インターネットでユーザーの所属先を示す「一種の住所」のようなもの。
たとえば「taro@noden.co.jp」というメールアドレスがあるとすると@
マーク以降の「noden.co.jp」の部分がドメイン名です。
「jp」の部分を第1レベルドメインといい、国際的に取り決められた文字が使われている(主に国名)
「co」の部分を第2レベルドメインといい、日本国内で取り決められた文字列が入ります(主に業種や団体を示す)。
「noden」の部分を第3レベルドメインといい、3〜63文字以内で文字列が入ります(プロバイダ名・会社名・学校名など)
第4レベル以降もあるが、ドメイン名全体で255文字以内との第1/第2レベルドメインは決まった文字列しか使えないという取り決め以外に制約はない。
近年インターネットの利用者が激増し、その用途も多様化している。これを受けて第2レベルドメインが変更され、現在は移行段階にある。
変更されたのは従来の「or」ドメインで今後は非商業法人(財団法人・宗教法人など)に割り当てられる。従来「or」ドメインだったプロバイダは新設された「ne」ドメインに移行する。
もうひとつ新設された「gr」(法人でない団体)ドメインは今回の枠組みで規定できない団体に割り当てられる。
ac(教育機関)・co(企業)・go(政府機関)・ad(JPNIC会員)については、ほぼこれまでどうりとなっています。
=1998/01=