古代ろまん大論争参加の皆さんへ
長らく投稿しておりませんが皆さん活発で喜ばしいことと思います。
東アジアの古代文化を考える会では以下の企画をしました。
江上名誉会長がお亡くなりになり、その追悼シンポジュームともなりました。
是非ご参加頂ければ幸いです。3世紀から7世紀まで、東アジアの動きの中で日本と言う
国がどのようにして形成されたかが議論されます。韓国、中国の最新考古学情報も
聞けると思います。
東アジアの古代文化を考える会創立三十周年記念行事
国際シンポジウム『東アジアからみた日本古代国家の起源・・・・… 倭人のクニから日本へ 』
日 時 12月 14日(土) 10時半から12月15日(日)17時半まで
会 場 國學院大學百周年記念館講堂 (渋谷駅または恵比寿駅から10分)
主 催 東アジアの古代文化を考える会
後援・協賛 朝日新聞社、渋谷区、渋谷区教育委員会、國學院大學国史学会
渋谷区制施行七十周年記念、國學院大學創立百二十周年記念
主 旨
八世紀初頭に律令国家「日本」として結実する我が国の起源をいつ、どこに求めるのか。
また、国家成立に至る形成過程をどのようにみるかについて、歴史学・考古学の最新成果を踏まえて議論し明らかにする。また、同時期の朝鮮半島における国家形成過程を考察し、東アジア諸国間の交流・影響を視野に入れつつ日本の国家形成との比較を行う。
概 要
12月 14日(土) 10時半開始
基調講演
上田 正昭 京都大学名誉教授「日本古代国家と東アジア・・・… 倭国から日本国へ」
シンポジウム第一部 「ヤマト王権の成立をめぐって」
弥生時代後期から古墳時代前期を対象に、日本列島の各地域勢力の動き、渡来人の動向と役割、鉄をめぐる動向、朝鮮半島の動きなどを考察しながら、三世紀、四世紀におけるヤマト王権誕生までの動きを探る。
寺澤 薫 奈良県教育委員会文化財保存課主幹「日本列島の国家形成」
武末 純一 福岡大学教授「考古学からみた渡来人・・…弥生・古墳時代」
村上 恭通 愛媛大学助教授「古墳時代の鉄器生産と社会構造」
申 敬ャ 釜山大学校教授 「金海大成洞古墳群のはじまりと行方」
討論会 コーディネーター 奥野正男当会会長 17時半終了
12月15日(日) 10時半開始
シンポジウム第二部 「東アジアからみた日本国家の形成」
五世紀から七世紀を対象に、朝鮮半島において、新羅、百済などの国が形成されていく過程を考察するとともに、日本において、各地域勢力・氏族勢力がいかに統合し、最終的に「天皇」「日本」がどのように形成されていったかを考察していく。
小林 敏男 大東文化大学教授 「日本の古代国家形成過程」
吉井 秀夫 京都大学助教授「考古学からみた百済の国家形成過程」
李 成市 早稲田大学教授 「新羅の国家形成と加耶」
徐 建新 中国社会科学院教授 「東アジアからみた日本古代国家の形成」
熊谷 公男 東北学院大学教授「天皇支配の形成」
総合討論 コーディネーター 鈴木 靖民 当会副会長 17時半終了予定
参加費 一般 1500円、会員 1000円 学生 500円(資料代込み)
申込方法 予約の必要はありません。先着 500名と致します。
照会先 稲垣 090−9835−1857
その他発言: