家畜たちの宴 第三話


 きたるべき近未来、前世紀の頽廃と混乱を克服した人類は宇宙にまで進出し、かつてない繁栄と自由を謳歌していた。
前世紀におこなわれた遺伝子コードの解析はその成果を受けて実用段階に入り、様々な病気や先天的あるいは後天的な疾患を克服し、多大な恩恵を社会にもたらしていた。そして前時代の混乱の一因ともなった硬直した高齢化社会と労働力の不足を解消するため、特殊な環境に適応した人体改造がおこなわれたり、遺伝子操作によって産み出された人工生命体が一層複雑化する社会を支えるようになっていた。
これはそんな巨大都市の一角で見ることのできるささやかなエピソード・・・。



「ぶひぃ、ぶひっ、ぶひっ・・・ぶぅぅ・・ひぎぃ・・・もっ、もう・・・」
「はっ、はっ、はっ、お姉ちゃん、最高だよ! あぁっ、もういっちゃいそう・・・」
「ひっ、ひっ、だっ、ダメぇ・・・中に・・中に出したらまた妊娠しちゃうぅ。お腹大きくなっちゃうよぉ・・・ぶひっ、ぶひぃぃ」
「あはぁ、出すよ、中に出すよっ・・・うっ・・・ううっ」
「ぶひっ・・・出しちゃダメぇ、抜いて、抜いてぇぇ・・・ぶびぃぃ」

獣じみた悲鳴を上げながら犯される女性の哀願も虚しく、グレープフルーツ大に肥大した少年の睾丸から腕のような太さの逸物でつながっている女性の胎内に大量の精液が送り込まれた。
女性の意志に反して子宮は貪欲に白濁した液を飲み込み、受精を待っている四つの卵子に向けて人生最初の生存競争のレースをスタートさせる。
遺伝子改造された少年の精虫は五分もせぬうちに最初のものがゴールに達し、次々に卵子を受精させていった。
受精を察知した子宮は新たな仕事を与えられた歓喜に震えながら、四つの受精卵を内壁のしかるべき空き場所へと運び着床させていく。
“活性化”した受精卵は急速に分裂を始めた。

「ぐぶぅぅ・・・いやぁ、妊娠してる・・・妊娠してるのがわかるの、ぶひ、ぶひぃ」
苦しそうに喘ぐ女性の声はまるで豚のようである。
それというのも女性が、孕んだ母豚を十匹ばかりも腹に詰め込み、ついでに腹肉で百キロあまりのベーコンでも作れそうなほど肥え太って膨張しきった腹を抱えていたためである。このとんでもなく超巨大な膨満雌豚腹に呼吸が共鳴して胴鳴りし、喘ぎ声が鼾をかく豚のような低音になってしまうのだった。
女性自身、自分の喘ぎ声がいやでたまらない。
女性の体重はすでに四百五十キロに近く、腹囲は三メートル半を軽く超えている。彼女の改造された胎は、二週間で新たな生命をこの世に産み出すことが出来る。毎日のように五つ子か六つ子を産み、十二時間ごとに三ないし四個の卵子を排卵して受精させられている子宮は超多重妊娠でボテボテに肥大し、大量の羊水と胎児で常時パツンパツンに張りつめていた。
その子宮を保護するために女性自身の遺伝子から培養され、腹部に移植された脂肪細胞は、母胎を養うための超高濃度栄養液と各種ホルモン剤の影響で過剰にカロリーを溜め込んでいた。予想外に肥満した腹部の脂肪層は厚さが十五センチに達し、現在も太り続けている。そのために女性の臍は贅肉に埋もれ、その重量は本来保護するはずの子宮を圧迫するようになりつつあった。
両の乳房はおのおのが頭三つ分はあり、女性の喘ぎにつられてフルフルと揺れる超ぼて豚腹の上で四六時中母乳をだらしなく垂れ流し、パンパンに張りつめて乾燥しやすい腹の皮に潤いと柔軟性を与えていた。
しかし改造はそれだけにとどまらず、女性の下腹部にはさらに大量の脂肪細胞と乳腺が移植されて、乳牛のような乳房が股間を占拠していた。これは複乳ならぬ、腹乳と呼ばれている器官である。
腰を上げると(むろん自力で立ち上がることは出来ない)巨大な睾丸のように下腹部に垂れ下がる乳房は、それだけで七つ子を孕んだ臨月の妊婦の腹より大きい。それが座布団のように巨大な妊娠腹を下から支え、腹の重みで子供のペニスのような二対(四つ)の乳首から母乳をジクジクと滲ませていた。
上下の乳房は毎日百二十リットル以上の母乳を作りだし、一日四度の搾乳を怠ると乳房が破裂してしまう危険(本物の乳牛と違って容量が小さい)があった。

「新しい赤ちゃんにご飯をあげようね」
女性から離れた少年は、ガソリンスタンドのように天井からつり下げられた二本の給油管のようなものを引き下ろすと、細い方を女性の口へ、太い方をゆるんで開きっぱなしの肛門へ突っ込んだ。
「ぅうっ、ぐぅぅ・・・」
女性は恨みがましい目で少年を見たが抵抗することは出来ない。
食道まで挿入された管から粥のように白濁したゲル状の液体が女性の胃に流し込まれる。肛門からはそれより高い圧力で液体が小腸から大腸に至るまで腸詰めのようにパンパンに張るまで注入された。
粥状の液体は、母胎を養うための高カロリー栄養液や胎児の成長を加速したり超多胎多重妊娠と出産を可能にしている各種ホルモン剤である。妙に生臭いのは、タンパク質の効率よい補給と称して数百人のボランティアから提供された精液を一リットルほど混入しているからだろう。
女性が満腹になって嘔吐しそうになると口から管が引き抜かれた。管が引き抜かれると、女性はぐっと喉に力を込めて液体を吐き出さないように我慢しなければならない。
そうしなければ、この完璧なまでに機械的で屈辱な給餌が繰り返されるからである。むろん、巨大に肥育された肉体と胎内の無数の胎児、それに母乳の生成によって消費されるカロリーを補給しなければ、半日で飢え死にしてしまうことは女性も承知していた。
肛門からの注入が限界に達すると、突っ込まれた給餌管の周囲から液体が盛り上がるように溢れ出す。そうなると少年は手際よく管を引き抜き、液体が消化吸収されてしまうまで肛門に栓をする。
この給餌が一日六度、一回当たり三十リットル弱が注入される。“完全食物”なので九九.八パーセントが吸収され、排便は無いに等しい。だから女性は給餌にともなって便意をもよおしたりしないように神経と内臓諸器官も改造されていた。
一日あたりの摂取カロリーはその肥育された超巨大孕み豚腹にふさわしく、大相撲の関取五人分に匹敵する。
水分は母乳や毎日の出産時に排出される羊水として大量に体外に出ていくからこれでも摂取量は不足気味であった。だから排尿する量は意外に少ないのだが、膀胱が圧迫されているために少し身動きしただけでも失禁してしまう。そのため、普段の女性は股間に特製のオムツを着用させられていた。

「ぶうっ、ぶぅ・・オナカ・・・お腹が膨らむぅ・・・」
注入された液体は女性の意志に反して貪欲に身体に吸収されていく。
“活性化”した受精卵はそれ自体が急速に成長するのだが、それに加えて微妙に母胎のホルモンバランスに影響を及ぼすのか、周囲の胎児の成長も加速する。
「ぶっ、ぶっ、ひぃぃ・・・膨らむ、膨らむぅぅ・・・ぶひぃぃ・・・」
目に見えて女性の豚腹が膨張し始めた。
下腹部の乳房も母乳を大量につくり出し、超重量級の雌豚腹を何センチが持ち上げて、膨張する腹をさらに巨大に見せた。
受胎直後の急激な腹部の発育は、多胎出産とともに、女性の日課の中でも最も苦痛を伴う行事である。女性は張りを増していく腹部が張り裂けてしまわないように、脂汗を流しながら両腕の間で一杯になっている小山のような肉塊を祈る思いで撫でまわした。

『いつ破裂してもおかしくないな』
女性は、彼女をここに監禁して肥育している飼い主が、ここに来るたびに嘲笑を込めてそう呟くのを耳にしていた。
それが脅しでないことは女性も承知している。
毎日の種付けは世話係の四人の少年の仕事だが、たまには飼い主も彼女に種付けをすることがあるのだ。そんなときには飼い主の気紛れにあわせてスペシャル・カクテル(特別な排卵誘発剤?)が投与されて、日課外の受胎が一度か二度行われるのだ。
そんな折りには限界を超えて引き延ばされた腹筋や子宮筋がメリメリと音を立て、肥え太って常にプルプルと波打っている腹の皮膚でさえ太鼓の皮のようにパンと張ってしまうのだった。

受胎後の膨腹がひとしきり落ち着くと世話係の少年たちが出てきて、女性は黒革のコルセットを巨大な孕み豚腹に巻かれる。コルセットには数カ所に金具が取り付けられていて、これに天井に取り付けられたウィンチのワイヤーを引っ掛けて、自力では寝返りさえ打てない女性の姿勢を変えるのである。
今の場合は食後に大量に生成される母乳を搾るためである。
床から六十センチほど豚腹を釣り上げられると、女性は大股を開いて四股を踏むような姿勢をとらされた。迫り出した下腹部から股間にかけて、乳牛顔負けの腹乳がブラリと垂れ下がり、搾乳を待って勃起している乳首が床に届きそうである。
その下に大桶がすえられると、少年の手で乳首がアルコール消毒され、次いで乳搾りが始まる。このあたりは大昔の酪農と全く同じで、飼い主は決して搾乳機のような機械を使おうとしない。
飼い主曰く、手で搾った方が母乳の出が良いそうだが、実際は女性の羞恥心と屈辱感を煽るためのものであること女性は察していた。
少年の一人が下腹部で乳を搾っている間に、他の二人は胸の乳房を片方ずつ搾乳する。こちらの母乳も山のような腹を半周する流れとなって大桶に流れ込む。
残りの一人の少年は特にすることがないので女性の背後に回り込んで、大股を開いて踏ん張っている女性を後ろから犯す。日課の受胎もすんだばかりだし、そうしなければならない理由はないのだが、種付けが本能として少年にすり込まれているので暇と体力が余っているときは“仕事”と関わりなく女性と繋がろうとするのである。

中腰で踏ん張っていると毎日の出産でゆるんでいる産道もなかなか締まりがよいらしく、種付けそのものよりも搾乳時の性交の方が世話係の少年たちにとっては魅力的らしい。その証拠に毎回担当する役目をジャンケンで決めていた。
女性は認めたくないのだが、理性はともかく、肉体はこれを楽しんでいた。その証拠にこのときだけは獣のような喘ぎ声を抑えようとせずによがるからである。
体位はきついが醜く膨れあがった自分の妊娠腹の重さをさほど自覚しないですむのも利点だった。
上下の乳首をしごくように搾られながら、自力で腰を前後させるとたまに女性自身より早く少年が果てる。女性が手にする勝利の瞬間である。
だから世話係の少年たちとの性交という日課外の行為は女性の唯一の娯楽となっていた。状況が状況でなければ理性も少年たちを受け入れていたに違いない。
百万に一つ、もし女性が自由の身になって身体も常人に戻ったとして、少年たちとセックスできなくなることだけは残念に思うに違いなかった。

女性は知らないことだが、世話係の少年たちはそもそもの発端、数年前に女性が監禁生活を送るようになった最初の年に産んだ子供たちである。
彼女の胎から生まれ出る子供は、四十週かけて成長すべきところを二週間で産み出されるという過程に無理があるためか、たいていが虚弱で出産後ほどなくして死んでしまう。 しかし、稀に生き延びて成長する子供もいる。そのうちの四人が飼い主の手元に残されて世話係となっているのだった。成長が普通の人間より早いことに気がついていれば、女性も真実を察していたに違いない。もっとも、この件に関してだけは、知らない方が女性の幸福である。
知らないことと言えば、女性は自分の産んだ子がどうなっているのか全く知らない。そのほとんどが誕生からまもなくして死んでいることすら知らされていなかった。
所詮彼女は家畜だし、産まれてくる子は遺伝子的になんのつながりもない借り腹のクローンである。女性にとって胎児は拷問の道具としか思えない。
誕生するクローンの異常な死亡率については謎でもなんでもなく、単に遺伝子レベルでの設計がいい加減なだけである。飼い主は女性の監禁と改造をゲームの中心にすえており、胎児は女性の膨腹と肥育の手段としか考えていなかった。
期せずして飼い主と家畜の感想が一致した形である。
これも知らない方が良いことの一つだろう。

