徒然なる日記
ほとんどがゲームに関するネタです。もしかしたら気のせいかもしれません。


 2001年8月1日(水)    Only You5,6回目終了
 1日ということでワールドポーターズへ。予想通り大混雑でしたがそれにも負けずにチケットを購入。
 今日は2本予定で購入すると偶然というか、劇場が同じでした。全席指定ということで座席も同じになりました。しかし、映画と映画の合間は掃除があるのであえなく追い出されてしまいました。せっかくのチケット売り場のお姉さんの配慮もあまり意味がなかったようです。
 終わってから気づいたのは今日は花火大会だということ。朝からなにやら用意は始まっていたようですが、なんだろうくらいにしか思っていませんでした。道理で完売続きなのに夜の部門はそれほど売れていなかった訳です。混雑に巻き込まれない内にとっとと逃げ出しました。
 
 「Only You」。なにか気がついたら全キャラ幸福にしていました。面倒そうだったのでやる気はなかったのですが(DOS版ではやっていません)。軽井沢が告白しにやってまいりました。ここですげなく断ると男エンディング、承諾するとパーフェクトエンドでした。しかし、軽井沢のエンディングCGはイマイチ。これのためだけに頑張るのはキツイですな。
 どうやら明日で無事に終わりそうです。
 
 コミック「20世紀少年」6巻購入。

 2001年8月2日(木)    Only you終了
 やれやれ。やっと終わりました。やはりCG回収プレイというのは退屈なものです。野球中継のかたわら、どうにか終了という感じ。
 そういやタイトルが微妙に異なることに今日になって気がつきました。DOS版は「Only ou」でリニューアル版は「Only ou」なんですね。まぁ、どうでもいいことですが。
 
 秋葉原の遠征は中止になりそう。件のアナザーストーリーのタイトルは良く見ればアージュホームページのキャラクター紹介内のアナザーストーリー(良く見ればこの名称も一緒)と同じ。ある程度の手が加わっているとしても、キャラは水月なのでパスすることにしました。これが遥だったら耐えることは出来なかったでしょうけれども。 

 2001年8月5日(日)    君が望む永遠 1回目終了
 アギト27話。私は本日放送分を見て改めて確信しました。馬鹿おんなも北条さんも出てこないアギトに価値はないと(断言)。
 今週、主人公の反応の仕方がちょっと都合が良いように感じました。なんか、再び記憶を失ったようなので元のノリに戻ることを切に希望。
 
 この日記を読んで下さっている方には予想がついたでしょうが、この二日間はホームページの更新そっちのけで「君が望む永遠」をプレイしていました。もちろん、最初は遥シナリオ(一応、伏せときます)。
 想像以上に長かったです。そしてどこまでも重たい。プレイヤーが主人公の思考に振り回されるしかないのでちょっとしんどいです。
 選択肢の数が少ない上に、その選択肢に行動が伴わないケースがかなり見受けられるんですよ。よってシンクロ率は第1章に比べるとかなり低めでした。
 やっぱり、プレイヤーと主人公の間に隔たりがあり過ぎます。遥の場合は主人公もプレイヤーもリアルタイムで好きになっていくのに、水月の場合は3年の間にいつの間にか、そういうことになっている訳です。
 第2章に入って何度も過去の話が挿話されるんですけど、なにが決定的に主人公と水月を結びつけたのか、書かれていないんです(よそのシナリオでは明らかになるかもしれませんが)。それが書かれていなければ両天秤以前の問題なんですよ。これではどちらかを選ぶなどという思考になる訳がありません。どう水月と別れるかにしかならないはずなんです。そもそも付き合っている事実に疑問を感じてしまうんですから。
 それなのに遥よりの選択肢を選んでも、まるで正反対の行動をとってしまう主人公とはシンクロ出来ないんですよ。
 他にも慎二の行動にも疑問が残ります。後のことを考えるとなぜ、主人公に電話してきたのでしょう。黙っていた方が明らかに良いと思うのですが(ちなみにこの時点までにおける水月の行動にはもうついていけませんでした。個人的には)。
 シナリオではなくフラグ上でも気になるシーンがありました。たしか第2章8月9日だと思いますが、茜の水泳大会に行くかどうかの会話が、なぜか二重に発生しました。駅前と部屋で、違う内容のものが。やっぱりバグなんですかね?
 エンディング付近において、もうちょっと第1章の分を取り戻すようなイベントが欲しかったですね。遥シナリオなのに水月の比重が大き過ぎますよね。
 ベッドの上の遥のリアクションは多彩で可愛いです(立ちCGとは言えませんな)。特に両手を頭に持ってくるカットは反則的な愛らしさです。
 それにしても2巡目のプレイにこれだけ抵抗を感じるゲームは初めてかもしれません。他の選択肢を選べば、違うルートに進めることはわかっていても、遥を裏切る選択肢には途方もない罪悪感を感じてしまいますよ。
 このへん、「月姫」あたりとは違いますね。「月姫」の場合は登場するヒロイン全てに一定以上の「良さ」を感じていて、なおかつ伝奇ノベルだけに純粋にシナリオに興味があったので問題はなかったんですけどね。現代モノである今作はそうもいかない訳です。そういう意味では「ホワイトアルバム」がやっぱり近いですね。もっとも、抵抗感はあれと比べ物になりませんが。
 
