これを単なる娯楽小説として済ましてしまっていいのでしょうか?いいんかな?いいんだろう。いいや。いいことにしよう・・・。
ん〜、やや軽めのサイコホラーってとこですかね。なんか、自分が狙われているみたいでゾクゾクしました。
ん〜、やや軽めのハードボイルドですね。日本にアメリカの麻薬組織が販売ネットワークを構築するという。
最近は小説中にe-Mailなんかが登場しますが、日本語の小説って縦書きじゃないですか。でもメールに限らず、コンピューターのテキストってのは横書きでしょう。皆さん苦労されてますね、と。この本ではニフティでの通信がありますが、スクリーンショット的絵が挿入されてました。前に読んだ森博嗣の本では縦書きで強引に書いてましたね。引用の記号「>」まで。
あや探シリーズ。これは旅行記というよりは、レシピ集。林(リン)さんはさすらいの料理人(勝手に命名)。だからという訳ではないだろうが、素人には手出しできません。たぬき鍋とか猪鍋とか・・・。喰いたい。
猟奇的といいますか。ハードボイルド的ともいいますか。犀川センセ、走ったの初めてではなかろうか。そんな事ないかな?まぁ、いいか。
と、いうわけで全作読んでしまいました。時系列的にはこの後、最初に読んだ「有限と微小のパン」に繋がる訳ですな。それでホントにおしまい。この二人があの後どう成長(片方は妥協とか迎合とか諦めかもしれないが)していくものか知りたい気もするが、まあ良しとしよう。するしかないけど。
もう未読ストックはない。暫くお休み。
なんか変だな、と思っていたんですよ。そう来ましたか。なるほどね。書きたい。けど、万が一これ読んで読み始める人がいたなら叱られるから(いるのか?)。目次みてのけぞってしまいました。なんとなく恋愛小説風でしたな。
それはそうとして、あと一冊しかない。どうしよう。
当然の成り行きとして偶数章のみで構成されている。前作「幻惑の死と使途」と対になっている。萌絵の親友が登場。しかし、萌絵は「幻惑の死と使途」の事件で手一杯らしくあまり登場しないのが残念。犀川センセもあまり出てこない。今回はなんて言うのかな。誘拐もの?でも、それは・・・・だしな。
結局毎日一冊読んでる。あと2冊しかない。読み終えたら?暫くお休みかしらね。別の作家に手出さねば。関係ないけど、この日はワタシの誕生日です。それだけ。
何故か奇数章のみで構成されている。次作「夏のレプリカ」と対になっている様子。といっても、互いに影響しあっているてかではなくて、同時期に2つの事件が発生しているだけ。ストーリーとしては完全に独立しているのでこれだけ読んでも問題はなにもない。今回は密室+死体消失。偉大なるマジシャンが登場します。相変わらず犀川&萌絵の会話がいい。進歩しているのかしていないのか。
これは短編集です。犀川&萌絵は殆どでてきませんが、なかなかいいものが揃ってます。ん〜、短編集ってのはコメントがつけにくい。一作ごと全部にコメント入れるのもなんだしなぁ。
どうして一日で読んでしまうんだろうか。まぁ、面白いからだろうなぁ。朝、駅で読み始めて昼休みと家帰って寝るまで。一気です。やっぱ、おもしろい。あの、壷の鍵のあれ。本物ないのかしら。しかし、今回萌絵は思い切ったことしましたね。犀川センセも。行く末が楽しみです。あ、本編はまたまた密室物。なんかこだわりでもあるのでしょうか。
最初に見掛けた時から何となく気になっていた本なんだが、さすがにあれでは買う気にならない。文庫になっていたので初めて買ってみた。そんなのアリか?と思った。前半の長々しい能書きがなければ完全に反則ではなかろうか。
ん〜、さすがに毎日読んでると疲れてくる。またまた密室もの。となりの女子大での密室3連発。別にこれが面白くない訳ではないが、最初に読んだ方がインパクトが強かったなぁ。毎日読んでるからだな、きっと。しばらく間を置こう。
まるでサルの如く読んでます。これも、まぁ密室もの、かな。今回はどっかの山奥のでっかいお屋敷で。とにかく、この犀川助教授のものの考え方、というか、捉えかたがいい。共感できる。萌絵との会話もいい。
このシリーズはどっかの大学の犀川助教授とその教え子萌絵(因縁あり)が主人公である。最新作の「有限と微小のパン」がシリーズ完結らしいが。で、これも密室もの。今度は大学内の低温実験室で。
この作者のデビュー作。前に読んだ「有限と微小のパン」の前編とも言える(というか、「有限と微小のパン」がこれの続きである)。残念ながら、先に「有限と微小のパン」を読んでしまったため、最大の謎が既にネタばれしている。それを差し引いたとしても十分に面白い。密室もの。孤島もの。<オススメ>
この作者、いろんな本書くね。本格推理、SF、恋愛等々。これはサスペンス。中盤のクライマックスでは息止めて読んでました。最終的な解決はややはっきりしていない。何故だったんだろうか?
