東京
横浜市都筑区牛久保西1−2−10
センター北 月曜
10/AAA
97.4.21
スープはトンコツ中心鳥ガラブレンドタイプだが、家系(横浜ラーメン系)に比較するとややさっぱりしている。煮干し、昆布などで作った返しを使っているようで、ダブルスープ制である(味濃めは「支那そば」でだしている)。ショウガを効かせており、喜多方系に近い東京ラーメン、といった感じ。かなり上質で特に弱点が見つからない。麺は非九州系としては珍しい細麺。きちんとコシがあり、スープの絡みもよい。チャーシューはこってりスープに負けない厚めやわらかタイプ。これもラーメンに調和しており、美味しい部類。全体として非常に高いレベルでバランスがとれており、完成度の非常に高いラーメンである。家系全盛の港北ニュータウン北部にあるので、家系に飽きてしまって、気分を変えたいときにも良いと思う。
種類:東京西部
場所:新宿区新宿3-38-1(マイシティ7階)
評価:9/AAB
2004.9.22
コメント:横浜の港北ニュータウンの名店、くじら軒の支店。
麺は細めでストレート。しっかりとしたコシがあり、スープの絡みも良い。
スープはトンコツトリガラブレンドの醤油味で、昆布や魚のダシが強めに効いた東京西部タイプ。いつのまにか色々なスープがあったけど、今日食べたのは支那そば。こちらも本店の流れをしっかりと汲んでいる。
チャーシューだけは滅茶苦茶美味しい、という感じではなかったが、それでもかなりのクオリティを維持している。
店のカードをチェックしたら、いつの間にか学芸大学、小樽、大阪、上大岡と、あちこちに支店を展開しているようだが、どの店でもこの味で出しているとしたら見事としか言いようがない。家の近所だけどラーメンぐらいで行列するのは嫌だな、ってことでもう一生食べられないかもと思っていたのだけれど、新宿で食べられるなら、こっちで良いや。
東京
03-3208-4098
新大久保
4/ACA
96.12.13
明治通りと大久保通りの交差点にある。スープはとりがらとトンコツのブレンドタイプだが東京ラーメンよりはトンコツより、喜多方ラーメンよりはとりがらより。和風だしの返しを使っているようで、かなりあっさりした感じ。Bはちょっと甘い評価のような気もする。麺はがんこのようなタイプでそこそこ腰があっておいしい。スープの絡みもあるのだが、スープ自体が淡白なのでちょっと物足りない感じも受ける。チャーシューはやや塩気のきつい硬め薄めタイプ。単体としてみればおいしいと思うのだが、ラーメンの中では味が強すぎて浮いてしまっている。一つ一つのパーツはおいしいので、全体のバランスを考えて再構築することを薦めたい。
喜多方
神田 日祝
0/CCC
92.12.5
板内よりは明らかに落ちるが、まあ不もなく可もなくといったところ。邪道ではあるが冷やし中華が結構いける。
喜多方
千代田区内幸町1-7-1
3581-5400
新橋
3/BBC
96.11.15
チェーン店で、あちこちにある「蔵」とは別物らしい。スープはトンコツベースの塩味。ややだしのとれ方が甘く、塩分をかなり強く効かせてごまかしているよう。麺は喜多方としても水分が多めのもので、コシはあるのだが粘りがつよすぎる。スープの絡みは多加水麺であることからも良好。AとBで迷わないわけではないが、まぁ、Aがつくほど素晴らしいものでもない。チャーシューは喜多方としては比較的まともな肉を使っているがほとんど味がない。まぁ、Bでも良いかな、と思わないではないが、別 に評価を甘くする要因があるわけでもないので、やっぱりC。全体としての評点は低めだが、東京で食べれる喜多方としてはまともな部類。
喜多方
秋葉原
2/ACC
96.3.28
くらくら、というから、まずくてくらくらするのかと思ったらそうでもなかった。スープはとんこつメインの醤油味、かなり薄口で物足りない。麺はコシがあり、好感が持てるがスープの絡みは悪く、スープと麺の調和が感じられない。チャーシューは油分の多い、喜多方にありがちなタイプだが、かなりまずい部類にはいる。喜多方らしい当たり障りのないラーメンといえる。まぁ、板内よりはまずくて、くらよりはましといった位 置づけか。本店は喜多方にあるらしい。ちゃんとした水で作ったものであればもっと評価が高いかもしれない。
喜多方
神田
1/CBC
95.9.19
麺は喜多方としてはやや太め。コシがあると言うよりは太くて粘りがある。噛むとぐにゅっといった食感でちぎれる。スープは喜多方にしてはトンコツダシが強いが、決して嫌みではない。合格点のレベルである。チャーシューは非常に喜多方ラーメンらしい味であるが脂身が多く、私の好みではない。
東京トンコツ
荒川沖
つくば市東新井13-3
0/CCC
2004.3.31
麺は中位の細さの黄色い縮れ麺。一見、北海道系っぽい。自動麺茹で機を使っていて、自動的にお湯から引き上げられるのだが、その間、麺を全然ほぐさないので固まったまま。コシがどうのとか、スープの絡みがどうのとか、そういうレベル以前の問題。スープはあっさり、ふつう、こってりとあって、要は背脂の量が変わる。一応こってりを食べてみたが、スープにコクがないのでただただ脂を味わっているような印象。チャーシューはまずいとは言わないが、別に美味しくもない。まぁ、開店セール中で一杯250円だと思えば腹も立たないが、1000回行っても1000回とも隣のスリランカカレーの店に行く。
種類:東京トンコツ
場所:志木
評価:3/CAB
2005.2.1
コメント:麺は太目の縮れ麺。麺固めで注文してもかなり柔らかい。スープの絡みもイマイチ。
スープは豚骨ベースの塩味で背脂の浮いている東京トンコツタイプ。大きな特徴はないが、丁寧に作られている印象。
チャーシューはまぁまぁ美味しい。
トータルでみると麺の弱さが際立っているが、店主は非常に熱心にラーメンに取り組んでいるので、今後に期待したい。改善すべき点ははっきりしているので、レベルアップは簡単だと思うのだが・・・
横浜
新宿区神楽坂2-10
03-3267-6058
飯田橋 日祝
3/ACB
97.9.27
トンコツベースのトリガラブレンド、醤油味スープで、系統としては横浜系だが横浜系と東京トンコツ系のキメラ的存在。横浜系と分類するにはトリガラの割合が低いが、便宜上ここにいれておく。味のほうはややダシが薄く、もうひと頑張りといったところ。味噌が人気のようだがダシが薄いので、普通 のラーメン屋と同様(というか、こうなっていない店のほうが格段に少ないが)味噌汁みたいになってしまうのが残念。麺は太目でやや平打ちの縮れ麺。「麺堅め」で注文しておけばコシが強く、なかなかの一品。チャーシューは肩ロース肉のやや薄めのものだが味が薄く、ラーメンの中では今ひとつ調和しない。一方げんこつという名前で出しているばら肉の煮豚はなかなか。こっちのほうがお薦め。こだわりが感じられ、好感も持てるのだがもう一歩頑張って欲しいところ。
北海道
琴似 金曜
9/AAB
96.1.30
従来の札幌ラーメンの3味に加えてトンコツ味をだしている。味噌味はかなり濃厚で甘みのあるもの。東京の店では味噌一が近い。かなりとろっとしたもので、天一も彷彿させる。トンコツスープはあっさりめの熊本タイプ。こむらさきと共通 するものがあり、麺がストレートであれば上質の熊本ラーメン。麺は西山らしいが(灰皿が西山印)、色がかなり薄く、ちぢれ具合もやや弱い。かなり注文を付けて作らせている様子であるが、コシがあって美味しい。チャーシューは薄目大きめで特にこれといって特徴もなく、もう一工夫欲しいところ。醤油、塩はまだ食べていないが、またいってみたくなる店なので機会があったら食べてみようと思う。営業時間が1100-1600までと短いので注意が必要である。
横浜
東川口
9/AAB
麺は太めの平麺で、加水率がやや高め。スープの絡みは良好で、コシもある。スープは豚骨鶏ガラブレンドの醤油味で、かなり濃厚タイプ。最近は家系でもここまで濃厚な店はあまり思い当たらない。濃厚なら良いというわけではないが、やや濃い味付けをきっちりと受け止めるスープは好感。チャーシューも標準以上においしい。テーブルの上にはカピタンが置いてあって、好きなだけ投入することができる。これを入れるとまた風味が増すので、ニンニクが好きな人は試してみると良いだろう。