 「BITTERSWEET FOOLS」のデモが公開されてました。雰囲気はなかなかに伝わってきて期待が持てそうな感じです。
 しかし、適当に描いたような絵がアニメーション(?)している所はどうかと思うなぁ。この部分は逆効果では?
 
 「ラブネゴシエーター」のサンプルボイスが公開されてました。主人公にも声があるんですねぇ。やっぱり交渉人だから声は必要ということなんでしょうか。

 2001年8月6日(月)    君が望む永遠 2、3回目終了
 メッセージスキップが有効になったせいもありますが、それにしてもこれまでが嘘のようなスピードです(今日も一応、伏せときます)。
 穂村愛美。違う意味でこの人のシナリオは最高です。ストーカー大作戦発動ってところで大笑いしていたら進むわ進むわ。いくらなんでもそろそろシャレにならないんじゃ、と思ったところでエンディング。
 しかし、いいんですかね。こーゆーの。個人的にはメガネなのでどうでもいいですが、第1章とかで気に入っていた人にはショックなんじゃないでしょうか。
 黒い笑いは満喫しましたが、やっぱり少しやり過ぎではないかと。
 
 天川蛍。えーと。すいません。またしても主人公と気持ちが全くシンクロしません。そもそも容姿がきつ過ぎます。特に病室で遥と並ぶと、その等身の異常さが際立ちます。ハッキリ言って怖いくらいなんですが。
 遥シナリオが嘘のように水月とあっさり別れられてしまうのもなぁ。あの苦労はなんだったんだって感じデスヨ。
 わかってはいても遥と別れるシーンでは目を疑ってしまいました。いや、まぁ自分で選択したんですけどね。
 しかも、遥と別れてまで迎えるラストがアレではねぇ。色々な意味で納得がいかないです。

 2001年8月7日(火)    君が望む永遠 4、5回目終了
 どうもシステムが不安定。物語に没頭してセーブを忘れると止まります。セーブしていない間の分はメッセージスキップが効かないのでたいへん面倒です(本日も同じく)。
 玉野まゆ。天川さんと非常にキャラが似ているので不安でしたが、こちらはなかなかいい感じ。ただ、原画は妙に一定していません。エンディングカットなんてどう見ても別人ですわ。
 しかし、主人公がどうにも駄目。もともとこれまでのシナリオでも主人公は自らも言っている通りのヘタレなんですが、このシナリオではさらにクラスチェンジしたのかと思うほどの駄目っぷり。まゆだけならともかく(あとには仲が戻る訳ですから)、水月も遥もそのために別離するというあたり救いようがありません。難しいのはわかるけど、こういうパターンはやっぱりシナリオ的に「逃げ」なんじゃないかなぁ。
 
 速瀬水月。…………。どうしようもありません。まさにつける薬なし。遥シナリオよりもまざまざと見せつけられる遥の悲しみ、苦しみ、憤り。それを見て水月に流れる主人公もどうかと思うが、もっとひどいというか、おかしいのは後半に三人揃う病院でのシーン。
 気丈に二人を応援しようとする遥に罵声を浴びせた上に、隠しておきたい心情を無理矢理に吐き出させ、あげくに殴り飛ばしてベッドからたたき落とす。しかも助け起こすどころか捨て台詞を残して逃げ出す。こんなヒロイン嫌ですよ。ていうか百年の恋も冷めませんかね、普通。
 「マヤウルのおくりもの」に関する設定もひどすぎる。遥は主人公と水月を結びつけるために二年半も片思いして、たった一ヶ月だけ一緒にいて、それで三年も眠りを強いられたというの? その後にはなにも残らないのに? いくらなんでもそれじゃ悲し過ぎるでしょ、本当に。そこまでの価値がこの二人にあるというの?
 エンディングは泣きそうでしたよ。感動とは対極に近い理由で。こういうラストならなおのこと、遥のシナリオではもっと幸せになって欲しかった。色々な意味で報われなさ過ぎ。
 なにやら激情に任せてずいぶんと書いたような。しかし、水月シナリオを解いてから半日以上は経過していますし、この文章を書いてからも数時間が経過していますが直す気はまるでありません。

 2001年8月8日(水)    君が望む永遠 6回目終了
 昨日の反動でまだ全員、終わっていないというのに再び遥シナリオをプレイ。もちろん水月や慎二の出てくるパートは飛ばしてました。やっぱりこれが展開としては一番自然な感じがしますね。このへん、感覚としてはやはり「ホワイトアルバム」と同じ気がします(由綺が最も気に入っている訳じゃなくても)。
 大空寺あゆ。痺れます。いかしてます。まゆ(名前似せなくてもねぇ)シナリオでだいたいわかっていましたが、大空寺の存在はこのゲームの一服の清涼剤のよう。
 水月を一刀両断にしたシーンは思わずモニターに向かって拍手してしまいそうでした。まさに「痛快」でしたよ。でも、どう見ても水月と大空寺は一緒ではないよなぁ。「恋人」と「親」では対象として違い過ぎるでしょ。
 残念なのは遥の扱い。結局、何もないままで終わってしまっています。画竜点睛を欠いたのは残念。オチ優先なのはもったいない気がするなぁ。

 2001年8月9日(木)    君が望む永遠 終了
 すでに日付変更線もすぎてしまいましたが、どうにか「君が望む永遠」の感想をアップ。なんだか、いつも以上に疲れたような気がします。
 これからよそのページを覗きに行く予定。他人のレビュー、感想がこれほど楽しみなゲームは久しぶりです。
 
 コミック「MAJOR」36巻購入。

 2001年8月10日(金)    匣の中の悦楽2
 秋葉原遠征。ああ、なぜこうも暑いのでしょう。体が解けそうですよ。
 今日はなんだか買うソフトが固まっていました。購入ソフトは「ALONE AGAIN」、ドリー版「こみっくパーティー」、「匣の中の悦楽2」、「顔のない月リミテッドコレクション」の4本。少し買い過ぎですな。
 
 「ALONE AGAIN」には謎の初回特典「うちわ」がついています。確かに暑いですけど、一体何を考えているのでしょうね。おまけにその収納スペース(?)のためにパッケージが妙なことになってます。こういうセンスはルーンソフトの独壇場かと思っていましたけどねぇ。
 
 ドリー版「こみパ」は初回版を買いました。4大特典スペシャルパッケージ、描き下ろしテレカ、彩色済みフィギュア、フルカラー設定本のうち、欲しかったのは最後のみ。しかしながら、描き下ろしはキャラ紹介のみで後半はパソコン版の頃の使い回し。悲しいなぁ。
 意外だったのはGDパッケージのイラストが通常版と異なること。でも、これは通常版の方が良かったです。主人公と大志が格好良いんデスヨ。特典パッケージの方はいい出来ですけどね。
 フィギュアは興味ないので組み立てられることはないでしょう。
 ゲームシステムの方も割と変わったようです。しかし、原稿を描くのにどうしてスクリューパイルドライバーを出さなくてはならないのでしょう(やや適当)。初回プレイはまだしも繰り返しプレイは面倒だよなぁ。
 それにしてもそろそろドリーを開封する頃かな……。
 
 「匣の中の悦楽2」。相変わらずのオンラインマニュアル。痺れるねぇ。さすがとしか言いようがありません。
 今回は大きな大きな進歩が! なんとインストーラーが標準装備されています!!(笑) ううむ。一瞬、目を疑いましたよ。それ以外はまるで変わっていませんけどね。相変わらずフルスクリーンにすら出来ません。
 ちなみにもう終わりました。これもいつも通りだな。

 2001年8月11日(土)    ALONE AGAIN開始
 えーと。なにか妙な気がするのは私だけでしょうか? なんというか、これまでのBeFのゲームと雰囲気が違うように思えます。覚えていないのでなんとも言えませんが、本当に同じスタッフが作っているのでしょうか? どうもプレイしていて不安な感じがしているのですけれど。

 2001年8月12日(日)    BeFに立ちこめる暗雲
 アギト28話。あうあう。北条さんはシナリオの不明点を埋める、モブキャラみたいなヒトコマだけ。馬鹿おんなの出番は今週もなし。おまけに主人公もワンシーンのみ。ああ、物足りねぇ。当然のことですが、さっぱり面白くありませんでしたよ。
 「現実が嘘になるところまで逃げてやる」発言ですが、やっていたのは本牧埠頭をぐるぐる回っていただけでは? ずいぶんと近いところに世界の果てはあったのですね。
 しかし、本牧のロケっていうとどうしても「あぶない刑事」を思い出します。横浜横須賀道路に繋がる高速道路のために景色の見通しはずいぶんと悪くなってしまいましたが。
 
 「ALONE AGAIN」。取りあえずメインヒロインをクリア。やっぱり昨日の感じは間違っていなかったように思います。つーか、なんですか、コレは?
 まだ1シナリオ目ですが、個人的なBeFの評価が急降下デスヨ。
 
 上の文章を書いてからさらにプレイ。…………。えーと、このゲームのタイトルは「花の記憶〜第6章〜」でしたっけ? はぁ、もうなにもかもどうでもよくなってきたような気がします。いや、ホントに。
 ひたすらに寒いテキストも勘弁して欲しいなぁ。 

 2001年8月13日(月)    ALONE AGAIN終了
 という訳で早くも「ALONE AGAIN」の感想をアップしました。こういうのってあまり嬉しくないデス。
 BeFの次回作はよほど事前情報に魅力を感じないとパスでしょうね。これはないでしょうってな部分が満載でしたよ。
 しょぼーんな感じ。

 2001年8月14日(火)    顔のない月リミテッドコレクション
 むぅ〜。どうしたことですか、これは。もう終わってしまったんですけど。インストールメニューがない(なくなった)時点で嫌な予感はしていましたが、ボリューム少な過ぎですよ。たぶん、最初はもう少し大きなゲームになる予定だったんじゃないのかねぇ。それこそインストーラーが必要なくらいには。
 なんだか先週購入したソフトはきついものが揃ってしまったようです。特にコストパフォーマンスの面はいずれも最悪レベル。お金は有限なんですから、もう少し購入前の検討を慎重にした方がいいかもしれません。
 
 ゲーム感想もあげました。連続でアップしたなんてテスト版の頃を除けば初めてじゃないかなぁ。

 2001年8月15日(水)    ドリー開封
 「こみっくパーティー」をプレイするために、ついにドリーを開封しました。実にハードを5ヶ月ほど積んでいた事になります。積みゲーはありがちですが、積みハードはねぇ。
 積みゲーと言えば実のところ、私の所にもあるのですが、どうもなかなかそちらに手を着けられません。「20世紀アリス」とか「ペルシオン」とか「クァイア」とか。特に値段が安いから、という理由で買ったソフトはどうも。一度は素通りしたゲームな訳ですからね。
 
 で、ドリー版「こみパ」ですが。取りあえずオープニングデモがテレビ版と同じでないのは良いですけど、絵的にはアニメ版の方に近いのでなんとも残念。宮本、じゃなかった御影すばるだけは割といい感じなんですが。
 声はやっぱりパソコン版の方がいいなぁ。特に瑞希に関しては強くそう思います。声自体は似てますけど、声優は同じなんですかね? まぁ、仮に同じだとしても演技自体は段違いなんですけど。
 大志の声優さんは聞き間違えようもなく同じ。演技の感じも全く変わっていないので実に嬉しいです。

 2001年8月17日(金)    こみパ日記1
 1人目はお気に入りの長谷部彩。基本的にはパソコン版と同じなんで、相変わらず良い感じ。後半に入る2つのドリー版イベントは二重丸。このあたりはイベントが手薄だから実に効果的でした。特に洗濯イベントが可愛いです。 
 仕方ないことですが、Hシーンがないとやはり物足りない感じは否めませんな〜。まぁ、ちょびっとだけはあるんですが。そういう意味では新キャラの御影すばるは少し寂しく感じそう。返す刀でパソコン版をやる訳にもいかないからねぇ。
 それにしても、今さらな感はあるんですけど、ドリーのコントローラーって重てぇ〜。この重さは只事じゃないデスヨ。ゲームでこんなに重いもの持ったことないような? 右腕がすっかり凝ったような感じになってます。このゲーム、アナログ部分も必要だからマウスにする訳にもいかないし。
 そういや終わった後のトータル売り上げとか冊数とか出ませんね。同人作家としての称号とかはドリーの攻略にもやっぱり重要だと思うんだけど……。
 2周目を軽くプレイしましたが、特に救済措置はないようです。せめてゲストの原稿依頼くらい持ち越してくれたらなぁ。
 にしても私がヘタなのかもしれませんが、ページ数がさっぱり増やせません。アイテムつぎ込んでも48ページがやっと。それ以上なんてどうしろと? 彩は解けましたが、瑞希や詠美はこれでクリア出来るのかなぁ。かなり不安。

