従来の発生メカニズムを否定する発表ではありません。地震予知には、従来の理論
と合せて考える必要が有ります。その意味では、これは地震発生の引き金(トリガー)理論です。
通常 低気圧 高気圧
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★地震発生
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プレート ★地震発生
低気圧は、大陸プレートの回りを引寄せながら、上に上げます。(端の弱い所で地震発生有り得ます。)
高気圧は、大陸プレートを下に押し下げます。
このことにより、低気圧から、高気圧に変化する時、プレートの摩擦の為、元に十分
戻れず、弱い所でプレートの崩壊が起きやすくなります。
赤外線衛星写真にコンピュータ処理され、回りとの温度差を色で表した映像は、
低気圧である事と、温度差を表示しています。
(天気予報の為の画像ですが、偶然の産物で地震予知の為の画像になっています。)
(温度が高いと鉄は伸び、温度が低いと鉄は縮みます。大陸プレートも同じです。)
黄色の強低気圧は回りと比較して弱い低温です。 ---大陸プレートは少し縮みます。
赤色の強低気圧は回りと比較して中ぐらい低温です。---大陸プレートは縮みます。
紫色の強低気圧は回りと比較して強い低温です。 ---大陸プレートは大きく縮みます。
強低気圧がなくなると、常温になります。
低温から常温になる時は、大陸プレートが元の長さに伸びようとしますが、
摩擦の為、十分戻れなくて、プレートの弱い所(プレート境界や角など)で
大陸プレートの崩壊が起きやすくなります。
(通常、黄、赤、紫の順に崩壊の強度が大きくなります。)
強低気圧は気温が低い為、大陸プレートを上に上げながら縮めます。
この時、端のほうでは、プレートが引張られる為、弱い所でプレート崩壊が、
発生します。このケースはあまりない。
(例えば、台風が南海上のプレート境界にある時に首都圏でおきる地震など)
通常、高気圧(晴)は低気圧(雨)に比べて気温が高い為、大陸プレートを下に押し付けな
がら元の長さに伸ばそうとします。 摩擦の為、伸ばせないので、プレートの弱い所で
崩壊が起きます。
大陸プレート自体が、元々、動いていて歪みをためる為、黄色の強低気圧の
後の高気圧でも、長期間、地震の発生が無い所では、大きな地震もありえます。
これ以外に、宇宙からの影響も考慮に入れる必要が有ります。
紫色の強低気圧が長期間かかっていても地震が発生しないところもあります。
例えば、プレート境界以外、既に歪みを解消しているところなど。
赤点、極小赤点の情報と合せて、各地区ごとに検討すれば、この色つき衛星画像の情報で、
発生日時、都市名レベルの場所、強度の地震予知が、できる可能性があると思います。
残念ながら、こちらには、毎日、それをするだけの時間がありません。
※画像には、ノイズなどのダマシ情報も存在すると思いますので、他の情報と
合せた総合的判断が必要です。
((参考)) 台風の経路 http://www.kishou.go.jp/know/typhoon/1-4.html