしまって、憐れ啓太郎の出番は今後も削られ続けるのでしょうか。 よくわからんのですが、新しいオルフェノクはイコールデルタのベルトを持っている人間なんでしょうか。んで、流星塾時代のいじめっこと。どうも後半の展開の繋がりがよく分からなかったのですが。予告のセリフを聞いてそんな感じかと思ったくらいで。 「お姉ちゃんの3乗」。悩んだ末にこちらから始めました。これの前が「天巫女姫」だったので「笑いたい」という欲求が強かったのが最大の要因。 で、相変わらず竹井10日氏のテキストは面白いです。常に苦笑以上、間断的に爆笑と横隔膜を鍛え上げてくれます。イベントCGが少ないこともボイスがないことも全く気になりません。合う合わないはあるでしょうけど、やはりこれだけのテキストは稀有であると感じます。 ネックであるCG(原画)もプレイ開始後はそれなりには気に入るようになりました。もちろん九分九厘テキストに助けられている訳ですが。この絵であることをライターが熟知した上で書いている(と思われる)ので愛着が沸きやすいのではないかと。 しかし、そうはいってもこの原画が苦しい出来であることに変わりはありません。せめて前作レベルの原画を備えていたら、と1時間に1度は思ってしまいます。そうしたらもっとすごいゲームになるし、優秀な原画家が務めればそれこそ歴史に名を残すゲームになるかもしれないのに。 そういや私がお気に入りかつ、信頼しているサイトで「この空がついえる瞬間に」のレビューが公開されてました。その内容は予想を遥かに越えるものだったようで。ま、プレイしていない私がコメントするのもなんですけど、あの設定で1周目のプレイ時間が3時間未満はねーだろ、と。ネタにしても買わなくて良かったようです。 ここを読んでいるとは思いませんけど、お礼を申し上げておきます。「二次元陳情」様。これからもレビュー楽しみにしております。それにしても前身が某サイトであることは秘密なんでしょうか。特に何も書いていませんけど。 リンクはご自由に、ってことなので今更ながら登録。 |
2003年7月29日(火) |
お姉ちゃんの3乗1回目終了 |
「天巫女姫」のゲーム感想をアップしました。エロ度とシナリオを同時に高いレベルで実現するのは難しいと改めて感じました。才能だけでは駄目なんですよねぇ。時間とか予算とか。でもまぁ、今後に期待の持てる出来ではありました。 「お姉ちゃんの3乗」。1人目は春崎立夏。 は~、やっと終わった。タイトル画面に戻ってしみじみとそう感じました。別に長かった訳ではありません。むしろ、短い部類に入るでしょう。ただ、精神的にとても疲れたんですよ。それはもう、ってなくらい。 個別ルートに入った頃から、テキストは面白いままでもかなり雲行きが怪しくなってきて。いわゆるなぜ彼女らが生まれたのか、そのエピソードの一部が紹介されて以後はひたすらツライ展開に。 ストーカーを遥かに超越したヒロインの態度に閉口。いえ、閉口ならまだ良くて明らかにキモイというレベル。そして、そうなって改めて感じるのは私には姉属性なぞないのだ、ということ。まぁ、トイレの中にまで随行させるのが萌える姉なのかと聞かれると言葉を濁す他ないのですが。 つーか、私には1週間過ごしただけのにわか姉の方が十数年一緒にいた姉よりも大事というのが理解できんのですが。しかも、分裂直前には告白しようとしていたのに。3人を元に戻せるという話が出た時に少しも寂しさを感じられなかった時点で私的にはどうもね。 結局、すずねえも姉キャラとして好きなんではなくて、ただ面白く魅力あるキャラだから好きということなんですな。そして、このゲームは最初から姉ゲーとして作られた。お気に入りのライターとはいえ、見極める必要があったのかも。 終盤のHシーンは個人的に見ていられませんでしたので、クリック連打という名の手動スキップにて回避。複数回Hのあるゲームでなくて本当に良かった。 先日紹介した「二次元陳情」様がリンクしてくださいましてたいへん喜んでいます。ページ構成にリンク自体がなかったんで相互リンクなんてものは諦めていたんですが、何気に覗いていてみたらされていて驚きました。ありがとうございます。 そして、アクセス解析というものを試みない私がようやく知る事実。「GATE DIVE」様にも登録してもらっていたのですね。知らないのはまさに私だけ。自分ひとりで生きている訳ではない、なんて言い回しを聞くことがありますが、よもやエロゲー感想ページでそれを実感する日が来ようとは。ってことで超今さらではありますが、リンクしておきます。 |
2003年7月31日(木) |
お姉ちゃんの3乗2回目終了 |
2人目は春崎小鴨。 苦行。このゲームをプレイしているのはまさにそれ。 というのもですね、どうやらクリア順に制御がかかっているようなんですよ。分裂した3人を終えると本体のななねえが。そして、その後で鎌倉姉妹が攻略可能というフラグになっているようなんですわ。ハッキリ言ってそんなものがなければ、今日の2人目と次の3人目なんてプレイしたくないんですよ。未だプレイを続けているのはお気に入りの鎌倉姉妹のシナリオに進みたいがゆえ、なんですから。 原画の話は以前も書きましたが、やはりデザインは重要だと改めて骨身に染みました。つーか、染みている最中。ただでさえ、ななねえが3人に分裂→個性が三等分に薄まったというイメージがあるのに、外見まで悪くなっている(少なくとも私にはそう見える)のですからダメージは大きいです。 このゲームは後半のシナリオ展開から考えると、元のお姉ちゃんがいなくなったのに、3人のうちの1人がそれ以上の存在感を示さなくてはならない、という宿命を背負っています(主人公が選択肢もなくそういう選択をしてしまう)。 つまり、終盤までにどれだけ愛着を持てるかが勝負になる訳です。愛着を持てれば後半のシリアスな展開が活きてくるのですが……。残念ながら私には愛着のあの字も感じられません。個別シナリオに入ると異常なほどモチベーションが低下していますよ。まぁ、本性を剥き出しにしてキモくなった1人目よりはましでしたけど。 で、仮にキャラが気に入っていた場合、後半のシナリオはどうなのかというと、微妙ですね。上では活きてくるとか書きましたけど、それはあくまで俯瞰的に見た構成の話で実際には泣きましょうよ、ってな話を駆け足で展開するので感情はピクリとも動きません。おまけに事態の解決がご都合主義的ですからねぇ。十重二十重に「秋桜の空に」の方が良かったなぁ。 そういや、シナリオライターはなんかあったんでしょうか。Hシーンが変というか、妙に浮いているような気がするのですが。唯一のHシーンが電気責めに触手責めとは一体どういうことなのか。その内容も元々の主人公らしくないように思うのですが。 気になるタイトルページに加えるのをすっかり忘れていた戯画の「ぱすてるキッチン」の発売日が8月29日予定に。原画家によって力量に差があるので全体の統一感がイマイチなのと、戯画の低価格ソフトには去年、痛い目に遭わされたのがネック。それでも、好きな絵描きさんもいるということでちょっと欲しかったんですが、この日ではちと無理っぽいですね。現時点で候補として4番目か5番目なんで。 |