『ジュウレンジャー』の「ドラゴンシーザー」にあたる、DX神獣金剛と合体可能な追加神獣が「鷹竜金剛」です。
元ネタとなったドラゴンシーザーから、グリフォンを思わせるデザインに変更されており、胸の発光ギミックやドラゴンアントラー用の支柱(?)パーツはオミットされています。
対応するヒーローはブラックで、ドラゴンレンジャー同様に6人目の戦士のようです。


守護獣ドラゴンシーザーとの比較


尻尾パーツはドリルから斧状の武器に変更されている。


玄武神獣、白虎神獣、青龍神獣と合体し「剛龍神」ふうの形態をとらせることも可能ですが、
このロボットモードは説明書などには記載されておらず(合体後の顔も存在するのに)、
オフィシャル的には
「神獣形態の鷹竜金剛に足神獣を合体させた姿(下画像)」
を2号ロボとしている。


ちなみに合体後の名前もとくに存在しないらしい。


せっかくなので剛龍神と比較

神獣金剛には『ジュウレンジャー』では存在しない、新たな追加神獣が存在します。
白虎神獣と青竜神獣にかわって、足に合体する「剛竜烈虎」です(単体ではそれぞれ「剛竜金剛」「烈虎金剛」)。
デザイン、変形パターン共に新規に作られたものと思われ、変形方法は神獣の頭部を上側として直立させてから、前方に頭部を折り込むという見た目以上にシステマチックなものになっています。
神獣金剛、鷹竜金剛どちらとも合体が可能で、鷹竜金剛と合体させることで、『ジュウレンジャー』ではできなかった1号ロボと2号ロボの両立(ジュウレンジャーではジュウマンモスが2体ないとできない)が可能になります。
『神獣金剛』に剛龍神ポジションの合体が存在しない理由はこれが理由だと思われます。


烈虎金剛は白虎神獣と同様に白虎がモチーフだが、ゴツイ体型からシロクマにも見える。
白虎神獣がギャグ顔だったのに対し、精悍な面構えになっている。


白虎神獣との比較


合体時には「おすわり」のような姿勢から頭部を前に倒した姿勢となる。


スングリ体型だった青龍神獣から、スマートなスタイルにかわった剛竜金剛。
烈虎金剛と同様に顔つきも精悍なものになっている。
細長い竜が片足となる合体は、同年に日本で放送された
『侍戦隊シンケンジャー』に登場する「シンケンオー」とも共通。
変形方法も微妙に似ているように感じる。


青竜神獣との比較


合体時には頭部を上側にしてから、体を二つ折りにするイメージ。
頭部の下にあるのは後ろ足で、尻尾の先が顎下に来ている。


鷹竜金剛との合体
この状態での名称はとくにない。


神獣金剛との合体
足状態の剛竜烈虎は、神獣よりも一回り大きいため合体後の身長もアップする。

『ジュウレンジャー』の「獣帝大獣神」と同様に、神獣金剛と鷹竜金剛の合体が可能。さらに剛竜烈虎を含めて合体させることが可能です。
2010年3月現在、神獣金剛の合体パターンはこれが全てで、大型の首長竜的な神獣は確認されていません(「白象金剛」とか予想してみたり)。


神獣金剛 + 鷹竜金剛の合体
「無敵神獣金剛」


神獣金剛 + 鷹竜金剛 +剛竜烈虎(白虎神獣と青竜神獣はあまる)の合体
「超級無敵神獣金剛」


獣帝大獣神との比較
鷹竜金剛の足パーツの位置が元ネタと異なる。
また、説明書には肩への武器取り付けが指示されておらず、
鷹竜金剛の胸パーツにもロック機構がない。