元の発言 [ Title卑弥呼の祭ってた神は? ] お名前 [ 馬頭鬼 ] 日付 [ 5月9日(木)20時47分43秒 ]
雰囲気としては,南方系シャーマニズムが基本で,
これに道教等の要素が加味されたもの,
という感触ですかね。
基本の辺りを諸説紹介したサイトがありました。
道教とはどんな宗教か/5:邪馬台国と鬼
http://www14.u-page.so-net.ne.jp/wa3/oldkino/Tao626.html
ところで,
「事鬼道能惑衆」の解釈が難しい。
職能としての鬼道家であったのなら,
卑弥呼は教団の後継者みたいな感じでしょうか。
こうした組織があって「国盗り」を計った,
という線も考えられます。
逆に,「国盗り」を計る別の勢力が,
卑弥呼を担いだ,という線も考えられます。
世界観としては,当時は,
アニミズムふうだったのかどうか知りませんが,
なんらかの宗教的・政治的土壌があって,
その中で象徴として担がれたのかどうか。
女神(ひめかみ)信仰があったのだから,
卑弥呼自身が生ける信仰の対象だった,
ということも考えられます。
ネパールの少女神クマリの例もあるが,
卑弥呼のほうは,クマリとは少し違い,
現実世俗の政治と関わるようですよね。
卑弥呼自身が何かの神の化身だった,
ということも考えられます。
この「卑弥呼」という言葉は,
その神を意味する要素を含むのかどうか。
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