元の発言 [ Re: Title楽浪土器 ] お名前 [ 牛頭天王 ] 日付 [ 8月21日(水)22時01分24秒 ]
なかなか興味あるおはなしですね。私はちょうどこんなことを考えていました。魏志倭人伝によれば邪馬台国の「官に「伊支馬(イクメイリヒコか)」有り、次に曰く「彌馬升(ミマツヒコか)」、次に曰く「彌馬獲支(ミマキイリヒコか)」、次に曰く「奴佳[革是](ナカデ?)」等4人となっているが、中国なんかと比べるとこれはちょっとスリムすぎるのではなかろうか、残余の国が全部2人ということと合わせ調子がよすぎる感じもします。 マージャンにしても物語にしても中国の方は昔から手の内を作るのが上手なようですね。さて、わが国の神武も崇神が初代なのにさらに付け足したのがミエミエですが、なぜこういう話にしなくてはならなかったのかを考えてみると:
(1)アマテラス(なぜ女性か)、(2)スサノヲ(なぜ意味もなくイジメを受けるのか)、(3)オオクニヌシ(同様)、(4)神武(なぜキャンプ地みたいなところから突然飛び出してくるのか)とこの辺が中心に変な感じを受けます。対称性の破れといいますか( ^ー^)。そこでその裏を考えると銅鏡、鬼道による邪馬台国の宇宙インフレーション的拡張、これが出てくる。これがあまりにも革新的というか激しく同質的な国々を統合するものだから対立するカリスマを破壊しなくてはならない。一方東海の三遠式銅鐸は邪馬台国並みの拡張を試みていた。伊勢には他の地にはない「ヒミ(日見)」の立地条件があった。この地方が狗奴国の名のもとに地上から抹殺された。他方、出雲は奴国の敗戦の後、筑紫から上つ毛野に至る地方で宗教、交易を伸ばしていた。蝦夷、熊襲も放置すると攻撃の危険があった。こういう時期に政権をあずかった崇神は河内あたりのブレーンと相談し、知恵をひねり、地元の歴史を塗り替えても全国の安寧に結びつく神話を作る必要にかられた。わたしはオオタタネコにいま真実を尋ねたい。あなたはどうして崇神にヘッドハントされ、彼からどんな話を持ちかけられたのかと。ちょっとレベルが落ちて申し訳ありませんが。
その他発言: