元の発言 [ Re: 倭国の乱と卑弥呼即位の時期 ] お名前 [ 大場嘉門 ] 日付 [ 4月14日(日)23時11分34秒 ]
こんにちは
>>(マルセ)光和という時代は、黄巾の乱が起こったときで、國乱の代名詞的な年号だったという解釈が通説なのではないでしょうか。
>>不勉強にして,この通説は知りりません。
>>要旨についてご教示ください。
#手持ちの本を調べたのですか、どこに書いてあったか見つかりません。少なくとも通説ってことはなかったですね。マルセの勘違いでした。
確か、「桓霊間とか光和中というのは、中国の全土で大混乱が生じた時代で、世が乱れるときを記す場合の枕詞みたいなもので、後漢書や梁書の著者は適当にそんな感じで書いたのだろう」という話だったような・・・。見つかったら、ご報告いたします。
>>私はご指摘の「今」も陳寿執筆時点と捉えています。
#高句麗伝に「伊夷模無子,淫灌奴部,生子名位宮。伊夷模死,立以爲王,今句麗王宮是也。」とあって、この部分の「今」は、位宮が高句麗王の時代を指していて、陳寿執筆時点でないのは明らかですよね。
三国志の地の文の「今」は、陳寿が執筆時点に置き換えて書き直したものではなくて、もとにした史料に書いてあったそのままのようなんですけれど。杉本憲司氏が「日本の古代1(森浩一編、中央公論社)」でそのようなことを書いています。
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