あなたは今、殺したいと思う人がいますか? |
HAPPY PEOPLE |
ハッピーピープル |
第1話「いつからか僕は」 緋田康人
高岡早紀 竹中直人 |
巨匠・釋英勝原作の超過激人気コミックがついに映画化! 新鋭・鈴木浩介監督、「スワロウテイル」の篠田昇撮影のコンビがサイコなあなたに贈る空前絶後のパンク・ホラー!! |
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あなたはハッピーですか? 殺したい!そんな衝動に 駆られることはありませんか? 天才と狂人は紙一重っていうけど、幸せそうに見える生活の中にも狂気は潜んでいます。 それはほんの些細にことで一気に爆発するかもしれません。 そして、一度、走り出した狂気はもう誰も止められない! |
第2話「意味もなくみんなで 笑おうハッピーに!!」 尾美としのり
河原サブ 住田隆 |
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第3話「ピアスをはずせ!!」 柏原収史
平田満
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連日夜9時より1回上映
公開初日(27日)に鈴木浩介監督及び出演者の柏原収史さん、緋田康人さん、稲田千花さんによる舞台挨拶がありました。中野武蔵野ホールは席数71の小さい映画館なので当然のように立ち見も大勢できまして、盛況なムード満点でありました。妙にギャルズが多かったのは彼女たちの目当てが当然柏原くんであったからで、せまい映画館ならではのアットホームな舞台挨拶は一緒に写真撮ったり握手したりと、もう無礼講的無法地帯とかしておりまして、ある意味、映画より恐かったのであります。さらに驚かされたのは映画を観ずに帰った女子校生などがいたことです。「帰らないとお母さんに怒られるから」とか言ってました。まぁ、レイトタイムだからしかたないのですかね。そうそう、ついでに言っておくとこの映画、過激描写でR指定だそうです。 | 左から緋田さん、稲田さん、柏原さん |
監督は、原作のイメージをできるだけ忠実に映像化にするために作者の釋さんとかなり打ち合わせをもったらしいです。確かに絵的にも原作にかなり近い雰囲気ありました。 柏原さんは、初めての不良役だったので色々と大変だったと言っておりましたが、いや、なかなかどうして、みごとに役にはまっておりました。 稲田さんは96年のフジテレビ・ビジュアルクイーンに選ばれた人で、さすがにおきれい、お人形のような顔してました。彼女もサイン攻めにあっていたようです。映画では結構過激な役しております。 さて、私のお目当てだった元ビシバシステムの緋田康人(昔は西田康人と名乗っていた)さんは相変わらずの飄々ぶり、司会者の質問にもすべてまともに答えずギャグで返しておりました。彼、一応この映画のプロデュサーも兼ねいるんですけどね。さすがに私の期待どおり、いいキャラだしてました。映画の方も18番的にいいキャラだしてます。 |
この映画には一つ大きな謎があります。それは竹中直人さんの出演です。私はあえてこのページにキャストとして載せましたが、何故か彼の名前はパンフにもエンドロールキャストにもクレジットされておりません。つまり無名役者として参加しているわけですね。でも、誰でも必ず気がつくほどしっかりと登場して、いい味だして去っていきます。ファンは必見。 緋田康人さんと竹中直人さんはラジカルGS以来の長い付き合いで、現在は事務所も同じ。そんなこんなでの友情的出演だったんだとは思いますが、さすがにビックネームな役者さんなんで名前出すのとか色々問題あるのでしょうかね。ギャラの問題とか。その辺は多分竹中さんの好意的姿勢という事なのでしょうか。なんだかインディーな匂いもして、いい感じなのであります。 |
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