昨年11月に箱根へ行った時は快調だったのに? その直後から我がHX君が絶不調です。
チョークを引けばエンジンは掛かるけど、走り出せません。クラッチをつなぐと途端にエンストしてしまいます。
これまでにキャブレターを清掃しましたが、症状に変化はありませんでした。いよいよ疑うべきは電装系か...!?
と、いうわけで順を追って調べてみました。
1.バッテリー電圧:DC12.33V (電流値は実際に負荷をつなげないと判らないので測定せず。)
2.イグニッションコイル
一次コイル:左4.0Ω、右3.9Ω 二次コイル:左13.38kΩ、右13.50kΩ
(RD125サービスマニュアルによると正常値は一次側:3.9Ω、二次側:8.38kΩ。二次側が高いのは社外品のプラグキャップのため???)
3.整流器
白 | テスタ赤 | 10.7MΩ | 白 | テスタ黒 | 0Ω |
赤 | テスタ黒 | 赤 | テスタ赤 |
9.7MΩ | 0Ω |
白 | テスタ赤 | 白 | テスタ黒 |
(RD125(1H7)のサービスマニュアルによると正常値は9〜10Ω、明らかに壊れている???)
August 15, 2005 -
HX90復調!!!!
結局、
コンタクトブレーカ(ポイント・右)の限界磨耗が原因で、新品への交換によって復調しました!
と、まあ文章で書くと簡単に直ったように思われそうですが、これまでにヤフオクで入手したレクチファイアに交換したり、イグニッションコイルやプラグ、バッテリーを疑ってみたり、コンデンサを新品に換えてみたり、とさんざん手を尽くして、ようやくポイントにたどり着きました。
思えば、ギャップ調整は何度も行っているために、はなから要因に考えなかったのがそもそもの間違いでした(汗)
トラブル発生後もチェックしたはずですが、接点周りに磨耗紛が積もっていて磨耗が限界に達しているようには見えなかったことも災いしました。
なんだか、
『これを直せなければこの旧車(バイク)に乗りつづける資格がない』なんて言われているような気がして、自分のスキルを疑ったりもしましたが、まだまだHX君とのつきあいは続きそうです♪
それにしてもこの季節の屋外作業は蚊が多くてヤです!(爆)
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KDX125SR用キルスイッチからの流用です | | シート下に納めて、いたずら防止もバッチリ! |
作業ついでに、
『バッテリーOFFスイッチ』を取り付けました。
「スイッチOFF」でバッテリーのアースラインを遮断する仕組みです。この類のスイッチは既にGT、GRにも取り付けて実証済みですが、長期に乗らないときにこれをOFFしておくとバッテリーの自己放電を最少に抑えることができます。
また万一、コゾーに直結されそうになってもエンジンは掛からないので安心です(笑)