なんか、凄いです。ずっと気になっていた作者なんだけど、取り敢えず最新刊出てたので初めて読んでみました。シリーズ物らしく、前の出来事を引きずっているようなので、このまま全作いってしまいそうです。これは、まぁ、密室、死体消失等々とバーチャルリアリティ等色々てんこ盛りです。
エッセイみたいなのってあまり読まないんだけど、この「あや探」シリーズは大好きです。どっか行きたくなってしまいます。
あの御手洗潔って、こういう奴だったのか。しかしまぁ、なんというか、うん。そうね。
江神シリーズの3作目。今回は四国の山奥で事件に巻き込まれる。大雨で橋が落ち、行き来不可能となった2つの村でそれぞれ殺人事件がおきる。「孤島パズル」ののち姿を消したマリアが再登場。今回も前作に倣い、読者への挑戦が挿入される。1勝2敗。<オススメ>
サスペンス?ホラー?同じようなキズを持つ加害者と被害者と刑事がお互いのキズを舐めあってるというか塩すり込みあってる救われない話。つまらない訳ではないが。
学園ミステリー?サスペンス?ホラー?。ささやかな謎、不安、疑心暗鬼、疑惑、そして恐慌と破滅。さらに謎は続き、穏やかに収束する。
この人の本の結末はいつも釈然としない物が残る。納得いかないって訳ではなく、宿題渡されて答え合せしてくれないって感じかな。<オススメ>
失踪した同僚を追ううちに国家規模の陰謀に巻き込まれる気象庁観測員。地震、火山、コバルト鉱床、低レベル放射性廃棄物。色々出てきます。
特異な能力を持ってしまった女性の悲しみと苦しみ。短編集「鳩笛草」の中の「播祭」の続編。後味の悪い結末だが、彼女にはそれでよかったのかもしれない。
自分が死なせてしまった友人の婚約者を救うため単身テロリストが占拠するダムに向かう。緊迫のサスペンス。<オススメ>
警視庁の問題警視と魔物との戦い。「魔天楼」の続編。こういうのも読むんです。
「天井裏の散歩者」の続編。引き続きやり過ぎの叙述トリック。途中で訳わかんなくなってしまった。
またしても叙述トリック。しかもやり過ぎである。途中で訳わかんなくなってしまった。
江戸下町を舞台にした情緒たっぷりのミステリ短編集。<オススメ>
あのダーティーペアシリーズの最新作。こういうのも読むんです。
アル中のバーテンが巻き込まれた爆弾テロ。それを追ううち自分の過去が関係していると判る。そして追いつめたその犯人は・・・。<オススメ>
ちょっとブラックな笑いをとる短編小説集。
誰が何と言おうと恋愛小説だと思う。悲しくて壮絶な。
日本近海珊瑚を巡る地元と外国船の争い。
夫の体から蟲が湧いてくる!妻と夫との戦い(?)を描くサスペンスホラー。
ミステリ短編集。これといったコメント不可。
日本の土着信仰に根差した伝奇小説。結末が悲しい。(「狗神」と同じやんけ!!) <オススメ>
短編集。サイコあり、ホラーあり、なんでもあり。
日本の土着信仰に根差した伝奇小説。結末が悲しい。<オススメ>
女子プロレスラーに降りかかった殺人事件を追うレスラーとその付き人。やはりハードボイルド。
著者初めてのエッセイ集というか、旅行記。私の愛するミヤベ氏の素顔が垣間見える。
「顔に降りかかる雨」の続編。前作により、探偵業を始め、そこに持ち込まれた失踪人捜索の依頼。
やはり女性が主人公のサスペンスハードボイルド。失踪した友人の捜索に関わる主人公。
女性による女性が主人公のサスペンスハードボイルド。主人公の主婦達が落ちて行きます。<オススメ>
怒涛の如く展開する時代サスペンス小説。冒頭の謎からぐいぐいとひきこまれました。
終戦間際に携わった極秘作戦を巡る現代の争い。過去と現在が交互に描かれている。
海外の作家が日本を舞台に書いた小説を和訳した、という設定の連作短編集。推理小説というよりはそのパラレルワールドを楽しもう。
