Re: タミル語に関して

投稿者[ 牛頭天王 ] 発言日時 [8月6日(火)21時00分42秒]

元の発言 [ Re: タミル語に関して ] お名前 [ EK ] 日付 [ 8月6日(火)00時18分08秒 ]

>> 私は、沖縄人は南から来た海の民、アイヌは北から来た森の民、という印象を持っており、彼らはあまり近い親戚ではないのではないかと考えています。その線でいろいろな研究の成果を眺めています。沖縄人とアイヌは近い、という説に対しては、先ず疑うことからスタートしますね、つい。

私もアイヌが北から来た森の民という仮説は賛成します。
氷河期にカラフトあるいはカムチャッカを介して大陸と陸続きだったころ、寒さに追われ南下してきたのでしょう。
彼らは沖縄、台湾まで分布したのではないか。
元々このあたりに住んでいた種族は更に南下していなくなる。
しかし氷河期が終り温暖化が始まるとアイヌ達も北上を始める。
しかし温暖化のスピードの方が速く大陸と日本列島は大陸から分断されアイヌは列島に取り残される。
沖縄に残ったアイヌはやむなく海の民となった。
一方温暖化に伴い南方民族が北上してきて列島に住み着き
アイヌと交わった。
これが縄文人である。(縄文人は狩猟民族であると言う擦り込みからなかなか抜け出せないですが、縄文人は農耕をしていた。)
沖縄は農耕に向かないので多くの南方民族が居着くことは無かったのでアイヌの血が濃く残った。

などと想像しています。

アイヌも沖縄人も戦争が嫌いで平和の民であると言うあたり、性質も似ていますね。
その風俗で女性のみ顔に入墨をしていたという所も共通です。
男は毛深くて入墨の必要が無かったかも知れません。
台湾のアミ族でしたっけやはり女性(男も?)が入墨をしていた。


>> 沖縄人とアイヌが近いという代表的な説は、埴原和郎の二重構造モデルだと思いますが、埴原説のベースには現代人多地域進化説があります。埴原自身がイブ仮説の支持を公式に表明しているのですから、イブ仮説の観点からこのモデルを再評価する必要があると考えます。彼自身がそれをしているのかどうか。
>> 私は、東アジア人は南からやってきたのではなく、マンモスを追って北回りでやってきて、3.5万年前にまずシベリアに現れたと考えているので、南からやってきたと主張している日本の人類学の先生方の説を信用しません。

>> >> 私は遺伝子に関しても素人で全く判りませんが見た目での印象でいうと沖縄とアイヌはよく似ていると思います。
>> そうですか。こういう直感を私は重要だと思います。だから、少しは柔軟に考えてみようと思いました。

>> 日本は地の果てなので、ある種、遺伝子のるつぼ状態でしょう。日本人の起源は単純な説明ではすまないような気がします。矛盾する様々なデータがすべて一面の真理を表しているかもしれません。

「遺伝子のるつぼ」・・・確かにそうですね。
だからこそミトコンドリアDNAも始まったばかりの研究でこれにより結論を出すのは拙速に過ぎるかもしれません。
もっとデータを沢山集める必要があると思います。


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