元の発言 [ Re: ちょっと反論？ ] お名前 [ くみ ] 日付 [ 7月25日（木）06時15分41秒 ]
くみさん、こんばんは。
>> 男性因子は消えてなくなるのですね。
>> しかし、ｍＤＮＡによる系統樹があるなら、それは信頼できそうな気がします。
ｍＤＮＡは卵子しか持っていないというところがミソです。
遺伝子は精子からも伝わっている。
で、ホモサピエンスは一時期「絶滅危惧種」の状態になったと推測する学者が多いです。
>> 北海道有珠モシリ遺跡の２体の縄文人の歯の細胞内に残っていたミトコンドリアから、２人は同じ母系の近親者と推定されたそうですが、そういうことは信じます。
>> とすると、ここにも書いてあるように「縄文人・弥生人・渡来人・北方系・南方系などというあいまいな区分表現は２・３年のうちになくなるかもしれません。 」なのかもしれないのですね。すごいことですね。
ある系統の女性が持つｍＤＮＡだけが残った（ラッキーマザー）としても、
他の系統の遺伝形質は子孫に受け継がれています。
例えば、私は「ジュルミミ（耳垢が湿ってる）」で妻は「乾いた耳垢」、娘三人の内二人は「乾耳」で一人は「ジュル」、
「ジュルミミ」は縄文人の形質と言われています。でも、歯の形状は妻の方が縄文人的（小さい）です。
つまり、ｍＤＮＡから細分類を出来るかどうかは不明というのが中橋教授の意見です。
今わかっているのは、コーカソイドもモンゴロイドもポリネシアンもアボリジニも、
ｍＤＮＡの血縁上ではネグロイドから等距離にあるってことだそうです。
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