元の発言 [ Re: 卑弥呼の祭ってた神は? ] お名前 [ 馬頭鬼 ] 日付 [ 8月29日(木)12時47分37秒 ]
なにか訳があるんでしょうが,
猿田彦神は旅の先導者ですから,旅の無事を祈る意味で,
カエルを「帰る」に掛けたダジャレのようです。
しかし,猿田彦神は漁の最中に溺死していますし,
皇孫が無事に故地に帰るというのも,おかしな話ですね。
一説に猿田彦神は南洋の太陽神系との説があるので,
これに付き従う月神としての蛙なんでしょうか。
猿田彦神は先に,縄文派か稲作派,銅鐸派を従えていたんでしょうか。
# 特に調べてはいませんが,
# 弁天/稲荷の習合は,江戸時代以降かもしれません。
>> どうして結びついたか、分からないんですけど。
>> 結構、かえるを本尊とする仏様も有るようですから。
>> 気づかずに、拝んでる事も有るでしょうが・・・・
いや,カエルを本尊にしたら仏教精神に反するはずです。
ただし,仏教に月は付物なので,中国哲学を知る物知りが,
それとなく謎を掛けていることはあるかもしれません。
太陰信仰に関わるとしたら,消えた銅鐸の謎や,
記紀神話解読上も重大な課題です。
>> こんな、土器の神様なんですが「半人半蛙文有孔鍔付土器」
貴重なサイトですね。
諏訪大社の蛙狩神事とは,その蛙信仰派の縄文人を,
出雲から来た諏訪大社派が征圧したことの裏書でしょうか。
あるいは単に,増えすぎると五月蝿いので,
生活の知恵として駆除しただけのことでしょうか。
あるいは,縄文系か出雲系の亀卜として「蛙占い」みたいなのがあって,
それを継承しているのでしょうか。
# 他に,あの辺には,渡来人/馬飼も入植していますね。
日本の寺社の場合,たいていは,古俗を抱擁して蛙ぶりっこを温存していますが,
これは,蛙文土器の件もあり,殷という課題もあり,たいへん興味深いです。
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