 2001年8月18日(土)    ラブ・ネゴシエーター体験版
 二日ほど前にライアーソフトから郵便が届きました。てっきり会報かと思いましたが、中身はタイトルの通り「ラブ・ネゴシエーター」の体験版でした。そういや「サフィズムの舷窓」の体験版も来てたっけ。結局、機会のないまま製品版の発売日を迎えてしまったので、プレイしませんでしたが。
 
 内容はオープニングストーリーとムービー、それに簡易版第1話が収録されてました。
 で、肝心のプレイ感想ですが、非常に面白いです。以前にも書きましたが、まさに「18禁版タイピングキャプテン・ラブ」といった感じ。恐れを知らないヤバ気なテキストも品のないテイストも18禁対応。
 正直、「サフィズム」はライアーとしてはかなりイマイチな出来でしたが、こちらは期待出来そうです。
 私の期待度をわかりやすく言うと「ぶるまー2000」の匂いがします。そりゃもう、ぷんぷんと! テキストのセンスは全く同じ。ほめ言葉になるかは微妙ですが、アレが好きな人は買うべきでしょう。メッセージウインドウのいい感じの(?)の手抜き具合も「ぶるまー」譲り。
 ムービーは「行殺」を思い出させるセンスの良い出来。ジャズ調の曲、画面構成がいい味出してます。でも、いくら説明しやすいからって「カウボーイ・ビバップ」みたいなんて言ってはいけません。
 無論、センスだけでなくギャグも忘れないのがライアーデモのいいところ。その当たりもバッチリです。比較するのもどうかと思いますが、個人的には「君が望む永遠」に匹敵するレベル。今年の1、2を争ってます。ここまでやってくれれば、プログラムでなくともオッケーです。
 ボイスは今回もHシーンプラス一部仕様のようです。声優さんも同様にロックンバナナ組。主人公にも声がありますが、個人的には結構いいかな、と。
 ネゴ・バトルは選択式のタイピング。三分割された文章を組み合わせてひとつの文にします。意外と簡単かな?
 と、まぁ簡単に紹介しましたが、本当にオススメ。どうやら特定の店舗にも置いているようなので機会があるなら探してみるのもいいかもしれません。
 ライアーソフト復活! の第5弾になるといいな。

 2001年8月19日(日)    コズミックマンは買ってもいいスかねぇ?
 アギト29話。素晴らしいことにノリが戻っています。氷川刑事馬鹿過ぎ。民間人のサイコメトラーヒロインの協力を得るためにどうしてか、主人公とテニス対決。しかも、わざわざ着替えてるし。一体なにやってんですか、アンタ。こんな人に国民の血税が……。
 主人公も主人公でフライパンを握ればインターハイ準優勝者にも勝ってしまうという無茶苦茶ぶり。さらにはそれを反則呼ばわりする氷川さん。その後で容疑者二人とダブルスで試合をしたり、あなたは本当に刑事なのですか?
 とどめに戦闘シーンでガトリング・ガン解除の暗証番号を間違えるスパークぶり(しかも2回)。今週は氷川強化週間か?
 あー、でも今週も馬鹿おんなの出番はなし。俳優さんが風邪でも引いたのでしょうか。心配です。
 先週からどざえもんを続けるギルツくん。断言します。みんな君のことは忘れてました。絶対。それにしてもよく人が溺れる番組だなぁ。
 今週のロケ場所は非常にどこかで見たような気がします。3号と43号が争っていたのはもう1年も前のことですな。
 
 創美研究所の新作「コズミックマン」はなかなか期待出来そう。「ぱちもそ」同様のヤバさと面白さを備えている模様。シナリオは同じ人のようですし、原画もなかなかいい感じ。名前は違うけど、同じ人かな?
 メーカーホームページよりげっちゅ屋ホームページの方がまともな情報が載っているというのもねぇ。なんともらしい感じ。

