徒然なる日記

ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。

2001年6月1日(金)
映画強化週間
 映画の日ということで2本ほど見てまいりました。さすがに3日連続で劇場に足を運ぶと、CMにはすっかり飽きてしまいます。そういや最近、ちっとも神奈川ニュースを見ませんけど、どうしたんでしょうか。
 予告で「A.I」や「猿の惑星」、「デンジャラス・ビューティー」に「千と千尋の神隠し」を見る。
 「A.I」はなんかヤバそう。完璧な子供が歳をとらないというのはどうなんだろうか。おまけに「壊れない」とか言ってるし。
 「デンジャラス・ビューティー」はオチが気になります。男勝りなFBI捜査官が女らしさを手に入れて終わり、でなければいいのだけれど。しかし、これの後に「猿の惑星」を入れるのは効果的なんだか、そうでないんだか。まぁ、インパクトはありますけどね。
 「千と千尋の神隠し」は期待できそうです。まぁ、し過ぎはよくないと思いますが。それにしても、ここは相変わらず「餅は餅屋」という言葉が嫌いみたいです。声優に関わる嫌な記憶でもあるんですかね。私的には話題づくりにしか見えないんですけど。

2001年6月2日(土)
ピュアガール7月号
 「顔のない月リミテッドコレクション」はやはりというか7月に延期。そらそうですよね。CG1枚すら発表されていないのに今月の下旬に出るはずありません。スタッフにしろ、ユーザーにしろ、出ると思うのは幻想というより、もはや妄想ですよね。
 
 なんというか、編集部的には本当は発売記念特集号だったのでしょうね。表紙にいきなり書いてありますよ。8月発売と。
 ま、スタジオメビウスを信じる方が悪いというか。巻頭特集ソフトが二ヶ月も先というのもね。お気の毒さまです。
 取りあえず、購入を迷っている方にはあまりお薦めしません。デモは各キャラとの会話シーンが少しくらいですし、曲もボーカル曲が入っている訳でもありません。あとは壁紙とカレンダーくらいですが、素材はホームページからの使い回しですし。
 デモの感想ですが、わりとマシンパワーを必要としそうだということ。雪のエフェクトが重そうなんで233MHzくらいだとしんどいかも。
 身長差による視点のスクロールはやはり不自然。ロボットみたいですよ。そこまでしてロリにこだわりますか?
 噂の抱っこシステムですが、こちらは思ったよりはいい感じ。しかし、こんなことをする相手を結局はやっちまう訳ですから、ねぇ? 
 しかし、状況によってキャラの大きさが変わるというと、つい「夏祭」を思い出してしまいます。いや、あれはなんとも言いようがなく。黒い意味では最高でしたが。

 「BITTER SWEET FOOLS」の情報がついに電撃姫以外にも。相田裕氏の原画は美しいです。ああ、うっとり。でも「癒し」がテーマというのはなにか心配です。

 今月はビジュアル・シンジケートにかんなぎれい氏のイラストが載ってます。これだけで今月は買った価値がありました。次のゲームはいつかしら。

 「胸キュン!はぁとふるカフェ」。なんつー、頭の悪そうなタイトルでしょう。設定はさらにすごいです。広告四コマはもう死にそう。なんか本来とは違う意味で楽しませてくれそうです。要チェック。
 
 しくしく。やはり「ANGEL TYPE」は延期のようです。これは信じたくなかったなぁ。

 「ALMA~ずっとそばに…~」。約二年ぶりの(延期も想定)Bonbee!の新作。結構、期待してます。あんまりよく知らないんですけど、漫画家の的良みらん氏の原画がなかなかいい感じ。ラクガキっぽいカットがギュー。

 今日の日記、長過ぎ。そして時間かかり過ぎ。

2001年6月3日(日)
サフィズムの舷窓を始めました
 アギト19話。もはやコメントする気にもなれない話です。一体、今回の前後編はなんだったのでしょうか。退場するために出てくるキャラというのもねぇ。
 結局、うやむやになったからいいのだけれど、監査役が後釜につくってのはどう考えてもおかしいんじゃないの? それってばどんな報告も出来る訳だから。

