Re: 宇土地方(Re: バスとブルーギル)

投稿者[ ちょっと一服 ] 発言日時 [9月20日(金)23時07分12秒]

元の発言 [ Re: 宇土地方(Re: バスとブルーギル) ] お名前 [ 馬頭鬼 ] 日付 [ 9月20日(金)19時30分43秒 ]


>> 確かに、しかし、どうも判らない。
>> 三雲南から出た金具は、中国では、国王クラスに送られていたらしい。

>> だが其れに類する記録は、はっきりしない。
>> 漢の時代、伊都国は、漢の期下の王国として認められていたことは確かだろう。
>> しかし辺境と考えてたいした記録も残されていないと言うことでしょうか?


曲者というのは,絶えず覇権を画策していたのだろう,という意味で,
倭人伝で言えば,かつての男王とか,男王の位を狙っていた人物ではないか,
といった視点を含みます。

伊都国王は,反乱に対処しつつ,権威を維持する必要があり,
邪馬台国と卑弥呼の権威を認め,自らは交易の実権を握り,
中国(華僑)の傀儡として,機を伺う,とかのです。

伊都国王は,最善の策として,邪馬台国と組んだ,
くみしやすいから,といった推理が可能でしょう。

このような枠組みで推理すると,倭人伝の情報は,
なるほど,伊都国を主要な舞台とし,伊都国史を軸とする,
ということになりそうですネ。

一方,伊都国王を制御したのが邪馬台国であれば,
大国という意味において,近畿方面を考慮すべきでしょう。

しかし,伊都国内部の大衆と伊都国王家との関連はどうか,
ということになると,伊都国内部の大衆には女王派も多かったらしい,
と推理できることから,その強力な地縁を考慮するのが妥当となり,
邪馬台国・卑弥呼は,九州に基盤を持つ,ということになりそうです。

いずれにしろ,交易品,物産,お宝の流れと分布が気になりますネ。


# 伊都国,邪馬台国,狗奴国の三国間の関連については,
# 現在,再考中です。



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