韓国人
1999.07.15作成
文責:飯島麻夫

半年ほど前のことだが、シリコンバレーで一緒になった旅の道連れの仲間と飲んで騒いだ。お酒が入ると人の悪口になりがちだが、話は韓国人の悪口?に発展...

「韓国人は通りをはさんでハングル語で大声を張り上げて話し合う。」
「ロサンゼルス暴動のときに、韓国人の中には銃を持って戦った人もいたが日本人にはああいう真似はできないよね。」

確かに日本人が韓国人に対して一般的に持っているイメージはこんなものだろう。韓国人とはどうも文化的に違うようだし仲良くできないのではないか?

こういう印象を持ってしまうのは、やたらと日本に対する敵意をむき出しにしがちな韓国の政府や国民やマスコミの責任も大きいのは確かだ(日本側は韓国側に一体何度謝れば気が済むのだろう。きっと永久に謝り続けていろ、ということなのだろう)。隣国である韓国人をまるで理解しようとしない現在の日本人にも少なからず責任がある。

半年間韓国人たちと一緒に仕事をした私の経験から言わせてもらうと韓国人の国民性は驚くほど日本人に似ている。

閉鎖的で同国人同士で話していると他国の人が割り込めないような雰囲気を醸し出すところもそっくり。
...で、他国人に対しては控えめで引っ込み思案なところもそっくり。

要は日本人が韓国人に対して持っている印象は外国人が持っている日本人そのままの印象と思ってもかまわないような気もする。
一般に思われているほど激しく、たくましい人たちではなく、むしろ慎ましい人たちだ。

悲しいことに、韓国人も(これは日本人や韓国人に限ったことでもなかろうが)マスコミにあおられやすい。で、韓国マスコミが「戦争責任」とやらで、やたら感情的に日本人を攻撃することにサディスティックな快感を覚える変態ども、ときているから始末に悪い。

いまさら従軍慰安婦問題何ぞ放っておけばよい。遅かれ早かれ彼女らはいなくなるのだから。あれはすでに過去の、しかも大昔のことなのだ。

そんなことより、せっかくとなりの国なのだから、韓国人に日本人をもっと知ってもらうべきだし、日本人は一人でも多くの韓国人と接した方がよい。少しでも彼らに接してみれば我々が韓国人に持っている嫌な固定観念など吹っ飛んでしまうだろう。

大昔のことをいつまでもほじくり返して憎み合ったところで何のメリットもない。いい加減、お互いの将来のことを考えよう。
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