 「Only You リ・クルス」のキャラフェスで流されていたデモをダウンロードしてみる。このデモがどうこうという訳じゃないんですけど、なんだか新しい情報に触れる度に不安になっていきます。
 もともと鏡守真澄がいないだけでも、個人的には大幅減点なんですけど、それにしても、です。
 今作はヒロイン全員の見た目上の年齢(精神年齢も)が下がっているのが気になります。これが「みずいろ」とか「とらハ」のような、妹要素満載のゲームならむしろ望むところですが、「リ・クルス」は漢の燃えるゲームですよ?
 旧作の方が明らかに大人びているというのは問題があるように思います(少なくても個人的には嫌です)。しかも、反対にタイガー・ジョーを筆頭とする男性キャラは旧作よりも暑苦し……、もとい劇画調になっているのはどうでしょうか。差が離れ過ぎてしまってほとんど同じ世界の住人には見えないんですけど。
 加えて言えば、CGが妙に白いことも気になります(特に肌の色)。なんていうか、全体的に気合のようなものが感じられないんですよね。
 あああ、こうして改めて活字にすると不安が大きくなっていくなぁ。

 修整ファイルが配布されていたので「サフィズムの舷窓」を始めました。本当はそんな余裕はないんですけど。
 声が出るようになる代わりに効果音が出なくなるという、なんだか妥協案のような修整具合です。
 取りあえず、1回終わったんですけど、なんだかなぁ、という感じです。犯人が誰か、という部分がです。なんつーか、最もシナリオとしては頭を使わないオチですわな。
 個人的には「星の砂物語」という懐かしいゲームを思い出しました。いや、誰も悪くないというあたりが似ていますよ。だからどうしたと言われても困りますが。

2001年6月4日(月)
サフィズムの舷窓2日目
 「サフィズムの舷窓」。昨日のは実はアルマシナリオのことだったのです。本日、ソヨンシナリオをやってわかりましたが、このゲームってばマルチ犯人システムだったのですね。
 う~ん。まぁ難しいところなんでしょうけれど。個人的にはあまり好きじゃないです。確かに犯人が同じだとシナリオの差別化が難しいでしょうが、だからといってその解決方法がシナリオ毎に犯人を変えるというのは安易すぎるように思います。狙われる犠牲者候補は同じ訳ですから、動機の面でも確率的な意味でも話がおかしくなってしまいます。
 んでここからはソヨンシナリオの話。
 どうやらシナリオは各ヒロイン毎にシナリオライターが分担しているようです。それはまぁ、いいんですけど、各シナリオでゲームの雰囲気が違うというのも、新鮮というより違和感を感じるだけでした。
 もともとレズである主人公に感情移入できる訳もなく、プレイヤーとしては状況を客観的に見ているしかないんですが、それでもこのシナリオはどうかなぁ、と思わずにいられませんでした。
 シナリオ後半でソヨンにそっぽを向かれて落ち込む主人公。それ自体はいいんです。問題は自分の過失でアルマが襲われたというのに、主人公はそれよりもソヨンに振られたことの方がショックだということ(しかも、アルマが襲われている間、主人公はお楽しみのHシーンだった……)。おまけにアルマに関しては最後までノーフォロー。信じられません。まるで臭いものには蓋をしろ、と言わんばかりで最後にはアルマともう一人のヒロインのことなど忘れてめでたしめでたし。こんな主人公、嫌ですよ。はっきり言って。人間としてのレベルの問題ですから。アルマシナリオではそんなこともなかったのに。
 「ぶるまー2000」の主人公は格好いい奴だったのになぁ。

2001年6月5日(火)
サフィズムの舷窓3日目
 アイーシャシナリオ終了。なんというか、主人公を客観的に眺めるしかないゲームって、エンディングにほとんどなんの感慨も湧かないなぁ。ひどくどうでもいい感じです。ってそりゃそうか。感情移入してないのだし。
 シナリオはなかなか興味深かったです。もっとも、納得できるかどうか、あるいは好きになれるかどうかは別問題ですが。
 それにしても、おまけシナリオの発生条件が探偵ランクであったとは迂闊でした。ああ、アルマとアイーシャのシナリオをやり直さないと。ちゃんとスキップが効いてくれるといいのですけど。

2001年6月6日(水)
月刊うそVOL2
 3ヶ月ぶりにライアーソフトの会報が届きました。相変わらず、読み物としてなかなか面白いです。
 新作も発表されてました。6月の壁紙はやはりそれだったんですね。タイトルは「ラブ・ネゴシエーター」。親父キャラが熱そうなゲームです。原画はアンボイナ・アフロイド氏。……知りません。しかし、女性キャラもなかなか可愛い感じです。
 取りあえず期待、なんですが馬鹿ゲーっぽくなさそうなのが個人的には不安です。「サフィズムの舷窓」も少しそんな感じがするんですが、優等生的になろうとしているような気がします。杞憂ならいいんですけどね。

2001年6月7日(木)
サフィズムの舷窓終了
 ようやくおまけシナリオが終わりました。
 シナリオの発生条件がわかるまで苦労しましたよ。探偵ランクはどれかでひとつでも1を取れば問題なかったのですね。ひたすら無駄な努力をしてしまいました。その後は各子猫ちゃんを追いかけ回さねばならなかったとは。
 ソヨンシナリオを使ってたんですが、ニキ、ヘレナと来てイライザとアンシャーリーを試すとどうしても2週目金曜のソヨンのイベントが発生してくれない。おっかしいなぁと思って、残ったニコルで試すとすんなり成功。それどころか2人の分まで発生している。これってバグなんですかね?
 しかし、フィナーレシナリオで「To Heart」を思い出す人は多そうだなぁ。

2001年6月8日(金)
女郎蜘蛛の理、月姫読本
 恒例の秋葉原遠征。金曜日だというのに人がまばらです。なかなか珍しい光景にしばし見入る。
 メッセの前にも中にもほとんど人の姿はありません。まぁ、新発売のソフトが2本くらい、それもマイナー系では当然でしょうね。
 そんな訳で今日の目当てはソフトではありません。主に同人関係の本を探しに来たのでした。成果は上々。タイトルの通り、くろがねぎん氏の新刊「女郎蜘蛛の理」、月姫設定資料集「月姫読本」が手に入ってホクホクです。他にも「みずいろ」のサントラを購入して、テレカの絵柄に見とれたりと(雪希が可愛いんです!)、なかなか楽しい遠征でした。

2001年6月9日(土)
あれはいいものだ
 昨日からこのページの表示の仕方を変えました。やはり日付順のほうがいいのではないかと。今更ですが。意見等ありましたらお願いします。

 「サフィズムの舷窓」が終わったので止まっていた「注射器2」を再開。いきなりですが、攻略ページ万歳!! いや、ほんっとーに助かってます。時間は限られている貴重なものです。節約出来るならその方がいいに決まっています。拝みながらチャート表を使わせてもらってます(少し嘘)。

 そういやアボガドパワーズから「とびでばいん」の箱が届きません。10日で届くという話だったんだけどなぁ。いつまでも裸に破ったパッケージでは寂しいですよ。なんか簀巻きのようで。

2001年6月10日(日)
クラブエフアンドシーマガジン004
 アギト20話。なんかもう、訳がわかりませんよ。本来のターゲットである子供には全くついていけないのではないでしょうか。
 それにしてもあの虎頭のアンノウン(格ゲーの色違いのようだ)は生きていたんだなぁ。すっかり忘れてましたよ。まぁ、1匹は秒殺コースで昇天してしまいしたが。
 そういえば主人公は調理士免許持ってるんでしたっけ?

 恒例のホームページ巡り。
 パプリカの新作が以前よりはまともに公開されていました。タイトルは「RE☆さいくりんぐDays」。
 登場人物たちの大半が予備校生でタイトルのケツが「Days」というとなにか嫌な記憶が甦るんですけど、気のせいですよね?
 まぁ、それはともかくとして。主人公が受験に失敗した理由というのが、試験当日に車に跳ねられたからなんですが、なんとその跳ねた相手はメインヒロインだったりします。なんつーかすごい設定ですね。犯罪でないだけマシということでしょうか。ゲーム中に「示談にする」とか「訴訟を起こす」とかいう選択肢があると個人的には最高なんですけど。

 BeFのホームページに早くも「Alone Again」の情報が載ってます。発売は8月だというのに。一体、どうしたんだBeF!? 全然らしくないんですけど。
 
 F&Cからクラブ会報が届きました。実際に届いたのは二日前なんですけど。開封が今日ということで。
 ずいぶんと新作情報が載ってます。「Pia3」とか「同窓会リフレイン」(パラレルワールドみたいです)とか「univ」の二部とか色々。しかし、最も気になるのはタイトルさえ載っていない画野朗氏の新作。なにかミステリアスな双子が描かれています。要注目。
 さらにコミケで発売されるという「CANVAS壁紙集&ミニゲームAVG」。なんと鷺ノ宮藍のミニシナリオが入っているとか。通販希望。

2001年6月11日(月)
univ体験版
 PUSH7月号に収録されていた「univ」の体験版をやってみました。なぜか不意にやってみたくなったんですよね。
 肝心の出来ですが、想像していたよりはずっと面白そうです。慣れるまでは少しばかり面倒そうですが、それを乗り越えてでもプレイする価値はありそう。

 違う意味でも妙なおかしさがありました。「サフィズムの舷窓」をこれの前(後でも可)にプレイしておくとなかなか笑えます。メインヒロインの声優が二人も重複してます(たぶん)。いくら同じ事務所系列を使っているとはいえ、普通はこんな風に一致したりしないと思うんですけどね。年齢やキャラがかなり異なるので、その違いを楽しむのもいいかも。
 具体的には「ファン・ソヨン」=「斉藤倫子」、「アイーシャ・スカーレット・ヤン」=「氷室微」。
 変わった読み仮名が多いのもこのゲームの特徴。「倫子」は「のりこ」ではなく、「りんこ」。「微」は「かすか」かと思えば「ほのか」だそうです。他にも「一葉」は「かずは」ではなく、「ひとは」と読むそうです。フリガナがないと読めませんね。

 「普通」を目指したキャラデザインもなかなか興味深いです。「普通」といっても「みずいろ」のような普通ではなく(あれはストーリーの方でしたね)、記号的な外見に頼らないデザインというところでしょうか。
 イメージとしてはBeFの厘京太朗氏や古いところで「きゃんきゃんバニーエクストラ」や「トラベルジャンクション」の高橋しんや氏あたりのラインでしょうか。

 このゲームにも遠近感の演出による、キャラの立ち位置の違いがあったりします。要は声をかけた時にはやや遠く、話し込むならもう少し近くに、といった感じのようです。好感度によってひたすら近寄ってきて、最後には焦点が合わなくなるまで近づくような「夏祭」とは違いますね。

 そういや今作の男キャラはなんだか早乙女好雄にそっくりです。役割だけでなく、ボイスに妙な気合が入っているところも似ています。

 で、体験版をプレイしての結論。う~ん。安かったら買っちゃうかもしれません。面白ければ第二部という楽しみもありますし(我ながら一月前とはえらく違う反応です)。

 アボガドパワーズから「とびでばいん」のパッケージが届きました。早速、組み立ててみる。なんだかバイトのおばちゃん気分を満喫。
 おおっ。ちゃんとスリーブが抜き差し出来ます。なんか、ちょっと感動してしまいましたよ。……ってホントはこれが当たり前なんだよなぁ、と我に返ってみたりと忙しい感情の起伏。

 そういや忘れてましたが「注射器2」終わりました。感想はどうしようかなぁ。あまり気が乗らないんですよね。まぁ、たぶん書くと思いますが。

2001年6月12日(火)
アリスのでんちばくだん18
 継続手続をしたので届きました。
 「Only You リ・クルス」が本当に7月26日に発売されるようで驚き。てっきり8月発売かな、と思っていたんですけど。
 年末の新作「大悪司」はなかなか面白そうです。架空の舞台「オオサカ」で繰り広げられる組織同士の争いを描いたSLG。
 システムやノリは「鬼畜王ランス」で雰囲気は「学園KING」といった感じが一番近いでしょうか。なかなか大作っぽいです。取りあえず期待。

2001年6月13日(水)
アリスCD
 「夜が来る!」に付属のアリスCDの存在を思い出してプレイ(会報を読んだせいかもしれません)。
 「扉」。なかなか面白かったんですけど、これってただのシナリオをゲーム的にするために考えたシステムなんですかね。最初から最後まで場所移動しか選択肢がないゲームというのも珍しい。
 シナリオはやや予定調和っぽい感じはしますが、キャラクターに魅力があるんで継続してプレイする気になります。特に生徒会長の日向がいい感じ。というかゲームの生徒会長って嫌な役とか報われない役が多いんで今作は良かったです。
 ただ、やはり音楽がないのは寂しいです。例の文化祭のシーンだけ入るとか、あるいはその逆にするとかすれば良かったように思うのですが。

 「当たってKUDAKERO」。今回はなかなか期待させるデモのみでした。しかし、このゲームはこれ1本で形にはならないんですかね?