 2001年8月20日(月)    こみパ日記2
 2人目は芳賀玲子。いや、すっかり忘れてましたが、「こみパ」って時間がかかるんでしたね。2〜3日で1プレイですから。パソコン版はもう少し早かったような気もしますけど。
 オリジナルイベントはパソコン版の枚数が少なめだったせいか、多めの4枚(部分違いでプラス1枚)。しかし、1枚は見逃してしまったのでエンディングロールで見ることに(泣)。
 彩にはあったHシーン(のさわり)はなし。やっぱりコスプレを守ろうとしていた本人たちが会場屋上でH、てのはまずかったんでしょーね。この分では瑞希の公園でHというのもカットかすり替えになってるでしょう。あ、千紗もそーかな?
 いまさらですが、「こみパ」ってシナリオとHシーンにズレがあるよなぁ。
 
 秋になるとDISC2になる訳ですが、これ以降にセーブした箇所からプレイする場合、DISC1からわざわざやらなくてはいけないのが面倒です。最初の仕様ではDISC2からでも立ち上げられるようになっていたようなんですけどねぇ。

 2001年8月21日(火)    BITTERSWEET FOOLS体験版
 PUSH!!10月号に収録されていたバージョンをプレイ。
 中身はほんのちょっと、です。時間でいえば20分くらいでしょうか。プロローグストーリー(という感じ)のあとにムービーが入って終了。
 正直、物足りないかなぁ、と。ああ、「君が望む永遠」の体験版のせいで少し贅沢になっているのかもしれません。本来、体験版てのはこんなもんですよね。
 まぁ、それはそれとして購入決定済みですからいいんですけど、迷っていたらこの内容だとどうでしょう。
 ムービーはすでに目を通していたので個人的な収穫はテキストの様子くらい。非常に小説的です。積極的に難しい漢字を使ってますし、形容表現も多めでエロゲー的な文章ではありません。完全な三人称ですし。雑誌内コメントの「プレイして欲しい人は?」に対する答え「ゆったりと本でも読みたい人」というのが実感出来ました。
 音楽はTWOFIVEが手がけているだけにかなり良い感じです。聞けたのはほんの2、3曲ですが。
 ボイスはなし。これについては正解でしょう。舞台が舞台、設定が設定だけにヘタに声を入れると全体の雰囲気が破壊されかねませんし。声なしのゲームは久しぶりなのでなんか、そのへんも楽しみだったりします(「Only you」は例外。リメイクだし)。
 発売日まで10日。期待して待ちます。こりゃ、「こみパ」は途中で一時中断かな。どう考えても終わりそうにないし。もともと間を埋めるために始めたようなものですから。ドリーなんでゲーム感想を書く気もあまりなかったんで。
 
 ノベル「わたしは虚夢を月に聴く」購入。

 2001年8月22日(水)    こみパ日記3
 3人目は新キャラの御影すばる。
 いやぁ、想像以上に良いシナリオでした。密度が非常に濃く、全キャラ中随一。もし、パソコン版をプレイしていない人が初回プレイですばるをクリアしたら、他のキャラでは物足りないと思ってしまうかもしれないくらい。対抗出来るのは詠美くらいかな。
 中盤、後半と山場が二つあるところがすばるシナリオの特徴。「こみパ」の選択肢で悩むことがあるなんて思いませんでしたよ。
 千紗や詠美のシナリオのように同人誌即売会という舞台とそこで出会う仲間たちという設定を活かした話なんで、個人的には評価高めです。「こみパ」に限ったことではないけど、個別シナリオに入ったあとでも他のキャラが登場してくれる方が面白いよなぁ。すばるシナリオでも詠美がいい味出してます。でも、瑞希って脇に回ると立つ瀬がない感じ。会話に全く切れがありません。メインヒロインゆえの悲哀かしら。
 すばるの「ぱぎゅ〜〜!」という怪しい言葉遣いもそのうち慣れました。まぁ、千紗に比べれば誰でもたいていはね。
 唯一の難はやはり由宇とすばるが戦うシーン。ダンプカーを30メートル吹き飛ばす合気道少女と同等か、それ以上に由宇が強いってーのはどう考えてもおかしいでしょ、やっぱ。ギャグとして見るとさっぱり面白くないし。
 唯一と書いたのになんですけど、ラストはやや冗長かな。一を説明するのに二十くらいかかっているような気がシマス。
 CGはかなり気合が入っているようで、どれも出色の出来。みつみ、甘露両氏に引けをとりません。いいカットは多いんですけど、原稿描いてるのと由宇が一緒に映ってるのがお気に入り。エンディング直前もかなりナイスですが。