そういえば、知らないことではないのだが、女性は過去のことをほとんど思い出そうとしない。
監禁されてからの数年、彼女の肉体は徐々に改造されてきた。超多重多胎妊娠の可能な子宮にリメイクされてからは、孕める胎児の数を増やすことに重点が置かれ、坂道を転がり落ちるように女性の腹と乳房は巨大化の一途をたどってきた。
その屈辱の自分史もそれ以前の生活も女性は思い出そうとしなくなっていた。自分に味方しようとしない“時間”の感覚を彼女は望んで麻痺させていた。
『温故知新』(古きを学びて新しきを知る)
だから飼い主の気紛れで今日から導入された(実は数週前から用意されていた)新たなデザイン(肉体改造)を女性は予想していなかった。

ようやく変化に気がついたのは日課である二度の受胎と三度目の搾乳、そして五度目の給餌を終えてからのことだった。

「ぶひ・・・ねえ、今日ってまだ・・・ぶうぅ・・・陣痛がないんだけど・・・ぶひ・・・出産が遅れてるの?」
三度いかされた後、搾乳がすんで床におろされた女性は、まだ息が整わず山のように巨大な肉塊を上下にさせながら大桶を片づけている少年たちに尋ねた。
「ああ、そういえば」
「ご主人様に教えておくように言われてたのに」
「すっかり忘れてたよね」
「豚さんにも教えてあげなきゃ」

「ぶひっ?・・・なんて?」
女性は眉をひそめた。
このように人間性を奪われた監禁生活では名前に意味などないし、事実少年たちは彼女の名を知らない。
しかしこんな身体にされた現在でも、曲がりなりにもお姉さんと呼ばれてきたのに。
「これからは豚さんて呼ぶように」
「ご主人様に言われたんだ」
少年たちは口々に答えた。
今度与えられる屈辱はこれかと女性は思った。

「ほんとに豚を産むんだよ」
「今日、種付けした分から」
「一回の種付けで十匹ぐらい孕むんだって」
「で、不思議に思ったからご主人様に尋ねたんだ」
「僕たちの精子で豚が生まれるの?って」
「そしたら、性交はきっかけにすぎないって」
「豚さんのオナカは」
「どんな人や動物と交わっても、子豚を妊娠するように」
「リメイクされたんだって」

「ぶっ、ぶひぃぃ・・・」
本当に雌豚にされたことを告げられた女性は豚のように悲鳴を上げた。

「まだオナカに残ってる赤ちゃんだけど」
「子宮がまだ調整中で、豚の受精卵が流れちゃうかもしれないから」
「安定期にはいるまで出産は全面的に禁止だって」
「そのためのお薬もご飯にちゃんと入れてるから」
「一週間ぐらい様子を見るって」
「でも種付けは続けていいってさ」
「よかったね。豚さん」

「ぐぶぅぅ・・・」
女性は絶句した。
胎児は二週間で臨月相当に成長するのだ。それを一週間も放置されたら通常の妊娠で言えば五割り増しの期間、つまり妊娠十五ヶ月に達してしまう。しかも、それは今日産むはずの五人か六人、あるいは七人の子供に限っての話である。
さらに一回十匹の種付けを今まで通り一日二回行うというのだ。
そんなことに果たして自分の腹が耐えられるのか。これからどれだけ自分の腹が大きくなるのか。
雌豚は今にもはち切れそうな巨大臨月腹を恐怖に震わせた・・・