2001年6月15日(金)
ちょっとしたお知らせ
 メッセサンオーのホームページに5月のランキングが出てました。
 ある意味で期待していた、ゴールデンウィークに発売されたスクープの「誘惑」は12位に入っています。これは発売時期の効果が現れたということなんでしょうか? どうにも微妙なところのように思います。
 1位2位はまぁ、順当としても3位に入った「らぶらぶティータイム」は素直に驚きました。特典CDの効果でしょうか。そういう意味では特典CDのない、2位の「univ」と7位の「とびでばいん」は大手とはいえ、健闘しているんですかね?

 仕事が忙しくなってきたので更新ペースが落ちそうです。日記系はそこそこ更新されるでしょうが、ゲーム感想は6月下旬までどうも難しそうです(ああ、「univ」やりたいなぁ)。でも、ゲームしてないとあまり日記にするようなネタはないんですけどね。

2001年6月17日(日)
水夏のDVD版
 アギトはゴルフなのでお休み。ツッコミどころ満載の番組でもやらないとそれなりに寂しいものです。

 サーカスの新作「水夏」のオープニング曲が公開されていたので早速ダウンロード。しかし、メインサイトでは遅過ぎて話にならないので(早朝だというのに2分の曲に30分以上かかる)、ミラーサイトで落とす。
 サーカスというとどうしても発売するソフトより、脳に来ると評判のげっちゅ屋ソングを連想してします。あらぬ期待を抱きながら聞きましたが、残念なことに(?)わりと普通の曲でした。曲の感じは「インファンタリア」と似ていますね。
 今作はDVD版も発売されるんですが、その説明のようなものが出てました。どうやら音質が良くなるようなんですが、それ以外の肝心なことがまるで書いていません。
 例えばCD版は初回、通常版ともに同じ価格なのですが、DVD版の初回版はなぜか1000円割高(これはメガストアに書いてありました)。その理由についてはなにも書かれていません。しかも発売日は約一カ月もあとですから、欲しい人は結構、悩みますよね。具体的な初回特典の内容もCD、DVD共にわかりませんし。
 ホームページによるとDVD版の出荷数はCD版の5分の1で、確実に手に入れたい方はCDのほうを購入すべしと書いてあります。うーむ。何を考えているのかよくわかりませんね。ヨドバシとかで買うのは難しそうかな。

2001年6月18日(月)
アージュホームページ
 不意にアージュの「君が望む永遠」が気になりだす。ってこの日記はこのパターンばっかりですな。それでも今回は発売まで時間があるソフトなんで少しばかり違うのかも。
 実はアージュのホームページには今まで見に行ったことがなかったりします。それゆえ書くのですが、たいへん感心しました。正直、ここより優れたホームページは見たことがありません。トップに新作を大きく扱っていても、基本となる各コンテンツへのリンクも見やすくまとまっています。
 新作「君が望む永遠」の紹介もなかなか精力的で、各キャラクターにそれぞれアナザーストーリーが書き下ろされている(しかもCG付き!)という力の入れようです。
 作る方は大変ですけど、こういう試みっていいですよね。シナリオはCGとは違って、なかなか発売前に感じ取ることは難しいですし、ユーザーとしてはありがたいです。購入の判断材料が増える訳ですから。
 原画の馬鹿王子ペルシャ氏はレベルアップが著しいですね。かなりうまくなっているように思います。ついでに言うと私好みに。
 つー訳でリンクしときましたんで、少しでも興味をもたれた未見の方はぜひ。
 相互リンクの条件を読むと、その中に「アージュを応援していること」や「アージュに関するページがあること」とあります。
 昨夜からですが、心はすでに応援状態。しかし、未だ1本もゲームは買ったことがない訳ですから該当するページ(現在のところ、当ホームページでは「ゲーム感想」くらい)はありません。まぁ、申し込みは「君が望む永遠」をプレイしてからにしますかね。

2001年6月21日(木)
univ購入
 忙しいにもかかわらず、ついに買ってしまいました。
 取りあえず、昨日の日記を書くことも忘れて、軽くプレイしてみましたが(それでも軽く、なんですが)、かなり良いです。時間を忘れてプレイするという表現を久しぶりにするゲームです。個人的には「月姫」以来ですね。
 大学生活がかなりうまくシミュレートされていて、ただプレイしているだけで楽しいです。これはもう、純粋にシステムの勝利といえるでしょう。試行錯誤するのが楽しいというのも特徴的だと思います。一歩一歩、「univ」の世界を知っていくのが心地よさに繋がっているんですよね。
 既存のゲームで近いものを探すなら、やはり「下級生」でしょうか。システムはかなり異なりますが、イメージは割と似ています。あくまでも割と、ですが。
 デートの誘い方というのが根本的に違っていて、これが「下級生」よりも面白いです。デートに誘うためにネタ集め(遊ぶ場所の情報とか)が必要だったり、その情報を相手に合わせて会話中に使ったりと、軽い手間が快感に昇華されている感じです。
 キャラクターたちの他愛ない普通の会話というやつが、うまく表現されていて実に私好みです。これから先、個別シナリオが展開されると印象が少し変わるかと思いますが、今の段階では何気ない会話しかないのでかなり好感度高めです。
 F&Cだから当然という向きもありますが、いわゆる使い回しの会話でもしっかりフルボイスであるのが嬉しいです。システムから考えても、このゲームの台本て恐ろしいことになったのではないでしょうか?
 まだ1回も終わっていませんが、今から後編の「univ~愛・おまたせっ~」が楽しみです。でも、恋人に首輪をつけて学校に散歩とかいう「ナチュラル」レベルにはしないで欲しいですね。あれは絶対、やりすぎですって。もう少し中間を目指して欲しいです。はじからはじへ極端なんですよね。
 ホント、最初は鼻で笑ってたのになぁ(苦笑)。

2001年6月22日(金)
univの不安
 今月2度目の秋葉原遠征。
 メモリが安いなぁ、と思いつつも素通り。4000円台で256Mは魅力的なんですが、DVDくらいしか反映させるものがありませんしね。どの程度の効果が上がるかもわかりませんので。
 今日は特に目的はなく、定期巡回という感じで同人誌を数冊購入。まぁ、可もなく不可もなくという線でした。

 「univ」継続中。ようやく1年目が終了。その時点でなんと腕を組むのみというプラトニックぶり(しかも、たまたまっぽい)。「とらハ」もびっくりの純情ゲームですな。
 昨日は書きませんでしたが、マニュアル漫画が非常にいい感じ。この原画家さんは今後、ブレイクしそうですね。
 それにしても「univ」売れてないなぁ、というのが今日の秋葉原での印象。私も初めは回避していた訳ですからなんとも言い難いですが、ツライです。気に入ったゲームが売れてないというのは。後編が出なくなる、という事態だけは起こらないで欲しいものです。はふぅ。

2001年6月23日(日)
univ1回目終了
 PUSH!!8月号。今月はあまりめぼしい情報はありませんでした。「君が望む永遠」の体験版は「univ」があるのでひとまず後回しということで。
 そんな中でひとつだけ気になったのは業界電波発信基地のぱじゃまソフトのコメント。「気の強い巫女さんの出てくるゲームが作りたいよ」とは「奥さまは巫女?」の原画家かんなぎれい氏の言葉。ぜひとも作ってください! 単なるつぶやきに過ぎないとわかっていながら期待してしまいます。ってそういうことはメーカーにメールでも送るべきですよね。実現して欲しいのなら。

 「univ」。ようやく一人目が終わりました。キャラは氷室微。いーっすね。こういう人好きです。自覚のない美人というのは可愛いですよ。
 でもこの方、登場率が低いんで苦労しました。いくら好感度が上がっても出てくるのは触覚娘と道産子娘ばかり。なんど無駄に日曜を過ごしたことか。
 このゲーム、途中まではかけもちが出来ないこともないシステムなんで、友達向け(男女問わず)の会話というのがないんですよね。よって目当てのキャラ以外は無視が基本となります。まぁ、これ以上、ゲームを大きくする訳にもいかないんで、それを望むのは贅沢というものでしょうが。

 エンディング後の継続プレイは正直、蛇足っぽいかなぁ。キャラによってエンディングの時期が異なるので仕方ないかもしれませんが、あれならいっそオマケとして一本道にしてしまった方が良かったかも。

 予告を見る限りでは後編はトレンディドラマ系になりそうな感じで(三角関係とか多そう)、期待と不安が半々。このゲームの普通っぽいところが気に入っているんで、なるべく崩さないで欲しいなぁ。 

2001年6月24日(日)
ReNNはどうなるの?
 2週間ぶりのアギト21話。あれぇ? 前回の引きでは2体のアンノウンにボコられていたと思ったんですけど。あっさり退けちゃってますが。
 そういや、この作品にはサブタイトルはないんですかね? 新聞には頭悪げなタイトルが載ってますが、オープニングにはなにもないんですよね。
 北条さんの容体を嬉しそうに尋ねる馬鹿おんな。さすがです。続く言葉もとても警官のものとは思えません。ほんと、子供の情操教育に向いた番組ですな(笑)。
 今回のアンノウンの最後は何なんでしょうか。アギトの蹴りなんて効かねぇ、というポーズのあと、即座に爆死。来週に続くのか?
 来週は三つ巴の模様。G3が破壊されるのがギルツ(もしくはアギト)によってとはね。しかし、来週のうちにお色直し完了とは早過ぎ。

