月光 第一楽章
 

静かな中に、強烈な情熱を感じさせる曲です。映画、不滅の恋の中で、ベートーベンが、この曲を弾くシーンを、思い出します。

この曲が’月光’と呼ばれるようになったのは、ルートヴィッヒ・レルシュタープさんが、「スイスのルチェルン湖の月光の波に揺らぐ小舟のように」と形容したことに始まっているらしいが、’情熱’の部分を見落としたような気がする。

人の心を捉える激しさを、感じるのは、私だけでしょうか。

 

この曲の献呈は、伯爵令嬢ジュリエッタ・グチアルディ。(上の写真の人ではありませんが)

ベートーベンの14歳年下のピアノの弟子。ベートーベンは、この人に、すっかり魅せられてしまい結婚を考えたが、果さなかった。

 

Home Page  コンサート