96時間後(四日経過)・・・



「ぎぃひぃぃ・・・ぐひっ、ぶひぃぃぃ・・・産ませて・・ふびっ・・産ませてぇぇ・・・ぐぅぅ、張るぅ、お腹が張るの・・・ぶひっ、ぶひっ、ぶひっ・・・破裂しちゃうぅぅぅぅぅ・・・」
雌豚は限界(設計段階の仕様)を超えて膨らむ肉塊の下で悲鳴を上げていた。
すでに腹囲は四メートルに達し、体重も五百キロの大台に乗ろうとしていた。その膨満しきった巨大孕み豚腹の中央では、膨らみすぎた子宮に押し出されて、贅肉に埋もれていた臍が三年ぶりに顔を覗かせている・・・



「ご主人様、大丈夫でしょうか?」
モニタールームで雌豚の体調を監視していた世話係の少年が尋ねた。
「先日投与したウィルス(遺伝子操作用のキャリアウィルス)で子宮の拡張機能も改善してある。多少の痛みはあるだろうが、要は本人の気分の問題だな」
「はい」
少年はやや心配そうにモニターに映っている雌豚の超腹を眺めた。
同情しているわけではない。今まで世話してきたペットに万一のことがあれば惜しいと思っているだけである。
飼い主は少年の肩に手を置いた。
「心配せずに種付けに励め。来週に最初の豚を出荷するから、それまで母豚の腹の中でしっかり太らせておくんだぞ」

前時代の環境破壊と人口増加の結果、効率の悪い牧畜は全面禁止されてしまった。(作者注*一キロの牛肉をつくるには十数キロの穀物を家畜に与えなければいけないそうです。肉食って食糧資源の浪費なんだそうです。でも贅沢ってやめられないよね)
庶民の口に入るのは品種改良した大豆から作った合成蛋白がほとんどで、本物の動物の肉は希少品なのである。

「すこし道楽に金をかけすぎたな。自分の食い扶持は自分で稼いでもらわんと」



五年後・・・

ネット配信記事より抜粋
『○○食品株式会社、豚肉の産地偽装で摘発・・・(省略)・・・契約農家でそのような品種の豚を飼育していたという記録はなく、また飼育頭数にも記載に矛盾があり・・・(省略)・・・問題の豚肉の遺伝子を分析した結果、人間の母胎から生まれたものであることが判明。母胎が人間かクローンであるかは、遺伝子改造の度合いが激しいので特定が困難・・・(省略)・・・噂によると数年前に失踪した女性が・・・(省略)・・・当局は誘拐監禁もあり得るとして操作を拡大する方針。一般にも広く情報提供を呼びかけている』

さらに数週後・・・

『(省略)・・・該当する行方不明女性は十数名に達することが判明・・・(省略)・・・全員とも依然消息不明・・・』



終わり(落ちのないまま)


作者あとがき

自分でも何がなにやら分からずに書いてしまいました監禁ネタ。気分の悪くなった人、ごめんなさい。
今回の作品、監禁ってことで当事者の人間的な側面(名前とか容姿とか)をいっさいそぎ落としてしまいました。舞台も監禁部屋(肥育室?)一室に限っています。情報は最低限にして想像力を刺激する・・・(読んだ人、実行しようなんて考えるなよ)
書き終わって、改めて人間性を奪うのってひどいことだと思いました。
ラブラブの和姦派を標榜にしていたのに最近どうしたんでしょう。新・西遊記はマジで筆が走らなくて困ってます。鬼畜ネタばっかり思いついて・・・
以前の人格は頭の引き出しの中で眠っているようです。
次回作はどうなってしまうのでしょう?
それより、こんなものを掲載してHPは大丈夫なのでしょうか?
最近、国の情報統制厳しいもんね。民間の偽善者団体も跳梁しているし。実は現代社会って本作品よりひどいのでは・・・と思ってしまう今日この頃。
このシリーズの定番落ちのネットニュースでも触れていますが、真の巨悪ってのはなかなか捕まらないものです。

しかし、作者にとって一番気になるのは自分自身の頭の中の具合。
果たして“じい”の運命や如何に!! 待て、次号!!・・なんちゃって。
期待しないで待ってて。