 ホームページ巡回。
 ちょおショック! トップキャットの新作「ReNN」が開発中断。しかも、いつ再開するかもわかっていない模様。あああ、とても心配です。新作よりもトップキャットの台所事情のほうが。大丈夫なの!?

 ライアーソフトの新作「ラブ・ネゴシエーター」の情報が公開されてました。9月発売予定とは、ずいぶん早いですね。
 で、プレストーリーがアップされてましたが、なんでしょう、これは。オチてないというか、最後まで書かれていないように思えるんですけど。取りあえず馬鹿ゲーのようなので、そこは安心ですが。

 ジャニスの新作「ばぁじんぶるぅらぶ!」はなかなか良さげです。馬鹿っぽいというか、コミカルなところが。でも、期待のキャラクターは主人公でもヒロインズでもなく、漏電戦隊デンジャーファイブだったりしますが。

2001年6月25日(月)
すいんぐあずまんが2
 仕事場の近くの本屋で発見したので大人買い。そして玉砕。
 大阪が出ねぇ! いくらやっても出ません。前回は榊さんの出現率が低かったようですが、今回は大阪。しかも、前回の方がまだしも出たような気がします。前回はたしか3000円くらいで全部揃ったんですが、今回は……(泣)。
 あああ、こんなことならソフトでも買っときゃ良かったデスヨ。大阪以外は運が悪くても7回もやれば揃うんですけどね。こりゃ、明らかに策略だな(見事にはまった人が言ってもねぇ)。

2001年6月26日(火)
すいんぐの続き
 憂鬱の内に夜を明けるところでしたが、状況が変わりました。なんと知人が譲ってくれと言ってくださりました。フルセットではないというのに。あんた、ええ人や。
 しかも、それだけでなくその知人は恐るべき幸運を駆使して、三連続で大阪をゲット。あなたは神ですよ。もはや。まぁ、モノ集めの王道からは外れますが、私的にはこれでヨシとします。

2001年6月27日(水)
univ2回目終了
 「univ」。細かく続けていたので少し時間がかかりました。キャラは三好育。年下であるが、妹キャラではないというスタッフの言葉通りのキャラ。
 近所の元気娘という表現がぴったりとはまります。物事をハッキリと言い、主人公に媚びない様はなかなか可愛いです。「univ」はほんと、キャラが丁寧に作られているんで、ただ会話しているだけで楽しいんですよね。
 しかし、攻略にはてこずりました。育は出現率は高いのでそのへんは楽なんですが、「学力」のスライダーが必要なため、「遊び」のスライダーにあまり数値を割けないんですよ。そのため、2回生終盤で困ったことに。
 なんと、12月くらいで話題が全てなくなってしまったのです。
 育はあまりプレゼントを受け取ってくれないために、それほど気を配っていませんでした。加えて、少し待てば話題が入るだろうと高をくくっていました。好感度ももう充分だろうと勝手に見切っていたせいもありました。
 結果は最後のイベントだけがなにも起こらず終了。ラストに出てきたのは育のお母ちゃんでしたよ。これがゲームの締めくくりとは……。思っていたよりも難易度は高いですね。あんまり気を抜かない方がいいみたいです。
 11月のセーブデータを取っておいて良かったです。これがなければ初めからやり直しでしたよ。
 それにしても、ある意味では本当にリアルなゲームです。主人公の甲斐性がなければ、デートの話題(ネタ)を見つけられずに相手を誘えないんですから。人間関係も大事ということですね。

 「君が望む永遠」体験版PUSH!!バージョンをプレイ。
 かなりいい感じです。先日の日記での期待を裏切ることのない出だしです。つー訳でまだ少ししかプレイしていないのですが、かなりの好感触です。各ページで騒がれるのも頷けます。
 エフェクト関係がかなり凝っていて、スタッフのやる気をまざまざと感じました。
 例えば、雨。今までのゲームとは違い、雨粒の当たる地面の様子が表現されていたり、窓の向こうとか、限定された空間だけ降っていたりとなかなか多彩です。「俺たちならこんなこともやっちゃうぜっ」というスタッフの声が聞こえてきそう。
 こういった、直接ゲームの面白さに寄与しない部分に力を入れるメーカーは十中八九、良いものをつくってくれるんですよね。