これも火村シリーズ。推理作家が取材旅行中に殺された。それを追う作家「有栖川」。登場場所がなじみのある場所が多かったので思い入れたっぷりに読んだ。
競売物件に絡んだ殺人事件を追ったレポートの体裁をとる。主人公はいない。
これも火村シリーズ。スウェーデン館と呼ばれる館で起こった殺人事件を解く。
若い娘を攫う「天狗」と異能者の町娘の戦いを描く時代小説。「震える岩」の続編。 <オススメ>
死体が次々と蘇る中で起きる連続殺人事件。誰が生者で誰が死者か。心してよまねば作者の思うツボであろう。<オススメ>
推理小説に対する推理小説家の反逆。<推理小説好きにはオススメ>
内容的にはタイトルそのまんまである。失踪した親友を探すうちに改変された自分の記憶が蘇ってくる。
有栖川、火村コンビの活躍する長編推理。ワタシ的には火村シリーズより江神シリーズが好きなんだが、新作は何故か火村シリーズばっかりである。別にこれがつまらないと言っているわけではない。
左京が読みたい!と思っても、今何故か手に入らない。それが何故か新刊で出ていたのがこれ。
SFであるが、時間軸ぐるぐるで読む時間もかかってしまいました。
スキージャンプ界のドーピング疑惑に絡んだ殺人事件。
ウスバカミステリである。期待して読むとアホくさくなってきます。ホント、バカ。ハナシのネタに。
本格物であろうか。死体を分解する必然性に何故かこだわっている。
前作「殺人鬼」の続編。すっかり推理小説を忘れたようで、まるでスプラッタ・ホラーになってしまっています。<好きな人にはオススメ>
囁き三部作と言われているもの。いずれも「サイコ・サスペンス・ホラー推理」といった趣き。
まとめて全部読む奴も読む奴である。
一応推理小説だろうか?くどいまでの状況描写が作者の仕掛るトリックの解読の鍵となる。が、本作の特異なところは、殺人シーンの細かい描写である。通常推理小説において、殺人シーンはあまり細かく描写される事はない。重要なのは謎解きにあるからであろう。しかし、この作者はやってしまった。
かなりのすぷらったーである。<人によってはオススメ>
有栖川、火村コンビの活躍する短編集。国名シリーズの第一弾です。
密室殺人を扱う推理小説家が密室で殺された。そこに居合わせた推理作家「有栖川」と「火村」がその謎を追う。
アリバイ崩しものの推理小説。被疑者は被害者の夫で双子の片割れ。事件のあった時2人にはそれぞれアリバイがあった。しかしその双子も相次いで殺されてしまう。
ダリを崇拝し、自分でもダリ髭をはやした宝石店の社長が別荘で殺された時、自慢のダリ髭は剃り落とされていた。その謎を解く、推理作家「有栖川」とその友人の犯罪心理学者「火村」。<オススメ>
これまた叙述トリックである。この作者これしかかけないんではないかと思ってしまう。
前作「月光ゲーム」の主人公達が今度は南海の孤島で巻き込まれるこれまた連続殺人事件。今回も読者への挑戦状が挿入される。<オススメ>
これまた本格推理の王道を行く作品。著者のデビュー作である。火山の噴火で閉ざされたキャンプ場で起こる連続殺人。フェア精神を貫き、最終場面直前で作者から読者への挑戦状が挿入される。本編中の主人公は学生「有栖川」とサークルの部長「江神」。<オススメ>
解説、感想が即ネタばれに繋がる。いわゆる叙述トリックってやつです。
本格推理小説。雪に閉ざされた広大な邸、招かれざる客、謎の住人たち、そして起こる連続殺人。重厚な雰囲気の中で展開する推理小説の王道。<オススメ>
ミヤベの処女長編である「パーフェクトブルー」の続編ともいうべき連作短編集。一人称が元警察犬の飼い犬である「マサ」であるのが異色。<オススメ>