 2001年8月25日(土)    こみパ日記4
 4人目はちゃんサマこと大庭詠美。
 パソコン版の時にも思いましたが、詠美のシナリオは良いですな。最も設定を活かしきった話だと言えるでしょう(御影すばるは除く)。対決の時の部数もパソコン版とは違ってやや調整されてる模様。しかし、詠美の出す要求は厳しかったです。60ページなんてこのゲームで初めて描きましたよ。執筆時にミスしないことがパラメーターが早く上昇するコツ、と気がついていたのでどうにかなったようなものです。もちろんアイテムにも頼りまくってましたよ。
 オリジナルイベントは3つくらいかな? そのうちひとつを見逃し、またもエンディングで見ることになってショック。でも、あさひが出てるし、即売会のイベントだと思うんだけど、どうして見れなかったのかなぁ。
 Hシーン(のさわり)はまたもなし。こうなると、どうして彩にあったのかすごく不思議。しかも、イベントの時期もズレてた訳だしねぇ。
 詠美は電話、訪問の日常会話イベントが面白くないのが残念な感じ。いない確率も他のキャラに比べて高いし(たぶん)。

 2001年8月26日(日)    月陽炎デモ
 アギト30話。実に4週ぶりに馬鹿おんなの雄姿が(女性ですけど)! 相変わらず制服で焼き肉を食いに行く素敵さ。もしかしなくとも勤務中でないの? あげく、こちらも2週ぶりに登場の北条さんに匂いを指摘されるラブリーさ。ああ、もう休んだ分を取り返すどころか更なる上を目指す勢いですよ。よもやと思いますが、全国の良い子がこんな警察官になったらどうするつもりでしょう。
 北条さんも飛ばしに飛ばしてます。G3−Xの痛手も癒えたのか、今度は事件の真相に迫ることで優越感を維持。きっとこの人の座右の銘は「負け惜しみ」でしょう。それとも「七転八倒」かしら。 
 おまけに超能力で攻撃されたことが原因(トラウマ)で手巻き寿司が食えないというスキルを習得。いやぁ、意外と可愛いところもあったのですね。
 それにしてもギルツくんが溺死していたとはねぇ。溺れ死ぬヒーローって初めて見たような気がしますよ。
 超能力者はアギトになる発言ですが、当のアギトは相手に触らないとなにも出来ないような気がするのですが?
 
 しばらく前からダウンロード出来るようになっていた、すたじおみりすの新作「月陽炎」のデモをようやく落としました。長過ぎですよ、ラッセルさん。時間はなんと4時間11分! ガオレンジャー見て、アギト見て、どれみは見なくて、日テレを見て、「こみパ」をプレイしてもまだ終わらねぇ。委託を受けるサイトならもっとましな環境を備えて欲しいデスヨ。
 で、56Mに及ぶだけあってそのクオリティは見事。たいへん美しいです。正直、すたじおみりすのデモとは思えませんよ。CGスタッフは人が入れ替わったのかと思いたくなるほどのレベルアップを遂げてます。ボーカル曲もかなり雰囲気にあっていて聞き応えあります。
 まだシステムに不安は残りますけど、これなら買っちゃうだろうなぁ。
 しかし、落ち着いて考えるとこのデモに600円くらいは払ってるんだよなぁ(うちはフレッツ系を入れてないので)。
 
 メイビーソフトの新作「えらぶる」が軽く紹介されてました。すいません。紹介文ではどういうゲームかさっぱりわかりません。もうちょいなにか書いてくれないと。

 2001年8月27日(月)    ぱにぽに1巻購入
 およそ3週間ぶりくらいの秋葉原遠征。これだけスパンが開いたのは久しぶりかも〜(いつもと10日と違いませんが)。気温はほどほどでしたが、湿度が高いので不快指数が急上昇。おまけに局地的な大雨に襲われてかなり祟られてそうな感じでした。天気予報ってホント嫌なときに当たりますね。
 
 今日の目当ては夏コミの新刊とちょっと気になる「秋桜の空に」。後者はなんでも「ONE」をプレイしていない人にオススメだとか。
 それは例えるなら「痕」をプレイしていない人に「ゆきのかなた」を薦めるようなものでしょうか? え、違う?
 まぁ、それはともかく。幸か不幸か私は条件に合致していたので探してみましたが、残念ながら発見出来ませんでした。次の機会にってことですかね。
 
