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Mk2以降の主だった外観的変更点
■Mk2での変更点
●フロントグリルのデザイン(それまでのラウンド状から角のついた外枠となり、モール上部はボンネット側につけられた)
●バッジ類のデザイン(ブランドによる差が小さくなり、バッジ内の色使いやブランド名の表記程度の区別)
●テールランプの形状(長方形の大型タイプに)
●ドアハンドル(Mk1時代のアウタードアハンドルは、先が細く尖っていて指を痛める心配があった)
●リアウィンドウの拡大
●ライセンスランプの位置と形状
●インテリア(クーパー系はそれまでのツートーンカラーからブラックの内装に。ホーン、ディッパーのスイッチを兼用するウィンカーレバーも備えられた)
■Mk3での変更点
●フロントグリルのデザイン(Mk2の角型モールを流用し、バー本数の多いグリルを採用。全てのモデルでデザインが統一される。基本的に現行ミニもMk3グリルを採用。クーパー系はMk2グリルに近い)
●バッジ類のデザイン(ブランドがなくなったことで、バッジも全てのモデルで統一。同じ形状が1992年のミニ1000まで使われる)
●ドアハンドル(回転によるロック解除からボタン式になる。室内からのドア開閉はドア前方によって行う方式に)
●スライド式から巻き上げ式になったサイドウィンドウ(ウィンドウを収納するために、ドア内側は内張りによって塞がれた)
●アウトサイドドアヒンジの廃止(インナーヒンジに。これもドアの厚みを増す要因)
●ドアの形状(ヒンジ側の下側のラインが、丸みをおびたものから角張ったものに)
●トランクリッドの形状
●トランクハンドル(太いハンドルに移行)
●ライセンスランプ(ライセンスプレートの上に平板なランプが装着される)
●サイドマーカーの装着(日本の法規ではフロントフェンダーにもウィンカーと連動するランプが必要なため1986年頃の輸入車には標準装備となる)
●テールランプ(1977年からリバースランプも組み込まれたトリオタイプに)
●ワイパー取り付け位置
■その後のミニの変更点
●1980年、エンジンが「A+」タイプになり細部が改良。
●'80年代初頭、コラムレバーが2本に増える(ウィンカー&ワイパー)。初期のものは、右ハンドルには右に、左ハンドルには左にウィンカーがついていたのだが、左ハンドル車の生産数が多かったためか、パーツの統一からいつしか右ハンドル車にも(現行車のよう)にウィンカーレバーが左ハンドル車仕様と同じ左につくようになった。
●ガソリンタンクが25リットルから34リットルに。
●ホイールの12インチ化以降のモデルは、センターメーター装着車は消え、すべてオフセットインパネメーターとなった。
●'80年代後半から、パークランプもガラス製から樹脂製に。形状も円柱で平板なものに。メッキのリムもなくなる。
●1992年インジェクション化。すべてのモデルの1300cc化。
●1997年には、ドアの強度を高めるためドア内部にサイドインパクトドアビームが装備されたり、運転席エアバックが採用されるなど、ミニは現代の安全基準にマッチした車となった。
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