旅の31日目 9/25
マリ近郊
草原の中にぽつんと浮かんだ
メルヴの都市遺構群の一つ、『キズ・カラ』。
キズとは「乙女」、カラとは「城」、
『キズ・カラ』とは「乙女の城」という意味らしい。
セルジュク朝(1038〜1194)のスルタンが奴隷娘を侍らせたパーティーを
頻繁に催していた建物だという。
何とも「メカニックなオブジェ」の感じを
私は気に入ってしまった。
メルヴの都市は1221年のチンギス・ハンの来襲により、
徹底的に破壊と殺りくが行われ、以後再建出来なかったといわれる。
西安からマリまでの走行距離:8025km