 夏コミ新刊はそれほど入っていませんでしたが、「BITTERSWEET FOOLS」プレビュー本と雑君保プ氏の総集編本を買いました。
 雑君保プ氏の本はどう考えても単行本にならないものばかり(PCエンジンのとか)で、まとまりはありませんが、そこが逆に氏らしく読み応えは充分でした。1500円でもこの分厚さなら文句はありません。カラー原稿はやはりカラーで見たかったですけど。
 
 購入に作戦を練っていた氷川へきる氏の初単行本「ぱにぽに」は想像以上にすんなり買えました。心配することもなかったようです。意外と部数があったのか、行った店が濃いところばかりだったのかわかりませんが。にしても、開店直後の本屋に突入したのっていつ以来だろう。
 
 コミックス「ぱにぽに」1巻購入。
 DVD「仮面ライダークウガ」9巻、「アイアン・ジャイアント」購入(ようやく買えました〜)。

 2001年8月29日(水)    どちらからプレイするべきか?
 早売り店において「BITTERSWEET FOOLS」と「銀色完全版」を購入。
 前者はなんか勝手にDVDパッケージかなぁ、と思っていましたが、ごく普通のスリーブ型パッケージでした。マニュアルは非常に優等生的かなと思ったのですが、トラブルシューティングの最後にやってくれました。「もっとぼい〜んなおねえさんがみたい」ですからね。その答えは「残念ながらこのゲームに巨乳な人は出てきません。そういったご趣味の方は巷に溢れるその手のゲームを買ってください」ときますから。実にさり気ない主張です。このゲームに対する制作姿勢が窺えます。
 
 「銀色完全版」はDVDとCD2枚でこの値段ですからねぇ。いやはやお買い得です。私は銀色は未プレイなんで今は不確かな期待があるだけなんですが、パッケージを見るとそこには素敵な妹「雪希」の姿が(他にもぽんこつさんがいます)。どうやら恒例のおまけのようです。YES! これだけでこのソフトを買った価値があると断言出来ます。ああ、楽しみ。

 2001年8月30日(木)    こみパ日記5
 5人目はメインヒロイン高瀬瑞希。
 パソコン版の時も苦労したような記憶があるんですが、今回はそれ以上でした。ラストの選択肢がよくわからなくて、このゲームで初めて攻略サイトを頼りました。結果が確実にわかるのが翌月のこみパなんで面倒だった、ということもありましたが。
 それにしても「瑞希とはさよならだ」という選択肢を選んだら電話も訪問も出来なくなるとは思いませんでしたよ。むー、絶交という意味だとはね。
 また、ここらへんの選択肢をあまりにもストレートに選ぶと、今まで何もなかったかのように、友人バージョンの瑞希が訪ねてきます。ここのシーンに限らず、中盤のケンカ時にいつもと同じ調子で電話したり、遊び行けたりと、どうもフラグ設定が甘いような気がします。バグというより、そもそも用意されていないみたいだしなぁ。
 自動的でない方のオリジナルイベントは難易度高過ぎ。特定の月の休日に駅や大学に行かなきゃいけないなんてわかりませんよ。ホント、攻略サイトを見なければ今回も見逃していたでしょう。まぁ、それだけに必見の笑えるイベントでしたが。
 Hシーン(のさわり)はやはりなし。本当にどうして彩にだけ存在するんでしょうね。しかし、パソコン版をやってない人はよもや「ほんとうのあたし」になった直後にその場でHシーンとは思わないだろうなぁ。
 そういや寝ぼけながらやったら、DISC2からでも始められることを知りました。あれー? じゃ、マニュアルの正誤表はどういうことだ? と思ったらどうやら特定のシナリオではどうしてか、イベントの最中にフリーズすることがあるようです。まぁ、悲しいことにこのゲームでは珍しいことではないですけど。
 半分ほど消化が済んだところでドリー版「こみパ」はひとまず中断とします。言うまでもなく、昨日の2作品のためです。まぁ、続きはそのうちということで。
 
 はうー! Aerisの「ANGEL TYPE」がまたも10月に発売延期とは。ちょっと、そろそろ勘弁して欲しいなぁ。またソフトが片寄りそうな予感がシマス。
 
 コミック「昴」6巻、「MONSTER」17巻、「本気のしるし」3巻購入。

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