 それにしても、主人公の悪友を見ていると自分が本当は14歳で、被害妄想が趣味で、親父と仲が悪くて、人型決戦兵器に乗っているような気がしてきますですよ。

 あ、システムはもう一歩かな。それほど使い勝手(システムデザイン)が良くない、ということもあるけど、マウスのクリックがメッセージウインドウ内でしか反応しないのは、やっぱりツライよなぁ。

2001年6月28日(木)
君が望む永遠体験版
 昨日の日記を描き終わったあと、深夜までかけてクリア。
 感想は……そ、そげなぁぁぁ!! という感じです。
 体験版史上(?)、最も凶悪な終わり方をしています。プレイした人は全員、身悶えしながら発売日を待たなければならないでしょう。
 普通の人の場合は純粋にこの続きが気になる、というところでしょうが、私の場合は少々、異なります。
 このゲームすごくすごく面白いんですよ。体験版の終わりである第1章までは。問題はこのあとなんですよ。このあとがどうなるかでこのゲームに対する好き嫌いが大きく変わってしまう、そんな終わり方なんですね。場合によっては著しく高いレベルの作品でありながら、好きになれないということもあり得る訳です。単なる可能性の話ではなく。ああ、今から不安と期待が……。
 それにしてもこのゲーム、ヒロインが非常に魅力的です。私はいわゆるメインヒロインという位置づけのキャラは苦手、あるいは私的順位が高くないという、傾向があるんですが今作は見事にやられました。
 というのも理由があって、普通のゲームというのはヒロインが魅力を放って、主人公がそれを受け止めるだけなんですが、今作の場合は明らかに違います。
 主人公がヒロイン涼宮遥に対して初めは懐疑的ということもあるんですが、主人公は受け取った魅力をヒロインに気持ちとして返すんですね。どういったところがいかにして好きか、ということを。
 離れていてもヒロインに対して想いを募らせるという、現実の恋愛では当然のことがうまく表現されているんですね(弊害として、時にプレイヤーは少しばかり第三者的になってしまうかもしれませんが)。おかげで恋人同士の恥ずかしさは「とらハ」以上です。少なくとも個人的にはそう感じました。ホント、身もよじれんばかりでしたよ。

 体験版のプレイを迷っている方には正直、あまりオススメしません。それぐらい、きっついところで終わっていますから。アージュさんも罪作りなことしてくれますよ。あと一ヶ月もあるなんて。ソフトの早売りで買いたくなったなんて久しぶりのことです。実行するかはわかりませんが。

 「君が望む永遠」は各メーカーの強力なラインナップを抑えてこの夏どころか、今年一番の作品になりかねないパワーを持っています。「ANGEL TYPE」と「Only You リ・クルス」が霞みそうデスヨ。
 個人的な今年のトップは「月姫」かと思っていたのですが、それに拮抗する作品がどうやら出てきたようです。

2001年6月29日(金)
胸キュン!はぁとふるCafe購入
 タイトル通り、買ってしまいました。初回特典のイラストブックはなかなかいい感じ。
 ひとまずインストールは済ませましたが、どうしてかオープニングが鳴りません。音楽モードでは鳴るんですけどねぇ。歌詞の方は想像していたよりかは普通でした。もっと激しい電波系かと思っていたので、少し残念です。画像もムービーではなく、プログラムの方が良かったなぁ。

 「univ」継続中。
 何度やっても佐伯玲奈が攻略出来ないのでふて寝。だいたい攻略ページ見ても解けないなんてどうしろと? 何度やっても正月のイベントが起こりません(泣)。料理なんて作ってくれませんよ。

2001年6月30日(土)
univ3回目終了
 ひとまず佐伯玲奈を避けて、島津一葉に走る(本当は7回目くらい)。こちらはすんなりと終わらせることができました。ほっと一安心。
 それほど強調されていないんですが、一葉はマユ太なところがなかなか可愛いです。マユ太でも押しが強い訳でもないのがミスマッチでいい感じ。
 しかし、Hシーンが後編にお預けなのがなんとも残念。でもスタンドみたいに張りついているボディーガードがいるんじゃ仕方ないですか。後編ではどうガードをかいくぐるのでしょうか。


先月日記目次翌月